チョコが大好き!虫歯の予防方法は?
相談者:
nokokoさん (26歳:女性)
投稿日時:2016-12-11 22:59:10
チョコが大好きで良く甘いものを食べてたので、小さい頃の虫歯治療の部分が多いです。
大人になると虫歯も出来にくいと書かれていましたが、チョコなどの甘いものを食べたらどのくらいの時間内で歯磨きをしたら予防ができるのでしょうか?
甘いものを食べる人は、食べた後に歯磨きをしてもあまり意味はないのでしょうか?
何分以内でどう気をつけたら予防がや再び虫歯にならないのでしょうか?
大人になると虫歯も出来にくいと書かれていましたが、チョコなどの甘いものを食べたらどのくらいの時間内で歯磨きをしたら予防ができるのでしょうか?
甘いものを食べる人は、食べた後に歯磨きをしてもあまり意味はないのでしょうか?
何分以内でどう気をつけたら予防がや再び虫歯にならないのでしょうか?
[過去のご相談]
回答1
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2016-12-12 08:42:32
ご相談ありがとうございます。
>チョコなどの甘いものを食べたらどのくらいの時間内で歯磨きをしたら予防ができるのでしょうか?
歯磨きしなくても構いません。
きちんと予防医療を受けていれば、ふつう虫歯にはならないからです。
チョコを楽しみましょう。
>甘いものを食べる人は、食べた後に歯磨きをしてもあまり意味はないのでしょうか?
しないほうがむしろ良いと思います。
デメリットがあるからです。
>何分以内でどう気をつけたら予防がや再び虫歯にならないのでしょうか?
大事なことを説明しましょう。
虫歯予防には歯磨きだ!という勘違いを治すことから始めましょう。
どうしてかというと、世の中にはあまり歯を磨かない人も珍しくありませんが、その人たちに虫歯はできないことも珍しくありません。
また周りを見渡してみてください。
ほとんどの人は歯磨きしていますが、ほとんどの人は虫歯に追われて歯医者通いをしているでしょう?
虫歯で削られた、嫌な思いをした人ほど、今度は一生懸命歯磨きしますが、相変わらず歯医者通いで削られているでしょう?
変だと思いませんか?
この二つを並べてみれば、歯磨きと虫歯予防に関連性はとても薄いということが分かりませんか?
本当に虫歯を予防したければ、予防に効果を上げている歯科医院を受診しましょう。
でも歯石とりだとか、クリーニングだとか、歯磨き指導だとか、をするだけの歯科医院は危険だからやめましょう。
虫歯は病気です。
本当の予防医療を受ければ、ふつう治ります。
一人で磨いていては予防できません。
治せる本当の歯科医院を探しましょう。
もう一生虫歯から縁が切れます。
>チョコなどの甘いものを食べたらどのくらいの時間内で歯磨きをしたら予防ができるのでしょうか?
歯磨きしなくても構いません。
きちんと予防医療を受けていれば、ふつう虫歯にはならないからです。
チョコを楽しみましょう。
>甘いものを食べる人は、食べた後に歯磨きをしてもあまり意味はないのでしょうか?
しないほうがむしろ良いと思います。
デメリットがあるからです。
>何分以内でどう気をつけたら予防がや再び虫歯にならないのでしょうか?
大事なことを説明しましょう。
虫歯予防には歯磨きだ!という勘違いを治すことから始めましょう。
どうしてかというと、世の中にはあまり歯を磨かない人も珍しくありませんが、その人たちに虫歯はできないことも珍しくありません。
また周りを見渡してみてください。
ほとんどの人は歯磨きしていますが、ほとんどの人は虫歯に追われて歯医者通いをしているでしょう?
虫歯で削られた、嫌な思いをした人ほど、今度は一生懸命歯磨きしますが、相変わらず歯医者通いで削られているでしょう?
変だと思いませんか?
この二つを並べてみれば、歯磨きと虫歯予防に関連性はとても薄いということが分かりませんか?
本当に虫歯を予防したければ、予防に効果を上げている歯科医院を受診しましょう。
でも歯石とりだとか、クリーニングだとか、歯磨き指導だとか、をするだけの歯科医院は危険だからやめましょう。
虫歯は病気です。
本当の予防医療を受ければ、ふつう治ります。
一人で磨いていては予防できません。
治せる本当の歯科医院を探しましょう。
もう一生虫歯から縁が切れます。
相談者からの返信
相談者:
nokokoさん
返信日時:2016-12-13 23:27:31
回答2
回答日時:2016-12-14 03:42:27
「食べたら歯磨きをする」 は、してもいいと思いますよ。
悪いことではありませんし、私も基本的にはそうしています。
ただ予防効果としてそれほど重要でないのも事実です。
ですからご質問の回答として、
>チョコなどの甘いものを食べたらどのくらいの時間内で歯磨きをしたら予防ができるのでしょうか?
