保険内と保険外セラミックの詰め物の審美以外の違い

相談者: 前を向きたい!さん (25歳:女性)
投稿日時:2015-11-11 19:34:01
いつもお世話になっております。
詰め物だらけになってしまって不安になったことを相談させてください。

保険内治療のコンポジットレジン銀歯をしていますが、保険内と保険外セラミック)の 審美性以外の違いを教えてください。

保険内はやはり2次カリエスになる可能性が高いのでしょうか?


レジンは年数経つと欠けたりそのフチから虫歯なったり銀歯は下で虫歯が広がっていたので、思いきって歯にお金をかけてみようと思うのですがセラミックにしたところで保険内の物よりは虫歯になるリスクが減るのかどうかが心配で。

歯医者さんが全ての虫歯を取り除いて消毒しきちんと治療してくれていて (きちんとしてるかは素人なので信じるしかないのですが…)自分でも日頃のケア、間食に気をつけ定期検診にも通っているという際前提で教えてください。


抜髄抜歯になる期間をなるべく延ばしたいのです。
よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-11-11 19:55:35
個人的には

「全ての虫歯を取り除いて消毒しきちんと治療してくれていて 」

保険自費で差があり、結果にも差が出てしまっていることが多いような気がします。


逆に保険でも

「全ての虫歯を取り除いて消毒しきちんと治療してくれていて 」

されていれば、審美の差しかないはずです。

事実、保険の治療でも上手な先生が行えば10年、20年と経過良好なことは少なくありません。



>(きちんとしてるかは素人なので信じるしかないのですが…)

そんなことはありません。

治療の経過を動画や静止画で撮影してもらい、治療後に見せてもらえば「きちんと治療できているかどうか」は素人でも判断できます。
ただし、これに関しては保険でそこまでしてくれる歯医者さんを探すのは難しいかもしれません。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 前を向きたい!さん
返信日時:2015-11-11 21:59:18
櫻井先生、ご返信ありがとうございます。
こんなに早く返信をいただけてとても嬉しいです。

やはり高いお金を払うのでは治療のやり方(丁寧さ)にもそして結果も変わってくる ということでセラミックにしようかと思い始めました。


保険内治療でも経過を静止画等で見せてくれる歯医者を探すのは難しそうなので…(;_;)


あと1つ質問なんですが治療だらけの歯でもフッ素を塗ることで二次カリエスになる可能性を 下げることは可能なのでしょうか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-11-11 23:39:31
>治療だらけの歯でもフッ素を塗ることで二次カリエスになる可能性を下げることは可能なのでしょうか?

新たな虫歯の発生を抑えることはできるかもしれませんが、二次カリエスの発生を低くすることはできないような気がします。
(二次カリエスの発生を抑えるのであれば適切なブラッシングと適切な歯科医の処置が重要となるとお思います)

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 前を向きたい!さん
返信日時:2015-11-12 07:48:09
櫻井先生、ご返信ありがとうございます。


フッ素では二次カリエスは防げないのですね。

一度でも治療した歯はまた必ず虫歯になると聞いたのでやはり防ぐのは難しいんですね。
発生を抑えるには正しいブラッシングと医師の適切な処置ということなのでブラッシング指導をしてもらい定期的にメンテナンスを頑張ります。



最期に質問させてください(すみません。)


間食を控えたり、食後すぐに歯を磨き寝る前はフロス歯間ブラシをしていますが100%落としきれてないにしても、こういった心がけで二次カリエスを抑えることはできますか?

またデンタルリンスは効果的ですか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-11-12 09:09:33
>一度でも治療した歯はまた必ず虫歯になると聞いたので

そんなことはありません。

適切な処置がされていて定期的なメインテナンスを受けられていれば虫歯の再発は防ぐことができます。


>こういった心がけで二次カリエスを抑えることはできますか?

セルフケアだけでは無理だと思います。
プロフェッショナルケアも合わせて受けられることをお勧めいたします。


>またデンタルリンスは効果的ですか?

「気持ち」ですかね。

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回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-11-12 09:26:27
こんにちは、過去にも似たような内容ありますが、


保険内と保険外セラミック)の 審美性以外の違いを教えてください。

材料の違いだけであって、材質を変えれば予後に大きな差がでることはないと思います。

予後の差というのは材料ではなく先生の腕の差に大きく依存するものです。

ただし現行の制度では腕などは分からないような制度になってしまっています。



>やはり高いお金を払うのでは治療のやり方(丁寧さ)にもそして結果も変わってくるということでセラミックにしようかと思い始めました。

自費治療といっても歯科医院毎まちまちです。

保険治療と同じで流れで詰める材料だけセラミックになったもの、保険治療の数倍時間を取って先生が付きっきりで治療をしてくれる歯科医院

自費材料を選べば、安心ということは言えませんよ。


もし自費治療を受けるのであれば、治療に際して手間なども変わってくるのか先に確認した方がいいでしょうね。



>>またデンタルリンスは効果的ですか?
>「気持ち」ですかね。

同じくそう思います。

CMのCGのような液体で口腔内の汚れが一層されるような効果はないでしょうね。


ペットボトルの天然水がさも体にいいみたいな企業によるイメージ戦略の1つですね。

基本的によごれは歯ブラシなどで擦って取るのが最も効果的です。


おだいじに

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 前を向きたい!さん
返信日時:2015-11-12 14:39:26
櫻井先生・井野先生
ご丁寧な返信ありがとうございます。


プロフェッショナルケアとは定期検診でしてもらえる歯石とりなどので合っていますか?

普通の定期検診よりもPMTCというものの方がより効果は高いのでしょうか?


