[写真あり] 症例写真と実物と比べると本当のところは?
相談者:
Y.Kさん (29歳:女性)
投稿日時:2008-07-25 02:21:59
いつもお世話になっております。
他の方の相談で気になっていた事が出ていたので、改めて質問させて下さい。
私もネットで多くの症例写真を見てきて、疑問に思っていたのですが、写真と実物を比べると、本当はどうなのでしょうか?
勿論、症例自体がキレイ・ウマイというのが大前提かと思うんですが、症例写真の取り方がキレイ・ウマイというのもテクニックの一つですよね?
リアルに撮ってる写真ってほとんどないように見えるんです。
場合によればレタッチすることも可能ですし。
ネットで出回ってるものは、私が見る限りほとんどが露出オーバー気味な物が多く、歯茎もかなり白っぽいんですが、その方がキレイに見えるからなんでしょうか?
例えば歯茎が痩せていたら肉眼で見た時に影ができ、暗っぽくなりますが、写真に撮れば、さほど目立たなくなっていたり、天然歯と人工物の質感とか色調や反射も、見分けがつかないように見えますよね?
私の行ってる医院でもリングフラッシュ付きで無影撮影をしてますが、鏡で自分で見るより、写真の方がキレイだと思いますし、家で下向いて見るのと、光が当たるようにして見るのでも全然違います。
今はまだプロビなんで、余計そう見えるのかもしれませんが。
「スゴイ!!キレイ!!見分けが付かない」というような症例写真も実際目で見たら、ソコソコな感じなんでしょうか??
答えにくい質問で申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。
他の方の相談で気になっていた事が出ていたので、改めて質問させて下さい。
私もネットで多くの症例写真を見てきて、疑問に思っていたのですが、写真と実物を比べると、本当はどうなのでしょうか?
勿論、症例自体がキレイ・ウマイというのが大前提かと思うんですが、症例写真の取り方がキレイ・ウマイというのもテクニックの一つですよね?
リアルに撮ってる写真ってほとんどないように見えるんです。
場合によればレタッチすることも可能ですし。
ネットで出回ってるものは、私が見る限りほとんどが露出オーバー気味な物が多く、歯茎もかなり白っぽいんですが、その方がキレイに見えるからなんでしょうか?
例えば歯茎が痩せていたら肉眼で見た時に影ができ、暗っぽくなりますが、写真に撮れば、さほど目立たなくなっていたり、天然歯と人工物の質感とか色調や反射も、見分けがつかないように見えますよね?
私の行ってる医院でもリングフラッシュ付きで無影撮影をしてますが、鏡で自分で見るより、写真の方がキレイだと思いますし、家で下向いて見るのと、光が当たるようにして見るのでも全然違います。
今はまだプロビなんで、余計そう見えるのかもしれませんが。
「スゴイ!!キレイ!!見分けが付かない」というような症例写真も実際目で見たら、ソコソコな感じなんでしょうか??
答えにくい質問で申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。
回答1
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2008-07-25 02:48:47
多い日は70枚ぐらい写真を撮る井野です^^;
>「スゴイ!!キレイ!!見分けが付かない」というような症例写真も実際目で見たら、ソコソコな感じなんでしょうか?
結論から言えばソコソコな感じですよ。
特に私が行うレジン治療などはセラミックと違い日に日に劣化していきますから、当然1年後より2年後の方が見栄えが悪くなります。
セラミックでも歯茎が下がれば見栄えが悪くなります。
結局天然歯には敵わないと言う事です。
また、色と言っても光源を何にするかで歯の見え方は異なります。
全てにマッチする材料はない時点で天然歯のような歯の再現は難しいと思います。
人間の目ほどいい加減でファジーなものはありません。
灰色の円を中心位置いた時、白バックと黒バックでは見た目の印象がかわります。
円の大きさまで違って見えます。
また、人間の目ほどのピント調節機構が確立されたものはありません。
>症例写真の取り方がキレイ・ウマイというのもテクニックの一つですよね?
