根管治療中のチクっとした痛みについて

相談者: コケッコーさん (37歳:男性)
投稿日時:2008-11-07 22:29:31
現在右下7番8番の2本の再根管治療を受けているのですが,リーマー根の治療をしているときに「チクッ」とした痛みがあります。

根管のいくつかは閉塞とのことです。

治療している先生の様子だとリーマーを入れて「チクッ」とするのを確かめており,「チクッ」とした痛みがあったほうが望ましいような感じでした。


この「チクッ」というのがかなり痛いので,ちょっと恐怖なのですが,再根管治療では,この痛みは避けて通れないものなのでしょうか?

またこの「チクッ」とする痛みがあったほうがよいとする根拠は何なのでしょうか?


以前別の歯科医院で他のの再根管治療を受けたときは,現在ほどの痛みはなかったように記憶しています。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2008-11-07 23:40:15
>「チクッ」とするのを確かめており,「チクッ」とした痛みがあったほうが望ましいような感じでした。

推測ですが、根の先端までリーマーが届いているかの判断を行う為におこなっている気がします。


>またこの「チクッ」とする痛みがあったほうがよいとする根拠は何なのでしょうか?

根拠というか、特に治療中は痛みは無い方がいいと思うのですが!?
電気診断でも根の先端まで届いているか計測することは出来ますが。

この点は直接先生に聞いてみないと分かりませんね^^;


あまり痛ければ治療前に、麻酔などをしてもらってください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: コケッコーさん
返信日時:2008-11-08 00:16:17
井野先生,早速の回答ありがとうございます。


井野先生のおっしゃるとおり、リーマーが根の先に届いているかを確かめるためなのかもしれませんね。

ただなんというんですか,閉塞の根をリーマーでつついてなんとか貫通させようとしているように私には感じました。


たとえばそうすることで根の先の細菌を詰めた薬でより効果的に消毒できるとか。。 
素人考えですいません。

今通院している先生を信じてもうかれこれ2年になりますが,今まで受けた再根管治療はすべてこうした、「チクッ」とするかしないかを確認するために治療されているように感じたものですから。


根管治療でも麻酔をして行うこともあるのですか?


ただもし貫通の有無を調べているのだとすれば,今通院している先生には,「痛いので麻酔をしてください」とはちょっといいにくいのですが。
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2008-11-08 00:42:00
こんにちは。


これは考え方の違いですね。
特に外国の根管治療、国内の腕も値段も一流の根管治療を行う先生の場合は、術中の患者さんの不快症状を避けることが必要になる為、術中、更には術後にも麻酔を使用することがあります。

金額も110万円前後、いくらやっても成功率も低く、その後の訴訟・クレームの対象になりやすいですから、(麻酔の分の材料、時間の)コストはかけられるけど、リスクは極力避けたい、ということだと思います。



ですが日本国内での一般的な根管治療、報酬が数千円で短時間に行わなければならず、技術的にも横並び・・となれば、麻酔はしない方が合理的とさえ思います。

痛みは身体の出す正確な信号ですから、術中に「チクッ」と感じるのも重要な情報のひとつですから、担当の先生は実際それを確認しながら治療をしていると思いますよ。

技術が超一流であれば別ですが、普通は情報はひとつでも多い方がいいですよね。

電気診断もそこまで正確な訳ではありません。



ですからその辺りも考慮していただいた上で、我慢できそうなら我慢されてもいいと思いますし、我慢出来なくてストレスであれば麻酔をお願いするのも全然問題ないと思いますよ。



お大事にどうぞ。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: コケッコーさん
返信日時:2008-11-08 11:05:15
渡辺先生,回答ありがとうございます。


根管治療でも苦痛であれば,麻酔してもらえるのですね。

まだ根管治療の途中なので(右下7番はパーフォレーションを起こしている)痛みがひどいときは、麻酔をしてもらえるか聞いてみようと思います。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2008-11-10 19:53:27
根管治療でも苦痛であれば,麻酔してもらえるのですね。

一度話してみてください。

渡辺先生が仰るように痛みがそこまで大きくなければ、麻酔を行わず根の治療を行う歯科医院が多いのが現状です。



私は自費でしか治療をしていないので参考にならないかもしれませんが、ほぼ100%の症例で麻酔は行います。
術中の痛みのコントロールも非常に大切なことだと思うからです。


ただし治療費は保険治療とは全くことなりますし、1回の治療時間が1時間半ほどかかるので、麻酔なしでは拷問になってしまうからと言う面もあります。


麻酔なしで治療を行う理由の1つに、根の治療は1回の治療費が300円程度の費用(患者さん負担は3割:90円)しかもらえないこともあります。
(保険診療の麻酔に関しては殆どの治療で麻酔代込みの治療費なっています)

この時に麻酔をしても300円の中に含まないといけません、言わば歯科医院が赤字を出して麻酔を行わないといけないことになっています。

*麻酔を行う技術、材料費、リスクのことなどを考えると。。。
医科のビタミン注射の方がリスクは少ないのに治療費は高いそうです^^;


こう言った面もあるので、全ての患者さんに麻酔を行い根の治療を行う歯科医院は少ないかもしれません。


もう1000円ぐらい出すから麻酔してくれよと思われる方もおられると思いますが、これは混合診療になりルール違反になってしまいます。。。



話がそれましたが、一度先生に相談してみてくださいね^^

 

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2008-11-10 23:21:31
あ。井野先生フォローありがとうございます。


根管治療でも苦痛であれば,麻酔してもらえるのですね。

私もちょっと誤解を与えてしまった気がしていました。

理由は井野先生の書かれた通りです。


一般的な保険の根管治療は、専門医の井野先生が麻酔してラバーを張って根管治療の準備がようやく整った頃には終了していないといけないぐらいです。

それほど無茶な診療報酬だと思いますよ。



そういうことも一応知っておいて下さいね。。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: コケッコーさん
返信日時:2008-11-11 21:22:26
井野先生,渡辺先生,詳しい説明ありがとうございました。


保険診療の現状と限界が理解できました。

いくら認定医を標榜していても,保険診療においてはその範疇で治療せざるを得ないのですね。

自費治療は,一庶民である私にとっては手の届かぬ夢です。
治療の痛みは正直なところいやではありますが,をおろそかにした報いとあきらめて治療を受け,これ以上悪くならないように予防に力を入れていきたいと思います。


今後もなにかしらあるとは思いますが,そのときはご指導よろしくお願いいたします。



タイトル 根管治療中のチクっとした痛みについて
質問者 コケッコーさん
地域 非公開
年齢 37歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 歯科治療中の歯の痛み
根管治療の治療法
根管治療中の痛み
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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