再根管治療しても一週間後にフィステルらしきもの
相談者:
ミカズさん (49歳:女性)
投稿日時:2016-01-07 19:18:34
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2016-01-07 20:02:02
こんばんは。
再根管治療がうまくいかなかったようですね。
このような場合歯根端切除の適応にはなるとは思いますが上顎6番口蓋側ですとおそらくかなり困難だと思います。
治癒しなかった場合抜歯という選択もないわけではありませんが、できる症例かできない症例かは別として個人的には意図的再植法を検討すると思います。
意図的再植法 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=189
再根管治療がうまくいかなかったようですね。
このような場合歯根端切除の適応にはなるとは思いますが上顎6番口蓋側ですとおそらくかなり困難だと思います。
治癒しなかった場合抜歯という選択もないわけではありませんが、できる症例かできない症例かは別として個人的には意図的再植法を検討すると思います。
意図的再植法 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=189
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2016-01-07 20:13:55
んんん…
>右上6番の再根管治療を12月9日に終えましたが、1週間後に口蓋に再びオデキが出来てしまいました。
個人的には残念ながら根管治療がうまくいっていないような気がします。
>歯根たん切除をやったほうがいいでしょうか?
>口を長く開けていられないのですが、治療時間はどのくらいかかりますか?
>それがダメだったら、抜歯になると思いますが、今すぐに抜歯にをしたほうがいいのでしょうか?
>痛みが出るまで残しておくのはよろしくないでしょうか?
保険外になるかもしれませんが、根管治療の専門医に診てもらうのが良いような気がします。
>右上6番の再根管治療を12月9日に終えましたが、1週間後に口蓋に再びオデキが出来てしまいました。
個人的には残念ながら根管治療がうまくいっていないような気がします。
>歯根たん切除をやったほうがいいでしょうか?
>口を長く開けていられないのですが、治療時間はどのくらいかかりますか?
>それがダメだったら、抜歯になると思いますが、今すぐに抜歯にをしたほうがいいのでしょうか?
>痛みが出るまで残しておくのはよろしくないでしょうか?
保険外になるかもしれませんが、根管治療の専門医に診てもらうのが良いような気がします。
相談者からの返信
相談者:
ミカズさん
返信日時:2016-01-07 22:35:05
山田先生ご回答ありがとうございます。
教えていただいた意図的再移植法のページを見ました。
自分の歯が残せることは素晴らしいです。
私は口を長く開けているのが大変なのですが、今回も根管治療はなんとかやっていただきました。
根管治療が出来る顎の状態でしたら、この意図的再移植法の治療はやっていただけますか?
自分の歯が残せることが一番だと思っていますが、治療費とかも気になります。
こちらの治療は保険治療になりますか?
櫻井先生いつもありがとうございます。
今回の根管治療はかかりつけの先生からは、かなり歯を削って根充したのでもう根管治療は無理だと言われています。
ですので、次の選択肢としたら、抜歯か口蓋からの治療しかないか、と思っているところです
(明日の診察でわかることなのですが、心配で〕。
ただ、もうしばらく(2〜3ヶ月)蓋をしたままでおいておくのはよくないでしょうか?
オデキが出来ていて現状維持できていたとしても、よくないのでしょうか?
こちらの先生のご回答をいただけたらありがたいです。
教えていただいた意図的再移植法のページを見ました。
自分の歯が残せることは素晴らしいです。
私は口を長く開けているのが大変なのですが、今回も根管治療はなんとかやっていただきました。
根管治療が出来る顎の状態でしたら、この意図的再移植法の治療はやっていただけますか?
自分の歯が残せることが一番だと思っていますが、治療費とかも気になります。
こちらの治療は保険治療になりますか?
櫻井先生いつもありがとうございます。
今回の根管治療はかかりつけの先生からは、かなり歯を削って根充したのでもう根管治療は無理だと言われています。
ですので、次の選択肢としたら、抜歯か口蓋からの治療しかないか、と思っているところです
(明日の診察でわかることなのですが、心配で〕。
ただ、もうしばらく(2〜3ヶ月)蓋をしたままでおいておくのはよくないでしょうか?
オデキが出来ていて現状維持できていたとしても、よくないのでしょうか?
