違う種類の金属が口腔内にある場合はガルバニー電流が起きないか?
相談者:
ぴよみさん (50歳:女性)
投稿日時:2016-01-30 20:31:44
こんにちは。
見た目は接着ブリッジと似ているのですが、構造が異なるブリッジがあり、これをを検討しています。
(名称を記載してよいか判らず…すみません)
素材は自費の白金加金が2本(=金色、歯の裏側ほとんど全面)と、プレシャスメタル1本(=銀色、歯の裏側小面積)です。
問題なのは、既に私の口の中には、昔治療した黒い詰め物や大きな花の形をした銀色の冠?詰め物?と白い詰め物がある事です。
すべて保険です。
たまたま、口の中で2種類以上の金属があると、カルバ二ア現象が発生し金属イオンが溶けて体調不良や発がんリスクが上がるというのを目にしました。
特に保険金属と他の金合金の組み合わせが良くないとか…。
一方、白金加金は種類も多く、混ぜ物もあるが安全な部類と書かれたページもあり、気にすることもないレベルなのか?
結局わかりませんでした。
体質的に金属アレルギーの可能性はないのですが、体調不良、特に発がんは心配です。
実際のところ、保険金属と白金加金や少量のプレシャスメタルの併用は発がん性はあるのでしょうか?
構造上良いのは白金加金の方という事ですが、もう一つ、歯の裏ほとんど全面コバルトクロームと差し歯のメタルコアと同じ素材のもの(自費ですべて銀色)というのもあるのですが、個人的には白金加金の方が体への影響が少ないような気もしますが、保険金属との併用となると発がんリスクなどはこちらの素材の方が少ないのでしょうか?
下手な説明で読みにくく申し訳ありません。
どうぞよろしくお願い致します。
見た目は接着ブリッジと似ているのですが、構造が異なるブリッジがあり、これをを検討しています。
(名称を記載してよいか判らず…すみません)
素材は自費の白金加金が2本(=金色、歯の裏側ほとんど全面)と、プレシャスメタル1本(=銀色、歯の裏側小面積)です。
問題なのは、既に私の口の中には、昔治療した黒い詰め物や大きな花の形をした銀色の冠?詰め物?と白い詰め物がある事です。
すべて保険です。
たまたま、口の中で2種類以上の金属があると、カルバ二ア現象が発生し金属イオンが溶けて体調不良や発がんリスクが上がるというのを目にしました。
特に保険金属と他の金合金の組み合わせが良くないとか…。
一方、白金加金は種類も多く、混ぜ物もあるが安全な部類と書かれたページもあり、気にすることもないレベルなのか?
結局わかりませんでした。
体質的に金属アレルギーの可能性はないのですが、体調不良、特に発がんは心配です。
実際のところ、保険金属と白金加金や少量のプレシャスメタルの併用は発がん性はあるのでしょうか?
構造上良いのは白金加金の方という事ですが、もう一つ、歯の裏ほとんど全面コバルトクロームと差し歯のメタルコアと同じ素材のもの(自費ですべて銀色)というのもあるのですが、個人的には白金加金の方が体への影響が少ないような気もしますが、保険金属との併用となると発がんリスクなどはこちらの素材の方が少ないのでしょうか?
下手な説明で読みにくく申し訳ありません。
どうぞよろしくお願い致します。
回答1
五反田みとめ歯科(品川区西五反田)の三留です。
回答日時:2016-01-30 21:10:36
ぴよみ様
こんばんは。
治療に使用する材料について悩まれているとのことですね。
いきなりですが、この問題については、ひとつの決まった答えは出ないものと思われます。
確かに、異種金属間のガルバニー電流は全身の健康と口腔内の問題について議論される際によく取り上げられるテーマです。
が、それに対して業界の中で統一された見解はないものと思われます。
ガルバニー電流は良くないとされています。
しかし実際に何が良くないのかははっきりしていません。
アマルガムなど歯科金属を外してセラミックに置き換えたらアトピーが治った、などメディアに出ることがあります。
確かに一部そのような現象があることは否定しませんが、確かな理論があるわけではないので、必ずしも全員に起こるわけではありません。
逆に言えば異種金属を入れたからと言って必ずアレルギー症状が出るともいえません。
発がん性についても確かなことは誰にも言えないと思います。
ご相談のケースは「メリーランドブリッジ」と呼ばれる切削量の少ないブリッジと通常のクラウンのタイプのブリッジのどちらか、と解釈しますが、いかがでしょうか。
いずれの形にもメリットデメリットがあります。
削らない、に重きを置くならメリーランドブリッジ、強度や長期安定性を優先するならクラウンタイプが優れると思います。
ご参考ください。
こんばんは。
治療に使用する材料について悩まれているとのことですね。
いきなりですが、この問題については、ひとつの決まった答えは出ないものと思われます。
確かに、異種金属間のガルバニー電流は全身の健康と口腔内の問題について議論される際によく取り上げられるテーマです。
が、それに対して業界の中で統一された見解はないものと思われます。
ガルバニー電流は良くないとされています。
しかし実際に何が良くないのかははっきりしていません。
アマルガムなど歯科金属を外してセラミックに置き換えたらアトピーが治った、などメディアに出ることがあります。
確かに一部そのような現象があることは否定しませんが、確かな理論があるわけではないので、必ずしも全員に起こるわけではありません。
逆に言えば異種金属を入れたからと言って必ずアレルギー症状が出るともいえません。
発がん性についても確かなことは誰にも言えないと思います。
ご相談のケースは「メリーランドブリッジ」と呼ばれる切削量の少ないブリッジと通常のクラウンのタイプのブリッジのどちらか、と解釈しますが、いかがでしょうか。
いずれの形にもメリットデメリットがあります。
削らない、に重きを置くならメリーランドブリッジ、強度や長期安定性を優先するならクラウンタイプが優れると思います。
ご参考ください。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-01-31 12:54:24
こんにちは。
異種金属同士が咬合接触で当たれば金属間で電位差があるのでガルバニー電流が流れるかもしれませんが、普通の人はあまり気にされなくてもよいのではないでしょうか?
