回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-10-08 07:47:06
パノラマX線写真撮影
顎全体を撮ることで、例えば、親知らずの位置などを診ることに向いています。

デンタルX線写真撮影
個々を撮ることで、虫歯歯周病の状態を診ることに向いています。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-10-08 08:45:31
根管治療中の歯根歯根膜の状態、根管長測定などはデンタル向きです。

顎骨内の腫瘍や嚢胞などの病変の広がりなどはパノラマ向きです。

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-10-08 11:02:55
医院が持っているレントゲンの種類によって画像の鮮明度が異なりますから歯科医が判断して診断に必要なものを撮影してくれると思います。

撮影しても読影出来なければ意味がないわけですから診断に必要なものを必要枚数撮影することになるでしょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: いちご763さん
返信日時:2016-10-08 11:59:08
小林先生、柴田先生、ふなちゃん先生、回答ありがとうございます。
それぞれの症状によって使いわけるのですね。

レントゲンの種類によって画像の鮮明度が異なるというのはパノラマX線写真撮影とデンタルX線写真撮影では画像の鮮明度が異なるという意味でしょうか?

それとも同じパノラマX線写真撮影、デンタルX線写真であっても機種などによって画像の鮮明度が異なるということですか?

診断に必要なものを必要枚数撮影するとのことですが同じ日に同じ個所のレントゲン撮影はできない(点数がつかない)と聞いたことがあります。

パノラマX線写真撮影とデンタルX線写真撮影を同じ日に撮ってもらうことはできるんでしょうか?
(点数がつくのでしょうか)
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-10-08 12:04:28
パノラマとデンタルは同日に撮影可能です。

一日に同じ場所でも根管治療がらみだと複数枚可能です。

例えばまず診断用に一枚、根管長測定用に一枚、根管充填材の適合具合の確認で一枚、根管充填後加圧根充されているかの確認で一枚都合4枚は愛知県では可能だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: いちご763さん
返信日時:2016-10-08 12:20:27
柴田先生、すばやい回答ありがとうございます!

愛知県では可能とのこと、つまり自治体によって異なるのですね。

以前、自治体の健康相談に電話して、これについてきいたところ自治体によって異なるということはない、日本全国同じであると返事をもらいましたがどうやら間違いだったようですね。(笑)

大阪府の場合はどうでしょうか。

私は大阪府に住んでいますがたいてい、初めて行く病院ではパノラマかデンタルかのいずれか1枚の撮影のみです。
(パノラマが多かったです。)
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2016-10-08 15:58:30
愛知県では可能とのこと、つまり自治体によって異なるのですね。

そのような事はないと思います。

> 私は大阪府に住んでいますが
>たいてい、初めて行く病院ではパノラマかデンタルかのいずれか1枚の撮影のみです。
>(パノラマが多かったです。)


大阪だからではなくて、その時々で必要と思われる撮影方法や機材が選択されるわけです。

なので、パノラマが多かったという事はいちごさんにはパノラマ撮影の方がその都度、より必要な情報が得られそうであると皆一様に判断しているからではないでしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: いちご763さん
返信日時:2016-10-08 17:21:43
田中先生、回答ありがとうございました。

大阪でも、柴田先生がおっしゃるようにパノラマとデンタル同時撮影が可能なんですね。

以前、奥歯が痛くて数軒歯医者さんを廻りましたがどこでも「知覚過敏」だと言われました。
ところが、薬を塗ってもらってもフッ素入り歯磨きを用いても(歯医者さんにすすめられました。)改善しないので、別の病院にいくと虫歯で神経抜かないといけないといわれ治療しました。

どこもパノラマ撮影でした。
レントゲン写真を見せていただくとデンタルの方が大きく写っているので、デンタルで撮影していただければ虫歯がわかったのではないかと疑問に思っていました。
(素人考えですが)

次回歯医者さんに行くときは、なぜパノラマなのか、なぜデンタルなのか
歯医者さんに理由を聞いてみます。


先生方、ありがとうございました。
大変参考になりました!
回答 回答6
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-10-08 18:43:24
>それとも同じパノラマX線写真撮影、デンタルX線写真であっても機種などによって画像の鮮明度が異なるということですか?


機種により鮮明度がかなり異なっています。

例えばパノラマ写真を1枚撮影してデンタル画像として代用可能な機種のものもあります。

最近はデジタルがほとんどでしょうから画像処理の方法で鮮明度を変えることも可能です。

ただし、欲しい部位が重なっていて上手く映っていない場合等必要な情報が得られない場合は何度か撮影する必要がある場合もあります。

多くの場合、初診ではパノラマで全体的に問題点を検査することが多いと思います。
それで十分ならば追加のデンタルは必要ないでしょう。

回答 回答7
  • 回答者
歯科医師の松山です。
回答日時:2016-10-08 20:47:31
上記のようなことなのですが、本質的な違いがあります。

デンタルX線写真撮影

→小範囲を撮る単純撮影です。


パノラマX線写真撮影

→顎、歯列に合わせた、回転で行う断層撮影です。
 顎関節部を、別に撮る機種もあります。

単純と断層については、お調べください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: いちご763さん
返信日時:2016-10-09 10:47:52
ふなちゃん先生、回答ありがとうございます。
機種によって鮮明度が異なるのですね。

松山先生、回答ありがとうございます。
単純と断層について調べてみたところそれぞれのメリット・デメリットなど理解することができました。

先生方、ほんとうに参考になりました。
ありがとうございました!



タイトル 歯科でのパノラマX線撮影とデンタルX線撮影、それぞれの特徴を知りたい
質問者 いちご763さん
地域 非公開
年齢 44歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ レントゲン写真
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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