歯科用CTの被曝量、オートクレーブの滅菌について
相談者:
おひなさんさん (37歳:女性)
投稿日時:2016-02-23 11:16:07
歯医者のCTは、レントゲンも一緒に撮れる機械でしょうか?
一緒の機械だとするなら被曝量などが気になりました。
あと、もうひとつ質問させて下さい。
新しいタイプのオートクレイプと古いタイプのオートクレイプは滅菌にたいして、パワーなどが異なりますか??
両方とも同じように、滅菌されるんでしょうか?
宜しくお願い致します。
一緒の機械だとするなら被曝量などが気になりました。
あと、もうひとつ質問させて下さい。
新しいタイプのオートクレイプと古いタイプのオートクレイプは滅菌にたいして、パワーなどが異なりますか??
両方とも同じように、滅菌されるんでしょうか?
宜しくお願い致します。
[過去のご相談]
回答1
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2016-02-23 11:26:15
>歯医者のCTは、レントゲンも一緒に撮れる機械でしょうか?
CT専用機とCT&パノラマ兼用機の2種類があります。
>一緒の機械だとするなら被曝量などが気になりました。
ごめんなさい。
意味が分かりません。
> 新しいタイプのオートクレイプと古いタイプのオートクレイプは滅菌にたいして、パワーなどが異なりますか??
>両方とも同じように、滅菌されるんでしょうか?
おそらく「新しいタイプのオートクレイプ」=「クラスB」、「古いタイプのオートクレイプ」=「クラスSまたはN」という事だと思います。
「クラスB」は真空と蒸気を交互に行うため、中空の機材でも中まで滅菌を行うことが可能です。
「クラスSまたはN」の場合、真空にするのが1回、または真空にできないので、中空の機材の中まで滅菌を行うことはできません。
CT専用機とCT&パノラマ兼用機の2種類があります。
>一緒の機械だとするなら被曝量などが気になりました。
ごめんなさい。
意味が分かりません。
> 新しいタイプのオートクレイプと古いタイプのオートクレイプは滅菌にたいして、パワーなどが異なりますか??
>両方とも同じように、滅菌されるんでしょうか?
おそらく「新しいタイプのオートクレイプ」=「クラスB」、「古いタイプのオートクレイプ」=「クラスSまたはN」という事だと思います。
「クラスB」は真空と蒸気を交互に行うため、中空の機材でも中まで滅菌を行うことが可能です。
「クラスSまたはN」の場合、真空にするのが1回、または真空にできないので、中空の機材の中まで滅菌を行うことはできません。
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2016-02-23 11:30:25
>歯医者のCTは、レントゲンも一緒に撮れる機械でしょうか?
>一緒の機械だとするなら被曝量などが気になりました。
もしかして、「CTで撮影した画像を通常のパノラマ画像のように加工して見ることができるのか?」というご質問でしょうか?
そういう事であれば「(機種、ソフトウェアに依存しますが、たいていは)できます」という回答になると思います。
>一緒の機械だとするなら被曝量などが気になりました。
もしかして、「CTで撮影した画像を通常のパノラマ画像のように加工して見ることができるのか?」というご質問でしょうか?
そういう事であれば「(機種、ソフトウェアに依存しますが、たいていは)できます」という回答になると思います。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-02-23 11:46:34
こんにちは。
歯科用CTによる被爆量は0.1mSv程度とされていますね。
医科用CTの被爆量に比べればかなり少ないですね。
CTは断層撮影ですから、その画像をデジタル構築すればパノラマやデンタルの規格写真を作ることは可能です。
通常1枚1枚撮影するデンタルのほうが画像が鮮明で綺麗になりますから、詳しい検査が必要であればCTで撮影したものをデジタル加工して作る画像よりも、きちんと撮影しなおしたほうがよい場合もあります。
診断に必要な精度がどの程度かで、撮影方法を選択してもらう必要があるでしょう。
わからないうちに治療が進行するほど怖いことはありませんから、被ばく線量を気にされるくらいならば、しっかりとした診断用の資料採取を行ってもらい確実な治療を行ってもらったほうが、全体的なメリットは大きいはずです。
歯科用CTによる被爆量は0.1mSv程度とされていますね。
医科用CTの被爆量に比べればかなり少ないですね。
CTは断層撮影ですから、その画像をデジタル構築すればパノラマやデンタルの規格写真を作ることは可能です。
通常1枚1枚撮影するデンタルのほうが画像が鮮明で綺麗になりますから、詳しい検査が必要であればCTで撮影したものをデジタル加工して作る画像よりも、きちんと撮影しなおしたほうがよい場合もあります。
診断に必要な精度がどの程度かで、撮影方法を選択してもらう必要があるでしょう。
わからないうちに治療が進行するほど怖いことはありませんから、被ばく線量を気にされるくらいならば、しっかりとした診断用の資料採取を行ってもらい確実な治療を行ってもらったほうが、全体的なメリットは大きいはずです。
相談者からの返信
相談者:
おひなさんさん
返信日時:2016-02-23 14:35:57
回答4
美江寺歯科医院(岐阜県瑞穂市)の小牧です。
回答日時:2016-02-24 10:09:51
おひなさん さん、こんにちは。
オートクレーブにはクラスN、S、Bと三つのタイプがあり、使用目的によって使い分けます。
おひなさんさんの言われる古いタイプというのはクラスNを指しているのでしょうか?
クラスNが決して古いというわけではありません。
現在でも生産販売されておりますし、使用目的が合えばとても良い機械だと思います。
使用目的の違いは、滅菌バッグに入ったものや、中空のもの(歯科用のハンドピースのように、本体の中にチューブが組み込まれたもの)にはクラスBを用います。
滅菌バッグに入れない、その他の一般的な機材はクラスNやSを用います。
もちろんクラスBで全てを滅菌しても構いません。
>古いオートクレイプですと、滅菌は100%にはならないけど感染力はなくなるみたいな感じになるのでしょうか?
使用目的と正しい使用方法を守れば、クラスNでも滅菌は可能です。
しかし、使用目的を間違え、滅菌バッグに入れたものや中空のものをクラスNで滅菌すれば、滅菌バッグの中やチューブの中は滅菌されません。
また、使用法も正確に行われないと、滅菌されない部分ができます。
滅菌されない=何がしかの感染力はあると考えても良いと思います。
オートクレーブにはクラスN、S、Bと三つのタイプがあり、使用目的によって使い分けます。
おひなさんさんの言われる古いタイプというのはクラスNを指しているのでしょうか?
クラスNが決して古いというわけではありません。
現在でも生産販売されておりますし、使用目的が合えばとても良い機械だと思います。
使用目的の違いは、滅菌バッグに入ったものや、中空のもの(歯科用のハンドピースのように、本体の中にチューブが組み込まれたもの)にはクラスBを用います。
滅菌バッグに入れない、その他の一般的な機材はクラスNやSを用います。
もちろんクラスBで全てを滅菌しても構いません。
>古いオートクレイプですと、滅菌は100%にはならないけど感染力はなくなるみたいな感じになるのでしょうか?
使用目的と正しい使用方法を守れば、クラスNでも滅菌は可能です。
しかし、使用目的を間違え、滅菌バッグに入れたものや中空のものをクラスNで滅菌すれば、滅菌バッグの中やチューブの中は滅菌されません。
また、使用法も正確に行われないと、滅菌されない部分ができます。
滅菌されない=何がしかの感染力はあると考えても良いと思います。
タイトル | 歯科用CTの被曝量、オートクレーブの滅菌について |
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質問者 | おひなさんさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 37歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
材料・機材関連 CT |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。