ブリッジ作成は抜歯後の歯茎がどの位治癒してからですか
相談者:
stitch3さん (41歳:女性)
投稿日時:2016-03-12 17:36:25
いつもお世話になっております。
先日新しい歯科で、抜歯後の傷の治りが非常に悪いのであと1ヶ月、凹みが周りと同じ高さになるまで待ちましょうと言われました。
保険適用での治療をお願いしておりますので、以前の歯科でも今回も仮歯はしていません。
周りの歯もまだ動いていないとのことです。
因みに治りが遅いことからインプラントも難しいかもと言われております。
以前の主治医は、今の状態でブリッジの治療に入るところでした。
抜歯後歯茎はまだ凹んでいます。
通常はどの位治癒してからブリッジを作るのがベストなのでしょうか?
歯茎が凹んでいる状態でブリッジをすると、傷口が完全に治癒した際に不具合がでる恐れがあるのでしょうか?
宜しくお願い致します。
先日新しい歯科で、抜歯後の傷の治りが非常に悪いのであと1ヶ月、凹みが周りと同じ高さになるまで待ちましょうと言われました。
保険適用での治療をお願いしておりますので、以前の歯科でも今回も仮歯はしていません。
周りの歯もまだ動いていないとのことです。
因みに治りが遅いことからインプラントも難しいかもと言われております。
以前の主治医は、今の状態でブリッジの治療に入るところでした。
抜歯後歯茎はまだ凹んでいます。
通常はどの位治癒してからブリッジを作るのがベストなのでしょうか?
歯茎が凹んでいる状態でブリッジをすると、傷口が完全に治癒した際に不具合がでる恐れがあるのでしょうか?
宜しくお願い致します。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2016-03-13 09:25:01
>通常はどの位治癒してからブリッジを作るのがベストなのでしょうか?
明確な基準はありません。
通常、抜歯後3〜6か月程度で粘膜の状態は安定しますので、その時期にブリッジの作成を開始すると思います。
>歯茎が凹んでいる状態でブリッジをすると、傷口が完全に治癒した際に不具合がでる恐れがあるのでしょうか?
ポンティックとの隙間が開いて食べかすが入りやすくなったりします。
明確な基準はありません。
通常、抜歯後3〜6か月程度で粘膜の状態は安定しますので、その時期にブリッジの作成を開始すると思います。
>歯茎が凹んでいる状態でブリッジをすると、傷口が完全に治癒した際に不具合がでる恐れがあるのでしょうか?
ポンティックとの隙間が開いて食べかすが入りやすくなったりします。
相談者からの返信
相談者:
stitch3さん
返信日時:2016-03-13 11:36:08
櫻井先生
いつもありがとうございます。
隙間が出来るのは困ります……。
でも保険適用なので仮歯は入れない様ですし、治りが遅い傷口が治癒するまで待っていては周りの歯が動いてしまいそうで不安です。
私は歯軋りはありませんが、寝ている間食いしばりがあります。
この状態であと1ヶ月程度待っても影響は無いでしょうか?
また、歯茎が凹んでいてもブリッジを進める医師にはお任せしない方が宜しいでしょうか?
それから、ブリッジする両端の冠の形についてですが、歯を1周削って全体に被せる先生と、なるべく歯を削らない様にと一部分に被せる先生がいらっしゃいます。
どちらの先生にお任せすべきでしょうか?
宜しくお願い致します。
いつもありがとうございます。
隙間が出来るのは困ります……。
でも保険適用なので仮歯は入れない様ですし、治りが遅い傷口が治癒するまで待っていては周りの歯が動いてしまいそうで不安です。
私は歯軋りはありませんが、寝ている間食いしばりがあります。
この状態であと1ヶ月程度待っても影響は無いでしょうか?
また、歯茎が凹んでいてもブリッジを進める医師にはお任せしない方が宜しいでしょうか?
それから、ブリッジする両端の冠の形についてですが、歯を1周削って全体に被せる先生と、なるべく歯を削らない様にと一部分に被せる先生がいらっしゃいます。
どちらの先生にお任せすべきでしょうか?
宜しくお願い致します。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2016-03-13 12:26:14
>私は歯軋りはありませんが、寝ている間食いしばりがあります。
タイプが違うだけで、歯ぎしりも食いしばりも「ブラキシズム」という意味では同じです‥。
>この状態であと1ヶ月程度待っても影響は無いでしょうか?
これは実際に見た歯科医にしか判断できません。
>歯茎が凹んでいてもブリッジを進める医師にはお任せしない方が宜しいでしょうか?
これもなんとも言えませんね‥。
>ブリッジする両端の冠の形についてですが、歯を1周削って全体に被せる先生と、なるべく歯を削らない様にと一部分に被せる先生がいらっしゃいます。
どちらの先生にお任せすべきでしょうか?
