40年前のブリッジのやり直しの際に再根管治療は必要か?
相談者:
ガーデンさん (59歳:男性)
投稿日時:2015-02-08 23:33:32
ブリッジをやり直そうと考えています。
若い頃に見識の無さから今で言うクイック矯正をして下左右1,2番を抜歯し下左右3番支台のブリッジになってから、既に40年経っています。
その間に支台の歯の根管由来の病歴などはありません。
ただ、支台部の歯茎がかなり下がり歯質が露出(マージンフィットの経年劣化?)していて、虫歯になってると指摘されています。
自費治療で治療をしようと思っています。
このような場合は支台の再根管治療は必須となるのでしょうか?
本人としては、仮に根管に問題があれば40年の間に問題が起こっているはずと考えます。
ブリッジのやり直しと、再根管治療はどの医院でもセットになってしまうものなのでしょうか?
若い頃に見識の無さから今で言うクイック矯正をして下左右1,2番を抜歯し下左右3番支台のブリッジになってから、既に40年経っています。
その間に支台の歯の根管由来の病歴などはありません。
ただ、支台部の歯茎がかなり下がり歯質が露出(マージンフィットの経年劣化?)していて、虫歯になってると指摘されています。
自費治療で治療をしようと思っています。
このような場合は支台の再根管治療は必須となるのでしょうか?
本人としては、仮に根管に問題があれば40年の間に問題が起こっているはずと考えます。
ブリッジのやり直しと、再根管治療はどの医院でもセットになってしまうものなのでしょうか?
回答1
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2015-02-09 08:36:41
ご相談ありがとうございます。
>ブリッジのやり直しと再根管治療はセット?
そのような医学的な根拠はありません。
しかし、巷ではその方が便利で得するからという理由で、セットのように日常的に行っている医院もあるようです。
誰が得をするのか考えましょう。
>このような場合は支台の再根管治療は必須となるのでしょうか?
根の神経が健康であれば必要は全くありません。
むしろ、神経を抜かないほうがこれから何十年も、ブリッジを支えてくれる可能性があります。
治療前によく相談して、納得いくまでは手をつけないようにしましょう。
削りすぎたり、神経を抜いたら、元に戻せません。
>ブリッジのやり直しと再根管治療はセット?
そのような医学的な根拠はありません。
しかし、巷ではその方が便利で得するからという理由で、セットのように日常的に行っている医院もあるようです。
誰が得をするのか考えましょう。
>このような場合は支台の再根管治療は必須となるのでしょうか?
根の神経が健康であれば必要は全くありません。
むしろ、神経を抜かないほうがこれから何十年も、ブリッジを支えてくれる可能性があります。
治療前によく相談して、納得いくまでは手をつけないようにしましょう。
削りすぎたり、神経を抜いたら、元に戻せません。
相談者からの返信
相談者:
ガーデンさん
返信日時:2015-02-09 18:02:34
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2015-02-15 20:40:49
ご返信ありがとうございます。
>レントゲン的に根管充填が根尖に届いていないように見えれば、諸条件に優先して再根管治療は必須とうことになるのでしょうか?
程度問題とも言えます。
一般的に、初めに神経を抜いた時に炎症が特になかった場合は、根管充填ががやや届いていないほうが、出過ぎているよりも経過が良いと報告されています。
届いていない程度が僅かであり、長期間に病変が出なかったことや、ブリッジをそのまま作れるならば再根管治療はしなくても良いとも言えます。
しかし、むし歯になったということですから、今度は根管という内部を利用する土台を深く入れなければならない状況だと、計画は微妙に変わるかもしれません。
根管充填が根尖に届いていない程度がその土台の治療で痛みを起こす可能性が考えられるようであれば、今まで病気を起こしていなくても用心のために再根管治療をしておいたほうが安心という方針かもしれません。
治療理由と見通しについて説明をして頂くと良いと思います。
>レントゲン的に根管充填が根尖に届いていないように見えれば、諸条件に優先して再根管治療は必須とうことになるのでしょうか?
程度問題とも言えます。
一般的に、初めに神経を抜いた時に炎症が特になかった場合は、根管充填ががやや届いていないほうが、出過ぎているよりも経過が良いと報告されています。
届いていない程度が僅かであり、長期間に病変が出なかったことや、ブリッジをそのまま作れるならば再根管治療はしなくても良いとも言えます。
しかし、むし歯になったということですから、今度は根管という内部を利用する土台を深く入れなければならない状況だと、計画は微妙に変わるかもしれません。
根管充填が根尖に届いていない程度がその土台の治療で痛みを起こす可能性が考えられるようであれば、今まで病気を起こしていなくても用心のために再根管治療をしておいたほうが安心という方針かもしれません。
治療理由と見通しについて説明をして頂くと良いと思います。
相談者からの返信
相談者:
ガーデンさん
返信日時:2015-02-15 22:25:54
さがら先生。
ご回答ありがとございます。
おっしゃるように「経過」という観点からみると再根管治療は必用ないと感じます。
しかし支台の歯を深く削る場合は根管もやり直す方が施術者としては納得がいくということも理解できます。
ありがとうございました。
ご回答ありがとございます。
おっしゃるように「経過」という観点からみると再根管治療は必用ないと感じます。
しかし支台の歯を深く削る場合は根管もやり直す方が施術者としては納得がいくということも理解できます。
ありがとうございました。
タイトル | 40年前のブリッジのやり直しの際に再根管治療は必要か? |
---|---|
質問者 | ガーデンさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 59歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の失敗・再治療 ブリッジ治療法 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。