質問 |
-ふみ- 2024/12/14(Sat) 14:20
こんにちは。
ご回答くださっている先生方、いつもありがとうございます。
また1年以上振りの相談となりました。
今回の歯は、右上5歯になります。
2023年4月に歯の4分の1が虫歯になる状態で、歯髄はギリギリ残せたものの、インレーをするために歯質を半分を削って歯冠修復を行いました。
2024年11月30日にその歯付近の頬骨下が痛くなったため、歯科へ訪問すると、残っていた歯質も虫歯になっているとのことで削りました。
その時は、歯髄の穴は見えているが象牙質が皮一枚残っていて、2根共歯髄の先端の小さな穴から血が出ている状況でした。実際見せてもらいました。沁みるということと、血が出ているところから神経は生きているということで、昔の判断であれば完全に抜髄だけど、今は歯髄の回復機能から残すのも選択できるとのことで、今回も残しました。
しかし、噛むと根尖付近が痛みます。冷たい物・熱い物を飲食すると沁みます。歯冠に食べかすがくっついた時に舌を使って食べかすを取ろうとした時にその歯に内側や下側に引っ張られる力が加わると根尖付近が引っ張られる感じがします。
このような状態で以下のことをお聞きしたく思います。
1)歯冠はCRで修復されていますが、噛むとCRが押されて、その下の歯髄が押されるために痛みが出ることというのは考えられますか?
2)熱い物・冷たい物で沁みるということは歯髄は生きているということだと思いますが、歯髄は生きている状態で、根尖性歯周炎に似た、膿は溜まらないが、根尖付近だけが炎症を起こすことはありますか?
3)歯髄が生きている状態で、歯根膜炎になることはありますか?歯髄が半分感染されている状態だと仮定して根尖孔から外へ雑菌が広がり歯髄が壊死する前に歯根膜炎になることはありますか?
4)抜髄をした歯でも、根尖の下には横に走る伝達神経がありますが、歯が温度を根尖まで伝導して、その下の伝達神経で熱い・冷たいで痛みを感じることはありますか?
5)正直、この右上5歯の咀嚼時の痛みがどこに原因があるのか担当医でも明確にわからないようで、経過観察でずっと止まっております。何が原因が有力で、どうすればハッキリとわかるでしょうか?
この根尖付近の痛みと、冷たい物・熱い物を飲食すると沁みるについて、しばらく意識してませんでしたが、ひょっとすると2023年4月の完治前からあったかもしれません。そうすると、1年以上神経は生きているということになります。
抜髄をすれば冷たい物・熱い物は感じなくなります。これに加えて、咀嚼時の痛みも消えるのであれば、抜髄でもいいですが、これが確かでないため抜髄の選択もできません。スッキリしない状態です。
よいアドバイスをお願いいたします。
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回答1 |
柴田 (評価4.0) 2024/12/14(Sat) 17:54
個人的には症状経過からすると
速やかな根管治療が必要
だと判断します。
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返信1 |
-ふみ- 2024/12/14(Sat) 19:42
>柴田先生
ご回答ありがとうございます。
抜髄で咀嚼時の痛みがなくなるかどうかはわかりませんが、とりあえずやることといえば、RCTでしょうね。
力が加わった時に痛みなので根尖周囲の炎症と考えていたため、今まで根幹の中は放置していました。
来週治療の予約がありますので、その時に医師に話ます。
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返信2 |
-ふみ- 2024/12/14(Sat) 21:56
質問を追加します。
6)歯根膜炎は抗生物質で治療する方法がありますか?
7)CTで歯根膜炎は発見できますか?
よろしくお願い申し上げます。
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返信3 |
-ふみ- 2024/12/15(Sun) 08:41
(追加情報)
レントゲン単純撮影(デンタル)はしており、その映像では歯根膜や根尖に異常は見られません。歯根膜炎はレントゲンでは写らないこともあるようですので過信はできませんね。
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回答2 |
柴田 (評価4.0) 2024/12/15(Sun) 16:14
Q6 急性根尖性歯周組織炎であれば抗生物質を投与することはあると思います。しかし言われるような歯根膜炎にさあまり効果はなさそうだと思います。
Q7 歯根膜腔の肥厚や消失や根尖部透過像の発見にCTは有効だと思います。
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回答3 |
タカタ 2024/12/16(Mon) 16:28
レントゲンを拝見しましたが、完全に歯髄に到達するほどの虫歯だと思います。
そのような場合では多くの場合にMTAセメントをその場所に置いて歯髄を保存する治療が行われますが、今回はそのような処置をおこなったのでしょうか?そうではなくそのままレジンを用いて修復処置をおこなったのでしょうか?
