インレーの不適合による、将来的に虫歯や歯周病の可能性は?

相談者: おやつさん (40歳:女性)
投稿日時:2010-05-11 09:06:40
参考:過去のご相談
セラミックインレーの欠けを治療後に痛み


いつもお世話になっています。

今日の相談は、タイトルの通りなのですが、詰め物クラウンをして、後で発覚した歯茎との些細な不適合があった場合、そしてそれが原因でその部分の歯磨きが巧くいかず炎症を起こしたりする事がある場合、将来的にそこの部分から虫歯もしくはポケットが深くなり歯周病等の危険はやはりあり得ますよね?

経緯を詳しく書けなくて申し訳ありませんが、もし作成しなおして貰う事に信頼できる先生がいるのなら、なるべく早い時期に治療していただいた方が、将来的に自分の歯を守ることに繋がりますでしょうか?

漠然とした書き方で申し訳ありませんが、宜しくお願いいたします。
[過去のご相談]


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2010-05-11 10:52:43
こんにちは。

些細な不適合があったとしても、プラークコントロールがうまくできていれば、早々に問題が起きることはないと思います。

治療にはメリットもありますが、デメリットもありますので(再治療も同様に)将来の不安のためだけに再治療をするのは、果たしてどうなのでしょう。

その信頼できる先生が「やった方が良い」、すなわち「再治療のメリットが、そのまま経過観察するメリットよりも上回っていると判断した」場合は、再治療する価値があると思います。

この判断基準は、先生の考え方や経験、見識、現在の口内環境などによって変わってくるだろうと思いますので難しいところです。

漠然とした質問に、漠然とした回答をしちゃっていますが、参考になりましたでしょうか。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: おやつさん
返信日時:2010-05-11 11:19:32
吉岡先生

早々にご返答ありがとうございました。

早々には問題が起こらないと伺い、迷うところです。

診て頂いている先生も、

「急いでどうこうでははないけれど、段差があるのでいずれは治した方が良い。」

との判断で私の決め時にが治す時なような感じです。

そして歯ブラシが当たったときだけ痛いという状況が続いています。

ここのポケットだけ深いと衛生士の方に指導を受けて、よく磨くように教えていただいたとおりにやっても、この箇所だけは改善されていないようなので、それで今回のこの相談に至りました。

他のときは痛くないので、日常生活に支障をきたしてはいないのですが。

ただこの歯は実はセラミックのインレーを入れたものの、何度も割れるので、なんとセラミックを残したまま見えないところだけ
保険のインレーを入れたという(別の歯科医でやりました)、極めてイレギュラーなものなのです。

という訳で、今の先生はこの継はぎな状態が好ましくないとも思っていらっしゃる感じです。

こんな治療、先生方はなさった事がないかも知れませんが、この経緯をお聞きになった上ではどうお考えになりますか?

継はぎの治療の是非についても、お聞かせいただけると幸いです。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2010-05-11 12:36:14
こんにちは。

その歯の部分のポケットだけ深く、何度も割れるという事で考えられる事は、その歯の噛み合わせが上手くいってない事があります。

歯周病を起こす大きな要因の一つに、早期接触というのがあるんですが、これは一部の歯にのみ大きな噛む力が働く事により引き起こされるのですね。

一度噛み合わせの方をチェックした方が良いかもしれません。
セラミックインレーはその状態にもよりますが、簡単に割れるものでは無いと思いますので。

だから本格的に治すとしたなら、噛み合わせをしっかり合わせて、それからインレー等を製作してお口に入れた方が良いのでは・・・・

お大事にどうぞ

回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2010-05-11 14:26:57
おやつさん、こんにちは。

橋本先生に賛成です。

セラミックインレーが何度も割れることが問題だと思います。
メタルインレーで割れないのなら、逆に歯に負担がかかる恐れがあります。

噛合せやハギシリの問題を解決したほうが良いのではないかと思います。

また複数の修復材料が接っしているのも、2次カリエスの危険が高くなる場合があります。

歯・メタル用接着剤・メタル・セラミック用接着剤・セラミックの5種類の素材は、強度・弾性・熱膨張などがそれぞれ違いますから、口の中という過酷な環境では壊れやすくなります。

担当の先生とよく相談してみてください。


ご参考まで・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: おやつさん
返信日時:2010-05-11 15:15:45
橋本先生、杉原先生

どうもありがとうございました。

ご指摘の通り歯軋り喰いしばりがあります。
マウスピース着用してます。

そしてこのインレーは2名の先生に、それぞれ2,3回ずつ作り直しをしていただいている状況で、かなりな問題児でいくら噛みあわせの調整を行っても短期間に欠けてしまって、苦肉の策でチグハグな造りにしてありました。

その結果、厚みを出す為に結構深く削ってしまっているのではないかと思います。
今回はそういう訳でクラウンを薦められています。

私もこれ以上インレーで対応するとなると、実は削る量が増えて行ってしまう事を危惧しています。

ただし今回の場合欠けてしまった訳ではないので、最初に書いたように時間の猶予がありますし、現在日常生活には困っておりません。

杉原先生が書いてくださったところを読むと、2次カリエスをものすごく恐れている私としては不安になります。

すごく基本的なことを書き忘れていますが、問題の歯は上の5番でした。

これまで3名の先生に(今の先生にはまだ言われていませんが)、一番力がかかっているような感じがする歯だと言われています。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2010-05-11 15:49:36
おやつさん

あくまで私見ですが、できるだけシンプルな方が2次カリエスは出来難いと思っています。

複雑な充填(材料を問わず)よりは、クラウンを選択するのもありだと思います。

もちろん健全エナメル質を失うデメリットはありますが、マージンライン(歯と修復物の境界線)を短く単純にすることで、メンテナンスが容易になる、テクニカルエラーが低くなる等のメリットもあります。

これも噛合せや諸々のリスク、セルフケアの状態等総合的な判断が必要です。
時間の猶予があるなら担当の先生とよく相談してください。


ご参考まで・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: おやつさん
返信日時:2010-05-11 15:55:51
杉原先生

どうもありがとうございました。

大変参考になりました。
仰ってくださった事を参考にさせていただき、よく相談してみようと思います。

他のご回答いただきました先生方も、お忙しいお時間を割いてくださりどうもありがとうございました。



タイトル インレーの不適合による、将来的に虫歯や歯周病の可能性は?
質問者 おやつさん
地域 非公開
年齢 40歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
詰め物、インレーのトラブル
詰め物の下の虫歯(二次カリエス)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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