右上6番、根管治療後から鼻水が止まらない
相談者:
歯科相談(アメリカ)さん (41歳:女性)
投稿日時:2017-01-19 20:20:17
右上6番(第一大臼歯)の神経治療の再治療を行いました。
20年以上前に神経治療した歯で、銀の詰め物をしていましたが、中で虫歯が進行していた様子もなく、歯根の炎症もありませんでしたが、レントゲンでは薬が十分に充填されていないので、やり直しを薦められました。
歯内治療専門医が実施し、治療中、アルコールのような揮発剤が右鼻に入ったような感覚があり、その直後から薬品の匂いのするサラサラした透明の鼻水が右の鼻から出てきました。
歯根に薬を充填して1度で治療終了、治療後24時間は、夜寝ている間は喉の奥にも薬品の臭いを感じる、鼻水の色が透明から黄色〜薄い茶色(濁ってはいません)に色が変わる、その後薬品の臭いは感じなくなったが、頭を下に前屈みになると黄色い鼻水がサラサラとかなり大量に流れ出てくる状況が続く。
治療後36時間経つと、ほぼ鼻水は止まったが、顔全体が熱っぽくむくんでいる、治療した歯の付近を押すと弱い痛み(押さなければ痛みは無い)、頭の付け根の首の後ろ側〜右横に筋肉痛のような症状あり(リンパ腺でしょうか)。
治療を行った専門医に連絡を取ると、
@治療中に鼻付近の異常を訴えていたことからも、予期された症状であり問題ない、2〜3日で鼻水は止まる。
過去にもこのようなケースは見てきており、心配ない。(治療直後にも同様の説明がありました。)
A治療時に出血はなく、歯根からSinusへのperforationの可能性は低い。仮に起こっていたとしても、針は非常に細いもので穴は自然と塞がる。
B治療後すぐに(24時間以内に)症状が現れたことから、鼻水は感染によるものではなく、抗生物質は不要。Sinusに近いところを刺激し、体が治療に反応した結果であり、抗炎症剤を飲んで自然に症状が治まるのを待つ。
C一時的な症状であり、永久的な問題や予後には影響無い。
とのことでした。
別の歯内治療専門医に相談したところ、治療後のレントゲンからは、治療自体には問題が無いように見える、歯根がSinusに近い爲、このような症状はたまに起こりうる、黄色い鼻水は炎症を起こしバクテリアがいる証拠だから、抗生物質を飲むようにと処方されました。
耳鼻咽喉科を受診したところ、CTを撮らなければ詳細な原因は分からないが、鼻水の症状はやはり抗生物質を飲むようにとの指示でした。
【1】この症状は、何が原因で起こっていると考えられますでしょうか?
(最初薬品の臭いを感じたということは、Perforationが起こったのでしょうか。
その後、臭いのないサラサラの黄色い鼻水が続いたのは、Sinusが外部からの刺激に反応したのでしょうか。)
【2】このような症状の場合、抗生物質は飲んだ方が良いのでしょうか?
(既に治療後36時間程経過しています。)
【3】予後に問題を残したくないのですが、現時点で取るべき対応はありますでしょうか?
【4】次の治療のステップ(コア作成)は、どれくらい時間を空けたらよいでしょうか?
担当医を訴えたり、治療費の返却を請求するようなことは考えておらず、予後だけを心配しています。
過去20年、特に問題が無かった歯を治療したことで、かえって歯の寿命を短くするような事態には陥りたくありません。
別の歯医者に変えることも考えています。
宜しくお願い致します。
20年以上前に神経治療した歯で、銀の詰め物をしていましたが、中で虫歯が進行していた様子もなく、歯根の炎症もありませんでしたが、レントゲンでは薬が十分に充填されていないので、やり直しを薦められました。
歯内治療専門医が実施し、治療中、アルコールのような揮発剤が右鼻に入ったような感覚があり、その直後から薬品の匂いのするサラサラした透明の鼻水が右の鼻から出てきました。
歯根に薬を充填して1度で治療終了、治療後24時間は、夜寝ている間は喉の奥にも薬品の臭いを感じる、鼻水の色が透明から黄色〜薄い茶色(濁ってはいません)に色が変わる、その後薬品の臭いは感じなくなったが、頭を下に前屈みになると黄色い鼻水がサラサラとかなり大量に流れ出てくる状況が続く。
治療後36時間経つと、ほぼ鼻水は止まったが、顔全体が熱っぽくむくんでいる、治療した歯の付近を押すと弱い痛み(押さなければ痛みは無い)、頭の付け根の首の後ろ側〜右横に筋肉痛のような症状あり(リンパ腺でしょうか)。
治療を行った専門医に連絡を取ると、
@治療中に鼻付近の異常を訴えていたことからも、予期された症状であり問題ない、2〜3日で鼻水は止まる。
過去にもこのようなケースは見てきており、心配ない。(治療直後にも同様の説明がありました。)
A治療時に出血はなく、歯根からSinusへのperforationの可能性は低い。仮に起こっていたとしても、針は非常に細いもので穴は自然と塞がる。
B治療後すぐに(24時間以内に)症状が現れたことから、鼻水は感染によるものではなく、抗生物質は不要。Sinusに近いところを刺激し、体が治療に反応した結果であり、抗炎症剤を飲んで自然に症状が治まるのを待つ。
C一時的な症状であり、永久的な問題や予後には影響無い。
とのことでした。
別の歯内治療専門医に相談したところ、治療後のレントゲンからは、治療自体には問題が無いように見える、歯根がSinusに近い爲、このような症状はたまに起こりうる、黄色い鼻水は炎症を起こしバクテリアがいる証拠だから、抗生物質を飲むようにと処方されました。
耳鼻咽喉科を受診したところ、CTを撮らなければ詳細な原因は分からないが、鼻水の症状はやはり抗生物質を飲むようにとの指示でした。
【1】この症状は、何が原因で起こっていると考えられますでしょうか?
