虫歯治療後にゴールドクラウン装着した歯で噛めません

相談者: ラベンダーさん (36歳:女性)
投稿日時:2008-08-08 15:47:10
いつも丁寧にお答えいただいてありがとうございます。

左下6番のインプラント治療後に、そのとかみ合う左上6番の虫歯治療にかかり、問題がおきました。
その歯は5年ほど前に最初の虫歯になり、保険銀の詰め物をしていました。(神経あり)

今回、下の歯をインプラント治療したことで、かみあわせの調整もかね、左上6をあけることになり、あけると虫歯の着床がある、とのことでした。

そのとき削る治療をして、神経近くまで削ったとかで、痛みがありましたが、だんだん治まり、銀歯を装着すると問題なくかめる状態になりました。


そして、その先生の勧めで、生え方が悪く、このままだと虫歯が再発する恐れがある、とのことで、フラップオペをしてもらいました。

その後、歯茎の痛みがおさまってきたところに、先日、ゴールドクラウン自費治療)を装着しました。

その際、薬を塗ったり、風をあてるたびに、痛かったり、しみたりしたので、訴えてましたが、仮付けにすると取れる可能性が高いとのことで、スーパーボンドでつけられました。


直後から、かちかちかみ合わせたり、ぎりぎり歯をこすりあわせるたびに痛く、先生にも訴えてましたが、そのまま帰されました。
先生曰く、

神経を抜くにはもったいなく、問題あるときにはクラウンを真ん中からドリルであけるから。」

とのこと。

その当日から食事中も左ではまったくかめず、2日後に再び病院にいくと、下6のインプラントをはずして、上の歯とかみあわないような低めの仮歯をいれて、様子を見ることになりました。

それから4日たちますが、左でかむことはできず、状態はよくなっていません。


先生には「なんとか神経は残してもらいたい!」ということは伝えていますが、今後どのような治療法が考えられるでしょうか?

治療を行うにあたっては、ゴールドクラウンを取り外さないといけないのでしょうが、そのさいにはやはりまた天然の歯を削ってしまいますよね?
それは致し方ないことなのでしょうか?
そこの医院にはマイクロスコープはありません。


状態をよくするために治療にのぞんでいるのに、かめないような状況になって、やりきれない気持ちでいっぱいです・・・。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-08-08 18:11:35
こんにちは。
心中お察しします。
しかし改善の方法は必ずあります、頑張ってください。


いつもとは別の回答者ですが、ご容赦ください。


今現在上のと下のインプラントの歯は当っていないようなので、かみ合わせによる力が原因の痛みとは考えにくいです。

したがって、ゴールドクラウン歯の神経炎症を起してしまったと考えられます。

フラップオペで知覚過敏になる事もありますし、クラウン形成時の歯質削除が原因とも考えられます。

いずれの場合も通常、症状は時間経過と共に緩和して行きますが、症状が酷い場合は神経を抜くのも選択の1つです。


私の患者さんで同様の症状が出てしまった方がいらっしゃいました。
あまりに症状が辛そうなので神経を抜く事を提案しましたが、その方は我慢する方を選び、1ヶ月くらいで徐々に痛みがひき、今は問題なく噛めている状況です。


一方、1ヶ月経っても全く改善の兆しがなく、クラウンを外し神経を抜き、根の治療終了後再度クラウンを装着し普通に噛めるようになっている方もいます。


神経を抜く場合、歯を削らずに治療を進める事は残念ながら不可能です。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-08-08 19:15:40
こんばんわ。
咬んで痛いのでは食事も切ないですね。

今の状態を読んだ限りでは、私も高橋先生のご意見と同じように歯髄(神経)の症状だと思われます。

確かに神経を残すという事は大事なのですが、いったん症状が出始めたのならば逆にそれを別の手段や我慢することで、よりいっそう悪い方向へ進む場合も出てきます。

なのでこの場合こうなってしまった原因はともかくとして、すぐ次回の治療の時ではなくても、担当の先生から抜髄のご提案があった時には必要な処置であるとも思えます。

状態を良くするということは、以後長期間において良い状態を保つということから考えても、今回のケースでは抜髄が悪い処置とは思えません。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ラベンダーさん
返信日時:2008-08-09 00:18:07
早速ご回答ありがとうございます。

やはり最悪抜髄やむなしの状態なんですね。

かかりつけの先生は、神経を抜くことはいつでもできるから、それまでにいろんな方法を試してみよう、というようなことを前回おっしゃっていました。

他のサイトも読ませていただきましたが、直接(又は間接)覆髄
法というのも、このような症例に適応するのでしょうか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-08-09 11:33:23
覆髄は症状に応じてなので何ともいえません。

というのはすでに歯髄症状と思われるものがあるからです。
方法によってはこれらの症状が軽減できる場合もありますが、やはりこれは直接診察してみないと判断はいたしかねます。

少なくとも覆髄するということは、「覆髄すれば抜髄を回避できる」と判断された場合に選択するものであり、悪あがきするための処置ではありません。




タイトル 虫歯治療後にゴールドクラウン装着した歯で噛めません
質問者 ラベンダーさん
地域 非公開
年齢 36歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療後の痛み
歯科治療後の歯の痛み
虫歯治療
むし歯 治療後の痛み
ゴールドクラウン(金の被せ物)
クラウンを被せた後の痛み
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
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