今はジルコニアのメリーランドブリッジもありますから金属を使わなくても歯をあまり削らずにブリッジが出来るケースもあります。
また、高強度のファイバーを使用して接着技法でブリッジを作ることも出来ますが、そこでしっかり何でも噛んで外れることを気にせず生活したいと思われるならば通常のブリッジのほうが良い場合もありそうです。
部位やかみ合わせによって異なりますからネットで検索されて目安をつけられたら実際に歯科を受診して診断してもらい適応であるかどうか説明を受けてくださいね。
アレルギーや発がん性についてですが、お口の状態をよくしておくほうがより健康的であることは常識で考えても異論がないのではないでしょうか?
異種金属同士が咬合接触で当たれば金属間で電位差があるのでガルバニー電流が流れるかもしれませんが、普通の人はあまり気にされなくてもよいのではないでしょうか?
今はジルコニアのメリーランドブリッジもありますから金属を使わなくても歯をあまり削らずにブリッジが出来るケースもあります。
また、高強度のファイバーを使用して接着技法でブリッジを作ることも出来ますが、そこでしっかり何でも噛んで外れることを気にせず生活したいと思われるならば通常のブリッジのほうが良い場合もありそうです。
部位やかみ合わせによって異なりますからネットで検索されて目安をつけられたら実際に歯科を受診して診断してもらい適応であるかどうか説明を受けてくださいね。
アレルギーや発がん性についてですが、お口の状態をよくしておくほうがより健康的であることは常識で考えても異論がないのではないでしょうか?
相談者からの返信
相談者:
ぴよみさん
返信日時:2016-02-01 01:54:14
三留先生、Dr.ふなちゃん先生
ご回答ありがとうございます。
この場で名称を出してよいか判らず紛らわしくて申し訳ありません。
今回ご相談させて頂いたものは、構造上どうしても金属が必要なブリッジなんです。
通常のブリッジですと神経を抜く事になるので必死です(笑)
追加質問で申し訳ないのですが、教えて頂けたら幸いです。
異種金属だとカルバニー電流が発生するという事ですが、昔の保険の銀とコバルトクロム+メタルコアと同素材のものは、同じ銀色ですが異素材の関係になりますか?
保険の銀と白金加金の併用の方が銀と金でこちらの方がカルバニーが多く発生してしまいますか?
あと、差し歯のメタルコアは何という金属か教えていただけますか?
お忙しいところお手数おかけします。よろしくお願い致します。
ご回答ありがとうございます。
この場で名称を出してよいか判らず紛らわしくて申し訳ありません。
今回ご相談させて頂いたものは、構造上どうしても金属が必要なブリッジなんです。
通常のブリッジですと神経を抜く事になるので必死です(笑)
追加質問で申し訳ないのですが、教えて頂けたら幸いです。
異種金属だとカルバニー電流が発生するという事ですが、昔の保険の銀とコバルトクロム+メタルコアと同素材のものは、同じ銀色ですが異素材の関係になりますか?
保険の銀と白金加金の併用の方が銀と金でこちらの方がカルバニーが多く発生してしまいますか?
あと、差し歯のメタルコアは何という金属か教えていただけますか?
お忙しいところお手数おかけします。よろしくお願い致します。
タイトル | 違う種類の金属が口腔内にある場合はガルバニー電流が起きないか? |
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質問者 | ぴよみさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 50歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ブリッジその他 その他(歯科治療関連) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。