歯の上半分をクラウンにするために削るのは予め通告しないのでしょうか?
相談者:
花井さん (29歳:男性)
投稿日時:2016-07-18 04:06:56
下顎の6番の奥歯についてなのですが
Q1.
歯の上半分を銀のクラウンにするために歯を削る程度の処置は、患者に「削るよ」と通告せずにやったとしてもそこまでおかしいことではなく普通にあることなのでしょうか?(神経抜かず)
Q2.
歯の上半分をクラウンにした場合に神経が残っていたとしても、自然歯自体の寿命は短くなってしまうのでしょうか。
自分は噛みあわせの力が強すぎるあまり、他の歯で大きな部分をインレーにしたりクラウンにして神経を抜いた歯を2つ割ってしまいました。
以上の2つの質問どちらかでもお答えいただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。
以下は経緯等をだらだら長文で書かせていただきました。
読む必要ないかもしれません。
以前からすごい痛いというわけではないのですがときどきチクチクとした痛みが下顎の6番の歯のかみ合わせの表面にありました。
違う歯のクラウンの治療のついでにその歯のことを私が先生に
「なんかこの歯ちょっと痛いんですよねー」
ってごく簡単に言いました。
切羽詰まった痛みではないので私はその歯はそのままにしておくか、やったとしてもほんの若干削って白いので埋めるんだろうなぐらいに思っていました。
先生はしばらく口の中を覗いていたのですが、時間が多少位かかっていて
「んーわからないなぁ」
と最初首をひねっていました。
私もその歯は微妙な痛みなので原因はわからないままだろうなと思っていたのですが、そのうち、先生がなにやら治療をはじめて、ドリル使い始めたなと思っていたら、うがいの段になって、歯が大幅に削られて上半分無くなっていることに気が付きました。
舌で舐めて歯が大部分無くなっているので驚きました。
先生から虫歯があったとか、どういう理由で削ったとかなにもありませんでした。
自分も弱気なので、どうして削ったか聞くことが出来ずにイライラとした気持ちを抱いているだけでした。
ここで先生の意図を聞けなかったという決定的なミスをしているので、現状真相はわからずじまいになってしまっています。
たしかに他にも治療中の銀のインレーの歯がたくさんあったのですが、その治療の流れで健康であるだろう歯も通告なく削ってしまうことはよくあることなのでしょうか?
その歯なのですが、その削った治療のあとクラウンを被せても、モノを噛んだときの歯の表面のチクチク感が悪化して知覚過敏も加わって具合が余計ひどくなりました。
その後何度もそのことで通院したあと、先生に「神経抜こうか?」と言われました。
この神経抜く段では歯を削る前の通告というか、伺いが初めてありました。
そこはさすがに断りましたが、まだ神経を抜く段になって患者に何も言わないというのはさすがにないのでしょうか?
この歯医者さんはショッピングモールのなかにあって、常にたくさんの患者の待ち人数が多いところです。
その歯の処置が一通り終わったあと通う歯医者を代えました。
私が30歳のころの話です
Q1.
歯の上半分を銀のクラウンにするために歯を削る程度の処置は、患者に「削るよ」と通告せずにやったとしてもそこまでおかしいことではなく普通にあることなのでしょうか?(神経抜かず)
Q2.
