神経に近い虫歯治療のラバーダムの必要性
相談者:
ユリイさん (42歳:女性)
投稿日時:2021-06-23 15:47:43
相談者からの返信
回答1
あすとら歯科クリニック相模原(神奈川県相模原市)の滝野です。
回答日時:2021-06-23 23:17:29
ユリイさん、こんにちは。
左下8番に違和感があり、治療を考えているのですね。
まず、治療が必要な状態なのかどうかは診断しなければわかりません。
虫歯治療前に数回クリーニングして口腔内の環境を良くしておくことは良いことですが、ラバーダムの代わりにはなりません。
また、ラバーダムを使うのであっても、口腔内の環境をあらかじめ良くしておくことが望ましいと思います。
治療の質や予後にこだわりがあるのであれば、できればラバーダムを使ってもらえると良いと思います。
特に、下の親知らずということですから、ラバーダム無しに防湿したドライな環境を作ることはできないでしょう。
しかし、親知らずということですから、抜歯の選択となることも多いと思います。
他の歯の状況や歯並びなど、虫歯治療で残す理由がお有りなのでしょうか。
また、生え方や歯の向きによっては、ラバーダムを掛けようと思ってもそもそもラバーダムを掛けることが物理的に不可能な状況も考えられます。
左下8番に違和感があり、治療を考えているのですね。
まず、治療が必要な状態なのかどうかは診断しなければわかりません。
虫歯治療前に数回クリーニングして口腔内の環境を良くしておくことは良いことですが、ラバーダムの代わりにはなりません。
また、ラバーダムを使うのであっても、口腔内の環境をあらかじめ良くしておくことが望ましいと思います。
治療の質や予後にこだわりがあるのであれば、できればラバーダムを使ってもらえると良いと思います。
特に、下の親知らずということですから、ラバーダム無しに防湿したドライな環境を作ることはできないでしょう。
しかし、親知らずということですから、抜歯の選択となることも多いと思います。
他の歯の状況や歯並びなど、虫歯治療で残す理由がお有りなのでしょうか。
また、生え方や歯の向きによっては、ラバーダムを掛けようと思ってもそもそもラバーダムを掛けることが物理的に不可能な状況も考えられます。
相談者からの返信
相談者:
ユリイさん
返信日時:2021-06-24 00:16:43
回答2
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2021-06-24 12:11:17
ユリイさん、こんにちは
ラバーダムにはいくつかの目的があります。
1)細菌のコントロール
2)湿度のコントロール
3)器具の誤飲防止
細菌のコントロールは神経の処置をするときに重要な目的となります。
神経を触る事なく、接着によって詰め物をする場合は湿度のコントロールが重要な目的になります。
神経に近いところまで詰め物をする場合でも神経の処置をしないなら、お口の中の細菌はさほど影響はないと思います。
ただし、治療する歯の周辺の細菌はできるだけ少ない方がよいでしょう。
歯垢は完全に落としても約48時間で再生するため、お口の中全体の細菌のコントロールはご家庭での歯磨きが基本となります。
歯医者でコントロールしてもらうなら、理論的には1日おきになります。
私の医院では、自費治療の型取りの際に歯磨きが上手く出来ない患者さんには、1〜2日おきに、2〜3週間クリーニングを繰り返すことがあります。
もし、ユリイさんが歯医者のクリーニングでコントロールしたいと思うなら、1日おきに2週間が基本ではないかと思います。
(おそらく自費扱いになると思います)
ラバーダムにはいくつかの目的があります。
1)細菌のコントロール
2)湿度のコントロール
3)器具の誤飲防止
細菌のコントロールは神経の処置をするときに重要な目的となります。
神経を触る事なく、接着によって詰め物をする場合は湿度のコントロールが重要な目的になります。
神経に近いところまで詰め物をする場合でも神経の処置をしないなら、お口の中の細菌はさほど影響はないと思います。
ただし、治療する歯の周辺の細菌はできるだけ少ない方がよいでしょう。
歯垢は完全に落としても約48時間で再生するため、お口の中全体の細菌のコントロールはご家庭での歯磨きが基本となります。
歯医者でコントロールしてもらうなら、理論的には1日おきになります。
私の医院では、自費治療の型取りの際に歯磨きが上手く出来ない患者さんには、1〜2日おきに、2〜3週間クリーニングを繰り返すことがあります。
もし、ユリイさんが歯医者のクリーニングでコントロールしたいと思うなら、1日おきに2週間が基本ではないかと思います。
(おそらく自費扱いになると思います)
相談者からの返信
相談者:
ユリイさん
返信日時:2021-06-28 12:48:10
滝野先生、小牧先生、詳しいアドレスをありがとうございました。
タイトル | 神経に近い虫歯治療のラバーダムの必要性 |
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質問者 | ユリイさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 42歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 ラバーダム |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。