左上5番抜歯後、マウスピースで噛み合わせが変わり肩こりなど不調が

相談者: MMKMさん (30歳:男性)
投稿日時:2013-06-25 23:37:14
お忙しいところ申し訳御座いませんが、アドバイスいただけますでしょうか。

約3年前に左上5番を抜歯いたしました。
その後インプラントを検討していましたが、経済的な面で少し時間を頂くことになりました。

その際、歯軋りをしている可能性がある指摘、マウスピースを作成し、就寝時に装着するようになりました。
(本人に歯軋りの自覚はなく、歯が平らになったりもしておりません)

しばらくマウスピースを装着して就寝していると、下顎が少し前に出てきました。
担当の歯医者様曰く、正常な位置に戻ってきているとのことでした。

マウスピース装着前は歯を閉じると、上前歯が下前歯の3分の1程かぶる状態でしたが。
現在では全くかぶらず、ちょうど同じ位置まで下あごが前に出てきたところで落ち着いているようです。

その間、噛みあわせが変わりましたので、調整を繰り返してきました。

歯がない分、動いて調整しての繰り返しなので、一度仮歯を入れるとの事で、一本義歯のようなものをしてからはマウスピースはしておりません。

噛みあわせ調整時、調整しても一ヶ月ほど経てば左が高くなるということを繰り返しました。

現在高くは感じないのですが、食後左の上歯茎が腫れたような感覚になります。

また、また調整時と同時期から左の首の後ろ(耳の裏)や左肩の肩こりに悩まされております。

先生曰く、現在は左がそれほど高いうわけではないから、それは歯が原因ではないといわれております。

ですが、毎日昼食時から肩こりはでてきます(朝食はとりません)

左奥は奥2本だけがかみ合っている状況です。

下顎が前にでてきたことにより、肩こりなどがおこることはありえますか?
もしくは、2本しかあたってないことが原因でしょうか?
先生にはもう顎は奥に入ることはないといわれました。

今後ずっとこの肩こりかと思うと気が滅入ります。

(整骨院なども1年程通ってますが、改善されません)
どうか考えられること・今後どうすべきかなどアドバイス頂けますようお願い致します。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2013-06-26 07:10:47
関節の構造から考えて、下顎が前にでて安定するというのはなかなか考えにくいと思うのですが。
また、通常のマウスピースを睡眠時のみ使用したからといって、顎の位置が変化することも考えにくいですね。

ただ、ワザと顎の位置を変えるような調整を行ったマウスピースだと話は違ってくるかもしれません。

文章からだけの推測ですが、そもそも噛み合わせを変化させる必要があったのかという疑問が湧いてきます。
噛み合わせはこれ以上いじらずに、大学病院を受診してみてはいかがでしょうか。

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回答 回答2
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-06-26 08:35:52
上下顎の相対的位置関係と言う意味での咬み合わせのは、歯列・各々の歯の位置と相まって生涯を通じて僅かずつではありますが、変化し続けるものと考えています。
但し、個人差は大きいはずです。
ほとんど変化が認められない方もいると思います。

その変化スピードが非常に遅い理由の一つに、歯の移動(圧下挺出を含めて)に時間がかかることがあると思います。
あたかも、咬み合わせるといった行為によって、顎の相対的位置変化をセーブしているかのようにも見えてしまいます。
もしかすると、「何故、ヒトは噛み締めるのか?TCHはあるのか?」のヒントになるものかもしれません。

マウスピースを使用する一日あたりの時間が長かったり、且つ、期間が長いと、変化を妨げるもの(歯)が無い時間が長いため、上下顎の相対的位置関係の変化スピードが速くなり、マウスピースを外したときの咬み合わせとの差異が生じる場合があると思います。
通常、ご本人の感覚としては、それを、「咬み合わせが悪くなった」と感じられると思います。