技工士さんの若手有望格の方もプロの写真家です、写真の撮り方も技術のうちの1つです。
>リアルに撮ってる写真ってほとんどないように見えるんです。
デジカメはまだまだアナログカメラのような色調再現性はないです。
また実際のカメラはでは白い歯を撮る為には色々カメラの設定を変える必要があります。
白い物を中心に撮ると他の色が若干合わなくなります。
このあたりはタカタ先生の専門範囲ですが^^;
1つの指標としてみてもらえればと思います。
まっ、基準がないよりあった方がいいですよ程度だと思ってください。
歯をデジカメで撮るときなど、フラッシュの光量、被写体との距離、フラッシュの構造などありとあらゆる条件でどうとでも見せることができます。
またレタッチ、フォトショップなどで加工する歯科医院もそのうち出てくるとは思いますよ。
こんなこと始めるとキリがないと思いますが・・・
気持ち悪くなるのであまり凝視しないでください^^;
久々に見ていたら・・・
>「スゴイ!!キレイ!!見分けが付かない」というような症例写真も実際目で見たら、ソコソコな感じなんでしょうか?
結論から言えばソコソコな感じですよ。
特に私が行うレジン治療などはセラミックと違い日に日に劣化していきますから、当然1年後より2年後の方が見栄えが悪くなります。
セラミックでも歯茎が下がれば見栄えが悪くなります。
結局天然歯には敵わないと言う事です。
また、色と言っても光源を何にするかで歯の見え方は異なります。
全てにマッチする材料はない時点で天然歯のような歯の再現は難しいと思います。
人間の目ほどいい加減でファジーなものはありません。
灰色の円を中心位置いた時、白バックと黒バックでは見た目の印象がかわります。
円の大きさまで違って見えます。
また、人間の目ほどのピント調節機構が確立されたものはありません。
>症例写真の取り方がキレイ・ウマイというのもテクニックの一つですよね?
技工士さんの若手有望格の方もプロの写真家です、写真の撮り方も技術のうちの1つです。
>リアルに撮ってる写真ってほとんどないように見えるんです。
デジカメはまだまだアナログカメラのような色調再現性はないです。
また実際のカメラはでは白い歯を撮る為には色々カメラの設定を変える必要があります。
白い物を中心に撮ると他の色が若干合わなくなります。
このあたりはタカタ先生の専門範囲ですが^^;
1つの指標としてみてもらえればと思います。
まっ、基準がないよりあった方がいいですよ程度だと思ってください。
歯をデジカメで撮るときなど、フラッシュの光量、被写体との距離、フラッシュの構造などありとあらゆる条件でどうとでも見せることができます。
またレタッチ、フォトショップなどで加工する歯科医院もそのうち出てくるとは思いますよ。
こんなこと始めるとキリがないと思いますが・・・
気持ち悪くなるのであまり凝視しないでください^^;
久々に見ていたら・・・
回答2
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2008-07-25 05:16:22
Y.K さまおはようございます。
症例写真の仕上がり具合ですが井野先生が仰っているように、デジカメはいまいちな様に思います。
デジカメの前は銀塩カメラのニコン、メディカルニッコールを使っていましたが、本当にきれいに取れるレンズでした。
最後は生産中止となってしまい故障したのを期に、デジカメに替えましたが性能はいまいちです。
私はあまり凝ってはいないので。プログラム何とかで撮っていますが色調の再現性はよくありません。
参考程度になさってください。
症例写真の仕上がり具合ですが井野先生が仰っているように、デジカメはいまいちな様に思います。
デジカメの前は銀塩カメラのニコン、メディカルニッコールを使っていましたが、本当にきれいに取れるレンズでした。
最後は生産中止となってしまい故障したのを期に、デジカメに替えましたが性能はいまいちです。
私はあまり凝ってはいないので。プログラム何とかで撮っていますが色調の再現性はよくありません。
参考程度になさってください。
