回答 回答1
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-05-22 14:52:14
こんにちは。

歯の表面にはプラークが知らないうちにくっついて成熟してベトベトな膜状のものを作ってしまうので、いったんそうなってしまったらなかなか落とせなくなりますから、きちんと毎日歯を磨く必要があるのは基本です。

また、ベタベタ熟成したプラークの内面では住み着いた細菌が生活していますから酸を出して歯の表面をどんどん荒らしてしまいます。

いったん歯の表面が荒れると歯を磨いても表面が荒れて細菌が住み着きやすい状態になってしまうので、欠かさないお手入れが大切ということになりこれはPMTC再石灰化の促進という方法で歯の表面荒れが起こったところを早めに修復してあげる必要があります。


お風呂場や洗い場をお掃除したことがあればイメージしやすいでしょうが、細菌もカビも放置しておくと隙間汚れからどんどん繁殖して最後は超強力な薬剤で溶かして殺さないといけなくなりますよね。

残念ながらお口の中では超強力な薬剤は使えないので汚れをとりきろうとしたら歯を削られたり研磨されてしまうことになってしまいます。


ですから汚れる状態を蓄積しないことが大切ですね。

歯を磨くのと歯がきちんと磨けているのは異なりますからきちんと磨き残しがないか歯垢染色液で確認してもらったり拡大写真を撮ったりして確認してもらうことが歯科で可能です。


歯を磨けているか?時々歯科を受診して検査をしてもらうとよいと思います。




タイトル 毎日歯を磨けばプラークは付きにくくなりますか?
質問者 もんたったさん
地域 非公開
年齢 24歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 歯磨きに関する疑問
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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