二次う蝕による再治療の限度回数について
相談者:
hoitoさん (29歳:男性)
投稿日時:2016-01-20 04:14:01
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2016-01-20 07:00:49
おはようございます。
>今後何回くらい二次う蝕による再治療に歯が耐えられるのかなと気になっております。
むし歯を取り残さないこと、インレーの形態、インレーの外形線、インレーの適合精度、素材、おさとうの過剰摂取をしないこと、歯をきれいに磨くこと、以上ができておれば個人的には二次カリエスは避けられると考えています。
ちなみに私の右下6番ゴールドインレーは30年くらい使っています。
>一般的に、定期的に検診に通ったとして大臼歯で何回くらい再治療できるものなのでしょうか。
一般的という表現は適当ではないでしょう、それぞれ条件が違うのでどのように作ってあるかによって違ってくると思います。
定期健診はむし歯を見つける手段であってむし歯の治療結果をよくするものではありません。
むし歯のできないおさとうの量 http://yamadashika.jp/prevent05.html
毛先磨き http://yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
>今後何回くらい二次う蝕による再治療に歯が耐えられるのかなと気になっております。
むし歯を取り残さないこと、インレーの形態、インレーの外形線、インレーの適合精度、素材、おさとうの過剰摂取をしないこと、歯をきれいに磨くこと、以上ができておれば個人的には二次カリエスは避けられると考えています。
ちなみに私の右下6番ゴールドインレーは30年くらい使っています。
>一般的に、定期的に検診に通ったとして大臼歯で何回くらい再治療できるものなのでしょうか。
一般的という表現は適当ではないでしょう、それぞれ条件が違うのでどのように作ってあるかによって違ってくると思います。
定期健診はむし歯を見つける手段であってむし歯の治療結果をよくするものではありません。
むし歯のできないおさとうの量 http://yamadashika.jp/prevent05.html
毛先磨き http://yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-01-20 11:03:43
こんにちは。
保険の金パラのインレーでも持つ人は多く、20年でも30年でも問題なく機能しているケースはありますよ。
もちろん、素材に関して信頼性が高いものは従来からゴールドですが、合着剤が崩壊して脱離したらその都度接着性の素材で接着しなおしゴールドの場合ならば追加して辺縁を展延してぴったり適合させておけばよいだけですから非常に多くのケースで問題なく数十年間もお口の中で機能させることがふつうは可能です。
(修復材料自体が劣化するものはそうはいきませんが)
定期健診に通われておられるのでしたら問題を生じたら早期に発見してもらえる確率が格段にアップすると思われますから、現在インレーでも一生インレーでその歯を機能させられる可能性もあると思います。
ふつう、問題がなければ多くの人は歯科を受診されなかったので歯科では問題があるケースばかりを診ることになり警告ばかりされることになります。
またすべての患者が一生同じ歯科医院を受診し続けそこで統計的なデータを取って治療の経過を公的機関に報告すると言うようなことは行われていませんから一般的なこともまだあまり分かっていません。
歯科材料はどんどん進化していますから現時点で想像もできないことに不安を感じられる必要はまったくないと思います。
定期的な歯科受診を習慣化されれば早期発見早期対応の可能性が高くなりますから非常によいことだと思います。
専門家にチェックしてもらうとその時その時で必要なことを指導してもらえるはずですから歯も修復物も長持ちできると思います。
保険の金パラのインレーでも持つ人は多く、20年でも30年でも問題なく機能しているケースはありますよ。
もちろん、素材に関して信頼性が高いものは従来からゴールドですが、合着剤が崩壊して脱離したらその都度接着性の素材で接着しなおしゴールドの場合ならば追加して辺縁を展延してぴったり適合させておけばよいだけですから非常に多くのケースで問題なく数十年間もお口の中で機能させることがふつうは可能です。
(修復材料自体が劣化するものはそうはいきませんが)
定期健診に通われておられるのでしたら問題を生じたら早期に発見してもらえる確率が格段にアップすると思われますから、現在インレーでも一生インレーでその歯を機能させられる可能性もあると思います。
ふつう、問題がなければ多くの人は歯科を受診されなかったので歯科では問題があるケースばかりを診ることになり警告ばかりされることになります。
またすべての患者が一生同じ歯科医院を受診し続けそこで統計的なデータを取って治療の経過を公的機関に報告すると言うようなことは行われていませんから一般的なこともまだあまり分かっていません。
歯科材料はどんどん進化していますから現時点で想像もできないことに不安を感じられる必要はまったくないと思います。
定期的な歯科受診を習慣化されれば早期発見早期対応の可能性が高くなりますから非常によいことだと思います。
専門家にチェックしてもらうとその時その時で必要なことを指導してもらえるはずですから歯も修復物も長持ちできると思います。
相談者からの返信
相談者:
hoitoさん
返信日時:2016-01-20 21:47:56
回答3
回答4
ポプラ小児歯科医院(千葉県茂原市)の森川です。
回答日時:2016-01-20 23:05:02
統計はとってないので何となくの印象ですが、再治療できる回数はよくて4〜5回といったところでしょうかね。
当然、再修復できずに再発=即抜歯 なんてケースもあります。
ですので、再治療可能回数は4〜5回以下ということになります。
(個人的な感想です。)
つまり私の示した前提ですとhoitoさんの年齢なら(寿命を平均寿命程度と考えると)治療したら10年以上は持たせないといつかは抜歯の運命ということになります。
当然、再修復できずに再発=即抜歯 なんてケースもあります。
ですので、再治療可能回数は4〜5回以下ということになります。
(個人的な感想です。)
つまり私の示した前提ですとhoitoさんの年齢なら(寿命を平均寿命程度と考えると)治療したら10年以上は持たせないといつかは抜歯の運命ということになります。
相談者からの返信
相談者:
hoitoさん
返信日時:2016-01-24 21:12:24
先生方、回答ありがとうございました。
参考にさせていただきます。
参考にさせていただきます。
タイトル | 二次う蝕による再治療の限度回数について |
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質問者 | hoitoさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯治療 二次カリエス(2次的な虫歯) |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。