時間の問題ではないし、歯磨きだけで予防もできない(けどまったくの無駄でもない) という説明になってしまいます。
むし歯の原因については直接的なもの、間接的なものなど沢山あるので「○○さえしておけば大丈夫!」ということはありません。
同じように見える歯科医院でもそういうことに詳しい歯科とそうではない歯科もありますし、一般的に予防よりも治療の方が得意です。(保険制度そのものが治療中心なので)
>甘いものがすきなので虫歯にならないようにする方法を詳しく教えてもらいたかったのですが。
というご質問に対してはさがら先生がコメントされた通り
>本当に虫歯を予防したければ、予防に効果を上げている歯科医院を受診しましょう。
>でも歯石とりだとか、クリーニングだとか、歯磨き指導だとか、をするだけの歯科医院は危険だからやめましょう。
と言うことになりますが・・じゃあどうすれば?という話ですよね。
先ほども少し書いたように、保険制度はそのものが治療中心の制度(公的な資金で困っている国民を救済する制度)ですから、
@むし歯(歯周病)予防を自費でしている医院
を条件に絞り込めばそれだけで7万件近くある歯科医院が数千件程度にまで絞れると思います。
(※実際には保険でもしっかり予防に力を入れている医院も自費で全然取り組めていない医院もあると思いますが、確率の話です)
それからそういった医院に、
A痛み等がなくても定期的に通うこと
で、予防のための習慣が身につきやすくなったり、自覚のない疾患の治療時期を逃しにくくなったりします。
一般的には1〜6ヶ月程度の間隔で通うのが良いと思いますし、本当に適切な内容や間隔というのは患者さんごとで異なるはずです。
B担当の歯科衛生士がついてくれる医院
というのも重要だと思います。
カルテではわかりにくい微妙な歯肉の変化やプラークの性状の変化、あるいは雑談の中から出てくるライフイベントや生活や体調の変化などなど・・が予防のヒントになる場合があるからです。
当然ながら記録として残せる資料は出来るだけ取る姿勢も大切ですから、歯や歯肉の写真やレントゲン検査、歯周病の検査等も定期的に繰り返す方が丁寧ですし、情報は多いにこしたことはありません。
頻繁に転院すると「変化」という視点が抜けてしまうのでデータ自体がまったく意味をなさなくなります。
ですから「通いやすい」ことも重要です。
Cむし歯(や歯周病)が見つかった場合、再発しにくい治療を受ける
ことも重要です。
nokokoさんも書かれている通り、大人はむし歯が出来にくいのですが、過去に受けた治療のところから何年かおきにまたむし歯等の問題が発生してきます。
30歳以上で歯科に行く理由は殆どが昔治療を受けた歯の再治療、あるいはそれで限界が来て抜いた歯をなんとかするための治療、もしくは歯周病の治療がほとんど全てです。
もしかすると予防を受ける医院と治療を受ける医院は別でもいいかも知れませんが、理想は一連のものとしてレベルを上げている医院がやはり間違いないと思います。
簡単に見分けはつかないと思いますが、むし歯治療や歯周病治療に力をいれつつ、同じぐらい予防にも力を入れているだろう医院を探すことです。
もしも自分が今からきちんと予防を助けてくれそうなかかりつけの歯科医院を探すとしたら、
@HPで、自費の予防メニューがあるところを探す
(これだけで通える医院は数軒になるかも なければ保険のところも視野に入れる)
A歯科衛生士の人数が多い
(予防に力を入れて成果が出ていれば、開業直後でない限り衛生士の人数は年々必要になるから。
因みに一施設あたりの平均人数は1.4人ぐらいです)
Bむし歯治療や歯周病治療にこだわりがありそうかをチェック
(治療や予防でルーペやマイクロスコープを使っている写真があれば期待大 歯科医はもちろん、出来れば歯科衛生士も)
C予防メニューが担当衛生士制かを確認する
D長く通えるエリアと判断出来れば実際に受診してみる
あたりをチェックすると思います。
・・かなり厳しいので見つからないかも知れません。
もし見つからなさそうなら、とにかく痛みを感じずに施術後本当にさっぱりする様なクリーニングをしてくれるところだけでもなんとか見つけ出して、1ヶ月以内ぐらいの間隔で数年受け続ける(制度上も実質的にも保険では無理ですが)、というだけでもだいぶ良くなると思います。
正攻法(?)ではありませんが、予防のモチベーションアップ(知識もつけばなお良いですが)と、お口のさっぱり感が体感としてしっかり理解出来てくると常にさっぱりしていようと自然に工夫したり考えたりする様になるからです。
クリーニングそのものに痛みがあると歯や歯肉を傷めている可能性もありますが、痛くない場合は上手か全然綺麗になっていないかですから、施術後の「さっぱり感」については実際に何軒かでクリーニングを受けて比較してみた方がいいと思います。
本当に綺麗な状態というのは体験しないと分かりませんからね。
衛生士ごとでも差がありますので、よくトレーニングされている衛生士が見つかれば幸運です。
あとは普段のお手入れ等の工夫でさっぱり感が持続するようになってこればクリーニングの間隔も徐々に延ばしていけるのではないでしょうか。
・・だいぶ長くなってしまいましたが、ご質問の回答になっていましたでしょうか?