回答3
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2008-07-25 09:31:05
カメラが趣味@タカタです。
私は手焼きをしていたほどなので、恐らく歯チャンネル一のカメラオタクです。
まず、レタッチについてですが、大手スタディグループにおいてはレタッチが常用されている実態があります。
九州や東京のあるグループ(名前は出せません)では、かなり写真をいじっています。
アメリカのチーム○○ なんてところはフォトショップ使いがいっぱいいます。
露出がオーバーな点・・・撮影距離が近いことと、前歯が平面的なために光をまともに反射してしまうためにおきます。
最近ではリングストロボではなく、ツインストロボを用いるDrが増えてきて反射を減らせるようになって来ました。
また、 色合いの違いについてですが、人間の目に見える色域に比較してフィルム上で記録できる色域やCCDで記録できる色域は非常に狭いです。
その結果、実際の鏡で見た色と写真の色が異なってしまうのです。
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2%E7%A9%BA%E9%96%93)
そこにもってきて、歯に当たる色は、蛍光灯、電球、日光など様々な要素があり、しかも、影を落としたりするとより一層明度が際立ってしまいます。
ですので、ありとあらゆるシチュエーションを乗り切れる補綴物はなかなか難しいです。
完璧を追求するために、過去にモデルさんを治したときには6回ほど焼きなおしました。
確かに難しいのですが、頑張ればかなり誤魔化しの効くレベルに作り上げることは可能です。
私はいつも技工士に言います「せめて写真の色域の範囲内での色一致位は求めましょうよ」と。
最低限必要なレベルだと思います。
最後にデジカメについてですが、現状、SRGB記録のものでは色域が狭く、AdobeRGB対応のものが出てきて話題になっているのですが、先に述べたようにコレでも人間の目に見える色域に比べるとはるかに狭いですし、この色域を表示できるモニターも限られます。
私は最近デジカメに変えました。
しかし、ホワイトバランス、コントラスト、明度 彩度などをキャリブレーションしたモニター上で調節してから撮影しております。
少しでも記憶色に近づけるように努力しています。
また、 フィルムと異なりレタッチし放題ですので、それを防ぐために全てRAW+JPEGで撮影し、フィルムで言うところの ネガを保存しております。
もし、「これ本当?」と追求されてもRAWファイルがありますのでそれを提出できるようにするためです。
このご、この辺りの偽装防止をシステム化していかないといけないでしょうね。
私は手焼きをしていたほどなので、恐らく歯チャンネル一のカメラオタクです。
まず、レタッチについてですが、大手スタディグループにおいてはレタッチが常用されている実態があります。
九州や東京のあるグループ(名前は出せません)では、かなり写真をいじっています。
アメリカのチーム○○ なんてところはフォトショップ使いがいっぱいいます。
露出がオーバーな点・・・撮影距離が近いことと、前歯が平面的なために光をまともに反射してしまうためにおきます。
最近ではリングストロボではなく、ツインストロボを用いるDrが増えてきて反射を減らせるようになって来ました。
また、 色合いの違いについてですが、人間の目に見える色域に比較してフィルム上で記録できる色域やCCDで記録できる色域は非常に狭いです。
その結果、実際の鏡で見た色と写真の色が異なってしまうのです。
(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%89%B2%E7%A9%BA%E9%96%93)
そこにもってきて、歯に当たる色は、蛍光灯、電球、日光など様々な要素があり、しかも、影を落としたりするとより一層明度が際立ってしまいます。
ですので、ありとあらゆるシチュエーションを乗り切れる補綴物はなかなか難しいです。
