矯正で歯茎が下がった歯根と歯茎の治療について
相談者:
ふふさん (50歳:女性)
投稿日時:2020-10-01 13:46:28
よろしくお願いします。
40代から矯正をはじめ、5年ほど通いました。
それで下前歯が全部かなり歯茎下がりしてしまって、歯根が丸見えの状態です。
矯正中にはもちろん、何度も何度も歯茎下がりについて大丈夫なのか聞きましたが、大丈夫、歯は抜けたりしないから、とばかりでした。
この先生にかかったことをほんとに後悔しています。
それで、歯石が気になったので、近所の歯医者に行きましたら、下前歯の歯根が見えているところを、硬化プラスチック?をつけて治療しましょう、と言われました。
私は歯石取りのみのつもりで行ったのですが、やはりかなり歯根が見えてる状態なので、そのように指摘されました。
私としては、いずれ歯茎に注入できるヒアルロン酸治療をやりたいと思っていて、その歯医者ではヒアルロン酸治療は行っていません。
なんとなく、ヒアルロン酸のことを言い出しずらくて、次の予約を入れてしまったのですが、歯根が剥き出しのところに硬化プラスチック?をつけて、歯の部分と歯根の段差を補強する、という治療はどうなのでしょうか?
プラスチックをつけてしまうと、その下で歯根部分がいつの間にか虫歯になったりしないのでしょうか?
歯根はかなり出ていますが、すごくぐらついたり、とかはありません。
手で押すとさすがに少し揺れますが。。
歯根に硬化プラスチック?のようなもので歯の部分と歯根の段差を埋める、という治療はすべきでしょうか?
それとも、もともと考えていたヒアルロン酸治療を受けてみてからのほうがいいですか?
40代から矯正をはじめ、5年ほど通いました。
それで下前歯が全部かなり歯茎下がりしてしまって、歯根が丸見えの状態です。
矯正中にはもちろん、何度も何度も歯茎下がりについて大丈夫なのか聞きましたが、大丈夫、歯は抜けたりしないから、とばかりでした。
この先生にかかったことをほんとに後悔しています。
それで、歯石が気になったので、近所の歯医者に行きましたら、下前歯の歯根が見えているところを、硬化プラスチック?をつけて治療しましょう、と言われました。
私は歯石取りのみのつもりで行ったのですが、やはりかなり歯根が見えてる状態なので、そのように指摘されました。
私としては、いずれ歯茎に注入できるヒアルロン酸治療をやりたいと思っていて、その歯医者ではヒアルロン酸治療は行っていません。
なんとなく、ヒアルロン酸のことを言い出しずらくて、次の予約を入れてしまったのですが、歯根が剥き出しのところに硬化プラスチック?をつけて、歯の部分と歯根の段差を補強する、という治療はどうなのでしょうか?
プラスチックをつけてしまうと、その下で歯根部分がいつの間にか虫歯になったりしないのでしょうか?
歯根はかなり出ていますが、すごくぐらついたり、とかはありません。
手で押すとさすがに少し揺れますが。。
歯根に硬化プラスチック?のようなもので歯の部分と歯根の段差を埋める、という治療はすべきでしょうか?
それとも、もともと考えていたヒアルロン酸治療を受けてみてからのほうがいいですか?
[過去のご相談]
回答1
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2020-10-01 14:05:05
ふふさん、こんにちは。
矯正治療を行ったところ、下前歯の歯茎が下がって歯根が見えるようになってしまったのですね。
矯正治療では歯茎部の退縮や、根が短縮されることはありますから、リスクの説明や認識の擦り合わせがうまくいっていなかったのかなと思いました。
>それで、歯石が気になったので
ということであれば、矯正の影響以外にも、歯周病の問題によって歯茎が下がっているということも考えられるのかなと想像しました。
矯正を行うのであれば歯周病のコントロールも重要になってきますが、歯周病を治療することによって腫れていた歯肉が引き締まり、歯茎が下がったようになることはあります。
>近所の歯医者に行きましたら、下前歯の歯根が見えているところを、硬化プラスチック?をつけて治療しましょう、と言われました。
ということであれば、歯茎が下がっているだけではなく、楔状欠損があったのでしょうか。
それとも、審美回復が目的でしょうか。
目的によって処置は異なるでしょう。
>私としては、いずれ歯茎に注入できるヒアルロン酸治療をやりたいと思っていて、その歯医者ではヒアルロン酸治療は行っていません。
審美的な改善を目的に行う処置だと思いますが、まず歯周病があるのであればそうした管理が行えているということが前提になるのかなと思います。
失ったアタッチメントロスが改善するわけではないと思います。
>歯根に硬化プラスチック?のようなもので歯の部分と歯根の段差を埋める、という治療はすべきでしょうか?
