歯茎の下の虫歯はどうやってできたのでしょうか?
相談者:
りすさん (30歳:女性)
投稿日時:2008-04-21 14:32:46
こんにちは、いつもお世話になっております。
今回は私の左下7番について質問させてください。
すでに治療済みの歯でしたが、そこにさらに二次カリエスが発見されました。
そこで治療を開始しようとしたのですが、治療方法に疑問を感じたので、転院しようとして3軒の歯科医院に診ていただきました。
2軒は保険診療中心の歯科医院で、インレーを外して削ってクラウン、ということでした。
最後の1軒は自費中心の歯科医院ですが、そこで、
「歯茎の下にまで虫歯が及んでおり、このままでは抜歯だが、手術によって治療できる」
と言われました。
治療費が高額(7万円)のため、悩みましたが、治療をお願いしようかと思っています。
ただ、今後のためにも知りたいのですが、
1.歯茎の下の虫歯とはどうやってできたのでしょうか?
もともとあった虫歯が下へと侵蝕してきたのでしょうか?
歯茎の下に食べ物が入り込んでプラークがたまったというわけではないのですよね?
2.そのような虫歯はそもそもどうやって発見できたのでしょうか?
他の2軒が指摘しなかったのは、
(1)保険中心だから無視した、ということなのか
(2)そういったものは見つけるのが難しい、からなのか
(3)本当はないけど儲けるために3軒目の歯科医院が言っているだけ
(それはまさかないとは思うのですが・・・)
のいずれだと思われますか?
失礼な質問かもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
今回は私の左下7番について質問させてください。
すでに治療済みの歯でしたが、そこにさらに二次カリエスが発見されました。
そこで治療を開始しようとしたのですが、治療方法に疑問を感じたので、転院しようとして3軒の歯科医院に診ていただきました。
2軒は保険診療中心の歯科医院で、インレーを外して削ってクラウン、ということでした。
最後の1軒は自費中心の歯科医院ですが、そこで、
「歯茎の下にまで虫歯が及んでおり、このままでは抜歯だが、手術によって治療できる」
と言われました。
治療費が高額(7万円)のため、悩みましたが、治療をお願いしようかと思っています。
ただ、今後のためにも知りたいのですが、
1.歯茎の下の虫歯とはどうやってできたのでしょうか?
もともとあった虫歯が下へと侵蝕してきたのでしょうか?
歯茎の下に食べ物が入り込んでプラークがたまったというわけではないのですよね?
2.そのような虫歯はそもそもどうやって発見できたのでしょうか?
他の2軒が指摘しなかったのは、
(1)保険中心だから無視した、ということなのか
(2)そういったものは見つけるのが難しい、からなのか
(3)本当はないけど儲けるために3軒目の歯科医院が言っているだけ
(それはまさかないとは思うのですが・・・)
のいずれだと思われますか?
失礼な質問かもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。
回答1
回答日時:2008-04-22 02:00:14
こんにちは。
文面だけではよく分かりませんが、おそらく良さそうな選択だと思いますよ。
>1.歯茎の下の虫歯とはどうやってできたのでしょうか?もともとあった虫歯が下へと侵蝕してきたのでしょうか?歯茎の下に食べ物が入り込んでプラークがたまったというわけではないのですよね?
前者の理解で良いと思いますよ。
虫歯は歯ぐきよりも上でしか発生出来ません。
歯ぐきよりも下(歯周ポケットの中)は、歯肉溝浸出液という液体がじわじわとあふれてきていて、常にアルカリ性に保たれています。
ですから酸性環境下で出来る虫歯は起こりません。
もともとあった虫歯が大きくなって歯ぐきの下にまで及んだ か、
もともとあった虫歯の上に、歯ぐきが被さってきた かの
どちらかだと思いますよ。
>2.そのような虫歯はそもそもどうやって発見できたのでしょうか?他の2軒が指摘しなかったのは、
>(1)保険中心だから無視した、ということなのか
>(2)そういったものは見つけるのが難しい、からなのか
>(3)本当はないけど儲けるために3軒目の歯科医院が言っているだけ
>(それはまさかないとは思うのでが・・・)のいずれだと思われますか?
