掛りつけの歯科医が御隠退する時期と患者側として準備することについて

相談者: ほうじ茶さん (43歳:男性)
投稿日時:2017-03-09 04:38:31
真に失礼な質問かとは思いますが、ご容赦いただければ幸いです。

かかりつけの先生には子供のころからお世話になっており、最近も検診歯周病治療をしていただき、父(サラリーマンでしたのでもう定年して長いです)と同じくらいのお歳と聞いているので、凄いなと思っております。

いつまで先生に診てもらえるのかなと御隠退を判断する根拠と、あと、引退されるときはどのような準備をこちらはしておけばいいのかなとふと考えたので、質問させていただきました。

かかりつけの先生の治療のおかげでインレー等も長らく外れず、最近の歯周病検診でも3oが最低でしたので、日頃の歯磨きでもなんとかできると非常に丁寧にご指導いただきましたので、色々考えてしまいました。

以上です。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-03-09 08:35:59
難しいですね、欧州では歯科医師が引退する際は責任をもって引き継ぎ・医院の紹介(カルテなどの患者データも引き継がれる)があります。
どちらの国かは忘れましたが、退職金のような形で、患者データを引き継いで後を任せる代償に、後任の歯科医師から金銭を受け取るところもあるようです。

しかし残念ながら、日本はそのまま何の音さたもなく、ある日突然閉まっていた、というのが現状のようです。


歯科医師との付き合いも深いようなので、引退なされた御父上の話などを引き合いにだしながら、こちらでずっと受診したいが、もしものときはどちらの歯科医院を訪ねればよいか、とやんわり聞いてみてもいいかもしれません。

近隣の歯医者さん同士、多かれ少なかれ付き合いはあるはずですし、その中でもフィーリングやウマがあう仲間というのもあるでしょう。
いくらかは他院の評判も聞こえてくるものです。


ですが、患者データの引き継ぎなどはおそらくされないでしょう。
歯科医師会などでもほとんどそのことが問題になっていませんので、当分現状はかわらないでしょう。


とても上質な治療をうけてきたようなので、何が「よい定期検診か」はお分かりのことと思います。

いくつかの歯科医院に、「歯石除去」を主訴で受診し、信頼できそうなところに落ち着く、というのが現実的かなと思います。


引き継ぎ制度は今後整えられて然るべきと考えておりますが、現時点では何のガイドラインもないこと申し訳なく思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ほうじ茶さん
返信日時:2017-03-12 12:39:48
中田先生

ご回答ありがとうございます。

歯科医の先生方の引継ぎの現状をご教授いただき、非常に参考になりました。

中田先生のご助言のように、かかりつけの先生にやんわりお聞きできればいいのでしょうが、歯科医師・患者として長らく良い関係を構築できているだけに、その「やんわり」という基準が測りかねるというのが本音かもしれません。

患者のデータの引継ぎがほぼなされないことは少し驚きました。
この点は、例えば引っ越しに伴うやむを得ない事情に基づき、かかりつけの先生が変わる場合、求めればデータ(カルテ等)は引き継いでもらえると勝手に想像していたのですが、素人考えでしたね。

確かにこれまで、進学・就職等で歯科医師の先生をかえたことはありますが、特にカルテを紹介してくださいとか申し上げたことはないことに今更ながら気づきました。

中田先生お一人で解決できる次元の課題ではないと思いますが、一患者として、患者データの引継ぎに関してはなんらかの指針を作成してほしいと思います。

お忙しい中ご回答いただき、重ねて御礼申し上げます。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-03-12 13:37:37
こんにちは。

患者さんとしては切実な問題ですね、私も時々尋ねられますがこの問題は様々だと思います。

個人的には自己管理ができるよう主治医から指導していただくのが一番いいと思います、あまり歯医者に頼りすぎるのはよくないと考えています。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ほうじ茶さん
返信日時:2017-03-13 00:01:27
山田先生

初めまして。ご回答ありがとうございます。

歯科医師の先生方にとっても重大な判断になると思われますので、多々難しい事項があるのだなと感じました。

確かに先生のおっしゃる通り、受け身にならず定期検診や治療の際に、積極的に指導して頂き、患者側なりに疑問点等しっかり質問させていただき、自己管理していく際の不安点を解消するのが肝要と思いました。

次回の定期検診の予約を取る際には、その時点で予約が比較的余裕がある日に入れてもらおうと思います。

といいつつ、かかりつけの先生は一週間先までは予約が入っていて、しかも急患も受け入れられていらっしゃるようなので、当日時間があるということは難しいと思われますが・・・。

重ねて御礼申し上げます。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ほうじ茶さん
返信日時:2017-03-15 22:37:39
中田先生、山田先生

今後、予防に注力して現存する歯を大事にして生きたいと思います。

ご回答ありがとうございました。



タイトル 掛りつけの歯科医が御隠退する時期と患者側として準備することについて
質問者 ほうじ茶さん
地域 愛知
年齢 43歳
性別 男性
職業 その他
カテゴリ その他(歯科医師関連)
回答者




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