CTを連続で2回撮影することは可能ですか?
相談者:
elfさん (34歳:女性)
投稿日時:2008-12-05 02:15:28
回答1
回答日時:2008-12-05 02:31:32
こんにちは。
撮影の効果については経緯、詳細が分かりませんから、回答しかねます。
診断力の高い先生だと不要(他の方法で診断が出来る)とおっしゃるかも知れませんが、ここまである程度適切に診査を進めてきた上で、資料を追加すると言う意味では有用かとは思いますよ。
ビジュアル的にも患者さんが納得しやすいですしね。
被爆量や撮影範囲は機種によってマチマチなので一概には言い難いですが、多くの機種では左右とも一度で撮影出来ますよ。
被爆量も健康被害を心配するほどのことではないと思います。
とは言え一応倫理的には、撮影するメリットが被爆するデメリットを上回ると判断しない限りデンタルレントゲンの1枚すら正当化はできないのですが、自分がelfさんの状況なら悩まずに撮影すると思いますよ^^
早く原因がはっきりするといいですね。
頑張って下さい。
撮影の効果については経緯、詳細が分かりませんから、回答しかねます。
診断力の高い先生だと不要(他の方法で診断が出来る)とおっしゃるかも知れませんが、ここまである程度適切に診査を進めてきた上で、資料を追加すると言う意味では有用かとは思いますよ。
ビジュアル的にも患者さんが納得しやすいですしね。
被爆量や撮影範囲は機種によってマチマチなので一概には言い難いですが、多くの機種では左右とも一度で撮影出来ますよ。
被爆量も健康被害を心配するほどのことではないと思います。
とは言え一応倫理的には、撮影するメリットが被爆するデメリットを上回ると判断しない限りデンタルレントゲンの1枚すら正当化はできないのですが、自分がelfさんの状況なら悩まずに撮影すると思いますよ^^
早く原因がはっきりするといいですね。
頑張って下さい。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2008-12-05 09:36:44
僕も渡辺先生と同意見です。
ヒトコトでCTと言っても医科用と歯科用では被爆量は違いますし、撮影部位(部分的な撮影なのか、全顎的な撮影なのか)によっても違います。
(このサイトの中では)タカタ先生のお持ちのCT装置は全顎的撮影ができますが、僕の持っているCTは部分的(3〜4歯分)しか撮影できません。
普通一般の人間が1年間に浴びる自然放射線量は2.4mSv(ミリシーベルト)ですが、歯科用のCTでは0.01〜0.1mSvと言われています。
また、診断や治療に必要と思われる被曝に関しては、5mSvまでの被曝が許容されていると言います。
被曝によって癌になる確率は
医科用CT 1/1万
デンタルX-p 1/100万
歯科用CT 1/5万〜1/50万
と言われています。
確率的な影響と言うものはゼロにはなりません。
ALARAの法則
と言うものがあります。
"as low as reasonably achievable"
「すべての被爆は社会的、経済的要因を考慮しながら合理的に達成可能な限り低く抑えるべきである」
簡単に言えば渡辺先生のおっしゃられているように、
「撮影するメリットが被爆するデメリットを上回ると判断しない限り、デンタルレントゲンの1枚すら正当化はできない」
のですが、逆にelfさんのように
「撮影する事によって原因究明に一歩近づく(医学的にも精神的にも)メリット」
が、被爆によるデメリットよりも大きいと思われる場合は、撮影する事をお勧めします。
実際に拝見していないので、
>CT撮影することは原因追究の効果を期待できると思われますか。
何とも言えませんが、僕なら
「解らないから撮らせてほしい」
と言うと思います。
また、上述したようにウチのCTは部分的な撮影しかできませんから、左右の情報が欲しい時は必然的に1日に2回撮影する事になります(日常的に行っています)。
ヒトコトでCTと言っても医科用と歯科用では被爆量は違いますし、撮影部位(部分的な撮影なのか、全顎的な撮影なのか)によっても違います。
(このサイトの中では)タカタ先生のお持ちのCT装置は全顎的撮影ができますが、僕の持っているCTは部分的(3〜4歯分)しか撮影できません。
