セラミッククラウン予定、混合診療について

相談者: きじとらにゃんこさん (48歳:女性)
投稿日時:2015-09-13 20:04:27
歯科治療に関する知識不足を実感し、日々こちらで勉強させていただいております。

現在、通院中の歯医者を変えるべきか悩みまくりで、今の治療が一段落ついた時点での転院を検討中です。


現在、奥歯の抜随後(保険治療)にセラミッククラウンを被せて もらうべく、削って仮歯を付けている状態です。
次回、本歯になるかどうかはわかりません。

今まで保険治療で進んできましたが、最終補啜物はセラミックですので、自費になることは了解しております。


前回の治療で仮歯が入ったのですが、仮歯代を自費で請求されました。
保険では仮歯は、前歯しか適用にならないため、自費になるのだと思いお支払いしました。

仮歯を自費でいれた場合、その後の治療も自費になると思っていたのですが、明細を見てみると、保険診療で再診料と処置料が記載されており、保険外として仮歯代が記載されていました。

この場合、混合診療になってしまわないでしょうか?
仮歯が自費なら、仮歯装着の処置料も自費で請求されると思っていたのですが。
次回の治療からは、自費にきりかわるということなのでしょうか?


混合診療がグレーではなく、黒だと確定されてしまった場合(混合診療だとばれてしまった場合に)、患者側に支払い義務等、不利なことが出てくるのでしょうか?

患者側は、歯医者さんに請求されたら普通にお支払いするものだと思います。
そういうものなんだと言う認識で。

仮歯代を自費で支払ったがために、遡って初診から保険治療代を支払わなければならないといったことがありうるのでしょうか?
もし、そうであれば納得いきません。


治療の流れの中で、仮歯をいれることは普通のことで、むしろ必要不可欠なのではと思うのですが。
仮歯入れるまでに削って土台と仮蓋状態の時がありましたが、痛かったり食べ物が挟まったり、うまく噛めなくて口の中噛んでしまって血豆だらけになったりと辛かったです。
今、仮歯入れてもらって助かってます。

仮歯代が採算面で保険が適用できないのであれば、自費は仕方ないことだと思いますが、混合診療の恐れがでてくるとは。
かといって仮歯付けないでくださいというわけにもいかず。

歯医者さんから仮歯装着するかしないかを聞いてくれるわけでもなく。
だからといって、仮歯代サービスで歯医者さん持ちというわけにはいきません。


こういうことは、よくあることとしてまかり通っているのでしょうか?
以前かかった歯医者さんでも、仮歯付けてもらいましたが、その時も仮歯代支払ったような気がします。
その時は保険の銀のクラウンでしたが。

今にして思えば、仮歯が自費でクラウンが保険ですから、混合診療になっちゃいますよね。



現在、転院するかしないかでも悩んでますが、どこ行っても一緒なのか?と、暗い気持ちになってきます。
相性のいい歯医者さん見つかればいいですが。

完璧を求めているわけではありませんし、妥協できる点は妥協しようと思っています。
だけど、なかなか歯医者さんと信頼関係が築けません。
とりあえず、今治療中の歯の治療が、これ以上問題なく終わることばかり 願っています。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-09-13 20:21:04
補綴については、混合診療の例外措置として普通処置(虫歯の除去等)まで保険で認められるとなっており、また補綴する以上、歯周病の管理をする必要もあるのでそれを保険で行っても混合診療にはならないと思います。

混合診療になるのは、たとえば、保険で歯周治療を行っていて、レーザーで歯周治療をしたものを保険外で請求する等の場合です。
  
 

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: きじとらにゃんこさん
返信日時:2015-09-13 22:13:04
三浦先生、ご回答いただきありがとうございます。

混合診療では?と思われる治療にも、例外措置があるということですね?


一連の普通処置まで保険で認められるとなっているということは、今回の 仮歯装着の処置も普通処置として保険適用するので、仮歯の代金だけ自費で支払っても混合診療にはならないということですね。

前回の歯医者さんも今回の歯医者さんも、仮歯装着の処置(保険)と仮歯代金(自費)とは混合診療にあたらない(例外)と判断して、請求されたわけですね。


奥歯の仮歯に保険点数がないから、仮歯を自費請求されるのは納得できます。
治療に必要なんだけど、保険適用できないから仮歯代金だけでも支払ってねという、歯医者さん側の思いもわかります。

何で、一連の治療の流れの中で必要不可欠と思われる仮歯が保険適用ならないのか?適用しても点数低すぎて、歯医者さんが使えない保険制度じゃ意味ないですよね。


更に新たな疑問がわいてきたのですが、ほぼ同じ治療内容で、同じような保険医の歯医者さんでは、治療費に大差ないはずですよね?
前回の歯医者さんと今回の歯医者さんでは、治療費が違いすぎる気がしてきたのですが。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-09-14 12:24:17
きじとらにゃんこ さん、こんにちは

仮歯の代金だけ自費で支払っても混合診療にはならないということですね。

ややこしいのですが、混合診療になります、ただし、法的に認められた混合診療ということです。
混合診療が例外なく全てが禁止というわけではありません。



>仮歯装着の処置(保険)と仮歯代金(自費)とは混合診療にあたらない(例外)と判断して、請求されたわけですね。

被せ物で混合診療を行う場合は、神経処置やう蝕処置(普通処置)までが保険治療で、それ以降が自費治療になります。
仮歯の作成、装着処置から自費治療となります。

仮に保険治療で仮歯の点数が認められている前歯でも、混合診療で被せ物を行う場合は、仮歯は保険治療では認められず自費治療になります。


>ほぼ同じ治療内容で、同じような保険医歯医者さんでは、治療費に大差ないはずですよね?

ほぼ同じ内容のように見えても、保険点数が大きく違うことはよくあります。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: きじとらにゃんこさん
返信日時:2015-09-14 19:28:04
小牧先生、わかりやすく解説していただき、ありがとうございました。


法的に認められた混合診療なんですね。
納得できました。


〉ほぼ同じ内容のように見えても、保険点数が大きく違うことはよくあります。…

…よくあるのですか。
以前にかかったA医院では、抜随後の根管治療(リーマで根管のお掃除)一回めの内訳は、再診料、処置、画像診断の合計で754点だったのに、現在のB医院では150点でした。
この差はなんなんでしょうね。

治療内容も時間も、ほぼ同じなのに。
保険のルールて、謎だらけで難しいですね。



タイトル セラミッククラウン予定、混合診療について
質問者 きじとらにゃんこさん
地域 非公開
年齢 48歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ オールセラミック(陶器の被せ物)
クラウンの治療費・費用
その他(保険と保険外)
仮歯に関する質問・トラブル
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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