左上4番欠損、インプラントの考え方について

相談者: とみー29さん (35歳:女性)
投稿日時:2016-03-29 16:59:09
こんにちは。

少し前まで矯正治療インプラントか迷っていましたが、現在矯正はせずにインプラント治療を受けようかと考えています。

インプラントを考えている部位の周りの状態は、左上4(抜歯後2年近く)、5番抜髄、6番抜髄(根が少し短い?)、7番抜髄(治療時いつまでもつかわからないが残せたと言われた)、すべて神経のない歯です。

そこで、インプラント治療について相談した医院が少しずつ意見が違いまた迷ってしまいました。


@かかっていた歯科

456前方延長ブリッジを提案→造骨が必要であり、当院ではできない。
紹介もしない。
腫れるし時間もお金もかかる。
そこまでしてやらなくてもいいのでは?


Aインプラントの可能性も考えたいと思い、聞きに行った医院

4番にインプラント提案→自分の歯を残したいなら後ろの歯に負担をかけない方がいい。
当院で増骨もインプラントも可能。
天然歯をなるべく残す方針。
神経のない歯も一生持つ可能性もある。


BAが少し遠方なので、もう少し近いところを探して見つけた医院で

延長ブリッジでも前方なので、設計は悪くない。
この形で使っていってメンテナンスなどで信頼関係を作り、ダメになった時にインプラントを検討した方がいいのでは?
まだ若いし、今インプラントを入れても一生は持たない。
身体は変化するし、その時に合った方法で治すのがいいのではないか。
神経のない歯は必ずトラブルを起こすので使えるところまで使ってからインプラントを考えては。
当院でも造骨とインプラントはできる。

Aに行ったときには、自分の歯を残すためにはやはりインプラントかな…と思ったのですが、Bの先生の意見もわかる気がすると思い、自分がどちらについていったらいいのか決めかねています。

造骨やインプラントができる先生が延長ブリッジを支持したことも少し意外でした。

歯チャンネルの先生方でも意見が分かれるのでしょうが、やはりこれは自分が神経のない歯を守りたいかどうかで決めるしかないんでしょうか?

今後、6番や7番が抜歯になってしまった時のことを考えてしまうのですが、そうすると神経のない5番が残るので、これも抜かなければいけなくなるのかな??などと考えてしまいます。

この地点での4番インプラントは難しいでしょうか?
可能性はありますか?

ご意見をお聞かせいただけたらうれしいです。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2016-03-29 23:11:41
こんばんは。

文面拝見いたしました、個人的には先ず無髄歯の状態を評価してからになると思います、もし根管治療が不十分なら先ずそれを治すべきでしょう、これなくしてどのような議論もむなしいと思います。

根管治療が十分できていて根尖に問題がなく咬合痛もないなら破折していない限りブリッジでもクラウンでも大きな問題は出ないと思っています。

もちろん将来的には歯根破折のリスクもないわけではありませんがそれなりの予防処置もしようと思えばできないわけではありません。

また歯根破折も接着修復という方法も探せば手掛けているDrもないわけではありません。

このようなことを頭に入れておいてどうなさるか考えられてはいかがでしょうか。

個人的にはインプラントはできれば避けたほうがいいという立場です。

参考⇒左上5E7のブリッジ、抜歯後はインプラントが本当によいのでしょうか?

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2016-03-30 09:35:38
とみー29 さん、こんにちは

これは実際に拝見してみないからにはわかりません。

私はできれば矯正治療がが良いように思いますが・・・


インプラント治療というのはいくつか条件が合わないとできないこともあります。

そこで一番重要なのは骨の状態です。

骨が充分にないと骨移植や増骨の処置が必要となります。

後は上顎洞との位置関係、そして隣在歯との位置関係です。

私は現実的にはCTを撮影して最終的な判断をします。

そこでインプラント治療が可能と判断した時点で治療を開始します。

もし、インプラント治療が難しいという状況であれば、延長ブリッジという選択になるかもしれません。

参考になれば幸いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とみー29さん
返信日時:2016-03-30 13:07:01
山田先生、返信ありがとうございます。

根管治療がうまくいっているかはレントゲンやCTでわかるものでしょうか?
咬合痛はありません。
ただ、67番に関しては、次に悪くなったら抜歯と言われていました。

接着修復などいろいろなテクニックをお持ちの先生にかかりたいですが、なかなかそこまでやってくださる先生を見つけるのは難しいですね。

山田先生のインプラントを反対する理由、

左上5E7のブリッジ、抜歯後はインプラントが本当によいのでしょうか?