普通一般の人間が1年間に浴びる自然放射線量は2.4mSv(ミリシーベルト)ですが、歯科用のCTでは0.01〜0.1mSvと言われています。
また、診断や治療に必要と思われる被曝に関しては、5mSvまでの被曝が許容されていると言います。
被曝によって癌になる確率は
医科用CT 1/1万
デンタルX-p 1/100万
歯科用CT 1/5万〜1/50万
と言われています。
確率的な影響と言うものはゼロにはなりません。
ALARAの法則
と言うものがあります。
"as low as reasonably achievable"
「すべての被爆は社会的、経済的要因を考慮しながら合理的に達成可能な限り低く抑えるべきである」
簡単に言えば渡辺先生のおっしゃられているように、
「撮影するメリットが被爆するデメリットを上回ると判断しない限り、デンタルレントゲンの1枚すら正当化はできない」
のですが、逆にelfさんのように
「撮影する事によって原因究明に一歩近づく(医学的にも精神的にも)メリット」
が、被爆によるデメリットよりも大きいと思われる場合は、撮影する事をお勧めします。
実際に拝見していないので、
>CT撮影することは原因追究の効果を期待できると思われますか。
何とも言えませんが、僕なら
「解らないから撮らせてほしい」
と言うと思います。
また、上述したようにウチのCTは部分的な撮影しかできませんから、左右の情報が欲しい時は必然的に1日に2回撮影する事になります(日常的に行っています)。
回答3
はただデンタルクリニック(渋谷区本町)の畑田です。
回答日時:2008-12-05 10:24:37
elfさん、こんにちは。
CTを持っているものとして少し参加させてください。
まったくお二人の先生のおっしゃるとおりです。
タイヨウ先生の言うようにCTと言ってもelfさんが撮影されるのは歯科用のCTだと思いますが、歯科用のコーンビームCTと医科用のCTでは被爆量はまったく違います。
歯科用のCTの場合、全顎撮影でパノラマ写真(大き目のレントゲン)の約2倍です。
そんなに心配される線量ではないと思います。
ちなみに東京ーニューヨーク間飛行機で往復すると、全顎分のCTが2回撮れる線量と同じくらいです。
CTを持っているものとして少し参加させてください。
まったくお二人の先生のおっしゃるとおりです。
タイヨウ先生の言うようにCTと言ってもelfさんが撮影されるのは歯科用のCTだと思いますが、歯科用のコーンビームCTと医科用のCTでは被爆量はまったく違います。
歯科用のCTの場合、全顎撮影でパノラマ写真(大き目のレントゲン)の約2倍です。
そんなに心配される線量ではないと思います。
ちなみに東京ーニューヨーク間飛行機で往復すると、全顎分のCTが2回撮れる線量と同じくらいです。
回答4
高田歯科 (神戸 三ノ宮・須磨)のタカタです。
回答日時:2008-12-05 12:15:46
線量の計測方法は確立されていないので、一概にパノラマの何枚分という解釈はできませんが、一回0.1mSv、許容線量が5mSvとして、50枚まとめ撮りしても大丈夫ってなくらいの線量しかありません。
うちでは2回や3回撮ることはザラにあります。
撮影しすぎでX線管球を2年で2回も交換したほどです。
うちでは2回や3回撮ることはザラにあります。
撮影しすぎでX線管球を2年で2回も交換したほどです。
相談者からの返信
相談者:
elfさん
返信日時:2008-12-05 16:39:26
先生方、早々にご回答いただきありがとうございました。
いつまでも痛いままでいるよりは、少しでも原因解明に近づきたいので、先生方のご意見を参考にさせていただきます。
本当にありがとうございました。
いつまでも痛いままでいるよりは、少しでも原因解明に近づきたいので、先生方のご意見を参考にさせていただきます。
本当にありがとうございました。
タイトル | CTを連続で2回撮影することは可能ですか? |
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質問者 | elfさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ | CT |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。