こちらの先生のご回答をいただけたらありがたいです。
相談者からの返信
相談者:
ミカズさん
返信日時:2016-01-08 23:25:32
再根管治療中の歯の噛み合わせについて教えていただきたいです。
ハイブリッドクラウンの咬合面に穴を開けて再根管治療をしてもらっています。
今日順調に行けば支台の形成して印象とるところでしたが、再びオデキが出来てしまったので、もう暫く様子を見ましょう、ということになりました。
今日はいつもの仮の蓋では無くて、レジン充填をやっていただいたようで3ヶ月後にまた見てもらうことになりました。
先生はもう一度再再根管治療をやることを考えて下さっているようで(この前の時は無理と言っていましたが〕根管治療をやる時のために、奥まで充填では無く、ストッピングして充填してくださったようです。
そこでお聞きしたいのですが、咬合調整してもらったら少しですが低い感じがします。
グッと噛むと噛み合っている感じがします。
今は治療中ですし支台も入っていない状態ですので、しっかり噛み合うよりも若干低めのほうがよろしいのでしょうか?
かかりつけの先生に聞けるのが一番なのですが、鬱陶しがられそうで言いにくいです。
すみません、アドバイスいただけたらありがたいです。
ハイブリッドクラウンの咬合面に穴を開けて再根管治療をしてもらっています。
今日順調に行けば支台の形成して印象とるところでしたが、再びオデキが出来てしまったので、もう暫く様子を見ましょう、ということになりました。
今日はいつもの仮の蓋では無くて、レジン充填をやっていただいたようで3ヶ月後にまた見てもらうことになりました。
先生はもう一度再再根管治療をやることを考えて下さっているようで(この前の時は無理と言っていましたが〕根管治療をやる時のために、奥まで充填では無く、ストッピングして充填してくださったようです。
そこでお聞きしたいのですが、咬合調整してもらったら少しですが低い感じがします。
グッと噛むと噛み合っている感じがします。
今は治療中ですし支台も入っていない状態ですので、しっかり噛み合うよりも若干低めのほうがよろしいのでしょうか?
かかりつけの先生に聞けるのが一番なのですが、鬱陶しがられそうで言いにくいです。
すみません、アドバイスいただけたらありがたいです。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2016-01-11 09:47:05
>もうしばらく(2〜3ヶ月)蓋をしたままでおいておくのはよくないでしょうか?
>オデキが出来ていて現状維持できていたとしても、よくないのでしょうか?
実際に拝見していないので何とも言えませんが、「オデキが出来た」と言う事は「感染(バイキン)が残っている」と考えるのが普通だと思います。
細菌は痛みを伴わなくとも徐々に感染範囲を拡大していくものと考えます。
つまり、感染が残っている状態で「現状維持」と言う事はありえません。
(残念ながら根の治療に自然治癒はあり得ないのです)
そこで考えるべき事は2つです。
「歯の保存する事」か「抜歯をして(インプラントやブリッジなど)次の治療法を考える事」です。
歯の保存を考える
確かに担当の先生のおっしゃられているように「通常の根管治療」ではなく「外科的歯内療法」や山田先生の書かれた「意図的再稙」をチャレンジすると言う事も考えられますが、もし、担当の先生が「専門医ではない」「顕微鏡を使っていない」とすれば「まだやるべきことが残っている」可能性が高いような気がします。
僕は「歯内療法専門医」ではありませんが「顕微鏡を使って」根管治療を行っています。
他院で「これ以上根管治療はできないから抜歯」と宣告された歯であっても顕微鏡をのぞきながら根管治療を行うと残せる場合が結構あるように感じています。
抜歯をして次の治療法を考える事
上述した様に「オデキが出た」=「感染が残っている」ですから、「現状維持」と言う事はあり得ません。
感染は顎の骨を溶かしながら拡大していきます。
もし、ミカズ さんがブリッジではなく、インプラントによる治療を考えられるとすれば、骨が溶かされていくと言うのはインプラント治療において非常に不利な状態に向かう事になります。
保存を考えないのであれば、早めに抜歯をして骨の温存に努めるべきではないかと考えます。
>今は治療中ですし支台も入っていない状態ですので、しっかり噛み合うよりも若干低めのほうがよろしいのでしょうか?
個人的にはそう思います。
>オデキが出来ていて現状維持できていたとしても、よくないのでしょうか?