こちらも読みました。
確かに担当ドクターが自分より年上だと閉院などを考えると不安もあります。

経験豊富と考えるとベテランドクターも魅力的なのですが、年齢で選ぶのもなかなか難しいです。

歯を守るためにインプラントと思っていましたが、がんばるところまでがんばって、ダメなら入れ歯という方法も身体にはやさしいのかもしれませんね。
なかなか受け入れがたい部分はありますが。

山田先生は医院の患者さんで欠損が増えていった方には入れ歯をおすすめされているのでしょうか?
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とみー29さん
返信日時:2016-03-30 13:28:11
畑田先生、返信ありがとうございます。

矯正…何件も矯正歯科を回り、検討していました。

でも私には奥歯抜髄歯や欠損が多く、欠損部分を使ったとしても1本神経のある歯を抜かなければいけないと言われ(かなりの件数回りましたが抜かないと出っ歯になるとの見解はどこでも言われました)、

機能的には今のままでも問題ないから、八重歯などの見た目、清掃性があがるということと、インプラントを入れなくて今回はすむことがメリットのようです。


確かにインプラントを入れなくて済むのはいいけれど、そのために歯列からずれてもいない歯を一本抜く???

ここでひっかかり、進めなくなってしまいました。

回った矯正歯科の先生に、これだけ欠損があるのに(右6上下、左上4)まだ抜いてまで、そこまでする?
と言われたこともあり、確かにそうだよな…とも思ってしまいました。

1本でも残しておきたいという気持ちがもともとあって、どうもここを乗り越えられません。


受診したAの歯科ではCTを撮ってもらい、造骨とインプラント可能と言われました。

造骨を伴うと、やはりインプラントのリスクはすごく上がるのでしょうか?
担当医の先生は、バイオスと自家骨を混ぜて入れますとおっしゃっていました。
回答 回答3
  • 回答者
回答日時:2016-03-30 14:58:17
>管治療がうまくいっているかはレントゲンやCTでわかるものでしょうか?

CTは持ち合わせていないのでなんともいえませんが、レントゲンとあわせて他の症状等から判ると思います。

>山田先生は医院の患者さんで欠損が増えていった方には入れ歯をおすすめされているのでしょうか?

インプランとはやっていないのでブリッジか入れ歯になります。

個人的には欠損が増えていく症例はめったに遭遇することはありません、なぜなら私の所では歯磨き指導とあわせてお砂糖指導もやっているからです。

それらを理解し受け入れて甘いものを控え歯磨きができるようになると新たなむし歯はできることはありません、また歯磨きが上手になってくると歯周病も磨けるようになった所から治ってきます。

歯が抜かなければならない様になってしまう方はおさとうを減らすことが出来ない方と歯磨きが上手に出来ない方です、専門的にはなりますが力のコントロールも必要です。

むし歯の出来ない砂糖の量 http://yamadashika.jp/prevent05.html
ブラッシングの威力 http://yamadashika.jugem.jp/?cid=182
歯周病を歯磨きで治す http://yamadashika.jugem.jp/?cid=199
歯周病を歯磨きで治す  http://yamadashika.jugem.jp/?cid=190

参考になれば幸いです。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: とみー29さん
返信日時:2016-04-01 09:00:51
山田先生、回答ありがとうございます。
返事が遅くなりました。すみません。

歯磨きとお砂糖の量、どちらも気にしていけば、今後の虫歯リスクを大きく減らせるのですね。

現在、歯磨きはいろいろな道具を使ってがんばっているつもりですがずっと変わらず取り組んでいかなければならないですね。

お砂糖の量も気にしていきたいです。

山田先生の所では、矯正もしてらっしゃいますよね?
欠損後に矯正をすすめることもありますか?

いずれ欠損するかもしれない歯(神経のない歯)をいくつか抱えての矯正をどう思われますか?

矯正を検討するなら今しかないので、切り捨てたつもりがまた考え始めてしまいました…。
回答 回答4
  • 回答者
回答日時:2016-04-01 10:00:39
>いずれ欠損するかもしれない歯(神経のない歯)をいくつか抱えての矯正をどう思われますか?

無髄歯だからといって欠損するわけではありません、上手なDrなら無髄歯をどうすれば抜歯せずに保存できるかご存知だと思います。

したがってその様な配慮がなされていたら35歳という年齢は矯正治療するぎりぎりの年齢ではないかと思います。

無髄歯のブラケットポジションにも工夫がいると思います。




タイトル 左上4番欠損、インプラントの考え方について
質問者 とみー29さん
地域 非公開
年齢 35歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:4番(第一小臼歯)
インプラント治療法
回答者




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