どちらも一長一短です。
1周削る(クラウン)方がマージンがシンプルな形態になり、技工士さんも作りやすく、良好なフィットを得られ、ブリッジも外れにくくなります。
その反面、歯質を削る量は多くなりますので、「残存歯の量」という意味では少なくなります。
一部分削る(インレーまたはアンレー)の場合、歯を削る量としては少なくなりますが、マージン形態が複雑になり、技工士さんも作りにくいので、フィットの良いブリッジを作るには技術力が必要になります。また、接着面積も少ないので外れやすくなることがあります。
脱離を繰り返したり、不適なマージンフィットだど二次カリエスのリスクも増えますから、注意が必要です。
上手な技工士さんが適切に作ってくれれば、どちらでも良いのですが‥。
タイプが違うだけで、歯ぎしりも食いしばりも「ブラキシズム」という意味では同じです‥。
>この状態であと1ヶ月程度待っても影響は無いでしょうか?
これは実際に見た歯科医にしか判断できません。
>歯茎が凹んでいてもブリッジを進める医師にはお任せしない方が宜しいでしょうか?
これもなんとも言えませんね‥。
>ブリッジする両端の冠の形についてですが、歯を1周削って全体に被せる先生と、なるべく歯を削らない様にと一部分に被せる先生がいらっしゃいます。
どちらの先生にお任せすべきでしょうか?
どちらも一長一短です。
1周削る(クラウン)方がマージンがシンプルな形態になり、技工士さんも作りやすく、良好なフィットを得られ、ブリッジも外れにくくなります。
その反面、歯質を削る量は多くなりますので、「残存歯の量」という意味では少なくなります。
一部分削る(インレーまたはアンレー)の場合、歯を削る量としては少なくなりますが、マージン形態が複雑になり、技工士さんも作りにくいので、フィットの良いブリッジを作るには技術力が必要になります。また、接着面積も少ないので外れやすくなることがあります。
脱離を繰り返したり、不適なマージンフィットだど二次カリエスのリスクも増えますから、注意が必要です。
上手な技工士さんが適切に作ってくれれば、どちらでも良いのですが‥。
相談者からの返信
相談者:
stitch3さん
返信日時:2016-03-13 18:08:05
回答3
相談者からの返信
相談者:
stitch3さん
返信日時:2016-03-13 20:34:40
回答4
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2016-03-17 19:17:32
歯茎が凹んでいる状態のままでブリッジをすると、傷が完全に治癒して、骨や歯茎が盛り上がって来ると、ポンティックとの間に隙間が出来るのはなく、むしろ反対に、『ポンティックが歯茎にめり込んでくる』かのように見える場合が多いように思いますよ。(個人的な印象)
相談者からの返信
相談者:
stitch3さん
返信日時:2016-03-17 19:26:18
藤森先生
ありがとうございます。
めり込むのなら隙間が出来ず、むしろ自分の歯の様になって良い気がしてしまいますが、実際はどうなのでしょうか?
あと、補綴物維持管理料を算定していても実際無償で作り直して下さる方がほぼ居ないことも心配です。
宜しくお願い致します。
ありがとうございます。
めり込むのなら隙間が出来ず、むしろ自分の歯の様になって良い気がしてしまいますが、実際はどうなのでしょうか?
あと、補綴物維持管理料を算定していても実際無償で作り直して下さる方がほぼ居ないことも心配です。
宜しくお願い致します。
回答5
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2016-03-22 09:01:07
こんにちは、
>めり込むのなら隙間が出来ず、むしろ自分の歯の様になって良い気がしてしまいますが、実際はどうなのでしょうか?
抜歯後殆ど場合で歯肉は下がります。
砂の中に埋まっていたペットボトルを取りだすようなものですから必然と体積は減ります。
歯ぐきのボリュームを維持させる、増やすなどはそれなりの治療(全て自費治療)を受けないと無理かと思います。
>あと、補綴物維持管理料を算定していても実際無償で作り直して下さる方がほぼ居ないことも心配です。
補綴管理料を算定したなら、ルール通り運用されるべきものですからもし補綴維持管理期間中に保険治療での治療が無理なようなことを言われたら、歯科医師会や厚生局などに問い合わせてもらえば大丈夫かと思いますよ。
ブリッジが2年で駄目になるようなケースは稀ですからそんなに心配しなくていいと思いますよ。
おだいじに
>めり込むのなら隙間が出来ず、むしろ自分の歯の様になって良い気がしてしまいますが、実際はどうなのでしょうか?
抜歯後殆ど場合で歯肉は下がります。
砂の中に埋まっていたペットボトルを取りだすようなものですから必然と体積は減ります。
歯ぐきのボリュームを維持させる、増やすなどはそれなりの治療(全て自費治療)を受けないと無理かと思います。
>あと、補綴物維持管理料を算定していても実際無償で作り直して下さる方がほぼ居ないことも心配です。
補綴管理料を算定したなら、ルール通り運用されるべきものですからもし補綴維持管理期間中に保険治療での治療が無理なようなことを言われたら、歯科医師会や厚生局などに問い合わせてもらえば大丈夫かと思いますよ。
ブリッジが2年で駄目になるようなケースは稀ですからそんなに心配しなくていいと思いますよ。
おだいじに
相談者からの返信
相談者:
stitch3さん
返信日時:2016-03-22 13:06:29
井野先生
ありがとうございます。
アドバイス頂き心強く感じております。
ありがとうございます。
アドバイス頂き心強く感じております。
タイトル | ブリッジ作成は抜歯後の歯茎がどの位治癒してからですか |
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質問者 | stitch3さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 41歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
ブリッジその他 補綴関連 歯茎が下がった(歯肉退縮) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。