まず間違いなく(2)でしょうね。
虫歯の診断は簡単ではありませんからね。
私も毎日見逃してると思います。
頑張って下さい。
文面だけではよく分かりませんが、おそらく良さそうな選択だと思いますよ。
>1.歯茎の下の虫歯とはどうやってできたのでしょうか?もともとあった虫歯が下へと侵蝕してきたのでしょうか?歯茎の下に食べ物が入り込んでプラークがたまったというわけではないのですよね?
前者の理解で良いと思いますよ。
虫歯は歯ぐきよりも上でしか発生出来ません。
歯ぐきよりも下(歯周ポケットの中)は、歯肉溝浸出液という液体がじわじわとあふれてきていて、常にアルカリ性に保たれています。
ですから酸性環境下で出来る虫歯は起こりません。
もともとあった虫歯が大きくなって歯ぐきの下にまで及んだ か、
もともとあった虫歯の上に、歯ぐきが被さってきた かの
どちらかだと思いますよ。
>2.そのような虫歯はそもそもどうやって発見できたのでしょうか?他の2軒が指摘しなかったのは、
>(1)保険中心だから無視した、ということなのか
>(2)そういったものは見つけるのが難しい、からなのか
>(3)本当はないけど儲けるために3軒目の歯科医院が言っているだけ
>(それはまさかないとは思うのでが・・・)のいずれだと思われますか?
まず間違いなく(2)でしょうね。
虫歯の診断は簡単ではありませんからね。
私も毎日見逃してると思います。
頑張って下さい。
相談者からの返信
相談者:
りすさん
返信日時:2008-04-22 20:59:42
渡辺先生、返信ありがとうございました。
良さそうな選択、ということで、貯金をはたく覚悟ができました。
そしてどうやってできたか、については勉強になりました。
通常は歯茎の下には虫歯はできないものなのですね。
今回虫歯になってしまっているのはどうやら15年くらい前に処置したアマルガムの横からの2次カリエスが広がったものかな・・・と鏡をのぞきながら思っています。
最後の質問に関してはおかしなことを聞いてしまってすみませんでした。
でもちょっと安心しました。
ただお答えを拝見して、新たに考えてしまったのは、
「その手術によって歯茎が切り開かれて(クラウンのために歯茎をちょっとやせさせる、そうです)、歯茎の下の歯の根っこ部分が露出することによって、虫歯になりうるエリアが広がってしまう」
のかも・・・ということです。
虫歯を削ったその部分は精密なクラウンで覆っていただけるということですが、その隣接している歯の歯茎は大丈夫だろうか、とちょっと心配になっています。
いずれにせよ、先生を信頼してよく相談させていただきたいと思います。
どうもありがとうございました。
良さそうな選択、ということで、貯金をはたく覚悟ができました。
そしてどうやってできたか、については勉強になりました。
通常は歯茎の下には虫歯はできないものなのですね。
今回虫歯になってしまっているのはどうやら15年くらい前に処置したアマルガムの横からの2次カリエスが広がったものかな・・・と鏡をのぞきながら思っています。
最後の質問に関してはおかしなことを聞いてしまってすみませんでした。
でもちょっと安心しました。
ただお答えを拝見して、新たに考えてしまったのは、
「その手術によって歯茎が切り開かれて(クラウンのために歯茎をちょっとやせさせる、そうです)、歯茎の下の歯の根っこ部分が露出することによって、虫歯になりうるエリアが広がってしまう」
のかも・・・ということです。
虫歯を削ったその部分は精密なクラウンで覆っていただけるということですが、その隣接している歯の歯茎は大丈夫だろうか、とちょっと心配になっています。
いずれにせよ、先生を信頼してよく相談させていただきたいと思います。
どうもありがとうございました。
タイトル | 歯茎の下の虫歯はどうやってできたのでしょうか? |
---|---|
質問者 | りすさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 30歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯その他 二次カリエス(2次的な虫歯) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。