歯の上半分をクラウンにした場合に神経が残っていたとしても、自然歯自体の寿命は短くなってしまうのでしょうか。
自分は噛みあわせの力が強すぎるあまり、他の歯で大きな部分をインレーにしたりクラウンにして神経を抜いた歯を2つ割ってしまいました。
以上の2つの質問どちらかでもお答えいただけるとありがたいです。
よろしくお願いします。
以下は経緯等をだらだら長文で書かせていただきました。
読む必要ないかもしれません。
以前からすごい痛いというわけではないのですがときどきチクチクとした痛みが下顎の6番の歯のかみ合わせの表面にありました。
違う歯のクラウンの治療のついでにその歯のことを私が先生に
「なんかこの歯ちょっと痛いんですよねー」
ってごく簡単に言いました。
切羽詰まった痛みではないので私はその歯はそのままにしておくか、やったとしてもほんの若干削って白いので埋めるんだろうなぐらいに思っていました。
先生はしばらく口の中を覗いていたのですが、時間が多少位かかっていて
「んーわからないなぁ」
と最初首をひねっていました。
私もその歯は微妙な痛みなので原因はわからないままだろうなと思っていたのですが、そのうち、先生がなにやら治療をはじめて、ドリル使い始めたなと思っていたら、うがいの段になって、歯が大幅に削られて上半分無くなっていることに気が付きました。
舌で舐めて歯が大部分無くなっているので驚きました。
先生から虫歯があったとか、どういう理由で削ったとかなにもありませんでした。
自分も弱気なので、どうして削ったか聞くことが出来ずにイライラとした気持ちを抱いているだけでした。
ここで先生の意図を聞けなかったという決定的なミスをしているので、現状真相はわからずじまいになってしまっています。
たしかに他にも治療中の銀のインレーの歯がたくさんあったのですが、その治療の流れで健康であるだろう歯も通告なく削ってしまうことはよくあることなのでしょうか?
その歯なのですが、その削った治療のあとクラウンを被せても、モノを噛んだときの歯の表面のチクチク感が悪化して知覚過敏も加わって具合が余計ひどくなりました。
その後何度もそのことで通院したあと、先生に「神経抜こうか?」と言われました。
この神経抜く段では歯を削る前の通告というか、伺いが初めてありました。
そこはさすがに断りましたが、まだ神経を抜く段になって患者に何も言わないというのはさすがにないのでしょうか?
この歯医者さんはショッピングモールのなかにあって、常にたくさんの患者の待ち人数が多いところです。
その歯の処置が一通り終わったあと通う歯医者を代えました。
私が30歳のころの話です
回答1
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2016-07-18 09:47:12
Q1 私ならまず説明してから麻酔をします。
たまには麻酔をしてから説明する事もあります。
麻酔をせずに削ることは少ないですね。麻酔はありましたか?
Q2 歯にかかる力が強いと歯が欠けることがあります。
歯が欠けた場合には治療法として二つあると思います。
一つ目はレジンで欠けた部位を補填する方法です。
もう一つは予防的に大きく削って咬頭を被覆する方法です。
どちらも一長一短があり歯科医としては悩むところです。
かぶせたから必ずすごく寿命が短くなるわけではなくて、その後のケアなどの影響もかなりあると思います。
たまには麻酔をしてから説明する事もあります。
麻酔をせずに削ることは少ないですね。麻酔はありましたか?
Q2 歯にかかる力が強いと歯が欠けることがあります。
歯が欠けた場合には治療法として二つあると思います。
一つ目はレジンで欠けた部位を補填する方法です。
もう一つは予防的に大きく削って咬頭を被覆する方法です。
どちらも一長一短があり歯科医としては悩むところです。
かぶせたから必ずすごく寿命が短くなるわけではなくて、その後のケアなどの影響もかなりあると思います。
回答2
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-07-18 10:47:21
Q1
私は歯を削る治療をいきなりすることはないですが、医院やその歯科医の性格によるかもしれません。
また歯科医と患者の信頼関係は毎回構築していくものですから、事前説明は不要だと思われてしまったのかもしれません。
通常はエナメル質と象牙質の境にも神経の末端が枝を伸ばしているとされているので、冠にするための厚み分を保証するために歯を削る場合、麻酔が必要になる場合があるので、痛かったら言ってくださいなどの事前通告があるはずです。
切削具を使用中に痛くて急に動かれたら危ないですからね。
麻酔を使用する場合は必ず手技に入る前にわかるでしょうし。
どういう経緯があったのでしょう?
何らかの説明があったと思われますが、どうだったのでしょう?
