再治療の際のリスク等を考えて土台やクラウンの素材は何が良いか

相談者: NORAさん (35歳:女性)
投稿日時:2008-10-27 23:20:52
このサイトで勉強させていただき有り難うございます。
土台とクラウンの材質についてアドバイスをお願いします。

抜随した左下5番、6番の根幹再治療が終わり土台の材質を決めかねているのでアドバイスをお願いします。

 提案された素材は
 1.銀合金
 2.パラジウム
 3.16KG
 4.白金加金 です。

担当医のお薦めは4.白金加金、次は3.16KGの順です。


持ちと根が割れるリスク、根の再々治療の外し易さ等を総合的に考え最良の素材を選びたいと思いますが、どれがお勧めでしょうか?



こちらでファイバコアのメリットを読みましたが今の先生は、ファイバコアは弱いからと扱っていないそうです。

パラジウムは避けた方が良さそうなので、ゴールドかなと思っているのですが、ゴールドでも上記3,4と硬さに違いがあります。

先生方なら上記の内、お勧めがあればどのコアですか?
それとも転院を勧めますか?
丁寧に治療して下さった先生なので出来れば転院したくないのですが。



それから根管再治療は左上2番が残っていますが、それも同じコアで大丈夫でしょうか?


 左下6番のクラウンは
 1.金(60%)、パラジウム(40%)合金
 2.20KG
 3.白金加金
 4.陶剤


を提案されましたが、どの材質が今後虫歯にならないため、そして噛み合わせの歯を痛めない等を総合的に判断して一番いいですか?

左下5番は、見える歯なので陶剤と思っていますが、6番は虫歯になりにくいなら白金加金(鋳造冠)でもいいかなと思っています。

担当医の一番のお薦めは陶剤でしたが、硬すぎて上の歯を痛めないか心配です。
次のお勧めは白金加金(鋳造冠)でした。

左上6番には金属のインレーが入っています。
クラウンを金属にする場合はインレーも材質を揃える予定です。



インレーについても質問がありますが、長くなるので別質問にさせていただきます。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-10-28 05:27:37
NORAさまおはようございます。

コアの材質についてどれを選ぶか決めかねていらっしゃるようですね。



の状態がどのようなものか判らないのでアドバイスのしようがありませんが、材質的には白金加金が一番いいと思います。

しかし残存歯質が十分あればそこまでする必要はないかもしれません。

クラウンについても材質的には白金加金が一番いいと言われています。



ただ見えるところでは女性にはいまいち色が嫌われるようです。

参考になさってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: NORAさん
返信日時:2008-10-28 17:27:41
山田先生、早速回答有り難うございます。
すみませんが、もう少し教えて下さいますか?


支台、クラウン共に白金加金が一番いいということですね。

なっては欲しくありませんが、もし根の再再治療が必要になった場合、白金加金の土台でも外すことはできるのでしょうか?


それから左上2番の土台としても白金加金がよろしいのでしょうか?(こちらのサイトでは、特に前歯ファイバーコアを勧めている先生が多いようですが、今の先生が扱っている材質は上記だけでファイバーコアは扱っていないもので)


最後に土台の白金加金と16KGではどのような違いがありますか?
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-10-28 19:33:17
現在の提示されているものでいうのでしたら、白金加金がいいですね。
担当医の言うとおりで、順番どおりに品質が落ちていくと考えればよろしいかと思います。


こういう紛らわしい提示の仕方が私は嫌いです。


歯科の知識に乏しい患者に材料を選ばせるのはいかがなものか・・と思います。
私は、を見て、自分の判断で 白金加金にしたり、ファイバーポストにしたりと 材料の選択を行います。


治療の方向性の決定権を患者にゆだねるのは良いとしても、方向性が決まっている時点で、16KGと白金加金の選別をゆだねるのはいかがなものかと・・・

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: NORAさん
返信日時:2008-10-28 23:08:21
タカタ先生有り難うございました。

続けて質問で申し訳ないのですが、「現在の提示されているものでいうのでしたら」とお書きになったということは、左上2番の土台については、選択肢があるならファイバーポストの方が好ましいということでしょうか?


もしそうであれば、ファイバーポストを希望する=転院となってしまうので慎重に考えたいのですが、白金加金の支台とファイバーポストでは、のもち、根が割れるリスク、再治療のしやすさがどのように違いますか?
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-10-29 00:17:24
こんにちは。

うーん・・・なんかちょっと違う気がするのですが。。

材料の違いなんて、そこまで重要ではないですよ。


AとBとCとDと、並べられてどれが良いかと聞かれれば、しいて言えば・・という程度の話で、ましてコアの材料ぐらいで、転院まで検討するのはオーバーではないですか?

