歯質の強化、c-apシステムについて

相談者: きょうとさん (38歳:男性)
投稿日時:2022-05-03 22:03:44
こんにちは。
加齢による歯の変化で質問があります。

咬合部以外で歯の横(表面)は、日々の食事や柔らかいブラシでも歯磨きなどの日常的な積み重ねで歯のエナメル質が薄くなる可能性があるとききましたが本当でしょうか?


また虫歯予防として歯のクリーニング後に特殊なジェルを塗布しフッ素でコーティングする歯質強化のc-apシステムというのを見つけました。
(端的でわかりづらくてすみません。)

なんでも歯のエナメル質の硬度が上がり歯質が強化されるみたいです。
日常の積み重ねでエナメル質が薄くなるとしたら、これならエナメル質が薄くなるのを遅らせることができるのではと素人ながら安易に思っています。
第一に虫歯を予防したいというのが前提ですが。


そこで質問ですが歯の硬度が上がるという事はマイクロクラックのリスクが上がるのでしょうか?
歯の硬度が上がる事でリスクがあれば教えていただきたいです。


よろしくお願いします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-05-04 18:07:04
こんにちは。

>日々の食事や柔らかいブラシでも歯磨きなどの日常的な積み重ねで歯のエナメル質が薄くなる可能性があるとききましたが本当でしょうか?

アブフラクションの事でしょうか?
毎日毎日歯を使いますからね。

歯の表面に細かいヒビが入って(目に見えないくらいの)エナメル質の表面の小柱構造が乱れて来て弱くなってしまうというのは経年的に起きているでしょうね。

そこにブラシを当ててゴシゴシしてると歯の強固な結晶構造がバラバラと崩れていくという事は生じやすくなりますね。

特に噛み合わせのバランスが悪い歯には異常な力がかかりますからそういう歯にはよくくさび状欠損が生じています。

歯のエナメル質が薄くなるというよりその場合はかけていくという感じでしょうか・・・



>c-apシステム

それは新しい提唱ですね。
私も受講しましたがよくわからなかったです。

何かの研究室でわかりやすい研究結果を出してくれればいいのですが、結晶構造話しなどは多用していましたがいまいちわかりにくかったです。


そして使用する薬剤の説明が不十分でした。
一度ホワイトニング剤などで歯の表面構造に働きかけてその後薬液をつけるようでしたね。
その薬液の詳細が分からなかったです。

まあ、悪いものではないのかもしれませんが、保険診療で使用できる薬剤も多数ありますからホワイトニングのついでにそのシステムの一環として治療を受けるのでよいのではないでしょうか?


他の歯科医で説明がうまく出来る回答者がいれば私にもわかりやすく教えてください。


>歯の硬度が上がるという事はマイクロクラックのリスクが上がるのでしょうか?

それはないでしょう。

歯の結晶構造の本質を変えるわけではないでしょうから気にされなくてよいのではないかと思いますよ。


世に出て宣伝される方法は研究機関がしっかりしていて国が認可するに至るほどしっかりしたものというものではないことが多々あります。
逆に国の認可がないので儲けが出るという事情もあるでしょう。


新しい治療法だからと言って過剰な期待をし過ぎずに一番は、TCHを理解し歯を過度に当てない(無意識下でも)オーバーロードをさせない、問題が生じていないか?かかりつけ歯科医を持つという事が大切ではないかと思います。


悪いものではないと思いますから気になるので体験してみたいと思われるのを止めているわけではありません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: きょうとさん
返信日時:2022-05-06 00:04:45
回答ありがとうございます。


CAPシステムの説明を受けた事があるのですね。
ホワイトニングには興味がないのですが、歯質強化という点においてかなり興味があり受けてみたいのです。

足し算より引き算で物事を考えてしまうので、メリットがあるとしても今の歯に対しマイナスな影響があるのならやめておこうと思います。


先生はcapシステムをざっと聞いて歯や歯茎に対してマイナスな影響は少なからずあると思いますか?