また、そのマウスピースにより、急速に変化した上下顎の位置関係(咬み合わせ?)が、「より健全なものであるのか、或いは、そうでないのか」の判断は非常に難しいように思います。

また、咬み合わせの変化が全身状態を変化させたと言うよりも、全身の状態に呼応した咬み合わせへと急激に変化したのではないでしょうか。

もし仮に、マウスピース使用によって、上下顎の相対的位置関係が、本当に、より健常な位置に変化したとしたら、咬み合わせを調節(歯を削る・盛り足す)して、上記(マウスピースを装着したときと外したときの)差異をなくす事の正当性は考えられなくもないのですが、その判断は非常に非常に非常に難しいと思います。
また睡眠中の機能まで含めた総合的な診査が求められると思いますが、ほとんど不可能に近いと思います。


「調節しても一ヶ月ほど経てば左が高くなる」とのご自身の感覚は、必ずしも実際に歯が長くなっているのではないかもしれませんね。
左側の頸部痛・肩こりとの関連はあるのかもしれません。
(実際に診ないと判りません)

以上、全く個人的な意見です。

毎日、昼食時まで、どのような姿勢で過ごされますか?
立ち仕事ではないですか?

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回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2013-06-26 09:17:34
顎の周囲の筋の緊張を取り除くと、下顎は本来の位置に近いところに落ち着く様です。
その結果いろいろな症状に変化がみられるようです。

自分で出来る、緊張をある程度取り除く方法の1つに腹式呼吸があります。
1分に3回〜5回の静かなゆったりとした呼吸をしましょう。
1日に合計2時間ほど3日されると効果を実感されると思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: MMKMさん
返信日時:2013-06-26 20:18:43
西山先生、ご多忙の中ご返信ありがとうございます。

マウスピース装着を始めてから、少しずつ下顎が前に出てきて、現在の位置で止まったということで落ち着いたという意味かもしれないです。

歯軋り用につくったマウスピースで、下顎が前にでることはよくあるのでしょうか?
また、下顎の位置を変えるためにもマウスピースは使われると知人に聞いたのですが、新たにマウスピースを作成・装着することにより、下顎が元に戻るまではいかなくても奥に入ることは可能でしょうか?
よろしくお願い致します。






藤森先生、ご多忙の中ご返信ありがとうございます。

本当に難しいことなんですね。

担当の先生もよく首を傾げておられます。

左だけが高くなってくる事に関し、私も実際に高いわけではないのかなとも思ったのですが、咬合紙で診てもらうと、実際左しか当たっていないというのを繰り返しました。

昼食時から〜というのは、少し言い方が悪かったです。
昼食時というよりも、その日の一番初めの噛む動作をした時からという意味です。
噛む動作をすれば、左上歯茎が腫れたような感覚になり、左の首の後ろと左肩がこるような感覚になっていきます。
言葉足らずで申し訳ございません。

例えば朝食を取ればその時からですし、朝昼抜いてもガムなどを噛めば出てきます。

ですので、やはり歯や噛みあわせが原因なのでは?と思ってしまいます。

また何かありましたら些細なことでもアドバイスよろしくお願い致します。




児玉先生、ご多忙の中ご返信ありがとうございます。

確かに下顎が出てきてから、食事後など顎の付け根やその周辺筋肉がひどく疲れたような痛いような感覚になることが多いです。

教えて頂きました呼吸法を試させて頂きます。
ありがとうございます。


皆様、本当にありがとうございます。
これからもよろしくお願い致します。
回答 回答4
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-06-26 23:21:09
そうでしたか?

主に食物を咀嚼するのは左側ですか?
また、噛むことで咀嚼筋を始め、首・肩に至る筋肉が疲労する感覚とのことでしょうか?

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: MMKMさん
返信日時:2013-06-27 01:25:19
藤森先生、度々御返信頂き誠にありがとうございます。

噛む際は左だけでなく両方で噛んでおります。
ですが、左を中心に、先生がおっしゃられたような疲労する感覚になり、痛んだり凝ってきます。

これは下顎が前に移動したことが関係しているのでしょうか?