そのままレジンを置いたりすると長期的には歯髄が保存できないケースもあるので一度内部を確認してMTAセメントを用いた歯髄温存治療を行うのが現在では通法になりつつあります。
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返信4 |
-ふみ- 2024/12/16(Mon) 17:01
>柴田先生
ご回答ありがとうございます。
抗生物質は、歯へは毛細血管の先の先なためなかなか効きにくいといいますね。
噛むと根尖付近が痛むのは歯の外側のことで、冷たい物・熱い物を飲食すると沁みるのは恐らく歯髄ですので内側のことになりますよね。
沁みるのはマイクロクラックも考えられるでしょうし。CTでは発見できないかもしれないんですよね。
最初が2023年4月ですから、もうRCTをしないといけないでしょうね。
マイクロスコープで歯肉溝(歯周ポケット)から歯根膜炎を確認することなんてできるのでしょうか?
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返信5 |
-ふみ- 2024/12/16(Mon) 17:11
>タカタ先生
ご回答ありがとうございます。
レントゲン写真は、2023年4月の治療前のものです。
この状態(かなり歯髄キワキワの状態)で、保険治療でインレー修復しました。
MTAセメントやIPC法も存じ上げておりましたが、結局それをしても精度は高くなりますが、キワキワのためもし歯髄にダメージがあった場合、抜髄になる可能性もあるためその方法は取りませんでした。
2024年11月30日に残っていた歯質も削り歯冠の歯質はかなりなくなりました。
その時は、歯髄の穴は見えているが象牙質が皮一枚残っている状態になり、それでも歯髄は生きているようなので最後の望みとしてまた保険治療でCRで修復しました。様子見も兼ねてですが、ずっと噛むと根尖付近が痛みますし、冷たい物・熱い物を飲食すると沁みるのでもう回復しないだろうと思ってしまっています。
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返信6 |
-ふみ- 2024/12/19(Thu) 08:09
この相談の件について、昨日歯科へ行った際に伝えましたが、今別の歯で根幹治療中ということもあって、経過観察ということになりました。別の歯で根幹治療が終わってから考えることになるようです。
スッキリしないのは嫌ですが仕方ないですね。
他に書き込みがございませんでしたら、この相談をクローズさせていただきます。
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回答4 |
タカタ 2024/12/19(Thu) 16:38
噛むと痛い
冷たいものや熱いものが凍みる
とのことですが、
もしかすると詰めてあるCRが分厚くて、下の歯と強く当たっているのかもしれません。
そのようなことがあっても痛みが出ることがあります。
そこを確認してもらい、それでも痛みがあるとなると、もう一つ考えられるのは歯と歯茎の間の清掃状態が悪いことで起こる歯肉炎
これは新しい歯ブラシでよく磨けば解消されます。
それでも改善が見られないとなると歯髄の問題が考えられるので、根管治療が必要になるケースも考えられます
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返信7 |
-ふみ- 2024/12/19(Thu) 17:17
>タカタ先生
ご回答ありがとうございます。
CRが分厚くてということですが、高さの問題ということでよろしいですね?
2024年11月30日に歯冠修復する前も既にインレーだったのですが、どちらの時も噛んだ時の痛みはありました。
高さもちょっと高い気がすると伝えて調節してもらったのですけど。
歯肉炎の可能性は3日前位に自分で気付いたので(フロスと通すとその部分の歯肉が痛いので)、それからはとりあえずその部分はよく磨いてみています。
噛む痛みは増すのに、生きている歯髄は全くズキズキしてこないので最初、横からの虫歯だったため、その時点で歯肉溝から雑菌が入り込んで歯根膜炎がずっとなっている可能性もあるのかなと考えています。歯根膜炎だけだとなかなか治りにくいですね?
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返信8 |
-ふみ- 2024/12/24(Tue) 11:31
>先生方
ご回答ありがとうございました。
只今、別の歯でRTC中ということで経過観察が2025年1月中頃まで続きそうです。
神経が痛くなってくる感じはしてません。
恐らくですが、最初、横からの虫歯だったため、その時点で歯肉溝から雑菌が入り込んで歯根膜炎になってそれが長らく続いているのではないかと推測しております。
現在治療を進めている歯科医院では歯根膜を専門的に診ることができなさそうですので、1月下旬にその分野に強そうな歯科医院を探して訪問しようと考えています。
当質問はこれにてクローズにさせていただきます。
ありがとうございました。
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