質問 |
sayaさや 2013/09/10(Tue) 11:42
小さいときからなのですが、私は口をあけたまま寝てしまう癖があります。歯並びも悪いため、前歯は上下があいています。そのため最近は歯茎の炎症を何度も起こしてしまいます。
その上、疲れた日には逆に歯を噛み締めて寝ています。家族に旅行先で歯軋りがうるさい言われ歯医者でも噛みすぎて歯が割れそうだから、やめるように言われたことがあります。
日常噛んでしまうのは意識して気を付けていますが、眠るときに意識的に口を普通に閉じて眠ることは意識すれば可能ですか?
噛みすぎて歯根膜炎や炎症を起こしてしまうので直したいのですが、歯医者さんにそのように相談すればなにか治療していただけるのでしょうか? |
回答1 |
杉原 成良 2013/09/10(Tue) 16:57
>眠るときに意識的に口を普通に閉じて眠ることは意識すれば可能ですか?
睡眠時の歯軋りをやめる確実な方法は今のところ無いようです。
いくつか効果がありそうな方法を書きます。
・逆流性食道炎があれば、これを内科などで改善すると睡眠時の歯軋りが減少するかもしれません。
・自己暗示法として、寝る前に「歯ぎしりをしない」と何回か唱えると減少するとも言われていますが、確実な方法とは言えないようです。
・睡眠前の糖質の摂取を抑えることで歯軋りを減少できるかもしれません。
>日常噛んでしまうのは意識して気を付けていますが
TCHの項目を参照してください。
http://www.ha-channel-88.com/jiten/tch.html
TCHが是正されると睡眠時の歯軋りが減少する傾向にあるとも言われています。
>噛みすぎて歯根膜炎や炎症を起こしてしまうので直したいのですが、歯医者さんにそのように相談すればなにか治療していただけるのでしょうか?
特定の部分だけに起こるならマウスピースなどで対処できるかもしれません。
相談してみてください。
曖昧な回答ですみません。
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回答2 |
西山 暁 2013/09/10(Tue) 20:50
西山です
前歯がかみ合わない(オープンバイトといいます)で,睡眠時の歯ぎしりや食いしばり(睡眠時ブラキシズムといいます)があると,確かに後ろの歯への負担は大きくなってしまいますね.
睡眠時ブラキシズムは中枢性ひ発生するといわれています.つまり,脳から何らかの指令が出てしまっているわけです.ですから気を付けたからといってなくなるものではありません.
ただ,年齢が高くなるとともに一般的には頻度が減ってくるとは言われています.
また,睡眠時ブラキシズムは何らかの睡眠障害によっても増えることがあります.その一つとして「睡眠時無呼吸」があります.
扁桃腺が大きい人や口呼吸の人ではリスクが高くなります.
口で呼吸してしまうということですので,その辺も調べてみる必要があるのかもしれません.
鼻炎などがある場合も,口呼吸になってしまいます.この場合は口を閉じて寝ようとしても,寝付いてしまった後は口呼吸になってしまうので,鼻炎など鼻で呼吸できない理由を取り除いてゆく必要があります.
耳鼻科での相談も必要なのかもしれませんね.
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回答3 |
児玉 紳佑 2013/09/11(Wed) 09:25
博多の児玉です。
>やめるように言われたことがあります
アドバイスではなく、
治療をしてもらえるかどうか
相談されてはいかがでしょうか。
担当の先生がご自身でされない場合でも、
この方面に詳しい先生であれば、
紹介をして下さるかもしれません。
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返信1 |
sayaさや 2013/09/12(Thu) 23:01
杉原先生、ありがとうございます!
>睡眠前の糖質の摂取を抑えることで歯軋りを減少できる かもしれません。
私は夕食後の寝る前に甘いものを食べたり飲んだりしてしまうので、すぐに直すようにします。
顎関節症があるのですが、根幹治療と虫歯治療が終わらないとマウスピースはできないと言われたので、終わったら口腔外科でお願いしてみます!
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返信2 |
sayaさや 2013/09/12(Thu) 23:03
西山先生、ありがとうございます!
体の他のところが大きく関わるのですね…さまざまなところから治すことで改善したいと思います。
耳鼻科にも相談してみます!
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返信3 |
sayaさや 2013/09/12(Thu) 23:05
児玉先生、ありがとうございます。
今の先生には話したことがないのですが、口腔外科の先生でいいのでしょうか?
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回答4 |
児玉 紳佑 2013/09/13(Fri) 21:02
博多の児玉です。
>今の先生には話したことがない
まずは担当の先生に相談されてはいかがでしょう。
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返信4 |
sayaさや 2013/09/20(Fri) 17:34
児玉先生、ありがとうございます。
根幹治療などの治療がちゃんと終わったらしっかり相談します!
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回答5 |
Dr.ふなちゃん 2013/09/21(Sat) 18:04
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船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
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日常診療をしていて、前歯がかみ合わない(開咬)方の多くは、猫背で、舌の力がない方が多いように感じています。
日中も舌が低位にあるため、飲み込みの時や発音の時など舌が機能的に動かなければならない時に口蓋(上顎)に当たることなく生活されているケースが多いようです。
そういう方は、口が開きやすく(鼻呼吸が難しく)、口蓋扁桃や上咽頭の扁桃に炎症を持ちやすい場合が多いようです。
そういう人は睡眠時には、筋力がさらに低下する時間帯がありますから、舌の後ろ側に位置する気道が狭くなりやすく、酸素の取り込み自体が阻害されやすくなり、脳が命令を出して歯ぎしりや寝返りをして呼吸を確保しているのだと、そういう印象があります。
出来れば、舌を普段から機能的に運動させておくことにより睡眠時に舌根が沈下しない力と形を作っていかれると多少なりとも睡眠の質は変わってくるような気がします。
あいうべ体操や 舌廻し訓練、MFTなど舌の形と機能と力を変えられる方法はいろいろ紹介されていますから、やりやすい方法から継続して試してみられるのもよいかと思います。
一度矯正科を受診され、客観的な骨格形態の特徴や筋電図をとってもらわれるとsayaさやさんに合った根本的な治療法が見つかるような気がします。
一臨床医の意見として 参考にしてみてください。
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