口腔内の血流と免疫力

相談者: ぽるけさん (40歳:女性)
投稿日時:2015-09-03 17:35:07
口腔内の血流と免疫力について、ご存知の先生がいらしたらご教示いただきたくお願い申し上げます。

歯茎や舌も、体質や生活習慣によって、血流が悪くなったり、血栓ができたりするのでしょうか?

その逆で、「体温を上げると血流が良くなって免疫力が高まる」と言われていますが、口腔内も同じでしょうか?

そうであるなら、小さい病巣は、免疫力で自然治癒することもありそうだと思うのですが、いかがでしょうか?


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2015-09-03 18:54:49
ぽるけさん、こんにちは

歯茎や舌も、体質や生活習慣によって、血流が悪くなったり、血栓ができたりするのでしょうか?

なると思います。

良く言われるのでは喫煙されている方は歯肉の血行が悪く歯肉炎の状態でも出血しにくいとされています。


>その逆で、「体温を上げると血流が良くなって免疫力が高まる」と言われていますが、口腔内も同じでしょうか?

体温を上げると血流が良くなるのはわかりますが免疫力が高まるかどうかはわかりません。



>そうであるなら、小さい病巣は、免疫力で自然治癒することもありそうだと思うのですが、いかがでしょうか?

それは難しいと思います。

病巣があると言うことは感染しているということですから感染源を取り除かない限り自然治癒と言うのは望めないでしょう。

参考になれば幸いです。

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回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2015-09-03 23:52:52
ぽるけさん、こんばんは。

局所(口)で喫煙などの影響によって血行不順があると、歯肉炎の状態でも出欠しにくいとう事実があるのは、畑田先生と同意見です。
口腔内にも、血行不順が生じる事はあると思います。


しかし、
>病巣があると言うことは感染しているということですから
>感染源を取り除かない限り自然治癒と言うのは望めないでしょう。

というコメントに対しては少し誤解を招くかもしれないと思ったのでコメントをさせていただきます。


基本的な考えとして、

免疫力・回復力>感染(細菌増殖の程度)
であれば、治癒に向かう。
感染(細菌増殖の程度)>免疫力・回復力
であれば悪化する。

と大雑把に考えられると思います。

転んで、膝をすりむいて、放って置いたら腫れて膿んだ。
忙しくて、医者に行かなかった。しばらく痛かったけど、そのうち治った。という事は珍しくないと思います。

ニキビ(P.acne増殖による症状)も、医者に行かなくても治る場合がほとんどです。


皮膚や口腔粘膜などの軟組織には、障害の程度にもよりますが、それを回復(再生)させるための細胞が存在します。

骨ももちろん、骨折が治るように、それを回復させるための細胞が存在してます。
顎の骨も例外ではありません。


しかし、歯(エナメル質)にはそれを再生してくれる細胞は存在しません。
その他の歯の組織には、再生させるための細胞が存在しますが、感染に対抗できるほどの俊敏さは持ち合わせていないようです。

ですので、虫歯でボロボロになった歯は自然に元通りにはなりません。
歯周病によって失われた骨も、自然に再生するのは困難です。


根の先にできた病巣も、やはり口の中から継続的に侵入してくる細菌を遮断しなくては、自己免疫能力だけでは対応するのが困難である場合が多いです。

悪化と緩解を繰り返す根尖病変もありますが、基本的には歯科の疾患では、何らかの処置が必要となる場合がほとんどかもしれません。

ご参考までに。

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相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぽるけさん
返信日時:2015-09-04 00:36:48
畑田先生、安藤先生、ご回答ありがとうございます。

歯茎や根先などの病巣は、自然治癒がしづらい部位、ということでしょうか。
歯茎はもちろん、根の先も、神経があれば血管も通っているので、自然治癒力があるのかなと思いましたが、期待はできなそうですね。