完璧を追求するために、過去にモデルさんを治したときには6回ほど焼きなおしました。
確かに難しいのですが、頑張ればかなり誤魔化しの効くレベルに作り上げることは可能です。
私はいつも技工士に言います「せめて写真の色域の範囲内での色一致位は求めましょうよ」と。
最低限必要なレベルだと思います。
最後にデジカメについてですが、現状、SRGB記録のものでは色域が狭く、AdobeRGB対応のものが出てきて話題になっているのですが、先に述べたようにコレでも人間の目に見える色域に比べるとはるかに狭いですし、この色域を表示できるモニターも限られます。
私は最近デジカメに変えました。
しかし、ホワイトバランス、コントラスト、明度 彩度などをキャリブレーションしたモニター上で調節してから撮影しております。
少しでも記憶色に近づけるように努力しています。
また、 フィルムと異なりレタッチし放題ですので、それを防ぐために全てRAW+JPEGで撮影し、フィルムで言うところの ネガを保存しております。
もし、「これ本当?」と追求されてもRAWファイルがありますのでそれを提出できるようにするためです。
このご、この辺りの偽装防止をシステム化していかないといけないでしょうね。
相談者からの返信
相談者:
Y.Kさん
返信日時:2008-07-26 01:42:02
井野先生、山田先生、タカタ先生、早々のご回答ありがとございます。
井野先生、画像見ました。。。。
。。。。酔いました。。。。気持ち悪いorz
山田先生、先生のようにアナログからデジタルに移行する人は皆さん苦労されてるようですね。
時代の流れとか保存を考えると、仕方が無いのかもしれません。
タカタ先生、先生のカメラオタクぶりが良くわかりました。
まさか、歯医者さんから「キャリブレーション」という言葉を聞けるとは!!
私、CGクリエイターなので(;´∀`)
露出オーバーなのは、わざと飛ばしてアラを目立たなくさせてる訳ではなく、やはりデジカメの性能の限界ですか。
三脚でも使えればもう少し楽なのかもしれませんが、まず患者が動きますしね。。
HDR合成すれば、もっと再現はできると思いますが、そんな暇もないですしね。
(リアルの再現の為の加工はアリだと思います)
カメラがアナログからデジタルになり、ディスプレイがCRTから液晶になり、さらにプリントアウトなんてしたら、全然違う色になってますしね。
常に患者を目の前に技工できる訳でもないので、「写真」が基準になるのは仕方がないんですね。。。。
やはり症例写真と鏡で見た自分の歯を比べるのは無理があるようですね、せめて比べる時は歯医者で撮った写真で比べようと思います。
更に追加で聞きたいことがあります。
歯科用無影灯は太陽光に一番近い光源なんでしょうか?
井野先生、画像見ました。。。。
。。。。酔いました。。。。気持ち悪いorz
山田先生、先生のようにアナログからデジタルに移行する人は皆さん苦労されてるようですね。
時代の流れとか保存を考えると、仕方が無いのかもしれません。
タカタ先生、先生のカメラオタクぶりが良くわかりました。
まさか、歯医者さんから「キャリブレーション」という言葉を聞けるとは!!
私、CGクリエイターなので(;´∀`)
露出オーバーなのは、わざと飛ばしてアラを目立たなくさせてる訳ではなく、やはりデジカメの性能の限界ですか。
三脚でも使えればもう少し楽なのかもしれませんが、まず患者が動きますしね。。
HDR合成すれば、もっと再現はできると思いますが、そんな暇もないですしね。
(リアルの再現の為の加工はアリだと思います)
カメラがアナログからデジタルになり、ディスプレイがCRTから液晶になり、さらにプリントアウトなんてしたら、全然違う色になってますしね。
常に患者を目の前に技工できる訳でもないので、「写真」が基準になるのは仕方がないんですね。。。。
やはり症例写真と鏡で見た自分の歯を比べるのは無理があるようですね、せめて比べる時は歯医者で撮った写真で比べようと思います。
更に追加で聞きたいことがあります。
歯科用無影灯は太陽光に一番近い光源なんでしょうか?
