虫歯治療のレジンを衛生士が詰めたので神経を残す処置をされていない

相談者: ふあんしょうさん (27歳:女性)
投稿日時:2015-07-22 07:51:54
複数スレッドが立てることはよくないことだと承知なのですが、現在相談している流れとは少し話がずれてしまい、どうしても気になるので、改めて記入させて頂きました。


私は虫歯治療で、神経ギリギリまで削ってレジンで詰められて、その後しみる症状(冷たい、温かい、風)が2ヶ月続いていますが、この治療は神経を守る為、鎮静させる為の治療は行われていないということでしょうか?

こちらの掲示板で、直接ふくずい、間接ふくずいなどの言葉を知り、検索していたところ、薬を入れて詰めるような内容が出てきました。
(ふくずいの、意味はきちんと理解できていません…)

私は、神経ギリギリまで削り詰めたとしかいわれおらず、保険内の治療です。

明細の項目名称には再診料、明細書発行体制等加算、歯科疾患管理量の他に、う蝕歯即時充填形成、充填1(複雑)、光重合CR(複雑)と記載がありました。

同じ歯科で小さな虫歯と言われた所も治療しましたが、同じ記載でした。

素人が想像するに、特に薬を詰めてる様子もないし、レジンを詰めていたのは衛生士なので、神経を残す為にする処置はなかったのかと疑問です。
今からでもできないのかと思ってしまいます。

痛みが続くなら神経を抜くと言われ、別の歯科でも同じ処置になると言われました。


相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ふあんしょうさん
返信日時:2015-07-22 08:13:29
私の身勝手な行動で、複数スレッドを立ててしまいましたので、解決済みにできるものはさせて頂きました。
まだ、できていないものもありますが、きちんと解決済みにしていく所存です。

こちらのスレッド内容が現在、一番悩んでおり、優先的に回答頂けたら幸いです。
回答 回答1
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2015-07-22 09:17:24
ふあんしょうさんは、覆髄処置がされていないから歯髄炎を起こしたと思われているのでしょうか?

個人的には露髄していなければ覆髄処置は必要だとは思いません。

あと明細書の件ですが、即日充填処置の場合覆髄処置をしても保険点数が主たる処置の即日充填処置に含まれるので、点数として反映せず明細書には出てきません。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-07-22 09:27:21
残念ですが、医療行為を行うとこうなってしまうこともあります。

治療に関しては細見先生がおっしゃられる通りで、大きな虫歯、小さな虫歯で治療費は変わりません。
また衛生士詰め物をすることも禁止はされていません。

どんなに医療従事者が努力しても、100%良い結果というものには残念ながら今の医療では不可能です。


覆髄剤に関しても、薬剤の使用によって成功率が大きく変わることはまずないでしょう。

通常のレジン充填であれば、虫歯を取り終わった後にはレジンを詰めてお終いですので、推測の範囲では極々一般的な治療に思えます。


もし特殊な薬剤をレジン充填前に塗布して欲しいということであれば、治療前に歯科医院を選んで頂く必要があることと、保険治療は使えないということも知っておいてください。
(保険治療は保険内の材料しか使えません)


過去のものを読む限り、覆髄法で悩むより抜髄をしっかりしてもらった方がいいように思えますが?

今の症状でしたら、いくつ質問しても結果は同じで何も変わりませんよ。


次に出た結果で後悔することも十分予想されるので、可能であれば歯内療法だけを専門にしているような専門の歯科医院で治療を受けられた方が安心できると思います。
自費専門の歯科医院になると思います)


おだいじに

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-07-22 09:36:01
解決済みのスレッドから

>これは実際に診た歯科医にしか判断できません。
>実際にみるというのは歯を外から見たり、レントゲンですよね?

違います。
「実際に処置をした歯科医」と言う意味です。

つまり具体的には「神経ギリギリ」まで削って詰めた歯科医です。


>単純性の歯髄炎で回復の見込みがある場合、経過を観察する目安はありますか?
>2ヶ月経ちますが、しみるのはひどくなってるように感じております。

個人的には「最長3カ月」としております。
「その間に日常生活に支障が出るようであればその時点で抜髄」とも伝えます。


> 別の歯科でも同じ処置になると言われました。

使う機材、術式、考え方の違いにより、同じになるかどうかは解りません。


井野先生とかぶりました。

2人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-07-22 20:26:26
過去の質問は読んでいませんので、今の質問限定で回答します。

どうしても様子をみたいという希望であれば私ならばレジンを外してMTAセメント覆髄をしてこれでダメなら抜髄ね、と宣言するかもしれませんね。
当然自費診療になると思います。

明細書から使われた薬などの詳細を知ることは難しいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ふあんしょうさん
返信日時:2015-07-23 07:18:59
たくさんの先生方、親身に相談にのって頂き、感謝致します。


昨日、矯正装置(ハーフリンガル)をはずしました。
しかし、結果は噛み合わせが非常に悪く、上手く噛めない状態です。

出っ歯がひどかったので、前歯は予想してましたが、奥歯まで左右差があり、違和感もあり、憂鬱になってしまい、返信遅くなりました。


細見先生
回答ありがとうございます。

覆髄処置が行われていないから歯髄炎になったとは考えておりませんが、覆髄処置があれば、少しでも抜髄の可能性が減ったのではと考えた次第です。

しかし、覆髄処置が保険でできるのかなどは詳しく理解できておりません。

明細書の件、承知しました。
記載がないだけで、薬などを入れて頂いている可能性はあるということでしょうか?