(※度々書いてますが、コアの場合、材料の優劣よりも残っている歯質の量や根管治療の質の方ががはるかに重要だと思います。)


それよりも、

もしもA先生かB先生かC先生かD先生・・と言う話だったら、もうこれはNORAさんの人生が変わるかも知れないぐらい極めて重要な話です。

誰にとっても良い先生、という定義は難しいですが、NORAさん個人にとっては明確な点差がついてくると思いますよ。



どの様な先生かは私には分かりませんが、NORAさんが最初に

>丁寧に治療して下さった先生なので出来れば転院したくないのですが。

と書かれている時点で、転院の選択肢は忘れた方が良い気がしますよ。

「丁寧に治療して頂けた!」・・と感じられるだけでも「かなりイイ線」だと思いますよ^^



因みに雑談程度としてもらって、最初のご質問に対する個人的な意見は、

> 1.銀合金
> 2.パラジウム
> 3.16KG
> 4.白金加金 です。

これ抜髄(=歯質は多い)の話ですよね?
・・どれでもいいです。。

無理矢理・・まず関係ないけど「錆び」を重要視するなら4. 除去のしやすさなら3.か1.?といったところですかね。

(※以前にも書いたことがあるのですが、個人的には「白金加金」と言う分類がちょっと意味がわからないので、想像で適当に書いてます。硬いのも軟らかいのも色々ありますので。
更には16KGも同様に・・)



> 左下6番のクラウン
> 1.金(60%)、パラジウム(40%)合金
> 2.20KG
> 3.白金加金
> 4.陶剤

強いて言うなら・・白いのが好きなので4.?
あとはは違いが分かりません。
(1.は初耳ですけど、そういうのがあるんですね)



何でも選べる様にして下さる、とっても良い先生とも思えますし、タカタ先生のおっしゃることにも一理ありますけどね。

こういう時は必殺、

「先生だったらどれになさいますか?」

と聞いて決めるのがいいですよ(笑)



材料の知識などはほどほど、歯医者さんを選ぶ時の参考程度にしておかれて、ご自身に合うと感じる先生が見つかれば、その先生と相談して決める方が良いですよ。


よく言うんですが、歯チャンの情報は歯医者さん選びの参考までに。
先生を決めたら先生を信じて、歯チャンは卒業した方がいいぐらいです。
迷った時にコソッと読むぐらいはいいですが。。

NORAさんの担当の先生がこのスレッドを読まれたら、きっとがっかりされると思いますよ・・・なんて^^;



参考⇒歯チャンネルの情報はマニアックですが、現場ではどう思われている?
(↑NORAさん必読です!)



頑張って、よく相談しながら進めて下さい!

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-10-29 10:34:45
渡辺先生に1票。
です。



もし、自分が歯科治療にかかるとしたら


「まずは担当の先生を慎重に選ぶ。

後は、全てお任せ。」

以上です。



「そんな極端な!」と思われるかもしれませんが、ホントそうなんです。

もちろん、治療の途中途中でディスカッションはします。
しっかりディスカッション出来る事が担当医を選ぶ重要項目になりますから‥。

なので、いざ!治療が始まったら「全てお任せ」なのです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: NORAさん
返信日時:2008-10-29 21:23:12
渡辺先生、タイヨウ先生有り難うございました。

質問の抜髄歯で、必ずしも歯質は多くはありません。



左下6番は高さはありますが、歯の壁は薄く、左下5番は高さ3mmはぎりぎりありそうですが、歯の壁は薄く壁の一部分は削られてありません。
左上2番は歯質は多く見えますが、虫歯は深かったと言われています。



根管治療の難しさや、根が駄目になる=抜歯となることを知ってかなり慎重になってしまっています。


こちらに質問する時は、今通っている先生が読みませんように、と祈る気持ちです。



今の先生は丁寧に治療も説明もして下さる先生です。
それだけに余り説明に時間をとってもらうのも悪いかなとも思ってしまって、担当医から説明を受けて家に帰ってきた後で疑問に思ったことをこちらのサイトに甘えて質問させていただきました。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2008-10-30 02:37:47
>なっては欲しくありませんが、もし根の再再治療が必要になった場合、
白金加金の土台でも外すことはできるのでしょうか?

はずしたことはないのでなんとも言えませんが、おそらく硬くて大変でしょう。

また使ったセメントにもよると思います。

私は基本的には銀合金を使っています。
前歯については最近症例を選んでファイバーポストを使い始めました。



>左上2番の土台としても白金加金がよろしいのでしょうか?

NORAさまの左上2番のの状態がわからないのでなんともいえません。

したがって私も渡辺先生に一票! デス

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: NORAさん
返信日時:2008-10-30 12:17:53
山田先生有り難うございました。

担当の先生のお薦めと理由をもう一度聞いてみたいと思います。



タイトル 再治療の際のリスク等を考えて土台やクラウンの素材は何が良いか
質問者 NORAさん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ お勧めの土台(コア)
お勧めのクラウン(被せ物・差し歯)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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