神経をとったのに激痛が継続することがあるのでしょうか

相談者: dankai1914さん (75歳:男性)
投稿日時:2023-09-18 12:54:10
経過

2023年9月13日(水)
右下の歯に激痛があるためかかりつけ医(大学病院)を受診したところ(*)、右下5番があやしいということで、プラスチックの詰め物をはずしました。
(*)右下6番を根管治療終了後経過観察中、右下7番欠損


すると手鏡で一緒に見て、かなり大きい虫歯が見えました。
通常なら神経を取るのだが、何とか残すように神経保護材を入れて様子をみましょうということで

「もし痛みが増すようなら神経を取りましょう」

と言われました。



9月14日(木)
激痛が継続したので、急患で神経をとっていただきました。
ところが、治療終了後も激痛が続き、耐えられずにロキソニンを夜中も起きて4時間おきに服用しました。


9月16日(土)
4時間おきにロキソニンを服用しなければならないほどの痛みが継続するので、自宅近くの歯科医院を緊急受診しました。
処置内容として、右下5番の仮のかぶせものをとって中の汚れをきれいにし、神経を殺す薬を入れてふたをしました。


9月18日(月)現在
痛みは軽減されてきたので、6時間おきロキソニン服用中です。
かかりつけで9月13日時点では、歯ぐきに腫れがなく歯周ポケットも深くはないので、歯周炎ではないと言われましたが、現在は右頬が少し腫れて右下6番周囲の歯ぐきをさわると痛みがあります。

5月に歯と右頬に痛みがでたので総合病院の耳鼻科と歯科を受診して、結局歯周炎の急性発作と診断され、抗生物質を処方されて1週間で軽快しました。



質問

1.神経をとったにもかかわらず、治療前とあまりかわらない激痛がつづくことはあるのでしょうか。


2.神経を殺す薬を入れたということは、神経がまだ生きていていたということでしょうか。


補足情報:9月14日の神経をとる治療で、主治医が基本的な処置をしたあと、「神経がまだ・・・残っているから」と言って以後は若い研修医が処置し、主治医の事後チェックはありませんでした。


3.今後の選択肢について助言いただければと思います。
よろしくお願いいたします。
なお、次回受診日は9月26日(火)です。

a)ロキソニン服用せず、痛みがあっても耐えて次回受診日を待つ。

b)ロキソニンを継続服用して次回受診日を待つ。
長期にわたるロキソニン服用が気になります。

c)受診日前にできるだけ早く、急患対応で受診して治療する。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2023-09-18 15:40:26
こんにちは。

歯が痛いとお困りになるでしょうから痛み止めはお飲みになってはいかがでしょうか?
お薬を飲むことについてご不安があれば主治医にご相談ください。

主治医は歯科でも良いですし、医科でも良いでしょう。
また薬剤師さんでも説明してくれるでしょう。
薬剤情報(お薬手帳)と全身管理中の情報があればより良いかもしれませんね。


痛み止めは痛みを鈍くするだけですから、原因を取り除いてもらうことも大切ですが、それは歯科で行ってもらっている根管治療ということになりますね。

歯髄が死んだ5番と経過観察中の6番を原因と考えて加療してもらっているのですね。


加齢により機械的に拡大して先っぽや枝分かれしている根管治療が難しくなってくることも考えられますから(根管内が石灰化して炎症部位にアプローチすることが難しくなって来る)神経を殺す作用のあるお薬を入れられたのかもしれませんね。

痛みが多少落ち着いてきていることを歯科医にお伝えいただき直接指示を仰いでください。



〉1
あります。
追加の加療が必要でしょう。


〉2
そう考えてでしょうが、根管治療に用いるお薬はいくつかありますから、何をどう考え貼薬しているかについては治療責任のある歯科医と直接やりとりしないとわからないです。
症状を落ち着けるために気長な機械的拡大が必要なのでしょう。


〉3
お薬を飲んでも耐えられない痛みであったり、頬や顎下が腫れ上がって来るなどの呼吸に問題を生じる状態になっていく様子があれば急患対応も行なってもらえるでしょう。