個人的な意見ですので、参考までにされて下さい。
悪いことではありませんし、私も基本的にはそうしています。
ただ予防効果としてそれほど重要でないのも事実です。
ですからご質問の回答として、
>チョコなどの甘いものを食べたらどのくらいの時間内で歯磨きをしたら予防ができるのでしょうか?
時間の問題ではないし、歯磨きだけで予防もできない(けどまったくの無駄でもない) という説明になってしまいます。
むし歯の原因については直接的なもの、間接的なものなど沢山あるので「○○さえしておけば大丈夫!」ということはありません。
同じように見える歯科医院でもそういうことに詳しい歯科とそうではない歯科もありますし、一般的に予防よりも治療の方が得意です。(保険制度そのものが治療中心なので)
>甘いものがすきなので虫歯にならないようにする方法を詳しく教えてもらいたかったのですが。
というご質問に対してはさがら先生がコメントされた通り
>本当に虫歯を予防したければ、予防に効果を上げている歯科医院を受診しましょう。
>でも歯石とりだとか、クリーニングだとか、歯磨き指導だとか、をするだけの歯科医院は危険だからやめましょう。
と言うことになりますが・・じゃあどうすれば?という話ですよね。
先ほども少し書いたように、保険制度はそのものが治療中心の制度(公的な資金で困っている国民を救済する制度)ですから、
@むし歯(歯周病)予防を自費でしている医院
を条件に絞り込めばそれだけで7万件近くある歯科医院が数千件程度にまで絞れると思います。
(※実際には保険でもしっかり予防に力を入れている医院も自費で全然取り組めていない医院もあると思いますが、確率の話です)
それからそういった医院に、
A痛み等がなくても定期的に通うこと
で、予防のための習慣が身につきやすくなったり、自覚のない疾患の治療時期を逃しにくくなったりします。
一般的には1〜6ヶ月程度の間隔で通うのが良いと思いますし、本当に適切な内容や間隔というのは患者さんごとで異なるはずです。
B担当の歯科衛生士がついてくれる医院
というのも重要だと思います。
カルテではわかりにくい微妙な歯肉の変化やプラークの性状の変化、あるいは雑談の中から出てくるライフイベントや生活や体調の変化などなど・・が予防のヒントになる場合があるからです。
当然ながら記録として残せる資料は出来るだけ取る姿勢も大切ですから、歯や歯肉の写真やレントゲン検査、歯周病の検査等も定期的に繰り返す方が丁寧ですし、情報は多いにこしたことはありません。
頻繁に転院すると「変化」という視点が抜けてしまうのでデータ自体がまったく意味をなさなくなります。
ですから「通いやすい」ことも重要です。
Cむし歯(や歯周病)が見つかった場合、再発しにくい治療を受ける
ことも重要です。
nokokoさんも書かれている通り、大人はむし歯が出来にくいのですが、過去に受けた治療のところから何年かおきにまたむし歯等の問題が発生してきます。
30歳以上で歯科に行く理由は殆どが昔治療を受けた歯の再治療、あるいはそれで限界が来て抜いた歯をなんとかするための治療、もしくは歯周病の治療がほとんど全てです。
もしかすると予防を受ける医院と治療を受ける医院は別でもいいかも知れませんが、理想は一連のものとしてレベルを上げている医院がやはり間違いないと思います。
簡単に見分けはつかないと思いますが、むし歯治療や歯周病治療に力をいれつつ、同じぐらい予防にも力を入れているだろう医院を探すことです。
もしも自分が今からきちんと予防を助けてくれそうなかかりつけの歯科医院を探すとしたら、
@HPで、自費の予防メニューがあるところを探す
(これだけで通える医院は数軒になるかも なければ保険のところも視野に入れる)
A歯科衛生士の人数が多い
(予防に力を入れて成果が出ていれば、開業直後でない限り衛生士の人数は年々必要になるから。
因みに一施設あたりの平均人数は1.4人ぐらいです)
Bむし歯治療や歯周病治療にこだわりがありそうかをチェック
(治療や予防でルーペやマイクロスコープを使っている写真があれば期待大 歯科医はもちろん、出来れば歯科衛生士も)
C予防メニューが担当衛生士制かを確認する
D長く通えるエリアと判断出来れば実際に受診してみる
あたりをチェックすると思います。
・・かなり厳しいので見つからないかも知れません。
