咬耗の治療について
相談者:
まるいちさん (30歳:女性)
投稿日時:2024-07-16 17:54:40
奥歯がしみており、レントゲンとっても異常なし。
よくみるとダイヤのような形の咬耗があるので、そこがしみてるかもしれないとのことで、しみ止めのお薬をぬってもらいました。
また食いしばりもあり、赤いカチカチをしたところ、奥歯の当たりが強いようです。
@やはり対応としては、マウスピースとしみ止めがよいでしょうか?
A食いしばりで咬耗が染みている場合は、マウスピースとTCHを気をつければ、だんだんと良くなるでしょうか?
B今後染みが治らない場合、CRを盛り足す、、サホライド?をつける?何か良い方法はありますか?
長くなりましが、よろしくお願いします。
よくみるとダイヤのような形の咬耗があるので、そこがしみてるかもしれないとのことで、しみ止めのお薬をぬってもらいました。
また食いしばりもあり、赤いカチカチをしたところ、奥歯の当たりが強いようです。
@やはり対応としては、マウスピースとしみ止めがよいでしょうか?
A食いしばりで咬耗が染みている場合は、マウスピースとTCHを気をつければ、だんだんと良くなるでしょうか?
B今後染みが治らない場合、CRを盛り足す、、サホライド?をつける?何か良い方法はありますか?
長くなりましが、よろしくお願いします。
[過去のご相談]
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2024-07-17 16:33:40
こんにちは。
〉ダイヤのような形の咬耗がある
咬耗は歯をギリギリした時に摩耗する部位ですから、そこにシミどめを塗ってもすぐギリギリしたらなくなりますから、ダイヤのような形の咬耗がある歯があり、それによりエナメル質が細かくヒビ割れて出来るアブフラクション(過度な咬合力により、歯 の根元に応力が集中して 歯の根元の組織(エナメ ル質・象牙質)がはじけ飛 んだ症状)の部位にシミどめのお薬を塗ったのではないか?と想像しました。
同じ歯の違う部位という事になります。
咬耗部位に塗ってもすぐ摩耗してなくなります。
〉また食いしばりもあり、赤いカチカチをしたところ、奥歯の当たりが強いようです。
カチカチしたところに赤いインキが着くのは当たり前で、大抵の場合横にギリギリした際の早期接触部が問題になる事がほとんどだと思います。
ですからギリギリしてアブフラクションが生じているならば強いガイド部の面接を減らすのが上手い咬合調整になります。
カチカチした時のポイントは削り落とさない為噛み合わせが低くなったりすることはありません。
〉@
咬合を作り直すのが上手い歯科医は僅かにシリコンポイントなどで過剰な側方圧を軽減するだけで歯の問題を解決しますが、それはある程度の技術と知識が必要となる為、一般的にはマウスピースで緩圧することがされます。
また、しみている歯には知覚過敏と保険病名がつけられますからしみどめの薬を保険で塗る事ができます。
しみどめの薬は多種類ありますからあれこれ効果が出るものを試してしてくれると思いますよ。
〉A
TCHで筋肉を出来るだけ過度に使わないようにすると良いと思います。
TCHは認知行動療法ですからいかなる時にも有用で害がないでしょう。
〉B
CRを盛り足すという発想が出る事から、やはり咬耗部のダイヤモンドの形のところではなく歯頸部に塗ったのだろうと想像できます。
外部刺激を遮蔽する為に一時的にCRを盛り足して歯髄の沈静化を図るという手法もあると思いますが、アブフラクションの原因は取り除けていない為なかなかスッキリ治らない可能性もありそうです。
ただ、そういう方法であれば害が少ないように思います。
サホライドは一般的には塗らなくなっていると思いますが、根面う蝕処置時にはまだ使われるようです。
〉ダイヤのような形の咬耗がある
咬耗は歯をギリギリした時に摩耗する部位ですから、そこにシミどめを塗ってもすぐギリギリしたらなくなりますから、ダイヤのような形の咬耗がある歯があり、それによりエナメル質が細かくヒビ割れて出来るアブフラクション(過度な咬合力により、歯 の根元に応力が集中して 歯の根元の組織(エナメ ル質・象牙質)がはじけ飛 んだ症状)の部位にシミどめのお薬を塗ったのではないか?と想像しました。
同じ歯の違う部位という事になります。
咬耗部位に塗ってもすぐ摩耗してなくなります。
〉また食いしばりもあり、赤いカチカチをしたところ、奥歯の当たりが強いようです。
カチカチしたところに赤いインキが着くのは当たり前で、大抵の場合横にギリギリした際の早期接触部が問題になる事がほとんどだと思います。
ですからギリギリしてアブフラクションが生じているならば強いガイド部の面接を減らすのが上手い咬合調整になります。
カチカチした時のポイントは削り落とさない為噛み合わせが低くなったりすることはありません。
〉@
咬合を作り直すのが上手い歯科医は僅かにシリコンポイントなどで過剰な側方圧を軽減するだけで歯の問題を解決しますが、それはある程度の技術と知識が必要となる為、一般的にはマウスピースで緩圧することがされます。
また、しみている歯には知覚過敏と保険病名がつけられますからしみどめの薬を保険で塗る事ができます。
しみどめの薬は多種類ありますからあれこれ効果が出るものを試してしてくれると思いますよ。
〉A
TCHで筋肉を出来るだけ過度に使わないようにすると良いと思います。
TCHは認知行動療法ですからいかなる時にも有用で害がないでしょう。
〉B
CRを盛り足すという発想が出る事から、やはり咬耗部のダイヤモンドの形のところではなく歯頸部に塗ったのだろうと想像できます。
外部刺激を遮蔽する為に一時的にCRを盛り足して歯髄の沈静化を図るという手法もあると思いますが、アブフラクションの原因は取り除けていない為なかなかスッキリ治らない可能性もありそうです。
ただ、そういう方法であれば害が少ないように思います。
サホライドは一般的には塗らなくなっていると思いますが、根面う蝕処置時にはまだ使われるようです。
相談者からの返信
相談者:
まるいちさん
返信日時:2024-07-17 16:46:55
ふなちゃん先生
とても丁寧に分かりやすく教えていただきありがとうございました!
早く落ち着くと良いなと思います!!!
とても丁寧に分かりやすく教えていただきありがとうございました!
早く落ち着くと良いなと思います!!!
タイトル | 咬耗の治療について |
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質問者 | まるいちさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯の痛み その他 噛み合わせに関するトラブル 歯軋り(歯ぎしり) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。