ちょっと話が逸れるかもしれませんが、例えば、根治後も咬合痛が数ヶ月続いて、その後、痛みがなくなる、という話をよく聞きますが、歯根膜などの炎症(よくわからないので的外れだったらすみません)が自然治癒した、ということかな、と思っていました。

また、根尖病巣に対して、「抗生剤でだいたいは殺菌して、病巣を小さくして、あとは自分の免疫力で殺菌する」と歯医者さんに説明されたことがありました。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2015-09-04 09:28:00
歯茎や根先などの病巣は、自然治癒がしづらい部位、ということでしょうか。

安藤先生の回答は正論なのですが・・・

私の考える病巣(口腔内)というと長期間かけて病巣ができたというイメージです。

安藤先生が回答されている短期間でできたニキビや創傷の化膿とは少しイメージが違っていると考えています。

すなわち生体がある一定の時間をかけても細菌を防御できなかった
結果がそこ(病巣)に現れているという判断になります。

そこで、できた病巣を血流の回復のみで自然治癒することは考えにくく、安藤先生も最後に回答しているますが何らかの治療が必要な場合がほとんどだということです。


根治後も咬合痛が数ヶ月続いて、その後、痛みがなくなる、という話をよく聞きますが、歯根膜などの炎症(よくわからないので的外れだったらすみません)が自然治癒した、ということかな、と思っていました。

それとは少し違うように思います。

長期間感染している状態で根治を始めると、急に痛みが出ることもあります。また、根治をしたことによる侵襲(薬液の刺激を含む)による痛みが出ることもあります。

感染がない(あるいはなくなった)状態であればそのような痛みは
自然に消失していくものと思われます。

またTCHブラキシズムがあると痛みは長引く可能性もあります。

様々な修飾を受けることで痛みの程度も変わってくることが考えられますね。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぽるけさん
返信日時:2015-09-04 10:43:42
畑田先生、ご教示いただきありがとうございます。
なるほど、わかったような気がします。

口腔内の場合は、切り傷などの外傷と違って、不調に気付いた時には既に自己免疫力では太刀打ちできなかった、という状態であるから、何らかの処置をしないといけない、ということでしょうか。

となると、小さい感染なら自己免疫力が働いた可能性もあるのでしょうか。


歯周病などは長期治療になるといいますし、一度感染したら、治療するまでジワジワ浸潤されてしまうのでしょうか。

唾液は殺菌力があると言われる反面、唾液の中の菌が感染の原因であったり、口腔内の感染と免疫力の関係は難しいですね。

風邪といわれるのは、ウィルスだから、抗生剤は直接効かない、自己免疫力で治る、と言われていますが、それと口腔内の感染とも異なりそうですね。

もうこれは、歯科というより医学の分野なのでしょうか。
とりとめもなく申し訳ありません。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2015-09-04 10:58:54
>小さい感染なら自己免疫力が働いた可能性もあるのでしょうか。

その通りです。


歯周病などは長期治療になるといいますし、一度感染したら、治療するまでジワジワ浸潤されてしまうのでしょうか。

そうですね。

歯周病の場合は歯周ポケットと言う細菌の逃げ場のようなものがあるためにポケットに対するスケーリングルートプレーニングと言われるものが重要だと思います。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ぽるけさん
返信日時:2015-09-04 11:52:27
畑田先生、ご返信ありがとうございます。

口腔内だと歯周ポケット根尖など、菌の隠れ場所が多いですよね。

歯周病の原因は、歯石ではなく、真菌だと言われる方もいるとか。
でも、抗生剤アレルギーがある場合はどうやって治療するのだろう、などと考えたりしています。

また、歯周病は40代から増える、それは、免疫力の衰えと比例する、と、免疫力が歯周病発症の原因とすると記事も読んだことがあります。



タイトル 口腔内の血流と免疫力
質問者 ぽるけさん
地域 神奈川
年齢 40歳
性別 女性
職業 パート・アルバイト
カテゴリ その他(その他)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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