削っても痛みを感じないエナメル質の範囲内で、上手に歯を削られてもあまりよい形態の冠は出来ないように思います。
Q2
神経を抜いた歯は割れやすいですが、神経を抜かない歯はまだかなり健全な歯質が残っていますし、それ自体生きているのですからまったく異なります。
多くの場合、問題なく長期間経過できるでしょう。
出来ればTCHを調べられて、勉強されればもっと破切のリスクは低くなると思います。
私は歯を削る治療をいきなりすることはないですが、医院やその歯科医の性格によるかもしれません。
また歯科医と患者の信頼関係は毎回構築していくものですから、事前説明は不要だと思われてしまったのかもしれません。
通常はエナメル質と象牙質の境にも神経の末端が枝を伸ばしているとされているので、冠にするための厚み分を保証するために歯を削る場合、麻酔が必要になる場合があるので、痛かったら言ってくださいなどの事前通告があるはずです。
切削具を使用中に痛くて急に動かれたら危ないですからね。
麻酔を使用する場合は必ず手技に入る前にわかるでしょうし。
どういう経緯があったのでしょう?
何らかの説明があったと思われますが、どうだったのでしょう?
削っても痛みを感じないエナメル質の範囲内で、上手に歯を削られてもあまりよい形態の冠は出来ないように思います。
Q2
神経を抜いた歯は割れやすいですが、神経を抜かない歯はまだかなり健全な歯質が残っていますし、それ自体生きているのですからまったく異なります。
多くの場合、問題なく長期間経過できるでしょう。
出来ればTCHを調べられて、勉強されればもっと破切のリスクは低くなると思います。
相談者からの返信
相談者:
花井さん
返信日時:2016-07-23 09:15:38
ご回答ありがとうございました。
Q1.
麻酔については歯医者さんから「麻酔しますね」という言葉はありましたが、クラウンや大きく歯を削るということは言ってくれませんでした。
歯を削ったあとうがいをする段階になってはじめて自分の舌で歯をさわって驚きました。
もし削る前に小さい範囲でも銀を入れると言われたのであれば拒否していました。
「麻酔をする」という通告は「歯を大きく削る」あるいは「クラウンをつける」ということと同じで、明確にそうやって通告しなくても麻酔するといえば充分で、銀をつけることと同じ意味で、患者側からしても予めそう察するのが普通なのでしょうか。
Q2.
神経の生きているままクラウンをかぶせた歯の寿命はそれほど大きく減るようではなくて、その後の手入れが重要なようですね。
でもやはり天然歯よりは寿命が当然減るのでしょうね。
神経を抜いた歯で、大きなレジンだったりクラウンだったりした歯を割ってしまった経験があります。
充填した銀がくさびのような感じで歯を割ることになってしまったので、神経が生きている歯でも噛み合わせが強いと硬い銀があるせいで歯を割ってしまうのかなと危惧しています。
患者から「なんか痛いんですよね」と言われれば医者としても原因がわからなくても、とりあえず別段説明せずに削ってクラウンかぶせようかとなるものなのでしょうか?
それほど手堅いリスクの少ないものなのでしょうか?
「なんか痛いんですよねー」と言われれば、とりあえず削って様子みるというのが普通なのでしょうか?
そのなんか痛かった歯も6番の歯なので、TCH噛み合わせで問題が軽い違和感がでた歯だったかもしれません。
それだからこそ、虫歯でもないのに勝手に大きく削られて、クラウンにさせられたのが納得いきませんでした。
そんな一つの歯のクラウンを気にするほど、ほかの歯が綺麗なのかと言われればそんなことなく酷い状況なのですが、やはり噛むことで重要な歯だし、口を開けたら銀色がぜったい見える場所ですので、余計気になりました。
私は噛み合わせが非常に強くて、TCH(?)の状態が非常に悪く年齢の割に歯の減りが酷いようなので今後の課題に絶対なりそうです。
回答ありがとうございました。
Q1.
麻酔については歯医者さんから「麻酔しますね」という言葉はありましたが、クラウンや大きく歯を削るということは言ってくれませんでした。
歯を削ったあとうがいをする段階になってはじめて自分の舌で歯をさわって驚きました。
もし削る前に小さい範囲でも銀を入れると言われたのであれば拒否していました。
「麻酔をする」という通告は「歯を大きく削る」あるいは「クラウンをつける」ということと同じで、明確にそうやって通告しなくても麻酔するといえば充分で、銀をつけることと同じ意味で、患者側からしても予めそう察するのが普通なのでしょうか。
Q2.
