開咬の外科手術予定。睡眠時無呼吸症候群と顎の形について

相談者: でんたるるーとさん (38歳:女性)
投稿日時:2013-04-19 08:18:08
5年程前から半年に1回位のペースで(自覚していない時もあるはず)就寝中に息ができずに苦しくて、グォーーーゲポッ!!というけたたましい息を一気に吸い込んだ轟音とともに目が冷めることがあります。

そのため怖くて、横向きで寝るか、もしくは仰向けで寝る時は口を開けて寝るようにしています。
そうすると、息が止まることはないようです。

睡眠時無呼吸症候群ではないかと思い、調べてみました。
しかし私はイビキをかいていないそうですし、体系も痩せ型のほうです。
ただし睡眠時無呼吸症候群は、歯並び、顎の形が大きく影響しているとのこと。

面長、顎の形が小さい、細い、顎が軌道側に後退している人は、軌道が狭く、また舌根が落ち込みやすいので、わずかな体重増加でも睡眠時無呼吸症候群を発症するとのこと。

私は上記にあげたいずれにも該当します。
こういう人は下顎を前に出す手術をしなければいけないとありました。


無呼吸症候群専門医院へ行き、検査をお願いしましたが、普段からそれほど息が止まらない人が検査しても、まず検査に表れないのでしてもあまり意味がない。

1時間に5回以上止まると無呼吸症候群という基準はあるが、5回あるからといって病気と断定できないし、それより少ないからといって違うともいえない。

自覚があるのなら、無呼吸という可能性もあります。
また実際に患者のなかに、そういった手術をしたことにより、来院している患者が少数いるので、私は手術を勧めない。

とのことでした。
(歯の専門科の先生にもご意見を伺いたいです。)

私は開咬の外科手術で、元々後ろにひきぎみの顎を更に後ろに持っていく手術を受けます。
これにより更に睡眠時無呼吸症候群が酷くなるのではないかと、心配になり怖くなってきました。
本当に外科矯正をして良いのかとても悩んでいます。

因みに、外科矯正しなくても、矯正だけでも治るかもしれない(矯正してみなければわからないギリギリのところ)と、現在の病院で治療をする前の別の矯正医院2ヶ所で言われていました。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-04-19 09:17:03
でんたるるーと さん、おはようございます


>無呼吸症候群専門医院へ行き、検査をお願いしましたが、普段からそれほど息が止まらない人が検査しても、まず検査に表れないのでしてもあまり意味がない。


もう一軒別の専門の先生の受診されてみてはいかがでしょうか。

違った意見が聞けるかもしれません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2013-04-19 13:11:44
入院して検査されるとよくわかるかもしれませんね。

ご自身で外科後の事が心配でしょうから、もう一度お願いしてもいいかもしれません。

ところで昼間の自覚症状は何かありますか?
実際の患者さんでは、信号待ちで寝てしまうとかの症状がはっきりありました。

回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2013-04-19 18:13:48
現在、無呼吸症候群の疑いがあるということを、矯正歯科の先生に必ず告げておかれることが大事かと思います。

基本的には、開咬も無呼吸症候群も舌のポジショニングが悪く発育してしまった結果だと想像できます。

舌の伸展を助ける外科処置が必要かもしれませんし、筋トレが必要かもしれません。いずれにしても、矯正治療を併用し、顎の形態を変える時に的確な治療方針をもって進めることが必要だと思います。


無呼吸症候群の診断基準に合致するかしないかも重要ですが、それ以上に現象があることが重要だと思います。

主治医とよくご相談してください。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: でんたるるーとさん
返信日時:2013-04-20 10:06:56
小牧令二先生
ありがとうございます。

先日診察してもらった先生によれば、私をパッと見た感じからも、無呼吸症候群とは到底思えないとのことでした。

また普段からあまり症状が出ない場合は、検査で数値が出ると思えないし、仮に表れてもカットオフ値の評価も難しいようです。

アドバイスを頂いたとおり、無呼吸症候群は、耳鼻咽喉科以外に、呼吸器科、循環器、神経内科、歯科口腔外科など、なぜか専門領域は違えど診てもらえるところが意外とあるようなので、次は口腔外科へ行って相談してみようと思います。
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相談者: でんたるるーとさん
返信日時:2013-04-20 10:19:03
柴田 幸一郎先生
ありがとうございます。

先日行った病院で問診票にも記入したのですが、無呼吸症候群特有の昼間の症状として、倦怠感、眠気、喉の渇き、起床時の頭痛、寝不足などは、ほとんど無いのです。

夜であれば、夜間頻尿、こむら返りなどの症状はあります。

仰るように、時間ができれば、入院の検査も考えたいと思います。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: でんたるるーとさん
返信日時:2013-04-20 10:45:28
Dr.ふなちゃん先生
ありがとうございます。

>現在、無呼吸症候群の疑いがあるということを矯正歯科の先生に必ず告げておかれることが大事かと思います。

わかりました。
あまりあれこれと言うと嫌がるのではないかと思い、言いたいことが言えないことも多いのですが、次の診察時には必ず言います。


>舌の伸展を助ける外科処置が必要かもしれませんし、筋トレが必要かもしれません。

舌の伸展を助ける外科処置、何だか怖そうです。
もしかしたら舌を切る手術もするかもしれないと言っていたので、これのことなのでしょうか?