逆に本当に歯質強化できるとしたらメリットはかなり大きい物と考えますか?


またCAPシステムはホワイトニングに使用する薬剤を使用するとの事ですが、ホワイトニングは歯に少しダメージがあると聞きます。

ホワイトニングに使う薬剤を使用するcapシステム施術で歯や歯茎に薬剤が付いてもダメージは全くないのでしょうか?


あと自分は歯が欠けていたりして象牙質が露出している部分があるのですが、ホワイトニングに使用する薬剤を使用する事で歯が欠けている部分、象牙質に対してダメージがありますか?

CAPシステムの際に歯や歯茎に対するダメージの有無が自分の中で1番のネックになっているので気になります。


先生のわかる範囲で教えていただきたいです。
よろしくお願いします。
回答 回答2
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-05-06 15:09:49
ホワイトニングに使用する薬剤を使用するとの事ですが、ホワイトニングは歯に少しダメージがあると聞きます。
>ホワイトニングに使う薬剤を使用するcapシステム施術で歯や歯茎に薬剤が付いてもダメージは全くないのでしょうか?

ホワイトニング後にセットで行うのだと認識しています。

FAPシステムなども同様だと思いますが、汚れがついた歯面にどんなによい薬剤や材料を塗布しても効果がありませんから、いったん歯面を綺麗にしておくというのが常に行われることだと想像します。


歯科医院でのホワイトニングはその前に機械的歯面研磨を行い更に薬剤でブリーチングしますから、有機質の膜もない浸透しやすい状態を人為的に作っている状態なので、追加で行う事で通常得られない何らかの効果(この場合、歯面の強化=アパタイトの結晶構造の整列なのか?何をしているのか?)を得ると言っているものと想像いたします。

例えば、ホームホワイトニングMIペーストを併用する事でもかなり硬い歯面になるのは臨床的に知られていると思います。


歯茎に薬剤がついても問題ないホワイトニング剤を用いるか?何らかのシールを行い薬剤を使用するのか?は歯科医院サイドの技術的な内容になると思いますよ。


>先生のわかる範囲で教えていただきたいです

成分等わからないように説明をされているようなイメージがありました。
つまり販売者しかわかっていないのか?販売者もわかっていないのか?それもわからなかったです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: きょうとさん
返信日時:2022-05-06 21:40:45
回答ありがとうございます。


そうなのですね。

歯や歯茎に全くダメージのないホワイトニングは存在するのでしょうか?


またCAPシステムは歯質強化の目的というよりはホワイトニングの一環として受けるようなもので、歯質強化はホワイトニングの副効果的なものとの印象でしょうか?

先生の回答を見ると歯質強化だけならPMTCを受け歯面を綺麗にした後に、ホワイトニング剤を使用せずにCAPシステムを施術すれば良さそうなものとも思うのですがそうはいかないのですかね‥何にせよ先生が受けた説明でも成分がわからないように説明するなど不透明な部分があるので少し怖いですね。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2022-05-07 08:25:30
きょうとさん、こんにちは。


ホワイトニングに関して少し誤解があるようですので、ご説明させていただきます。

ホワイトニングは厚労省や米国FDAで認可されている薬剤、システムを適正に使用すれば歯や歯ぐきにダメージが起こることはありません。

ホワイトニングが開発された当初は薬剤が酸性だったため、歯の表面のカルシウムを溶かしてざらざらになっていたこともありますが、現在の薬剤は中性に調整してから使用していますので、このような現象も起こりません。


また最近の研究ではホワイトニング直後にフッ素を作用させることで、通常の状態よりフッ素の取り込みが促進されて歯質を強化できることが報告されています。

またホワイトニングを行うことで歯の表面のカルシウム濃度が高まり、虫歯になりにくくなることもわかっています。


高濃度の薬剤が歯ぐきに付けば歯ぐきがダメージを受けることはありますが、オフィスホワイトニングでは歯ぐきに薬剤が付かないようにガードを行います。

また低濃度のホームホワイトニング剤は歯肉炎の治療薬にも用いられています。
唯一の欠点はホワイトニング時に歯にしみることがあることくらいです。


CAPシステムもフッ素とアパタイトを用いて歯質を強化する方法です。

もちろんCAPシステムのほうが効果は高い可能性はありますが、一般的なホワイトニングでもアパタイトも使用しますので、同様の効果はあると思います。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: きょうとさん
返信日時:2022-05-11 00:26:03
回答ありがとうございます。


