虫歯予防のシーラントは中心結節の破損防止にもなる?(米国)
相談者:
pママさん (9歳:女性)
投稿日時:2012-01-12 17:19:19
⇒参考:過去のご相談
「小児の根の処置、リバスクラリゼーションとアペキシフィケーション(米国)」他
こんにちは。
子供の中心結節が破損して、アメリカでの治療でアドバイスをいただいてありがとうございました。
中央結節には、早期の接着性レジン等による保護が必要とのことで、また、歯科医師をさがしたところ、一般歯科の日本人の先生にはもうすべて生えそろっているので、 かみ合わせの関係で削ることなしでは、#20の補充しか出来ないといわれていました。
それで、#20だけ保護していただきました。
ところが、最近、最後に生えてきた永久歯が 八重歯のように生えてきたので、アメリカ人の小児歯科矯正も専門にする 小児歯科の先生に行ったところ、そういう歯なら(中央結節)シーラントをしたほうがいいと薦められました。
(#3,4,5,12,13,14,19,21,28,30の10本ーレントゲンは撮らなかったのですが、見たところ虫歯はないそうです。)
先生は 長い歯科医師生活で 過去に1人だけ 中央結節を見たことがあるそうです。
保護の必要があることは 担当の神経治療専門歯科医が レントゲンと治療記録とともに小児歯科医の先生に送ってくださいました。
八重歯は すべて出たあとに7月ごろ、神経治療が終わるころを見計らってから開始しても 遅くないそうです。
娘が9歳で すべて永久歯なのですが、まだ若いから(おそらくあごや顔の骨が成長するという意味なのか)今すぐしなくても大丈夫といわ
れました。
質問ですが、
(1)シーラントは虫歯予防のようなのですが、中央結節の破損予防になるのでしょうか?
(2)シーラントの素材は コンポジットレンジと同じなのでしょうか。
溝をプラスティックで埋めるようなことを 書いてあるサイトをみたのですが。
(3)シーラントが将来、消耗したり、はがれたり、かけた場合は、やり直すときは、歯を削るのでしょうか?
(4)シーラントをして噛み合わせが変わったりして かえって中央結節の破損の原因なんて作らないでしょうか?
よろしくお願いします。
「小児の根の処置、リバスクラリゼーションとアペキシフィケーション(米国)」他
こんにちは。
子供の中心結節が破損して、アメリカでの治療でアドバイスをいただいてありがとうございました。
中央結節には、早期の接着性レジン等による保護が必要とのことで、また、歯科医師をさがしたところ、一般歯科の日本人の先生にはもうすべて生えそろっているので、 かみ合わせの関係で削ることなしでは、#20の補充しか出来ないといわれていました。
それで、#20だけ保護していただきました。
ところが、最近、最後に生えてきた永久歯が 八重歯のように生えてきたので、アメリカ人の小児歯科矯正も専門にする 小児歯科の先生に行ったところ、そういう歯なら(中央結節)シーラントをしたほうがいいと薦められました。
(#3,4,5,12,13,14,19,21,28,30の10本ーレントゲンは撮らなかったのですが、見たところ虫歯はないそうです。)
先生は 長い歯科医師生活で 過去に1人だけ 中央結節を見たことがあるそうです。
保護の必要があることは 担当の神経治療専門歯科医が レントゲンと治療記録とともに小児歯科医の先生に送ってくださいました。
八重歯は すべて出たあとに7月ごろ、神経治療が終わるころを見計らってから開始しても 遅くないそうです。
娘が9歳で すべて永久歯なのですが、まだ若いから(おそらくあごや顔の骨が成長するという意味なのか)今すぐしなくても大丈夫といわ
れました。
質問ですが、
(1)シーラントは虫歯予防のようなのですが、中央結節の破損予防になるのでしょうか?
(2)シーラントの素材は コンポジットレンジと同じなのでしょうか。
溝をプラスティックで埋めるようなことを 書いてあるサイトをみたのですが。
(3)シーラントが将来、消耗したり、はがれたり、かけた場合は、やり直すときは、歯を削るのでしょうか?
(4)シーラントをして噛み合わせが変わったりして かえって中央結節の破損の原因なんて作らないでしょうか?
よろしくお願いします。
回答1
ニコ小児歯科医院(札幌市北区)の堀です。
回答日時:2012-01-12 17:37:28
(1)
細くとがった中心結節の周囲をシーラント材で補強することで中心結節の不意の破折を予防します。
補強した後に、とがった部分を少しずつ削って丸めることも多いです。
(2)
レジン系シーラントと呼ばれるシーラント材の中身はだいたいコンポジットレジンと同じです。
その他にグラスアイオノマー系シーラントと呼ばれる材料もあります。
(3)
はがれたり欠けたりしてシーラントをやり直す場合、その部分がむし歯になっていなければ削る必要はありません。
(4)
通常はシーラントで噛み合わせが変わることはありません。
中心結節に対するシーラントに関しては補強が目的ですので、かえって破折の原因になるとは考えにくいです。
細くとがった中心結節の周囲をシーラント材で補強することで中心結節の不意の破折を予防します。
補強した後に、とがった部分を少しずつ削って丸めることも多いです。
(2)
レジン系シーラントと呼ばれるシーラント材の中身はだいたいコンポジットレジンと同じです。
その他にグラスアイオノマー系シーラントと呼ばれる材料もあります。
(3)
はがれたり欠けたりしてシーラントをやり直す場合、その部分がむし歯になっていなければ削る必要はありません。
(4)
通常はシーラントで噛み合わせが変わることはありません。
中心結節に対するシーラントに関しては補強が目的ですので、かえって破折の原因になるとは考えにくいです。
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2012-01-13 14:52:04
中央結節は、歯髄が異常に長くその内部に立ち上がって来ている場合があり、破折すると歯髄感染を起し、特に歯根尖が完成していないケースでは(9才では可能性があります)治療の難しいことがあります。
ですからなるべく保護して、削るのであればレントゲンで確かめて、最小にするようにします。
・歯の突起物(中心結節)は治療した方がいいですか?
・中心結節が折れた場合の治療方法は?
を参考にしてください。
咬みあわせは、経験では、何とかなっている場合がほとんどです。
ですからなるべく保護して、削るのであればレントゲンで確かめて、最小にするようにします。
・歯の突起物(中心結節)は治療した方がいいですか?
・中心結節が折れた場合の治療方法は?
を参考にしてください。
咬みあわせは、経験では、何とかなっている場合がほとんどです。
相談者からの返信
相談者:
pママさん
返信日時:2012-01-17 17:54:14
堀先生、松山先生
回答ありがとうございます。
やはり うちの子供の場合、念のため、こちらの先生に薦められたとおりに、シーラントをしたほうが しないよりいいみたいですね。
アドバイスいただいたおかげで、納得してシーラントを 受けさせることが出来ます。
ありがとうございました。
回答ありがとうございます。
やはり うちの子供の場合、念のため、こちらの先生に薦められたとおりに、シーラントをしたほうが しないよりいいみたいですね。
アドバイスいただいたおかげで、納得してシーラントを 受けさせることが出来ます。
ありがとうございました。
タイトル | 虫歯予防のシーラントは中心結節の破損防止にもなる?(米国) |
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質問者 | pママさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 9歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
シーラント 歯の異常・トラブルその他 小児歯科治療 アメリカ(米国) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。