もし見つからなさそうなら、とにかく痛みを感じずに施術後本当にさっぱりする様なクリーニングをしてくれるところだけでもなんとか見つけ出して、1ヶ月以内ぐらいの間隔で数年受け続ける(制度上も実質的にも保険では無理ですが)、というだけでもだいぶ良くなると思います。
正攻法(?)ではありませんが、予防のモチベーションアップ(知識もつけばなお良いですが)と、お口のさっぱり感が体感としてしっかり理解出来てくると常にさっぱりしていようと自然に工夫したり考えたりする様になるからです。
クリーニングそのものに痛みがあると歯や歯肉を傷めている可能性もありますが、痛くない場合は上手か全然綺麗になっていないかですから、施術後の「さっぱり感」については実際に何軒かでクリーニングを受けて比較してみた方がいいと思います。
本当に綺麗な状態というのは体験しないと分かりませんからね。
衛生士ごとでも差がありますので、よくトレーニングされている衛生士が見つかれば幸運です。
あとは普段のお手入れ等の工夫でさっぱり感が持続するようになってこればクリーニングの間隔も徐々に延ばしていけるのではないでしょうか。
・・だいぶ長くなってしまいましたが、ご質問の回答になっていましたでしょうか?
個人的な意見ですので、参考までにされて下さい。
回答3
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2016-12-14 17:08:14
>歯磨きをしても虫歯になる人や歯磨きをしてないのに虫歯にならない人も見ます。
>甘いものがすきなので虫歯にならないようにする方法を詳しく教えてもらいたかったのですが。
個人的には「プラークコントロール」と「力のコントロール」「栄養のコントロール」を行わないと「歯は守れない」と感じています。
プラークコントロールは歯磨きなどのセルフケアと歯石取りやPMTCなどのプロフェッショナルケア。
力のコントロールは「TCHの是正」など。
そして「栄養のコントロール」は「糖質と栄養素を考えた食事」と言う事になります。
以下、あくまでも個人的な仮説ですが…
確かに歯磨きをしなくても虫歯になりにくい人はいます。
具体的に解明されているわけではないので何とも言えませんが、そういう人の要素として「唾液の質が良い」と言う事はなんとなくですが感じています。
唾液にはいろいろな作用がありますが、その中でも
「自浄作用(汚れを洗い流す力)」
「緩衝作用(食事により酸性に傾いた口腔内を中性に戻そうとする力)」
「抗菌作用(ばい菌に対する抵抗力)」
「再石灰化(歯にカルシウムやミネラルを補充する力)」
がキーポイントになると考えます。
これらの力が強い唾液と弱い唾液で「虫歯になりやすさ(なりにくさ)」が違うように思います。
つまり「力の強い良い唾液」の人は虫歯になりにくく、「力の弱い悪い唾液」の人は虫歯になりやすいと言う考えです。
では「唾液の何から作られるか?」と言うと、唾液は「血液」から作られます。
よく言われる「ドロドロの血液」からは「良い唾液」は作られません。
では「血液は何から作られるか?」と言うと、血液は「食べる物」から作られます。
つまり「健康に良い食べ物」から「良い唾液は作られる」と言っても過言ではありません。
良質のたんぱく質やビタミン、ミネラルなどをたくさん食べることによって「良い唾液が作られる」と言う事になります。
逆に糖質が多いと血液はドロドロになり「良い唾液は作られない」と言う事になります。
「甘いもの」の種類にもよりますが、甘いものの多くは「ドロドロの血液」を作ります。
なので、結論を言うと良い唾液を作るためには「甘いものは控えましょう」と言うnokoko さんにとっては残念なお話になってしまうのです。
あと、もう一つ。
歯は赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時から作られ始めます。
赤ちゃんはお母さんのお腹の中では、お母さんの血液から栄養をもらって育ちます。
お母さんの血液の質が悪いと赤ちゃんに送られる栄養も質の悪いものとなってしまいます。
栄養の質が悪いとその時に作られている赤ちゃんの歯も丈夫にはなりません。
当サイトの回答者である吉岡秀樹先生は「マイナス2歳からの予防歯科と栄養学 」と言う話を以前されました。
体質改善にはおよそ12か月。
妊娠期間が10か月。