そうなのですね。
CAPシステムについて予想の範囲内で構わないので意見を聞かせてほしいです。


普通の歯ならホワイトニングと一緒でCAPシステムで歯がダメージを負う事はなく、逆で歯にいい影響があるという見解でよろしいでしょうか?

素人の私なんかは歯がしみたり、歯茎についたらダメージになるという時点で良くないと思ってしまうのですが、それらは歯が溶けたり傷ついたり等の不可逆的な影響を与える訳ではないという事でしょうか?


ホワイトニングの効果が切れた時にホワイトニングをする前より歯が溶けていたりダメージを負っている、脆くなるなどの可能性は一切ないのでしょうか?

歯茎が下がってセメント質が見える部位、転けて歯を打った時に歯が欠けて象牙質が見えている部位などが数カ所あるのですがCAPシステムを行っても問題ないでしょうか?
セメント質や象牙質はエナメル質より脆いと聞くので心配です。


CAPシステムのデメリットがあるとしたら教えてほしいです

CAPシステムを行なっている歯科にも質問したのですが、これと言ったデメリットはないと仰っていました。

デメリットがないのは素晴らしいと思うのですが果たしてそのような物があるのかと少し考えています。

ホワイトニングと通ずる部分のある施術だと思いますし第三者の先生の立場から率直な意見を教えていただきたいです。


よろしくお願いします。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2022-05-11 08:12:38
残念ながらCAPシステムは一企業が開発した方法で、詳しい方法や使用している材料などが一般には公開されていません。

新しい方法は関連学会(日本歯科審美学会、日本歯科保存学会など)で論文が発表されるのですが、それも見当たりません。
申し訳ありませんが情報がない中では、たとえ大学の研究であってもCAPシステムの安全性やリスクを予測で安易に評価することはできません。

ご心配でしたら取り扱っている歯科医院にCAPシステムに使用する薬剤が厚労省の認可を取得しているかどうかを聞いてみてはいかがでしょうか。
少なくとも厚労省の認可品であれば安全性は担保されていると思います。



>素人の私なんかは歯がしみたり、歯茎についたらダメージになるという時点で良くないと思ってしまうのですが

医療に使用される薬品、薬剤は適正に使用することで安全に使用できます。
効果がある医療、医薬品であれば必ず副作用はあります。
通常は効果と副作用を勘案して使用することになります。



ホワイトニングの効果が切れた時にホワイトニングをする前より歯が溶けていたりダメージを負っている、脆くなるなどの可能性は一切ないのでしょうか?

もしホワイトニングで歯が脆くなるなどの副作用があるのであれば、ホワイトニング大国のアメリカでは国民のほとんどが歯がなくなっていると思います。

さらにアメリカは訴訟大国でもありますので、ホワイトニングで歯が脆くなったらかなりの数の訴訟が起こっているでしょう。

回答 回答5
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-05-11 19:43:38
ホワイトニングをして直後に効果的な薬剤を施しますと効果が全く違うのはよく経験する事です。

ですからホワイトニングが歯を弱めることはなく、その後きちんと良いものを歯面に与え積極的に取りこます(結合させる)事で効果を出している歯面強化法は数種類ありますから、CAPシステムのその一種と理解されておけば良いと思います。


デメリットはA液を使った後B液を使わないというようなありえないミスがあれば多少ある程度ではないか?と想像できます。

A液後、B液塗布等はきちんと指導されているのでそういうミスはないでしょうから安心しておかれて良いと思います。


大学の歯科医が開発販売に関わっているようですから、きちんとした論文が出るのではないでしょうか??