井野先生
回答ありがとうございます。

医療行為にはリスクもあること、頭に入れた上で、受けたいと思います。
レジン充填の前に神経温存の為の薬剤を入れる事は保険では出来ないこと、存じておりませんでした。
知識不足ですみません。
今後の抜髄の治療に向き合っていきたいと思います。



櫻井先生
回答ありがとうございます。

別のスレッドの回答まで頂き、お手数おかけしました。
実際に処置をした先生であること、承知しました。

私はまだ2ヶ月ですが、飲食が思うようにいかないので、抜髄を覚悟しようと、思います。
様々な治療法や考え方があること、しっかり理解したいと思います。



柴田先生
回答ありがとうございます。

保険外ではすぐに抜髄以外の方法があると分かり、勉強になりました。
明細書といっても、おおまかな内容の記載になるんですね。

抜髄は、虫歯治療としみ止めを受けた所とは別の所で受けようと思うのですが、薬剤など詳しいことが分からないままお願いしても大丈夫でしょうか?
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2015-07-23 09:16:39
覆髄処置があれば、少しでも抜髄の可能性が減ったのではと考えた次第です。

ふあんしょう さんのイメージは、覆髄法ではなくベースという裏層のことをイメージされていると思います。

現時点のレジン充填において、虫歯がきちんと取れて露髄していないような場合、わざわざ接着力が落ちるような薬剤の塗布は行いません。


>レジン充填の前に神経温存の為の薬剤を入れる事は保険では出来ないこと、存じておりませんでした

最初から特殊な薬剤を使用した治療を行いたいとのことでしたら、保険治療は一切使えません。

ただし、特殊な薬剤を使用したからといって成功率が格段にあがる方法は今の所ありません。

色々な薬剤がありますが、歯科医院が治療を自費扱いにする為にわざわざ薬剤を使用している面もあります。
(成功率云々ではなく歯科医院の経営的な戦略です)


保険外ではすぐに抜髄以外の方法があると分かり、勉強になりました。

柴田先生みたいな特殊なことを書くとそれを希望する人が出てきますが、完全なトライケースで教科書的な方法ではありません。

もしこれを読んで興味があれば、直接柴田先生の歯科医院にかかり相談して頂いた方がいいと思います。
(ネットで書かれた特殊な治療方針を引き受ける歯科医師はまずいません)

悩み過ぎている人ほど特殊な治療に引かれます、ただし特殊な方法はそれなりのリスクがあるので今の状態よりより悪くなって通常の治療に戻ることは知っておかれてください。


おだいじに

4人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答6
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2015-07-24 11:38:29
回答4の柴田先生の提案方法ですと、MTAの面積・部位にも依りますが、レジンによる封鎖性からすると、好ましくない面はあると思います。

回答 回答7
  • 回答者
回答日時:2015-07-24 12:28:41
直接CR充填をするという話ではなくて、診断のため一度充填物を取ってMTA覆髄してその上から何かで封鎖して刺激を一度遮断するという提案です。
それでも染みるようなら即抜髄というプランですね。

前医でのCR充填時に浸出液のコントロールが上手くいっているかどうかがわからないので、とこかで漏洩している可能性を否定するために処置をするという事です。

まあ一般的ではないのはよくわかります。
変な提案ですみませんでした。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ふあんしょうさん
返信日時:2015-07-24 19:13:50
井野先生、藤森先生、柴田先生
ご回答、たくさんの提案、ありがとうございます。

非常に参考になりました。
同じ状況でも治療法や考え方は様々あるということ勉強になりました。

装置をはずしたので、一般歯科で部分的なレントゲンを撮りました。

神経近く(神経にいっているかもしれない)までレジンが詰められているということが確認できました。

詰め物がちゃんと詰まっておらず、しみるのではという心配がありましたが、きちんと詰められてるとのことでした。

レントゲンでレジンの詰め物がきちんとされているか確認できるんですね。



タイトル 虫歯治療のレジンを衛生士が詰めたので神経を残す処置をされていない
質問者 ふあんしょうさん
地域 非公開
年齢 27歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療後の痛み
むし歯 治療後の痛み
歯医者への不信感
覆髄・覆罩(覆ずい・覆とう)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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