お休みが明けたら主治医に症状をお伝えになり直接指示を仰いでください。


歯が痛むと大変ご心配でしょう。
主治医とご相談して1日も早く痛みがなくなってくれると良いですね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dankai1914さん
返信日時:2023-09-18 19:26:48
Dr.ふなちゃん先生へ

丁寧なご回答ありがとうございました。

結論として、休み明け(明日)にロキソニンの服用についてかかりつけの薬剤師に相談し、治療については主治医に電話して指示をあおぐことにします。
おかげさまで前向きな気持ちになれました。



1.激痛が続くことはあるのですね。
今のところ、耐えられる程度の痛みにはなっていますので、ややほっとしているところです。


2.「根管内が石灰化して炎症部位にアプローチすることが難しくなって来る」ような状況ははじめて知りました。
もしかするとそういう状況だったかもしれません。

研修医の先生が最後に痛みがでるかもしれませんと言われていましたが、まさかこんな激痛が続くとは想像もしていませんでした。


3.明日主治医に電話し、その結果をあらためてコメントします。
回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2023-09-19 12:14:13
根管内に神経(歯髄組織)が残留して、かつ、それが感染すれば痛みが出ることはあります。

c)がよいと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dankai1914さん
返信日時:2023-09-19 18:59:25
藤森先生

ご回答ありがとうございます。
やはり神経が残っているのですか。
そうでないとこんな激痛が抜髄後に出るわけはないと思いました。

本日かかりつけ医に電話しましたが、受付経由で明日返答すると言われていますので明日急患対応をお願いしてみます。



Dr.ふなちゃん先生、藤森先生

本日(9月19日)の経過をお知らせします。

(1)ロキソニンの服用について問い合わせ、かかりつけ薬剤師(私の薬と疾患のすべてを把握しています)腎臓と消化器に影響が出るので、さしあたり6時間毎にし、次いで1日2回、あるいは頓服などのようにして減らしていくよう助言がありました。

今朝9時に服用して9時間半経過した18時半現在も軽い痛みはありますが、ロキソニンなしでも大丈夫な感じです。
就寝前に1錠服用して様子をみます。



(2)臨時受診した近医の医療明細書

このクリニックでは、基本的に医療明細書は出さず、希望した患者だけに渡すそうなので私は希望していただきました。

なお、歯内に入れた薬剤名について聞きましたが「担当医が休んでいる」のでわからないとのことでした。


(3)医療明細書にある「処置 抜髄 単根」はなぜ
このクリニックでの治療は診療中に聞いた「汚れをとって神経を殺す薬を入れた」ということと違っているように思います。

麻酔をしていないので「抜髄」はしていないのではないかと思うのですが、どうでしょうか。
もしかすると神経を殺す薬を入れることを抜髄と表現しているのでしょうか。

ちなみにかかりつけ医の9月14日の処置は、明細書に「処置料 抜髄・単根管」とあります。


(4)かかりつけ医の対応
受付から明日返答すると言われたので、明日話を聞いてからコメントいたします。


お二人の先生本当に親身なご回答ありがとうございます。
引き続きよろしくお願いいたします。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: dankai1914さん
返信日時:2023-09-22 20:37:21
残念ながら主治医から連絡があったのが、昨日9月21日(木)で、金曜主治医不在、もし急患対応なら9月25日で予定日の前日となります。

それで、ほぼ意味がないことと、痛みはかなり軽減しており、ロキソニン服用も就寝前1回ですんでいるので次回診療は予定通り9月26日(火)となります。


主治医の話では、やはり神経は残っていたようで、26日に再度麻酔をして神経を取る治療をするそうです。

ご回答いただいたお二人の先生方、本当にありがとうございました。
また新たに問題が発生したら、質問させていただきます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。



タイトル 神経をとったのに激痛が継続することがあるのでしょうか
質問者 dankai1914さん
地域 非公開
年齢 75歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 神経の無い(神経を取った)歯の痛み
歯科治療後の歯の痛み
根管治療後の痛み
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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