重症の顎関節症患者の歯の治療

相談者: 生きてることに感謝さん (44歳:女性)
投稿日時:2015-11-25 16:04:50
こんにちは。
いつも参考にさせていただいております。

歯の治療と顎関節症でややこしいことになり、とても悩んでいますので、アドバイスいただけると嬉しいです。

抜髄した左下6番の被せと左下5番の虫歯治療を、1ヶ月前の同じ日にしていただきました。

それまでは、左下6番が歯髄炎になってからずっと右側だけで4ヶ月間片噛みしていました。


治療後、両側で噛むようにしたら、翌日から左5〜6番あたりに弱い鈍痛(自発痛)を感じるようになり、噛み続けるとだんだん自発痛が強くなってきたので左側で噛むのをやめ、また右側だけの片噛みに戻しました。
(すると、左側の自発痛はましになりました。)

右側も、最初の頃は7番の抜髄を終えて咀嚼痛がある状態で片噛みしなければならなかったので、主にミキサーですりつぶした軟らかい物ばかり食べていました。

その後、7番の咀嚼痛がだんだん無くなってきたので、軟らかそうな食べ物ならすりつぶさずに食べたりもしていたのですが、ある日、硬めの物にチャレンジしたら口が開かなくなり、顎関節症を発症してしまいました。

顎関節症の症状は一旦軽快しましたが、片噛みを続けていたら再発し、時々鈍痛を感じるようになってきました。


要するに、左側の5番か6番に自発痛があり、5番の歯髄炎(隣接面の虫歯治療でしたが、治療時は麻酔なしでも痛くなかったです)か6番の炎症(被せる前からたまに自発痛があり、破折の可能性もあると言われています。

アンダー根管ですが、レントゲンに膿は写っていません。)が疑われるのですが、顎の状態がこれ以上右側での片噛みに耐えられない状態なのです。


現在は顎関節症の痛みがあるので、ミキサーですりつぶした物しか食べていませんが、今後、症状が軽快することがあれば、少しずつ硬めの物に戻していく必要があります。

このような状態で5番の抜髄や6番の再治療をすれば、片噛みが続き、顎関節症が悪化していくのではないかと心配です。


5番、6番のどちらに問題があるのかわかりませんが、5番、6番の自発痛が弱くなっているので、また両側噛みに戻し、それでまた痛みが強くなってくるようなら、いっそのこと抜歯して早く両側で噛めるようにするという考え方もあるのでしょうか。

その他、前歯酸蝕症知覚過敏の症状がありますし、インレーを作り直した方がよいと言われている歯もあります。
今後も色々と歯科治療を受ける必要が出てくることでしょう。


治療のたびに片噛みが数ヶ月間続くなら、顎関節症がどんどん悪化するのではと心配です。

数ヶ月間すりつぶした物を食べているので、顎の筋力が低下し、元に戻るのかという不安もあります。


通常、重症の顎関節症の患者さんの歯の治療は、どのような順序や優先順位で進めていくものなのでしょうか。

ややこしいことをご相談してすみません。
どうぞよろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-11-25 20:47:56
西山です

顎関節症の治療は積極的に行っていないのでしょうか?

歯を治さなくとも、ある程度緩和させることができる保存的治療法もあります。
顎関節症を専門に扱っている医療機関て相談してみてはいかがでしょうか。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: 生きてることに感謝さん
返信日時:2015-11-26 08:53:14
ご回答いただき、ありがとうございます。

顎関節症の治療は、急性症状が出た時に安静にしたり、顎の運動やマッサージを自宅でしているくらいです。


>歯を治さなくとも、ある程度緩和させることができる保存的治療法もあります。

顎関節の症状が落ち着いてから歯を治すことができるよう、歯の症状を一時的に緩和する方法があるということでしょうか。
歯髄炎などにも有効でしょうか。

そのような方法があるなら、是非相談してみたいと思います。
口腔外科、保存科、どちらの専門領域になるでしょうか。


お忙しいなか、どうもありがとうございます。
どうぞよろしくお願いいたします。



タイトル 重症の顎関節症患者の歯の治療
質問者 生きてることに感謝さん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
顎関節症
回答者




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