回答4
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2008-07-26 09:54:28
CGクリエイターということで、容赦なく行きます(笑)。
(^○^)
まず無影灯について・・・ 太陽光とは全く異なり、色温度はかなり低いです。
ですので、6500Kに近い、TrueLightなどを用いる必要がありますね。
ただ、実際の撮影時にはフラッシュを用いますので、当然グレーバランスなんかは適正に取得する必要があります。
銀一のグレーカードがよいですね。
さて、 キャリブレーションモニターとキャリブレーションプリンタを用いれば、画面=印刷物 にできるのはご存知と思いますが、記憶色=画面=印刷物 にはできませんので、やはり難しいですよね。
あと、デジカメはコントラスト比が非常に低いので飛んだり、つぶれたりします。
同じ被写体をエクタクローム64とD60で撮りました。色合いがかなり違います。
皆さんがよく見るフィルムの色はこうやって見るとかなり赤いのが分かります。
デジタルの方は。。。
「え?黄色いんちゃう?」
と感じますが、 実際の日本人の歯の色って こんなもんですね。
歯肉の色もフィルムのほうが赤すぎておかしいですね。
画像1
(^○^)
まず無影灯について・・・ 太陽光とは全く異なり、色温度はかなり低いです。
ですので、6500Kに近い、TrueLightなどを用いる必要がありますね。
ただ、実際の撮影時にはフラッシュを用いますので、当然グレーバランスなんかは適正に取得する必要があります。
銀一のグレーカードがよいですね。
さて、 キャリブレーションモニターとキャリブレーションプリンタを用いれば、画面=印刷物 にできるのはご存知と思いますが、記憶色=画面=印刷物 にはできませんので、やはり難しいですよね。
あと、デジカメはコントラスト比が非常に低いので飛んだり、つぶれたりします。
同じ被写体をエクタクローム64とD60で撮りました。色合いがかなり違います。
皆さんがよく見るフィルムの色はこうやって見るとかなり赤いのが分かります。
デジタルの方は。。。
「え?黄色いんちゃう?」
と感じますが、 実際の日本人の歯の色って こんなもんですね。
歯肉の色もフィルムのほうが赤すぎておかしいですね。
画像1
回答5
相談者からの返信
相談者:
Y.Kさん
返信日時:2008-07-27 02:51:02
タカタ先生、渡辺先生、ありがとうございます。
タカタ先生
この比較を見ると、やっぱりスゴイ差ですね。。。。
D系とA系ぐらい違う気がするんですが。
(シェードガードをまじまじ見た事はないので適当に言ってます。)
この流れで聞いていいのか、別スレ立てた方がいいのか悩みますが、
アナログで撮っていた時は勿論プリントアウトした物を技工士さんに渡していたと思うんですが、デジタルだとデータですか?
これだけカメラや撮影環境が違うと、いくらシェードガードと一緒に撮影したりしても、例えば写真にはA2が写ってるけど、技工士さんには別の色に見えていたりしますよね?
保険で単色のクラウン作るなら、「A2って言われればA2単色で」と簡単な話ですが、保険外で写真で撮っても見分けが付かないレベルの技工だとそうもいかないですよね?
私なんかはよく、実物と印刷物の色を合わせるような仕事をするんですが、何度も印刷します。
やっぱり白は苦労します。
紙の白も考慮しないといけないので。
それが歯になると、まず実物がないのでかなり大変だと思います。
シェードアイみたいな測定器も人の目には敵わないと思いますし。
井野先生のグルグルじゃないですが、人間の目のいい加減と言えば、見る距離とか、唇の赤の影響もありますよね。。。
色を伝えるのは本当に難しいと思います。
超有名技工士さんにお願いするには、やっぱりそれなりの写真じゃないと受けてくれなかったりしそうですね。
6回焼いたモデルさん時は、何カットぐらい写真を撮ったんでしょうか?
