無髄歯の将来が不安、歯のことが気になり生きた心地がしません

相談者: ゆーさん202さん (31歳:女性)
投稿日時:2017-10-22 11:11:21
質問失礼します。

以前にも一度質問させて頂いたのですが、小学生の時から多くの虫歯神経を取る処置をしており、右上2,5,、右下1,3,4、左下1くらいしか有髄歯がありません。(無髄歯奥歯は全てメタルコアで銀の被せ。)

20代後半までは定期的に虫歯が見つかり、その都度放置はせずに歯医者さんで治療してもらっていましたが、これ以降は虫歯を作らないようにと3ヶ月に一度、定期検診とクリーニングをしてもらうようにしました。

それ以降しばらくは虫歯もできず過ごしていたのですが、今までの状態が既に悪かったからか、ある歯では根っこに問題があり次に何かあれば抜歯と言われているものもある状況です。
治療の度に噛み合わせが少し変わったりで、歯根だけしかない他の歯の負担になっていないか心配になります。

こちらのサイトで『歯根破折』というものがあり無髄歯に多いというのを知り、余命宣告されたようで昔の自分を悔やんでも悔やみきれません。

この年齢で、仕事もしているのでせめて定年まで入れ歯になることは避けたいのですが、定期的に手入れをしてもそれは難しいのでしょうか?
40代の同僚が、加齢のせいで歯が弱り欠けたと言っているのを聞くと、現時点でこの状態の自分は今後どうなるのかと不安になります。

自分が悪いのですが最近は歯のことが気になり生きた心地がしません。
無髄歯の寿命については一概に言えないとの状況のようですが、何かご助言いただければ幸いです。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-10-22 14:23:37
こんにちは。

歯は神経があったほうが強度も高いので良いのですが、お手入れが悪いと神経があることで痛みを感じたりしますから、お手入れが悪い方は早めに神経の処置をされるということになる場合が多いでしょう。

ゆーさん202さんのように、若いころはお手入れが不足していたが、今は習慣を変えて歯のお手入れに時間も費用も手間もかけるように変わったという方の場合、残念ですが後で悔やんでもしょうがないということになります。

ただ、歯を失う原因は神経を抜いて無髄歯にしたことだけではなく、歯の周囲の炎症の放置が主因だと思います。
ですから定期的にメンテナンスで受診されていて適切な治療介入を行っていけば、そうそう入れ歯が必要になるほど口腔状態が急に悪化することはないでしょう。

咬合のバランスを随時整えてもらい歯周病にならないように、また根面虫歯にならないように適切な治療介入を受けて、歯の価値を認識されていればもしも欠損が生じてもインプラントなどの代用品もありますから、問題なく美味しく噛むという幸せを失うことはないのが現代歯科医学だと思います。

悲観されることなくお手入れに通院してください。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-10-23 09:23:46
ご相談ありがとうございます。

>この年齢で、仕事もしているのでせめて定年まで入れ歯になることは避けたいのですが、定期的に手入れをしてもそれは難しいのでしょうか?

うまく行けば持たせることは可能です。

きれいな歯でも失う原因は、細菌感染咬合の異常です。
無髄歯の場合は、自然治癒力が衰えていますから、とりわけこの2つの管理が重要です。

とくに咬合の異常には簡単に歯根破折へとつながるのが無髄歯の特徴です。


>40代の同僚が、加齢のせいで歯が弱り欠けた

この年令の頃から、咬合が大きく変わります。

その年令以前とは同じではなく、その頃にはまた新たに咬合の検査・診断を受けましょう。

それには今から感染や咬合に関する検査データをたくさん記録しておくことが効果的です。


無髄歯の寿命については一概に言えないとの状況のようですが、何かご助言いただければ幸いです。

今までは虫歯の痛みを止めたり、穴埋めのための治療を受けてきたと思います。
一度原点に戻って、歯髄や歯を失う原因の検査から始める、これから一生歯を残す目的の、全体の総合的な診察を受けると良いと思います。


>最近は歯のことが気になり生きた心地がしません。

心配を解消し、安心をしていただくことが歯科医院の仕事です。
これをメディカル・コンフォートといいます。

しっかり見通しを立てていただきましょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ゆーさん202さん
返信日時:2017-10-24 22:32:36
【Dr.ふなちゃん先生】

ご回答、ありがとうございます。
こういう現状になってしまった以上、これより虫歯などが進行しないようにお手入れを一層頑張っていきたいと思います。大人になって抜歯をしなければいけない人は、無髄歯になって歯根破折したことが一番の原因だと思っていたので、悲観せずに、でも気を抜くことなく頑張りたいと思います。

先生の言葉に勇気をいただきました。
ありがとうございました。



【さがら先生】

ご回答、ありがとうございます。
歳をとるごとにかみ合わせが変わることを初めてしりました。
たまに、いつもとかみ合わせが違うなと感じることがありましたが、気のせいと思い気にも留めていなかったのですが無髄歯が多い私は、定期的にかみ合わせも調整してもらったほうが良いのですね。
最近は根っこが折れないようにと必要以上に気を付けて食事などをし、おいしいと感じることができなかったので、かみ合わせについてもかかりつけの歯医者さんに相談してみようと思います。

貴重なお話を、ありがとうございました。



タイトル 無髄歯の将来が不安、歯のことが気になり生きた心地がしません
質問者 ゆーさん202さん
地域 非公開
年齢 31歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療その他
その他(その他)
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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