親知らずの虫歯治療と病院によって治療方針が違う

相談者: たまこ21さん (38歳:女性)
投稿日時:2011-06-25 12:23:47
参考:過去のご相談
〔写真あり〕片側咬みしていたので反対側で咬んでみたら5番の横に線


先日から、削ったりしないという歯科医さんに通院してます。
本当は、歯のヒビでかかったのですが、それは治療跡のレジンがヒビが入ってたと判明。

先の歯医者さんでは、まったく説明なくそこを耐久度がないからと削って金属のかぶせ物の予定だったのですが、新しいところでは、割れているレジンを削って再度レジンをつめました。

ここの前の5番の歯は、歯並びの点からかなり両はじの歯に押されててちょっと不安はあったのですが、あまり金属を入れない方針の歯科医さんのようなのでお任せしました。

そして上の親知らず2本がそどい虫歯だとわかり、今削ってもらって金属の詰め物待ちなのですが、ここで

「まだ黒い部分残ってるけれど、穴のところだけ削って詰め物しておきますから」

と言われました。

残ってる虫歯から広がらないか気になってきいたのですが、ちゃんとケアすれば大丈夫といわれましたが、つめたらケアしようもないし、私は、歯軋りがあるのでマウスピースするから特に虫歯になりやすいのに大丈夫かな?と不安です。

虫歯というのは、最低限しか削らず詰め物するのが、今の治療の主流なんでしょうか?

先の説明ほとんどしてくれなかったところは、金属詰め物だけど友達が通ってたのでそういう意味では、口コミがありますが今回のところは、自分で探したところなので口コミがまったくなくよくわかりません。

で県内でも一番インプラント力入れてる歯科医さんでもあるので、普通の治療は、インプラントではないからあまり熱心じゃないのかな?と不安になりました。

ここを選んだ理由は、むやみに削らないといううわさでいったのですが、確かにむやみに削らないけれどひどい虫歯の一部残してつめて再発して、抜歯だけは絶対できないので、それは困るのでどうしたものかな?と悩んでます(かかってる疾患の関係で強い痛みが伴うものは、絶対現金なのです)。

下の左の軽い親知らずも少し削ってくれたのですが、こちらもレジンで詰め物してました。
どうやらよほどひどい虫歯でないと、金属使うのは絶対避ける方針のようです。

私としては、歯を長く持たせたいのですが虫歯残して詰めても大丈夫なものなのでしょうか?

自分でも見えない位置だし、あまりにも昔の歯医者さんと治療方針が違うのでそれでいいのかあたふたしてしまいます。

質問内容から異常なほど神経質な人だと思われるかもしれませんが、もったる疾患が痛みで増幅する病なのでどうしても歯の治療ひとつでもビクビクしてしまいます。

今の歯科医さんの方針は、できるだけ削らない。
金属は、なるべく使わない。

が主流なのでしょうか?

教えて頂ければ嬉しいです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2011-06-25 12:39:50
>今の歯科医さんの方針は、できるだけ削らない。
>金属は、なるべく使わない。
>が主流なのでしょうか?

そうですね。

2000年にFDI(国際歯科連盟)からMI(ミニマルインターベンション)と言う概念が提唱されました。

http://www.mi21.net/qol/forpeople/mi.html

その中に

「う窩性病変への最小の侵襲による修復処置」

と言う項目がありますから、世界的な潮流となりつつありますね。


また、金属を使わない方向と言うのも

 1 見た目が悪い
 2 金属アレルギーのリスクがある
 3 硬すぎるので周囲組織にダメージを与えてしまう

などの理由から、レジンなどの高分子材料を使う事でこれらの問題を避ける方向にあると思います。

また、保険用の金属はレアメタルを使用しますので、価格の高騰が問題となっております。
高分子材料を使う事で、医療費を低く抑える事が出来ると言うメリットもあります。

回答 回答2
  • 回答者
細見歯科医院の細見です。
回答日時:2011-06-25 12:41:48
>今の歯科医さんの方針は、できるだけ削らない。

MI


>金属は、なるべく使わない。

メタルフリー



どちらも一般歯科医(保険医)からすると主流では有りません、昨今の流行りに近いと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: たまこ21さん
返信日時:2011-06-25 12:55:26
タイヨウ先生お答えいただきありがとうございます。
そういう世界基準もあるのですね。

心配なのは、「大きな穴だけ削って黒いけど一部穴じゃないところは、残しておくから」といわれた箇所の上に詰め物したら、そこの虫歯から詰め物の下で広がるんじゃないかと不安があります。

その世界基準は、いいことなのですが、そういう点では、リスクは、ないんでしょうか?

見た目については、インプラントやってるし女子大前の歯科医さんなので、できるだけ白いので治療されてるというのは、あるかもしれません。

耐久度も心配ですが・・・・(歯軋りするし)




細見先生お答え頂きありがとうございます。

昨今の流行なのですね。
確かにアレルギー体質なので、そういうの気遣ってくれるのはありがたいですが、その流行の治療で歯の耐久年数に影響は、ないのでしょうか?

先の歯科医さんは、金属中心だけど説明なくて若いけどちょっと怖い(見た目ヤンキーな感じなのでびっくりしました)ので再度かかるのは、難しいですし、今の治療で適切に虫歯治療されているのかわからず不安です。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2011-06-25 14:37:17
>「大きな穴だけ削って黒いけど一部穴じゃないところは、残しておくから」

どのようなところまで削られたのか解らないので、何とも言えませんが…

まず、

  着色=虫歯

ではありませんからね。

着色があっても虫歯菌に侵されていない部位は、削る必要はありません。

先日も虫歯の判断について、似たような相談がありましたので、参考までに…

参考⇒数週間前に治療した歯に虫歯。歯科医の見落としに不信感


>リスクは、ないんでしょうか?

上記相談の中で井野先生は

「ここまですると削り過ぎとご指摘受けるかもしれません。
虫歯を残すぐらいなら、セーフティーゾーンまで持って行った方がいいかな。と」

と書かれています。

僕はあまり削りたくないので極力小さく削ります。



>耐久度も心配ですが・・・・

高分子材料の進歩は目覚ましいものがあります。
キッチリとした接着を行い、正しくレジンを使えばかなり持つとは思います。

しかし、どのような修復材料を用いても「一生持つ」とは言えませんよ。



>(歯軋りするし)

一番の問題ですね。

参考⇒ブラキシズム

歯軋りはご自身の「意識改革」と「自己暗示」で止めるしかありません。

本気で歯を大切に思うのであれば、本気でコントロールしましょう。

回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2011-06-25 20:52:18
経験則でいうと、タイヨウ先生に近いかもしれません。

同じ所で長くやっていると、10年ぶりとかで患者さんがお見えになります。

訳あって自分の治療したインレークラウンを外して、中に虫歯の再発が少なければ、自分のやってきたことにあまり間違いはなかったと思います。




タイトル 親知らずの虫歯治療と病院によって治療方針が違う
質問者 たまこ21さん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯治療
歯医者への不信感
親知らずの虫歯
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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