実際に拝見していないので何とも言えませんが、「オデキが出来た」と言う事は「感染(バイキン)が残っている」と考えるのが普通だと思います。
細菌は痛みを伴わなくとも徐々に感染範囲を拡大していくものと考えます。
つまり、感染が残っている状態で「現状維持」と言う事はありえません。
(残念ながら根の治療に自然治癒はあり得ないのです)
そこで考えるべき事は2つです。
「歯の保存する事」か「抜歯をして(インプラントやブリッジなど)次の治療法を考える事」です。
歯の保存を考える
確かに担当の先生のおっしゃられているように「通常の根管治療」ではなく「外科的歯内療法」や山田先生の書かれた「意図的再稙」をチャレンジすると言う事も考えられますが、もし、担当の先生が「専門医ではない」「顕微鏡を使っていない」とすれば「まだやるべきことが残っている」可能性が高いような気がします。
僕は「歯内療法専門医」ではありませんが「顕微鏡を使って」根管治療を行っています。
他院で「これ以上根管治療はできないから抜歯」と宣告された歯であっても顕微鏡をのぞきながら根管治療を行うと残せる場合が結構あるように感じています。
抜歯をして次の治療法を考える事
上述した様に「オデキが出た」=「感染が残っている」ですから、「現状維持」と言う事はあり得ません。
感染は顎の骨を溶かしながら拡大していきます。
もし、ミカズ さんがブリッジではなく、インプラントによる治療を考えられるとすれば、骨が溶かされていくと言うのはインプラント治療において非常に不利な状態に向かう事になります。
保存を考えないのであれば、早めに抜歯をして骨の温存に努めるべきではないかと考えます。
>今は治療中ですし支台も入っていない状態ですので、しっかり噛み合うよりも若干低めのほうがよろしいのでしょうか?
個人的にはそう思います。
相談者からの返信
相談者:
ミカズさん
返信日時:2016-01-14 23:15:41
櫻井先生、丁寧に教えていただいてありがとうございます。
出来るだけ歯を保存しておきたいと思っています。
今のかかりつけの先生からは次の健診(4月〕の時に見て、このままでしたら、再再根管治療していくことになるようです。
今は子どもの受験があったりで、自分の歯のことまで(痛みがないのでいられますが〕考えられず、4月まではこの歯がこのまま静かにしていてくれたらと思っています。
その時が来たら、歯内療法の診察も考えていることをかかりつけの先生に話してみようと思います。
櫻井先生いつもお忙しい中詳しくご回答くださり心から感謝します。
この歯には歯根嚢胞がだいぶ前からあったようです。
今回はあまり大きく開いていられない顎の調子を見ながらの治療でしたので治らなかったのが正直ショックでした。
かかりつけの先生も丁寧に治療してくださったのですが。
もし保存が難しく抜歯になった場合、ブリッジを希望したいと思っています。
ブリッジでしたらインプラントほど急いで抜歯しなくても大丈夫でしょうか?
出来るだけ歯を保存しておきたいと思っています。
今のかかりつけの先生からは次の健診(4月〕の時に見て、このままでしたら、再再根管治療していくことになるようです。
今は子どもの受験があったりで、自分の歯のことまで(痛みがないのでいられますが〕考えられず、4月まではこの歯がこのまま静かにしていてくれたらと思っています。
その時が来たら、歯内療法の診察も考えていることをかかりつけの先生に話してみようと思います。
櫻井先生いつもお忙しい中詳しくご回答くださり心から感謝します。
この歯には歯根嚢胞がだいぶ前からあったようです。
今回はあまり大きく開いていられない顎の調子を見ながらの治療でしたので治らなかったのが正直ショックでした。
かかりつけの先生も丁寧に治療してくださったのですが。
もし保存が難しく抜歯になった場合、ブリッジを希望したいと思っています。
ブリッジでしたらインプラントほど急いで抜歯しなくても大丈夫でしょうか?
回答4
相談者からの返信
相談者:
ミカズさん
返信日時:2016-01-15 19:35:49
櫻井先生ありがとうございます。
分かりました。
「まだやるべきこと」を優先して、担当の先生と相談してみます。
分かりました。
「まだやるべきこと」を優先して、担当の先生と相談してみます。
タイトル | 再根管治療しても一週間後にフィステルらしきもの |
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質問者 | ミカズさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 49歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
根管治療の失敗・再治療 根管治療に関するトラブル 歯茎の婁孔(ろうこう・フィステル) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。