自費詰め物については詰めるものだけ変えるだけでは保険内と変わらず、どちらにするにしても処置をしてくれる医師によって結果が変わってくるのですね。

今まで処置をしてもらった歯は全てどの先生も虫歯の取り残しがみられたので、いつ良い歯科医に巡りあえるかで歯の将来が変わりそうですね。
その上で自費にするか 保険内にするかしっかり考えたいと思います。


デンタルリンスは気持ちなんですね(笑)
してもしないもさほど変わらないということでいいですか?


ペットボトルの天然水の例
分かりやすかったです!
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2015-11-13 09:48:16
>プロフェッショナルケアとは定期検診でしてもらえる歯石とりなどので合っていますか?

個人的には違うと思います。


まず、健康診断は健康保険で行ってはいけない決まりになっています。

前を向きたい! さんがこれまで受けてきた歯石取りはおそらく健康保険で「あなたは歯周病です」という病名が付き、「歯周病の治療として行われているもの」のはずですので、そもそもの目的が違うはずです。

また、「歯のクリーニング」と一口で言っても歯科衛生士さんの技術やレベル、その医院の考え方、システムによって様々です。

たとえば、「洗車」と一言でいっても「ドロドロんに汚れた車を機械で短時間でザッと洗う」も「洗車」でしょうし、「もともとあまり汚れていない車を手洗いで時間をかけて隅々まで丁寧に洗い、最後はワックスやコーティングがけまで行う」も「洗車」でしょう。

時間や費用的なことを考えれば前者は保険、後者は自費というイメージですが、長期的にみれば前者では車を長く使い続けようというのは無理な話になります。


>普通の定期検診よりもPMTCというものの方がより効果は高いのでしょうか?

PMTCは単にテクニックの名称ですので、効果が高いというわけではありません。
(聞こえが良いので、メインテナンス全般をPMTCと呼ぶフシはありますが…)


>どちらにするにしても処置をしてくれる医師によって結果が変わってくるのですね。

そういう事です。


>してもしないもさほど変わらないということでいいですか?

気持ちの問題ですから「してもしなくても変わらない」と思っていただいて結構だと思います。

もちろん、使うことで「きれいになった」「さっぱりした」と感じるのであればモチベーション維持には効果があると思います。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 前を向きたい!さん
返信日時:2015-11-17 19:19:29
櫻井先生、遅くなり申し訳ありません。

洗車の例えとても分かりやすかったです!
保険内と自費では目的が違いますね。

わたしは保険内の検診もしながら更に綺麗にするために自費でもしていきたいと思っています!

ただ、自費で出来る効果的なメインテナンスの知識、情報がほとんどないので始めようにも何をしたらいいのか分かりません…。

行きつけの歯医者で自費のメインテナンスを行っていないかもしれない場合でも先生や歯科衛生士さんに伺うことはお気を悪くされないか心配です。

先生方はご自分の医院で行っていないことを聞かれるとあまり気持ちは良くないですか?


デンタルリンスについてですが

CMで見るような汚れを一掃する効果は期待していないのですが"フッ素配合"や"歯肉炎予防"や"寝ている間の殺菌(虫歯予防"または種類によってお出掛け先で歯を磨けないときつわりなどで歯磨きがままならないときにお使いくださいと書いてあります。

これらはどこまで効果的なのですか?
またデンタルリンスと洗口液は別物ですか?
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2015-11-17 20:24:18
>先生方はご自分の医院で行っていないことを聞かれるとあまり気持ちは良くないですか?

キャラクター次第だと思いますよ。

ただ、自院ではやっていない処置を希望されたら「それをやっている歯医者さんでやってもらってください」とは言うと思いますが。
(求められても提供できないので)


>これらはどこまで効果的なのですか?

だから「気持ち」です。


>またデンタルリンス洗口液は別物ですか?

とりあえずウィキペディアにはこのように書いてあります。

* https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%97%E5%8F%A3%E6%B6%B2
洗口液(せんこうえき、mouthwash)とは、口臭を抑えたり、虫歯歯周病を予防するために用いる液体製品の総称。 一般に、デンタルリンス、マウスウォッシュ、口内洗浄剤とも呼ばれる。液体歯磨きも洗口液と呼ばれるが厳密には後述の違いがある。


洗口液と液体歯磨きの違い

一般にマウスウォッシュ、デンタルリンス、デンタルウォッシュなどとと呼ばれているが、「洗口液」と「液体歯磨」の2種に分類される。「洗口液」か「液体歯磨」かの違いによる呼び方に決まりはなく、メーカーによって様々であるが、前述の「化粧品」か「医薬部外品」かの表示と併せて「洗口液」または「液体歯磨」のどちらであるかが明記されているので、目的用途に合わせて選択するとよい。

洗口液は口臭防止や口中浄化などを目的に用いられる。歯ブラシの併用を目的としておらず、油っぽい食事の後や歯磨き後の仕上げ、就寝前など目的に合わせた商品表示がしてある場合が多い。歯磨きにかかわらず日常的に使用するものである。多くの場合、使用法欄において「日常のハミガキに加えて」や「ハミガキの後に」といった表示がされている。

液体歯磨は通常の練り歯磨き粉が液体商品化されたもので、練り歯磨き粉との大きな違いは清掃剤(歯科研磨剤)が含まれていない点にある。清掃剤が含まれていないため、練り歯磨き粉のように歯面を傷つける心配がない。洗口液と同様の使い方をするが、歯磨き剤であるため製品使用後にブラッシングを必要としており、使用法欄において「ハミガキの前に」といった表示がされている。


だそうです。

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タイトル 保険内と保険外セラミックの詰め物の審美以外の違い
質問者 前を向きたい!さん
地域 非公開
年齢 25歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯予防
レジン(白いプラスチック)
セラミックインレー(陶器の詰め物)
その他(保険と保険外)
二次カリエス(2次的な虫歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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