神経の生きているままクラウンをかぶせた歯の寿命はそれほど大きく減るようではなくて、その後の手入れが重要なようですね。
でもやはり天然歯よりは寿命が当然減るのでしょうね。
神経を抜いた歯で、大きなレジンだったりクラウンだったりした歯を割ってしまった経験があります。
充填した銀がくさびのような感じで歯を割ることになってしまったので、神経が生きている歯でも噛み合わせが強いと硬い銀があるせいで歯を割ってしまうのかなと危惧しています。
患者から「なんか痛いんですよね」と言われれば医者としても原因がわからなくても、とりあえず別段説明せずに削ってクラウンかぶせようかとなるものなのでしょうか?
それほど手堅いリスクの少ないものなのでしょうか?
「なんか痛いんですよねー」と言われれば、とりあえず削って様子みるというのが普通なのでしょうか?
そのなんか痛かった歯も6番の歯なので、TCH噛み合わせで問題が軽い違和感がでた歯だったかもしれません。
それだからこそ、虫歯でもないのに勝手に大きく削られて、クラウンにさせられたのが納得いきませんでした。
そんな一つの歯のクラウンを気にするほど、ほかの歯が綺麗なのかと言われればそんなことなく酷い状況なのですが、やはり噛むことで重要な歯だし、口を開けたら銀色がぜったい見える場所ですので、余計気になりました。
私は噛み合わせが非常に強くて、TCH(?)の状態が非常に悪く年齢の割に歯の減りが酷いようなので今後の課題に絶対なりそうです。
回答ありがとうございました。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2016-07-23 09:37:50
そうですね。
歯科医の性格によるような気がします。
きちんと説明があるべきでしょうが説明を省略されてしまったのかもしれません。
ご不安やご不満がれば歯科医に直接言ってみてください。
言わなければ本人も気づかないでしょう。
通常、麻酔をするということは何らかの外科的な(あるいは侵襲性のある)処置が入るということでしょう。
ですから麻酔をして知覚を鈍磨させますよといえば歯を削ることにつながることを覚えておかれるとよいでしょう。(検査のための麻酔という方法もありますが例外です)
いやならばその段階でなぜそういう医療行為が必要なのか?
尋ねるとよいでしょう。
浸潤麻酔を行い効くまでの間時間が必要ですから、十分時間はあるでしょう。
保険治療は一連の流れになっていますから説明を省いて処置に入られる場合もあるかもしれません。
通常は説明します。
治療の上手い下手には関係なく十分な説明がない治療は嫌なはずですが、多くの人は保険治療であれば選択しが限られているため、歯科医や医師にお任せという患者さんも多くおられますから、それに慣れている医院では説明が省略されやすいでしょう。
歯科医院選びは大切です。
ご自身が納得いく治療を受けたいならば、信頼関係の築ける歯科医院を早めに探されるとよいでしょう。
歯科医の性格によるような気がします。
きちんと説明があるべきでしょうが説明を省略されてしまったのかもしれません。
ご不安やご不満がれば歯科医に直接言ってみてください。
言わなければ本人も気づかないでしょう。
通常、麻酔をするということは何らかの外科的な(あるいは侵襲性のある)処置が入るということでしょう。
ですから麻酔をして知覚を鈍磨させますよといえば歯を削ることにつながることを覚えておかれるとよいでしょう。(検査のための麻酔という方法もありますが例外です)
いやならばその段階でなぜそういう医療行為が必要なのか?
尋ねるとよいでしょう。
浸潤麻酔を行い効くまでの間時間が必要ですから、十分時間はあるでしょう。
保険治療は一連の流れになっていますから説明を省いて処置に入られる場合もあるかもしれません。
通常は説明します。
治療の上手い下手には関係なく十分な説明がない治療は嫌なはずですが、多くの人は保険治療であれば選択しが限られているため、歯科医や医師にお任せという患者さんも多くおられますから、それに慣れている医院では説明が省略されやすいでしょう。
歯科医院選びは大切です。
ご自身が納得いく治療を受けたいならば、信頼関係の築ける歯科医院を早めに探されるとよいでしょう。
相談者からの返信
相談者:
花井さん
返信日時:2016-07-26 01:20:32
タイトル | 歯の上半分をクラウンにするために削るのは予め通告しないのでしょうか? |
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質問者 | 花井さん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
歯医者への不信感 歯医者への不満・グチ |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。