つまり、生まれる前の2年間の食事のとり方で「赤ちゃんの健康が変わる」と言うお話です。
nokoko さんが今後、妊娠出産を控える女性だとしたら、ご自身の体の事だけでなく、将来、生まれてくる赤ちゃんのためにも「甘いものは控える」と言う方向で考えられることをお勧めいたします。
参考:マイナス2歳からの予防歯科と栄養学
https://www.youtube.com/watch?v=yIaRwtCTWNM
>甘いものがすきなので虫歯にならないようにする方法を詳しく教えてもらいたかったのですが。
個人的には「プラークコントロール」と「力のコントロール」「栄養のコントロール」を行わないと「歯は守れない」と感じています。
プラークコントロールは歯磨きなどのセルフケアと歯石取りやPMTCなどのプロフェッショナルケア。
力のコントロールは「TCHの是正」など。
そして「栄養のコントロール」は「糖質と栄養素を考えた食事」と言う事になります。
以下、あくまでも個人的な仮説ですが…
確かに歯磨きをしなくても虫歯になりにくい人はいます。
具体的に解明されているわけではないので何とも言えませんが、そういう人の要素として「唾液の質が良い」と言う事はなんとなくですが感じています。
唾液にはいろいろな作用がありますが、その中でも
「自浄作用(汚れを洗い流す力)」
「緩衝作用(食事により酸性に傾いた口腔内を中性に戻そうとする力)」
「抗菌作用(ばい菌に対する抵抗力)」
「再石灰化(歯にカルシウムやミネラルを補充する力)」
がキーポイントになると考えます。
これらの力が強い唾液と弱い唾液で「虫歯になりやすさ(なりにくさ)」が違うように思います。
つまり「力の強い良い唾液」の人は虫歯になりにくく、「力の弱い悪い唾液」の人は虫歯になりやすいと言う考えです。
では「唾液の何から作られるか?」と言うと、唾液は「血液」から作られます。
よく言われる「ドロドロの血液」からは「良い唾液」は作られません。
では「血液は何から作られるか?」と言うと、血液は「食べる物」から作られます。
つまり「健康に良い食べ物」から「良い唾液は作られる」と言っても過言ではありません。
良質のたんぱく質やビタミン、ミネラルなどをたくさん食べることによって「良い唾液が作られる」と言う事になります。
逆に糖質が多いと血液はドロドロになり「良い唾液は作られない」と言う事になります。
「甘いもの」の種類にもよりますが、甘いものの多くは「ドロドロの血液」を作ります。
なので、結論を言うと良い唾液を作るためには「甘いものは控えましょう」と言うnokoko さんにとっては残念なお話になってしまうのです。
あと、もう一つ。
歯は赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいる時から作られ始めます。
赤ちゃんはお母さんのお腹の中では、お母さんの血液から栄養をもらって育ちます。
お母さんの血液の質が悪いと赤ちゃんに送られる栄養も質の悪いものとなってしまいます。
栄養の質が悪いとその時に作られている赤ちゃんの歯も丈夫にはなりません。
当サイトの回答者である吉岡秀樹先生は「マイナス2歳からの予防歯科と栄養学 」と言う話を以前されました。
体質改善にはおよそ12か月。
妊娠期間が10か月。
つまり、生まれる前の2年間の食事のとり方で「赤ちゃんの健康が変わる」と言うお話です。
nokoko さんが今後、妊娠出産を控える女性だとしたら、ご自身の体の事だけでなく、将来、生まれてくる赤ちゃんのためにも「甘いものは控える」と言う方向で考えられることをお勧めいたします。
参考:マイナス2歳からの予防歯科と栄養学
https://www.youtube.com/watch?v=yIaRwtCTWNM
相談者からの返信
相談者:
nokokoさん
返信日時:2016-12-15 22:45:36
タイトル | チョコが大好き!虫歯の予防方法は? |
---|---|
質問者 | nokokoさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 26歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | 虫歯予防 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。