なんなら、ホワイトニングをしてナノハイドロキシアパタイトMIペーストでも何でも良いと想像しますが、5倍と数字を出しているのはCAPくらいではないか?と思います。
大学の基礎研究がベースになっているから数字が出せたのでしょう。


フッ素の2倍、未処置歯の5倍、硬度アップ、フッ素の2から3倍耐酸性アップ、過剰に飲み込むなどすると身体に悪いフッ素を使わない安心安全で効果的、強石灰化された歯の表面になるというキャッチコピーですが、基礎研究は大学でされたものです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: きょうとさん
返信日時:2022-05-12 19:44:30
船橋先生、TSUBAKI先生回答ありがとうございます。


CAPシステムの薬剤が厚労省の認可を取得しているか確認してみます。

それとホワイトニングについてもっと知りたいのですが。
ホワイトニングで歯がしみる=ホワイトニングで歯にダメージがあるというのは合っていますか?

ホワイトニングをしたからといって気づかないレベルでも歯が溶けたり脆くなる、効果が切れた後ホワイトニング前より歯の状態が悪くなっている、歯が傷ついた等という歯に対する悪影響は全くないと思って大丈夫でしょうか?

もしホワイトニングで歯に悪影響があるとしたらどの様な事でしょうか?


また『効果がある医療、医薬品であれば必ず副作用はあります』との事ですがホワイトニングの副作用は何なのでしょうか?
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2022-05-13 00:54:49
ホワイトニングが歯にしみる理由はホワイトニング剤が分解するときに発生するフリーラジカル(これが歯の色素を化学的に分解して白くします)が歯の細かい隙間を通して象牙質を刺激し、痛みを感じています。

これは一時的なもので、24〜48時間以内には治まり不可逆的なダメージはありません。


ホワイトニングの正式な副作用はこの歯がしみる(知覚過敏)だけです。

ただし適正な使用をしなかった場合は歯ぐきや喉、唇が炎症を起こす、虫歯になっている歯にホワイトニングをした場合は神経が炎症を起こすなどの症状が現れることがありますが、これは副作用ではありません。

他にプラスの作用としては歯質が強化されて歯の耐酸性が高まり、虫歯になりにくくなることです。


前回の回答でもご説明していますが、もしホワイトニングで歯が脆くなるなどのダメージがあるなら、アメリカ人の多くは歯がボロボロになっているはずです。

日本でもすでに1千万人以上はホワイトニングを受けていらっしゃいますので、1千万人が歯に影響が出ていて社会問題になっているはずです。


ネット上には自社のホワイトニングの優位性を宣伝するために、他社のホワイトニングは歯を傷めるなどの記述が散見されます。

現在のホワイトニングは歯を傷めることなく歯を白くできることが全国の歯科大学で報告されていますし、学会でもホワイトニングを推奨しています。
学会の情報とネットの情報どちらを信じるかはきょうとさん次第です。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: きょうとさん
返信日時:2022-05-16 19:26:48
ありがとうございます。


もちろん学会の情報を信じます。
自分で調べれる物は自分でという気持ちがネットの情報で更に疑問を生んでと裏目に出てしまいました。
ネットで調べるのもほどほどにしないとですね。

今回先生方に相談してホワイトニングにも興味が出てきました。
何より正しい情報が知れた事にとても感謝しております。



最後にいくつか質問お願いします。

1.虫歯の部位、歯茎が下がってセメント質が露出している部位、歯が欠けて象牙質が露出している部位などにホワイトニングを行うと痛み以外の影響はありますか?

その部位はエナメル質より脆いのでダメージがいきやすい、歯が溶ける、脆くなる等の影響は少しでも可能性はありますか?

逆にエナメル質やセメント質もエナメル質の様にホワイトニングで歯質が強化されるのでしょうか?
虫歯の部位やセメント質、象牙質はエナメル質より脆いと聞くので心配です。


2.虫歯、セメント質、象牙質にホワイトニングは基本ダメで治療をしてホワイトニングをした方が良いなどの決まりはあるのでしょうか?