(最初薬品の臭いを感じたということは、Perforationが起こったのでしょうか。
その後、臭いのないサラサラの黄色い鼻水が続いたのは、Sinusが外部からの刺激に反応したのでしょうか。)
【2】このような症状の場合、抗生物質は飲んだ方が良いのでしょうか?
(既に治療後36時間程経過しています。)
【3】予後に問題を残したくないのですが、現時点で取るべき対応はありますでしょうか?
【4】次の治療のステップ(コア作成)は、どれくらい時間を空けたらよいでしょうか?
担当医を訴えたり、治療費の返却を請求するようなことは考えておらず、予後だけを心配しています。
過去20年、特に問題が無かった歯を治療したことで、かえって歯の寿命を短くするような事態には陥りたくありません。
別の歯医者に変えることも考えています。
宜しくお願い致します。
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2017-01-20 09:44:58
海外での歯科トラブルは何かと大変だと思います。
>【1】この症状は、何が原因で起こっていると考えられますでしょうか?
>(最初薬品の臭いを感じたということはPerforationが起こったのでしょうか。
>その後、臭いのないサラサラの黄色い鼻水が続いたのは、Sinusが外部からの刺激に反応したのでしょうか。)
どんな薬剤を使われたのかによって回答は変わると思います。
> 【2】このような症状の場合、抗生物質は飲んだ方が良いのでしょうか?(既に治療後36時間程経過しています。)
実際に診た医師の判断が「抗生剤の投与が必要」と言う事であれば、指示に従うべきでしょうね。
> 【3】予後に問題を残したくないのですが、現時点で取るべき対応はありますでしょうか?
CT撮影でしょうか。
> 【4】次の治療のステップ(コア作成)は、どれくらい時間を空けたらよいでしょうか?
「症状が落ち着いてから」と言う事になると思います。
お大事になさってください。
>【1】この症状は、何が原因で起こっていると考えられますでしょうか?
>(最初薬品の臭いを感じたということはPerforationが起こったのでしょうか。
>その後、臭いのないサラサラの黄色い鼻水が続いたのは、Sinusが外部からの刺激に反応したのでしょうか。)
どんな薬剤を使われたのかによって回答は変わると思います。
> 【2】このような症状の場合、抗生物質は飲んだ方が良いのでしょうか?(既に治療後36時間程経過しています。)
実際に診た医師の判断が「抗生剤の投与が必要」と言う事であれば、指示に従うべきでしょうね。
> 【3】予後に問題を残したくないのですが、現時点で取るべき対応はありますでしょうか?
CT撮影でしょうか。
> 【4】次の治療のステップ(コア作成)は、どれくらい時間を空けたらよいでしょうか?
「症状が落ち着いてから」と言う事になると思います。
お大事になさってください。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2017-01-21 20:51:55
>【1】この症状は、何が原因で起こっていると考えられますでしょうか?
>(最初薬品の臭いを感じたということはPerforationが起こったのでしょうか。
>その後、臭いのないサラサラの黄色い鼻水が続いたのは、Sinusが外部からの刺激に反応したのでしょうか。)
ご自分で感じているとうりだと思います。
根尖と上顎洞底が接近していて、骨のカバーはなく(シュナイダー)膜だけになっている場合があります。
そのような場合の同部の損傷で歯根尖が、上顎洞内に露出してしまい、粘膜の再被覆が起きないままになってしまうことがあります。
今後のことはすべてこれ一点にかかっていると、思います。
上顎洞の症状が消えるまで待つしかありませんが、相当期間を要するものです。
>(最初薬品の臭いを感じたということはPerforationが起こったのでしょうか。
>その後、臭いのないサラサラの黄色い鼻水が続いたのは、Sinusが外部からの刺激に反応したのでしょうか。)
ご自分で感じているとうりだと思います。
根尖と上顎洞底が接近していて、骨のカバーはなく(シュナイダー)膜だけになっている場合があります。
そのような場合の同部の損傷で歯根尖が、上顎洞内に露出してしまい、粘膜の再被覆が起きないままになってしまうことがあります。
今後のことはすべてこれ一点にかかっていると、思います。
上顎洞の症状が消えるまで待つしかありませんが、相当期間を要するものです。
タイトル | 右上6番、根管治療後から鼻水が止まらない |
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質問者 | 歯科相談(アメリカ)さん |
地域 | 海外 |
年齢 | 41歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 会社員(事務系) |
カテゴリ | 根管治療に関するトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。