そこまですると、保険外といってもあまり利益がでませんね。
むしろ赤字ですよね。。。
私は2−2のうち左1だけ天然歯を残し、残り3本がジルコニアになる予定です。
モデルでもないし、左1も削ってまで揃えたい程の審美的要求はないのですが、ある程度の覚悟と言うか、妥協点は自分でも決めておこうと思います。
それでも「女性の前歯」という事でかなり気をつかってもらってるので、本当にありがたいなと思っています。
渡辺先生
あ、先生も被害に遭われましたか。。。どんどん被害者続出です。。。。
コレ読む方はみんなこうなるんでしょうか?!
タカタ先生
この比較を見ると、やっぱりスゴイ差ですね。。。。
D系とA系ぐらい違う気がするんですが。
(シェードガードをまじまじ見た事はないので適当に言ってます。)
この流れで聞いていいのか、別スレ立てた方がいいのか悩みますが、
アナログで撮っていた時は勿論プリントアウトした物を技工士さんに渡していたと思うんですが、デジタルだとデータですか?
これだけカメラや撮影環境が違うと、いくらシェードガードと一緒に撮影したりしても、例えば写真にはA2が写ってるけど、技工士さんには別の色に見えていたりしますよね?
保険で単色のクラウン作るなら、「A2って言われればA2単色で」と簡単な話ですが、保険外で写真で撮っても見分けが付かないレベルの技工だとそうもいかないですよね?
私なんかはよく、実物と印刷物の色を合わせるような仕事をするんですが、何度も印刷します。
やっぱり白は苦労します。
紙の白も考慮しないといけないので。
それが歯になると、まず実物がないのでかなり大変だと思います。
シェードアイみたいな測定器も人の目には敵わないと思いますし。
井野先生のグルグルじゃないですが、人間の目のいい加減と言えば、見る距離とか、唇の赤の影響もありますよね。。。
色を伝えるのは本当に難しいと思います。
超有名技工士さんにお願いするには、やっぱりそれなりの写真じゃないと受けてくれなかったりしそうですね。
6回焼いたモデルさん時は、何カットぐらい写真を撮ったんでしょうか?
そこまですると、保険外といってもあまり利益がでませんね。
むしろ赤字ですよね。。。
私は2−2のうち左1だけ天然歯を残し、残り3本がジルコニアになる予定です。
モデルでもないし、左1も削ってまで揃えたい程の審美的要求はないのですが、ある程度の覚悟と言うか、妥協点は自分でも決めておこうと思います。
それでも「女性の前歯」という事でかなり気をつかってもらってるので、本当にありがたいなと思っています。
渡辺先生
あ、先生も被害に遭われましたか。。。どんどん被害者続出です。。。。
コレ読む方はみんなこうなるんでしょうか?!
回答6
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2008-07-27 08:54:50
シェードについて・・・もうお分かりと思いますが、人間の記憶職=撮像素子上で把握した色 にはなりませんので、あくまで”参考”だと思います。
シェードアイをもちいても歯の”表面の”それも”6500K”の明かりを正面から当てたときの反射色しか把握できません。
色の絶対的な評価は無理なので、シェードガイドを歯に写しこんで比較する相対評価が必要です。
しかし、歯の表面には縞状の模様があるのですが、それをキチンと把握しようと思うと写真だけでは縞模様が完全に把握できませんし、人の歯には内部反射によるオパール効果があり、それまでを把握しようとすると現状、確実な方法は歯科技工士が直視することによる色の記憶が重要です。
技工士の記憶色+写真 というスタイルが未だ必要と思われます。
ちなみに、写真だけで色を伝えるためには、歯の近くにシェードガイドをあてがった状態で窓際や電球、蛍光灯下など 色々なシチュエーションで色々な距離から20〜30枚の写真を撮影しておきます。
で、技工所と医院の療法にキャリブレーション済みのモニターを置いておけばより色は忠実に伝わります。
でもね、所詮は相対評価だということを忘れないでください。
シェードアイをもちいても歯の”表面の”それも”6500K”の明かりを正面から当てたときの反射色しか把握できません。