>それとも、もともと考えていたヒアルロン酸治療を受けてみてからのほうがいいですか
実際の状況や必要性は診察をした担当医にしかわかりませんから、よくメリットや必要性を聴いて納得されてから処置に入られるのが良いと思います。
お大事にしてください。
矯正治療を行ったところ、下前歯の歯茎が下がって歯根が見えるようになってしまったのですね。
矯正治療では歯茎部の退縮や、根が短縮されることはありますから、リスクの説明や認識の擦り合わせがうまくいっていなかったのかなと思いました。
>それで、歯石が気になったので
ということであれば、矯正の影響以外にも、歯周病の問題によって歯茎が下がっているということも考えられるのかなと想像しました。
矯正を行うのであれば歯周病のコントロールも重要になってきますが、歯周病を治療することによって腫れていた歯肉が引き締まり、歯茎が下がったようになることはあります。
>近所の歯医者に行きましたら、下前歯の歯根が見えているところを、硬化プラスチック?をつけて治療しましょう、と言われました。
ということであれば、歯茎が下がっているだけではなく、楔状欠損があったのでしょうか。
それとも、審美回復が目的でしょうか。
目的によって処置は異なるでしょう。
>私としては、いずれ歯茎に注入できるヒアルロン酸治療をやりたいと思っていて、その歯医者ではヒアルロン酸治療は行っていません。
審美的な改善を目的に行う処置だと思いますが、まず歯周病があるのであればそうした管理が行えているということが前提になるのかなと思います。
失ったアタッチメントロスが改善するわけではないと思います。
>歯根に硬化プラスチック?のようなもので歯の部分と歯根の段差を埋める、という治療はすべきでしょうか?
>それとも、もともと考えていたヒアルロン酸治療を受けてみてからのほうがいいですか
実際の状況や必要性は診察をした担当医にしかわかりませんから、よくメリットや必要性を聴いて納得されてから処置に入られるのが良いと思います。
お大事にしてください。
回答2
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2020-10-01 15:56:12
歯根周囲の骨、歯茎の一方、若しくは両方が薄いと歯肉退縮が起こりやすいと言われています。
もし術前の叢生の程度がある程度あっても非抜歯で行ったとしたら、今からでも抜歯が薦められる場合はあるかもしれません。
(→再矯正治療)
それから、ヒアルロン酸ではなく、上顎の歯肉を移植する手法が一般的です。
もし術前の叢生の程度がある程度あっても非抜歯で行ったとしたら、今からでも抜歯が薦められる場合はあるかもしれません。
(→再矯正治療)
それから、ヒアルロン酸ではなく、上顎の歯肉を移植する手法が一般的です。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2020-10-02 08:15:22
こんにちは。
矯正治療で下の前歯の歯根部分が見えるまで歯茎が下がったのですね。
歯茎がもともと薄い方や歯槽骨が薄い方の矯正治療は慎重に行われる事が大切になるので難しいケースだったのでしょうか。
ヒアルロン酸は効果はゼロではありませんがぐるりと下がりきった歯茎を持ち上げる事は出来ないと思います。
歯茎は付着歯肉といわれ歯や歯槽骨にしっかりくっついていますから、皮膚のようにたるみがない事からもわかるようにヒアルロン酸はほとんど入りません。
ただし、害はほとんどありませんから試してみたいのであれば治療を行ってもらう事は出来ると思います。
ヒアルロン酸薬は割と高いです。
本来は歯茎の位置をあげようと思うと歯周外科になると思います。
上顎の口蓋粘膜下の組織を剥ぎ取って粘膜下に移植したり市販の製品を移植するので、かなり大変ですし痛むのであまり好まれませんがそちらのほうが効果的とされています。
痛いのが嫌いという方にはダイレクトボンドやベニア治療を行う事で見た目を改善する事になると思います。
硬質プラスチックで隙間を埋めると提案があったのはダイレクトボンドでしょう。
虫歯のレジン充填に使う材料ですからしっかりラバーダム防湿を行って治療してもらう事になるのでしょう。
〉歯根に硬化プラスチック?のようなもので歯の部分と歯根の段差を埋める、という治療はすべきでしょうか
すべきかどうかを決めるのはご本人のご希望によると思います。
見た目の改善の為にということであれば気にせず放置も選択肢の一つになるかもしれませんね。
矯正治療で下の前歯の歯根部分が見えるまで歯茎が下がったのですね。
歯茎がもともと薄い方や歯槽骨が薄い方の矯正治療は慎重に行われる事が大切になるので難しいケースだったのでしょうか。
ヒアルロン酸は効果はゼロではありませんがぐるりと下がりきった歯茎を持ち上げる事は出来ないと思います。
歯茎は付着歯肉といわれ歯や歯槽骨にしっかりくっついていますから、皮膚のようにたるみがない事からもわかるようにヒアルロン酸はほとんど入りません。
ただし、害はほとんどありませんから試してみたいのであれば治療を行ってもらう事は出来ると思います。
ヒアルロン酸薬は割と高いです。
本来は歯茎の位置をあげようと思うと歯周外科になると思います。
上顎の口蓋粘膜下の組織を剥ぎ取って粘膜下に移植したり市販の製品を移植するので、かなり大変ですし痛むのであまり好まれませんがそちらのほうが効果的とされています。
痛いのが嫌いという方にはダイレクトボンドやベニア治療を行う事で見た目を改善する事になると思います。
硬質プラスチックで隙間を埋めると提案があったのはダイレクトボンドでしょう。
虫歯のレジン充填に使う材料ですからしっかりラバーダム防湿を行って治療してもらう事になるのでしょう。
〉歯根に硬化プラスチック?のようなもので歯の部分と歯根の段差を埋める、という治療はすべきでしょうか
すべきかどうかを決めるのはご本人のご希望によると思います。
見た目の改善の為にということであれば気にせず放置も選択肢の一つになるかもしれませんね。
タイトル | 矯正で歯茎が下がった歯根と歯茎の治療について |
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質問者 | ふふさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 50歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯列矯正のトラブル 審美歯科治療(歯茎) 歯茎が下がった(歯肉退縮) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。