古い銀歯をコンポジットレジンにやり替えるデメリット
相談者:
コロママさん (34歳:女性)
投稿日時:2018-05-19 18:17:53
いつもお世話になっております。
今回も宜しくお願い致します。
現在ほとんど治療済みで銀歯のインレーが多数入っております。
かなり古いものでは10〜15年経過していて経年変化しているので、やりかえを検討しています。
最近では銀歯をコンポレッドレジンにする治療がされているとの事ですが、レジンは耐久性が低く、伸縮性もあるので、銀歯からレジンにするのは不安があります。
削る量が少ない点は良いみたいですが。。
また金属ではなくプラスチックなので、長期間持つのかも不安があります。
色々な歯科なサイトを見ていると銀歯はレジンに変えた方がよいと書いてありますが、先生方はどうお考えでしょうか?
色々自分なりに調べて勉強しているのですが、余計にわからなくなってしまいました。。
また、保険の治療で受けるレジンと自費治療で受けるレジンは材質が違く、自費治療のレジンの方がもつのでしょうか?
自由診療専門のHPをみると、保険と自費では全然違く耐久性が良いとなっていました。
どんな意見でも勉強になりますので教えてくださいませ。
宜しくお願い致します。
今回も宜しくお願い致します。
現在ほとんど治療済みで銀歯のインレーが多数入っております。
かなり古いものでは10〜15年経過していて経年変化しているので、やりかえを検討しています。
最近では銀歯をコンポレッドレジンにする治療がされているとの事ですが、レジンは耐久性が低く、伸縮性もあるので、銀歯からレジンにするのは不安があります。
削る量が少ない点は良いみたいですが。。
また金属ではなくプラスチックなので、長期間持つのかも不安があります。
色々な歯科なサイトを見ていると銀歯はレジンに変えた方がよいと書いてありますが、先生方はどうお考えでしょうか?
色々自分なりに調べて勉強しているのですが、余計にわからなくなってしまいました。。
また、保険の治療で受けるレジンと自費治療で受けるレジンは材質が違く、自費治療のレジンの方がもつのでしょうか?
自由診療専門のHPをみると、保険と自費では全然違く耐久性が良いとなっていました。
どんな意見でも勉強になりますので教えてくださいませ。
宜しくお願い致します。
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2018-05-19 18:31:35
>削る量が少ない点は良いみたいですが。
新たな虫歯を削って修復するのであればそうですが、インレーを外して貯め直すのであれば少なくなるわけではないと思います。
ケースによってはさらに削らなくてはいけない場合もあると思います。
>自費治療で受けるレジンは材質が違く
個人的にはあまり差がないと思います。
あるのは色の豊富さかと思います。
>保険と自費では全然違く耐久性が良いとなっていました
ラバーダムを使うなどの行為によって、接着力が上がれば耐久性が上がると思います。
新たな虫歯を削って修復するのであればそうですが、インレーを外して貯め直すのであれば少なくなるわけではないと思います。
ケースによってはさらに削らなくてはいけない場合もあると思います。
>自費治療で受けるレジンは材質が違く
個人的にはあまり差がないと思います。
あるのは色の豊富さかと思います。
>保険と自費では全然違く耐久性が良いとなっていました
ラバーダムを使うなどの行為によって、接着力が上がれば耐久性が上がると思います。
相談者からの返信
相談者:
コロママさん
返信日時:2018-05-19 18:53:10
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2018-05-19 22:25:45
こんにちは。
長期的予後に関してはわかりません。
まだ最近のものについては、臨床的に評価するための期間が足りていないからです。
ただ、材料学的進化は劇的なものではなく徐々に進化していますから、長期的経過がある古いタイプのレジンよりよくなって来ているので、ケースによっては金属よりもよい場合もあるでしょう。
金属をわざわざ除去して、レジンにする意義がどれくらいあるのかは不明です。
やりかえる必要があるならば、やりかえる材料のひとつとして候補に上がるケースが増えたと考えられる程度でよいと思います。
治療には侵襲は付き物ですからやりかえるメリットが確実に認められなければ、そんなに積極的にされなくてもよいのではないかと思います。
また、レジンでは無理なケースはあるのでそういう場合は、ハイブリッドインレーやe.max インレー、ジルコニアインレーの方を勧められる事も医院によってはあるのではないかと思います。
長期的予後に関してはわかりません。
まだ最近のものについては、臨床的に評価するための期間が足りていないからです。
ただ、材料学的進化は劇的なものではなく徐々に進化していますから、長期的経過がある古いタイプのレジンよりよくなって来ているので、ケースによっては金属よりもよい場合もあるでしょう。
金属をわざわざ除去して、レジンにする意義がどれくらいあるのかは不明です。
やりかえる必要があるならば、やりかえる材料のひとつとして候補に上がるケースが増えたと考えられる程度でよいと思います。
治療には侵襲は付き物ですからやりかえるメリットが確実に認められなければ、そんなに積極的にされなくてもよいのではないかと思います。
また、レジンでは無理なケースはあるのでそういう場合は、ハイブリッドインレーやe.max インレー、ジルコニアインレーの方を勧められる事も医院によってはあるのではないかと思います。
相談者からの返信
相談者:
コロママさん
返信日時:2018-05-20 18:07:27
詳しく教えて頂きまして、ありがとうございました。
タイトル | 古い銀歯をコンポジットレジンにやり替えるデメリット |
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質問者 | コロママさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
レジン(白いプラスチック) 保険のインレー(銀・金属) 補綴関連 材料・機材関連 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。