色の絶対的な評価は無理なので、シェードガイドを歯に写しこんで比較する相対評価が必要です。
しかし、歯の表面には縞状の模様があるのですが、それをキチンと把握しようと思うと写真だけでは縞模様が完全に把握できませんし、人の歯には内部反射によるオパール効果があり、それまでを把握しようとすると現状、確実な方法は歯科技工士が直視することによる色の記憶が重要です。
技工士の記憶色+写真 というスタイルが未だ必要と思われます。
ちなみに、写真だけで色を伝えるためには、歯の近くにシェードガイドをあてがった状態で窓際や電球、蛍光灯下など 色々なシチュエーションで色々な距離から20〜30枚の写真を撮影しておきます。
で、技工所と医院の療法にキャリブレーション済みのモニターを置いておけばより色は忠実に伝わります。
でもね、所詮は相対評価だということを忘れないでください。
回答7
E Eデンタル(愛知県豊橋市)の井野です。
回答日時:2008-07-27 09:37:51
大不評なので消しておきます。
バレリーナが人によって右回りに見える・左回りに見える画像もあるのですが・・・
>でもね、所詮は相対評価だということを忘れないでください。
だと思います。
患者さんごと要求度は異なりますしね^^;
バレリーナが人によって右回りに見える・左回りに見える画像もあるのですが・・・
>でもね、所詮は相対評価だということを忘れないでください。
だと思います。
患者さんごと要求度は異なりますしね^^;
相談者からの返信
相談者:
Y.Kさん
返信日時:2008-07-27 18:55:58
>でもね、所詮は相対評価だということを忘れないでください。
そうですね。
これで歯医者さんに「20枚写真撮って」なんて要求はしませんので、安心して下さい(笑)
こちら側の要求は常に聞いてくれるので、どこまで求めてイイのか迷っていましたが、「写真」は1つの基準で完璧は無いと言うのを、頭に入れておこうと思います。
それに、自分が見るより他人が見る方が多い「歯」ですので、まったく歯に興味のない人が見て、違和感を感じないぐらいでイイのかもしれません。
>大不評なので消しておきます。
>バレリーナが人によって右回りに見える・左回りに見える画像もあるのですが・・・
消してしまったんですね…それはそれで寂しいですね。
女の人がグルグル回ってるやつは、右脳と左脳のやつですよね!!
あれは、全然気持ち悪くないです。
私はあれを、自分が最初に見えたのと逆回転になるように見るのが好きです。
先生方、お忙しいところご回答いてだきましてありがとうございました。
とても参考になりました。
またなにかありましたら、よろしくお願いいたします。
そうですね。
これで歯医者さんに「20枚写真撮って」なんて要求はしませんので、安心して下さい(笑)
こちら側の要求は常に聞いてくれるので、どこまで求めてイイのか迷っていましたが、「写真」は1つの基準で完璧は無いと言うのを、頭に入れておこうと思います。
それに、自分が見るより他人が見る方が多い「歯」ですので、まったく歯に興味のない人が見て、違和感を感じないぐらいでイイのかもしれません。
>大不評なので消しておきます。
>バレリーナが人によって右回りに見える・左回りに見える画像もあるのですが・・・
消してしまったんですね…それはそれで寂しいですね。
女の人がグルグル回ってるやつは、右脳と左脳のやつですよね!!
あれは、全然気持ち悪くないです。
私はあれを、自分が最初に見えたのと逆回転になるように見るのが好きです。
先生方、お忙しいところご回答いてだきましてありがとうございました。
とても参考になりました。
またなにかありましたら、よろしくお願いいたします。
タイトル | [写真あり] 症例写真と実物と比べると本当のところは? |
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質問者 | Y.Kさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
専門的な質問その他 その他(写真あり) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。