お手数をおかけしますが、よろしくお願い致します。
回答 回答5
  • 回答者
回答日時:2013-06-27 08:09:52
歯軋り用につくったマウスピースで、下顎が前にでることはよくあるのでしょうか?

私がイメージしているタイプのものであれば,考えにくいと思いますが.


>また、下顎の位置を変えるためにもマウスピースは使われると知人に聞いたのですが、新たにマウスピースを作成・装着することにより、下顎が元に戻るまではいかなくても奥に入ることは可能でしょうか?

下顎の位置を積極的に変化させることを目的とするのであれば,起きている間も装着しないと意味がないと思います.
ただ,矯正治療を目的としないのであれば,個人的には推奨しません.

診察しているわけではありませんので,文章のみからの私見ということになりますが,現在の下顎のズレは,関節の位置自体が変化しているというよりも,筋肉の緊張に伴って閉じる位置が変化しているのではないでしょうか.

そうだとすると,なんらかのアプローチで筋肉の緊張が緩和すれば,顎の位置は多少戻るのかもしれません.
ただ,歯を削る等の処置をされてしまっていますので,顎自体の閉じる位置が安定した位置に戻ったとしても,噛み合わせ自体は不安定になってしまうかも知れません.

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答6
  • 回答者
藤森歯科クリニック(兵庫県西宮市)の藤森です。
回答日時:2013-06-27 09:51:25
もし他にも明らかな神経症状が無いとしたら、診断が難しい場合があるかもしれませんが、念のため神経内科は受診された方が宜しいかとは考えます。

下顎が前に出た結果の症状と言うよりは、元々の、「何故、下顎が前に出る傾向にあったか?」の理由の結果こそが症状に関与した可能性の方を推測しました。
(推測です。実際は判りません)

現在の(一時的な?)全身状態が頸部や咬み合わせのための筋肉の緊張(??)に影響を与えているかとも推測されるのですが、実際の治療に関しては、それらを個別に考えるのが、現在のところは一般的だと思われます。



西山先生の

>そうだとすると,なんらかのアプローチで筋肉の緊張が緩和すれば、顎の位置は多少戻るのかもしれません.
>ただ,歯を削る等の処置をされてしまっていますので,顎自体の閉じる位置が安定した位置に戻ったとしても,噛み合わせ自体は不安定になってしまうかも知れません.

'筋の緊張'のイメージが私とは異なるかもしれませんが、同意します。
これ以上、歯を削ることは慎重に(止めるのも無難な選択肢の一つ)される方が宜しいようには思われます。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: MMKMさん
返信日時:2013-06-28 07:34:01
西山先生、度々ありがとうございます。

やはり歯ぎしり用のマウスピースでは顎が動くことはあまりないんですね。

顎の位置が変わってから体調の異変に気付いたので、顎の位置の変化が原因と思ってました。
先生のおっしゃる通り、歯を削る処置を何度も繰り返してきましたので、もう難しいかもしれないですが、身体から治す方がいいのかもしれないですね。
お忙しい中本当にありがとうございます。



藤森先生、何度も本当にありがとうございます。

西山先生同様、顎の位置のズレからの全身の異常というより、全身の異常から顎がズレたという可能性があるということですね。

確かに、食後顎やコミカメが痛んだり、疲労感はありますが、肩や首のこりの方が症状は大きいです。

もし顎が原因なら、身体よりも顎の方の疲労感や痛みの方が大きいですか?



タイトル 左上5番抜歯後、マウスピースで噛み合わせが変わり肩こりなど不調が
質問者 MMKMさん
地域 非公開
年齢 30歳
性別 男性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:5番(第二小臼歯)
噛み合わせに関するトラブル
歯軋り用マウスピース・ナイトガード
回答者




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