抜髄後の歯の管理について
相談者:
cyberさん (30歳:女性)
投稿日時:2015-08-25 21:56:29
回答1
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2015-08-25 23:51:41
>歯茎の後退などでクラウンが不適合となった場合は、その時点でクラウンをつくりかえたほうがいいのでしょうか。
歯肉縁上マージンという考え方もありますから、単に歯肉が退縮したからといって、わざわざ修復物を交換するのは如何なものかと思います。
歯肉の退縮により辺縁が見えるのと、不適合とは違うと思いますよ。
歯肉縁上マージンという考え方もありますから、単に歯肉が退縮したからといって、わざわざ修復物を交換するのは如何なものかと思います。
歯肉の退縮により辺縁が見えるのと、不適合とは違うと思いますよ。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2015-08-26 08:03:45
ご相談ありがとうございます。
>金属冠が入っているとレントゲンでもカリエスがわかりにくいとのこと。
確かに金属に隠された部分はレントゲンでは分かりません。
しかし、レントゲンでの検査は有効です。
なぜかといえば、金属で隠された部分は虫歯が取り切れていれば、新たにむし歯が中で発生することはないからです。
つまり金属から下のレントゲンで写る部分だけをチェックすることで十分だからです。
もし仮に金属の中にまでむし歯が入り込んだのであれば、その入り口は中ではなく外からです。
それは金属との境目の、ご自身の歯から始まりますから、レントゲンで写る場所です。
>このような歯はどのように管理すればよいのでしょうか。
まず普通の歯と同じです。
むし歯の原因への対策をすれば、ふつうむし歯になりません。
そしてクラウンとは歯の周囲を360度ぐるりと削っているため、根元を削っていないはよりも、その境目が非常に弱くなっています。
ですから、ふつうの対策を基本として、同時にクラウンの境目を守る対策をすれば可能です。
>たとえば、歯茎の後退などでクラウンが不適合となった場合は、その時点でクラウンをつくりかえたほうがいいのでしょうか。
クラウンが出来上がった時点で適合が良ければ、歯茎の後退で根元が見えてきたとしても、ふつうの予防ができていればそのままでもふつう大丈夫です。
>金属冠が入っているとレントゲンでもカリエスがわかりにくいとのこと。
確かに金属に隠された部分はレントゲンでは分かりません。
しかし、レントゲンでの検査は有効です。
なぜかといえば、金属で隠された部分は虫歯が取り切れていれば、新たにむし歯が中で発生することはないからです。
つまり金属から下のレントゲンで写る部分だけをチェックすることで十分だからです。
もし仮に金属の中にまでむし歯が入り込んだのであれば、その入り口は中ではなく外からです。
それは金属との境目の、ご自身の歯から始まりますから、レントゲンで写る場所です。
>このような歯はどのように管理すればよいのでしょうか。
まず普通の歯と同じです。
むし歯の原因への対策をすれば、ふつうむし歯になりません。
そしてクラウンとは歯の周囲を360度ぐるりと削っているため、根元を削っていないはよりも、その境目が非常に弱くなっています。
ですから、ふつうの対策を基本として、同時にクラウンの境目を守る対策をすれば可能です。
>たとえば、歯茎の後退などでクラウンが不適合となった場合は、その時点でクラウンをつくりかえたほうがいいのでしょうか。
クラウンが出来上がった時点で適合が良ければ、歯茎の後退で根元が見えてきたとしても、ふつうの予防ができていればそのままでもふつう大丈夫です。
相談者からの返信
相談者:
cyberさん
返信日時:2015-08-27 21:33:56
タイトル | 抜髄後の歯の管理について |
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質問者 | cyberさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 根管治療その他 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。