フッ素入り歯磨き粉は神経の無い歯にも有効ですか?
相談者:
ミカズさん (49歳:女性)
投稿日時:2016-01-27 10:54:19
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2016-01-27 11:20:50
こんにちは。
一番有効なむし歯予防は個人的にはおさとうの食べすぎ即ちお菓子の食べすぎをなさらないことだと考えています。
フッ素はその補助手段でしょう、お菓子の量は一日一種類一個が望ましいと考えています、そうすればフッ素などに頼らなくても済みます。
むし歯の出来ないおさとうの量 http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
むし歯予防に熱心な方は得てしてオーバーブラッシングになりがちです、歯磨剤を使ってオーバーブラッシングを続けていると楔状欠損や知覚過敏を引き起こすので注意が必要です。
オーバーブラッシング http://www.yamadashika.jp/prevent08.html
毛先磨き http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
一番有効なむし歯予防は個人的にはおさとうの食べすぎ即ちお菓子の食べすぎをなさらないことだと考えています。
フッ素はその補助手段でしょう、お菓子の量は一日一種類一個が望ましいと考えています、そうすればフッ素などに頼らなくても済みます。
むし歯の出来ないおさとうの量 http://www.yamadashika.jp/prevent05.html
むし歯予防に熱心な方は得てしてオーバーブラッシングになりがちです、歯磨剤を使ってオーバーブラッシングを続けていると楔状欠損や知覚過敏を引き起こすので注意が必要です。
オーバーブラッシング http://www.yamadashika.jp/prevent08.html
毛先磨き http://www.yamadashika.jp/prevent08.html#kesaki
回答2
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2016-01-28 15:58:04
ミカズ さん、こんにちは
>フッ素入りの歯磨き粉で歯を磨くことは虫歯予防になると聞いて毎日磨いています。
>これは、神経の無い歯でも有効でしょうか?
神経のない歯でも、神経のある歯と同じように有効です。
>最近ではフッ素配合の洗口液も出てそちらも効果があるなら使ってみようと思っていますが。
洗口剤も、歯磨材もほぼ同等の効果です。
どちらでも使用しやすい方を使われれば良いと思います。
もし併用するなら、毎食後はフッ化物歯磨材で歯磨きをし、食事と食事の間や、夕食後フッ化物歯磨材で歯磨きして、寝るまでに時間が経っていれば洗口剤を使用するというような方法をお勧めします。
>ハイドロキシアパタイトの入った歯磨き粉とフッ素入りの歯磨き粉だとどちらの方が歯質強化、虫歯予防には有効でしょうか?
私の知る限りの研究からは、フッ化物の穂が圧倒的に効果的だと思います。
>フッ素入りの歯磨き粉で歯を磨くことは虫歯予防になると聞いて毎日磨いています。
>これは、神経の無い歯でも有効でしょうか?
神経のない歯でも、神経のある歯と同じように有効です。
>最近ではフッ素配合の洗口液も出てそちらも効果があるなら使ってみようと思っていますが。
洗口剤も、歯磨材もほぼ同等の効果です。
どちらでも使用しやすい方を使われれば良いと思います。
もし併用するなら、毎食後はフッ化物歯磨材で歯磨きをし、食事と食事の間や、夕食後フッ化物歯磨材で歯磨きして、寝るまでに時間が経っていれば洗口剤を使用するというような方法をお勧めします。
>ハイドロキシアパタイトの入った歯磨き粉とフッ素入りの歯磨き粉だとどちらの方が歯質強化、虫歯予防には有効でしょうか?
私の知る限りの研究からは、フッ化物の穂が圧倒的に効果的だと思います。
相談者からの返信
相談者:
ミカズさん
返信日時:2016-01-29 19:01:51
先生方ご回答をありがとうございます。
山田先生のホームページ拝見しました。
ブラッシングの仕方等詳しく書かれていて、とても勉強になりました。
お砂糖のとりすぎが一番の虫歯の原因になっているのですね。
歯の磨きすぎも健診のときに注意されることなので、ゴシゴシ磨くのではなく、意識してブラッシングしています。
お砂糖ですが、今ではダイエットシュガーというもの(アスパルテーム、エリスリトール、Lフェニルアラニン化合物など)や、希少糖がありますが、このような甘味料もお砂糖と同等の虫歯リスクになりますか?
小牧先生分かりやすいご回答をありがとうございます。
今ある自分の歯を大切にしていきたいと思っています。
診療でお忙しい中ありがとうございます。
山田先生のホームページ拝見しました。
ブラッシングの仕方等詳しく書かれていて、とても勉強になりました。
お砂糖のとりすぎが一番の虫歯の原因になっているのですね。
歯の磨きすぎも健診のときに注意されることなので、ゴシゴシ磨くのではなく、意識してブラッシングしています。
お砂糖ですが、今ではダイエットシュガーというもの(アスパルテーム、エリスリトール、Lフェニルアラニン化合物など)や、希少糖がありますが、このような甘味料もお砂糖と同等の虫歯リスクになりますか?
小牧先生分かりやすいご回答をありがとうございます。
今ある自分の歯を大切にしていきたいと思っています。
診療でお忙しい中ありがとうございます。
回答3
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2016-01-29 20:11:52
こんばんは。
>お砂糖ですが、今ではダイエットシュガーというもの(アスパルテーム、エリスリトール、Lフェニルアラニン化合物など)や、希少糖がありますが、このような甘味料もお砂糖と同等の虫歯リスクになりますか?
おそらくむし歯のリスクはないと思います、むし歯の原因になるのは二糖類です、しかし我々としてはそこまでして甘いものを食べる食生活はよくないと考えています。
>お砂糖ですが、今ではダイエットシュガーというもの(アスパルテーム、エリスリトール、Lフェニルアラニン化合物など)や、希少糖がありますが、このような甘味料もお砂糖と同等の虫歯リスクになりますか?
おそらくむし歯のリスクはないと思います、むし歯の原因になるのは二糖類です、しかし我々としてはそこまでして甘いものを食べる食生活はよくないと考えています。
相談者からの返信
相談者:
ミカズさん
返信日時:2016-02-01 13:36:44
分かりました。ありがとうございます。
タイトル | フッ素入り歯磨き粉は神経の無い歯にも有効ですか? |
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質問者 | ミカズさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 49歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
虫歯予防 フッ素 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。