3.虫歯にホワイトニングをした場合、神経が炎症を起こすとありますが、これは処置の必要のない可逆的な影響でしょうか?


4.虫歯にホワイトニングをした場合、不可逆的な影響はありますか?
また虫歯にホワイトニングをして虫歯の進行に影響はありますか?


よろしくお願いします。
回答 回答7
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2022-05-16 20:52:15
通常、虫歯の部位や象牙質に直接ホワイトニングはしません。
痛みが強いですし、歯髄炎を生じて抜髄が必要になる事があるからです。

ですから、虫歯は先に治しておく必要があります。


歯科医院以外でホワイトニングを行うとトラブルが予想されますから、出来るだけ歯科医にまずお口全体を検査してもらいホワイトニング可能な状態にしてもらってからホワイトニングをするようにと言われています。

回答 回答8
  • 回答者
回答日時:2022-05-17 09:06:36
きょうとさん、こんにちは。理解していただきありがとうございます。
またホワイトニングに興味を持っていただき嬉しいです。


ホワイトニングは特殊な場合を除いて虫歯セメント質象牙質には行いません。

理由は痛みが出る可能性が高いことと、セメント質や象牙質はエナメル質に比べて臨界pHといってカルシウムが溶け出すpHが高いためです。
この部分はホワイトニングによって強化されるという報告はありません。


上記の理由でオフィスホワイトニングではセメント質や象牙質、深い虫歯などはガードしてからホワイトニング剤を塗ります。

ホームホワイトニングではセメント質や象牙質に直接薬剤が付かないようにマウスピースを作製します。


深い虫歯がある場合、そこにホワイトニング剤が付いてしまうと神経が不可逆的な炎症を起こしてしまう場合があります。
その場合は神経を取らなければならなくなりますので、原則虫歯治療が優先されます。


ただ初期虫歯は薬剤濃度の高いオフィスホワイトニングによって再石灰化(カルシウムが歯に戻る現象)が起こることが学会で発表されています。

なのでホワイトニングで虫歯の進行を抑制することはあっても、虫歯を進行させることはないと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: きょうとさん
返信日時:2022-05-18 02:37:28
回答ありがとうございます。
何度も質問に答えてくださりありがとうございました。
お陰様で前向きに治療、ホワイトニングを受ける事ができそうです。


最後に2点ほど聞かせてください。

1.象牙質セメント質を避けてホワイトニングをするのは難しい技術なのでしょうか?

正直、私からすればエナメル質も象牙質もセメント質も見分けがつきづらいのですが歯科の人からすれば一目瞭然で象牙質、セメント質を避けてホワイトニングする事ができるのでしょうか?

また象牙質やセメント質にホワイトニングを行い回答の様にカルシウムが溶け出したり、その他に影響がある場合、不可逆性の影響はあるのでしょうか?


2.虫歯はc1くらいのレベルまでならホワイトニングを行って問題ない、進行を遅らせる事は期待できるでしょうか?
またCどれくらいだと神経に不可逆的な影響を及ぼしますか?


よろしくお願いします。
回答 回答9
  • 回答者
回答日時:2022-05-18 07:23:05
きょうとさん、こんにちは。

ホワイトニング時にセメント質象牙質を避けてホワイトニングを行うことはプロであれば可能です。

また万が一ホワイトニング剤が付いてしまったとしても一時的であれば問題はないと思います。
不可逆的な問題が発生するのは、カルシウムが溶けるスピードが再石灰化のスピードを上回る場合です。


虫歯の再石灰化の論文は初期虫歯(C0)です。
原則C1以降は虫歯治療が優先されますが、担当歯科医師の判断になります。

C3になりますと神経まで達していますので、神経に不可逆的なダメージを与える可能性が高くなります。




タイトル 歯質の強化、c-apシステムについて
質問者 きょうとさん
地域 東京都下
年齢 38歳
性別 男性
職業 会社員(管理職)
カテゴリ ホワイトニング治療法
審美歯科・美容歯科その他
オフィスホワイトニング
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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