歯根を歯茎に埋没させるという治療方法はあるのか?

相談者: M.YAMAさん (43歳:男性)
投稿日時:2019-06-23 20:50:05
2018年10月以来の質問になります。
質問内容下記になります。


歯根歯茎に埋没させるという治療方法はあるのか?
 → Yes / No



【経緯】
@2016年1月頃から、咳・声のかすれ・誤嚥が始まる

A呼吸器科・耳鼻科・消化器科、その他全身的な大がかりな検査をしたが異常は見つからない

B口内左奥で金属・薬品のような味がしていることに気がつく

Cマウスピース装着で症状が改善し、歯科材料を疑ってアレルギー検査(上は5-7、下は6,7が治療されている)

Cレジンを使用する場合の各種接着剤で陽性(2017年12月)

D該当材料を除去(2018年3月までに完了)

Eその後1年以上症状は治まらず(原因箇所が特定できず、問題切り分けのため生活への影響小の左上下7を抜歯している)



【現在】
@これ以上は歯科でできることがなく、現在は治療を中断

A神経科の紹介を受けた(例えばバーニングマウス症など)



【今後の治療について】
@神経科は来月受診予定
(※やはり歯科治療に戻った場合のための本質問です)

A私の希望としては、次に左上下6を順番に抜歯し、症状の変化を見たい
⇒歯科ではQOLを繰り返し強調され、受け入れられていない
⇒現時点でかなり衰弱していて、問題の切り分けのために(歯ではない場合にもそれをはっきりさせるために)抜歯をしたい

B現在既に咀嚼は右でしか行っていないが、抜歯することで将来左の歯槽が縮小することへの心配はある

Cそこで、歯冠部分を切断し根だけ残して歯茎に埋没させてしまうという治療はできないか?と考えた

実際にそういった治療は行われているのでしょうか?



※かかっている歯科の先生に治療継続を嫌がっている様子が伺え、あまりきちんと答えてくれないのでここで質問させていただいています。
よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2019-06-24 06:54:05
こんにちは。

お口のなかの状態の情報が足りませんので理解できませんでしたが、アレルギー検査によりレジン系セメントレジンにアレルギー反応が出たということのようですね。
歯を抜くよりレジン系の物を使用しない治療にされてはいかがでしょうか?

歯を失うと顔形も変わりますし食べ方に制限が出るので誤嚥を起こしやすくなる筈です。
片側噛みは舌の機能的な問題を生じますから頭頸部の障害にもつながっていかのではないかと思いますので、問題をより深刻化してしまうのではないかと思います。


Cへの回答

抜歯するよりよほど良いだろうと思います。
歯の修復が原因ではないかを検証したいならば抜歯ではなく修復物を一時的に除去する事を考えるほうがよいでしょう。
セラミックと従来のセメント合着で暫く様子を見るとよいかもしれませんね。

歯根歯茎に埋め込むとなるとかなり大変ですからトライされる価値はないかもしれません。


スプリント療法で症状が軽減されたのは噛み合わせが挙上されたからではないのでしょうか?
スプリントにより頭頸部の筋肉をリラックスさせる効果がありますから、筋の緊張の有無について触診してもらうと何かわかるかもしれませんね。

大学病院でも一度診てもらうとよいかもしれませんね。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2019-06-24 11:24:40
こんにちは。

ずいぶん深刻な問題ですね。

歯根歯茎に埋没させるという治療方法はあるのか?

NO

>実際にそういった治療は行われているのでしょうか?

聞いたことはありません。

個人的な見解ですがそのような症状が歯からきている症例には巡り合ったことはありません、したがって原因の特定のため抜歯を選択するのはかなり乱暴な方法だと思います。


>※かかっている歯科の先生に治療継続を嫌がっている様子が伺え、あまりきちんと答えてくれない

きちんと答えてもらえないのは甚だ問題だとは思いますが患者さんが治療方針を決めて受診なさるのは正直対応に苦慮します。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: M.YAMAさん
返信日時:2019-06-24 22:27:12
船橋様、山田様
ご回答ありがとうございました。

長くなってしまうのでポイントだけを書いてたのですが、

@金属や根管充填の交換
Aセラミックやプラスチックへの交換

などは行い、Aはかなり症状を悪化させ、後日接着剤がアレルゲンであることがわかりました。

@象牙質を露出させた状態
Aコアのみを作った状態
B仮封をした状態

と、それぞれ様子見期間を設けたのですが、1つ1つ微妙に症状が異なります。

今は、

C金属の冠を被せた状態

ですが、@ABと比べて一番症状が小さいです。
実験のため、右側の銀が外れたままになっている歯にBと同じ仮封をしてそのままにしているのですが、右側は全く症状が出ません。


神経ではなく口の中の物質的なものを疑っている理由は、(寝ているあいだに軽減した)症状が、歯→歯茎→喉→鼻→耳・目、とつながっている器官に徐々に拡がっていくからです。

神経科にかかりながら、自分でも考え続けてみます。



※この症状が出るより以前から喘息の治療で通っている病院から、花粉症の時期などは経口の抗アレルギー薬をもらっていました。
この薬が明らかに効いているので、今は1年中もらっています。

ですが、実際には喘息とは関係がないかも知れない症状に対して処方されている可能性があり(保険適用の面からも)、そうだとしたらよくないと考えています(もちろん健康の方が優先ですが)。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2019-06-27 12:29:47
M.YAMAさん、こんにちは

今かかられている歯科は開業医でしょうか?
歯学部の付属病院にかかられた方が良いと思います。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2019-06-27 17:32:32
BC

あると思います。
特に前歯部では有効な場合もあると思います。

第2回GNDMで症例発表がありましたので実際に行われている方法だと思います。
ただブリッジにする場合には自費診療になると思います。




タイトル 歯根を歯茎に埋没させるという治療方法はあるのか?
質問者 M.YAMAさん
地域 非公開
年齢 43歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 根管治療その他
その他(歯科治療関連)
歯科金属アレルギー
歯科用材料によるアレルギー
歯科と全身疾患その他
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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