親知らずを抜歯するタイミング
相談者:
shimamotoさん (48歳:男性)
投稿日時:2022-04-06 20:06:03
回答1
加藤デンタルクリニック(横浜市中区)の加藤です。
回答日時:2022-04-07 07:05:00
shimamoto さんこんにちは。
昨年1月に右上の親知らずが歯茎から出て、現在は縦3mm横5mmくらい出てきているので、気になるのですね。
痛みがある訳では無ければ、抜歯を直ぐにする必要は確かに無いですね。
残していれば、歯牙移植に利用できることもあります。
根の治療した歯が多いのであれば、破折後に歯牙移植かのうですので、残していても良いかもしれません。
先生に経過を診てもらいながら、ゆっくり考えてみてはどうでしょうか?
昨年1月に右上の親知らずが歯茎から出て、現在は縦3mm横5mmくらい出てきているので、気になるのですね。
痛みがある訳では無ければ、抜歯を直ぐにする必要は確かに無いですね。
残していれば、歯牙移植に利用できることもあります。
根の治療した歯が多いのであれば、破折後に歯牙移植かのうですので、残していても良いかもしれません。
先生に経過を診てもらいながら、ゆっくり考えてみてはどうでしょうか?
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-04-07 11:08:12
こんにちは。
縦3ミリではまだつかめませんし、開口量にもよるでしょうが、抜歯時の苦労の方が多いでしょうから、一般的にはもっと生えて抜きやすくなってから抜く必要があれば抜くという流れではないかと思います。
ご自身で7番遠心の(8番側)のお手入れが難しくなってくるでしょうから、大切な7番をダメにしないように、時々歯科医院でお手入れ状態の確認と歯面清掃を受けられて過ごされてはいかがでしょうか?
メリットが上回らないと、なかなか歯科医も苦労して抜歯をしては?とは言わないでしょう。
縦3ミリではまだつかめませんし、開口量にもよるでしょうが、抜歯時の苦労の方が多いでしょうから、一般的にはもっと生えて抜きやすくなってから抜く必要があれば抜くという流れではないかと思います。
ご自身で7番遠心の(8番側)のお手入れが難しくなってくるでしょうから、大切な7番をダメにしないように、時々歯科医院でお手入れ状態の確認と歯面清掃を受けられて過ごされてはいかがでしょうか?
メリットが上回らないと、なかなか歯科医も苦労して抜歯をしては?とは言わないでしょう。
相談者からの返信
相談者:
shimamotoさん
返信日時:2022-04-07 12:41:14
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-04-07 13:08:20
将来的な移植の可能性についてですが、実際に診られた歯科医が無理と言ったならば難しいのではないでしょうか?
例えば、右下Eの後続永久歯5番がなく、Eを維持している歯槽骨の幅が該当の上顎8番の歯根(通常3根が癒合して2根や1根になっていても形態が複雑で歯周組織を健全に保つにはマイナス、またエナメル滴という異形も頻出する為清掃性が悪く予後不良になりやすい)を充分に維持可能なボリュームが残っていたとしても、移植に際して失う歯周組織の方が多くなる可能性があるように想像します。
CTを撮影してダミーを作り治療予測をすることは可能でしょうが、かなり高額で手間がかかります。
あまり期待されない方が良いのではないでしょうか?
例えば、右下Eの後続永久歯5番がなく、Eを維持している歯槽骨の幅が該当の上顎8番の歯根(通常3根が癒合して2根や1根になっていても形態が複雑で歯周組織を健全に保つにはマイナス、またエナメル滴という異形も頻出する為清掃性が悪く予後不良になりやすい)を充分に維持可能なボリュームが残っていたとしても、移植に際して失う歯周組織の方が多くなる可能性があるように想像します。
CTを撮影してダミーを作り治療予測をすることは可能でしょうが、かなり高額で手間がかかります。
あまり期待されない方が良いのではないでしょうか?
回答4
小林歯科クリニック(渋谷区神宮前)の小林です。
回答日時:2022-04-07 14:05:56
>痛みとか出てなければ敢えて抜かなくても良いし、残していれば何かに使えることもあるので
耳障りの良い説明を真に受け、抜歯を先送りしてしまったことで、数十年後に、例えば、高血圧や糖尿病、痴呆症やパーキンソン病など、何かしらの全身疾患を抱えた状態なのに抜歯しなければならなくなって、内科主治医との折衝など煩雑な状況に至ってしまったことも、多々経験しています。
また、歯の移植の成功率に関して、40歳を境に明らかな差異が生じるという統計もあるようですですから、移植歯のドナーとして期待し、保存しておく意味は少ないように思います。
私だったら、7番を大事にすることを鑑み、素直に抜歯することを勧めます。
開口量にも依りますが、口腔外科ならば、問題なく抜歯できるものと思います。
>一本乳歯が残っており(右下5番目)
現在の根や骨の状態について、ちゃんと診ていただき、例えば、インプラント治療を選択するのか or 他の治療法を選択するのか等、担当医とディスカッションを重ねてみましょう。
耳障りの良い説明を真に受け、抜歯を先送りしてしまったことで、数十年後に、例えば、高血圧や糖尿病、痴呆症やパーキンソン病など、何かしらの全身疾患を抱えた状態なのに抜歯しなければならなくなって、内科主治医との折衝など煩雑な状況に至ってしまったことも、多々経験しています。
また、歯の移植の成功率に関して、40歳を境に明らかな差異が生じるという統計もあるようですですから、移植歯のドナーとして期待し、保存しておく意味は少ないように思います。
私だったら、7番を大事にすることを鑑み、素直に抜歯することを勧めます。
開口量にも依りますが、口腔外科ならば、問題なく抜歯できるものと思います。
>一本乳歯が残っており(右下5番目)
現在の根や骨の状態について、ちゃんと診ていただき、例えば、インプラント治療を選択するのか or 他の治療法を選択するのか等、担当医とディスカッションを重ねてみましょう。
タイトル | 親知らずを抜歯するタイミング |
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質問者 | shimamotoさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 48歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
抜歯:8番(第三大臼歯、親知らず) 親知らずの抜歯 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。