また筋トレとは舌のトレーニングのことなのでしょうか?

以前舌トレーニングについて主治医に聞いたところ、非科学的であまり根拠が無いので本院ではしていないが、自分でもできますよ、とのことで、自分でしてみたいとは思っていました。

また基本的には開咬や無呼吸症候群と、舌のポジショニングが悪い発育との関連性について、大変勉強になりました。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2013-04-20 11:34:51
でんたるるーとさん

こんにちは。

普段のいびきはないとのことですが、一般的に睡眠時無呼吸症候群の典型的な症状の一つがいびきです。

思い込み?の可能性もあるかもしれませんので、一度、呼吸器内科等でご相談されてみてはいかがでしょうか?

精密な検査のポリソムノグラフィーが難しい場合、簡易検査のパルスオキシメーターでの検査などをご検討されてみてはいかがでしょうか?

回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-04-20 11:38:06
西山です

睡眠中に呼吸が停止したり,低呼吸状態になるのが「睡眠時無呼吸」です.
ただ,必ずしも 無呼吸=病気 というわけではありません.

無呼吸状態の頻度が増えると様々な症状や障害を生じるようになりますが,そうなったときに「無呼吸症候群」となるわけです.

無呼吸症候群の症状あるいは影響としてもっとも重篤なものは”死亡”です.
ただ,たまに無呼吸状態が生じる程度ではそこまでの結果につながることはありません.
次に重要な障害は高血圧や循環器障害ですが,これも無呼吸の程度ある程度以上にならないと,リスクは高くならないと思います.

いずれにせよ,心配であればまずは家で測定できる簡易検査を行い,無呼吸の可能性が高いようなら検査入院を考えてみても良いのではないでしょうか.

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: でんたるるーとさん
返信日時:2013-04-27 08:06:46
橋本英敏先生
ありがとうございます。

他の科で予約しているのですが、そちらでもわからなかった場合、橋本先生にアドバイス頂いたように呼吸器内科も気になるので、そちらへ予約を入れるつもりです。
簡易検査をお願いしようと思います。

先生の仰るように、もしかしたら無呼吸ではなく、他の何かなのかもしれません。

睡眠中、ゴォーという轟音(もしかして息を吸う音ではなくこれこそがイビキ??)がすると感じた瞬間に目が覚めて、むせて、ゴホゴホと一度咳を出して、ラクになるという感じです。

疲れて帰って来た夜、お風呂に入っているとウトウトして寝てしまうのですが、その時にたまにゴホゴホとむせて咳き込むことがあります。
丁度そんな感じなのです。
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相談者: でんたるるーとさん
返信日時:2013-04-27 08:17:42
西山先生
無呼吸について、解説ありがとうございます。

病気とそうでない境界の線引きが難しそうです。

仰るように、影響により心臓等の二次的に病の合併症を引き起こすことをも心配しています。

ただ

>無呼吸の程度ある程度以上にならないと,リスクは高くならないと思います.

ということなので、少し安心しています。

しかし何故たまにとはいえ、こういう状態になるのか原因がわからないので、気持ちが悪いです。

一層、無呼吸症候群だとわかれば治療できるのですが…
回答 回答6
  • 回答者
回答日時:2013-04-27 09:12:56
西山です

無呼吸には中枢性と閉塞性があります。
中枢性は呼吸運動自体が停止するもので、閉塞性は気道が狭くなって生じます。

気道が狭くなる要因は様々ですが、ねている時に口が開いて口呼吸になると、無呼吸になりやすくなる場合があるようです。
例えば鼻炎で鼻の通りが悪くなったり、アルコール飲み過ぎで筋肉の弛緩が強くなったり、枕状態が合わずに顎が上がってしまったり。
このような条件があったときに、たまたま無呼吸状態が出現している可能性もあるかもしれません。

いずれにせよ、たまに生じる無呼吸は障害にはならないと思いますので、常時生じていないかを検査して、安心されるのがいいかもしれませんね。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: でんたるるーとさん
返信日時:2013-04-28 01:20:43
西山先生
ありがとうございます。

あげている気道が狭くなる要因のひとつに、私は鼻炎なので、これが関係しているのかもしれません。

それから口を開けて寝るのはなおそうと思います。
歯にも悪いようですし。

また先生が仰るように、たまに生じているのか、常時生じているのか、これを知ることも大変重要だと思い、検査をする必要性を改めて感じました。



タイトル 開咬の外科手術予定。睡眠時無呼吸症候群と顎の形について
質問者 でんたるるーとさん
地域 非公開
年齢 38歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ その他(その他)
外科矯正
開咬・オープンバイト(前歯が噛まない)
回答者




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