下顎の正しい位置は下顎を一番後ろに引いた位置ですか?
相談者:
ddさん (29歳:男性)
投稿日時:2016-12-29 19:09:42
下顎の正しい位置は下顎を一番後ろに引いた位置ですか?
[過去のご相談]
回答1
相談者からの返信
相談者:
ddさん
返信日時:2016-12-29 19:24:23
回答2
ネクスト・デンタル(荒川区西日暮里)の櫻井です。
回答日時:2017-01-05 11:14:44
>その位置はなにか機械で測らないと分からない位置ですか?
測ろうと思えば測れますが、それよりも、ご自身で一番リラックスできるポジションでいいと思います。
>先生のおっしゃっている顎の位置は安静位のことですか?
そうですね。
咬合(顎位)は確かに重要ではあると思いますが、天然歯列の場合は「患者さん自身は意識しないほうが良い」と考えます。
入れ歯の場合はきちんと顎位を決める必要がありますが、それは歯科医師が考え、誘導するものであり、患者さん自身が行う事ではないように思います。
測ろうと思えば測れますが、それよりも、ご自身で一番リラックスできるポジションでいいと思います。
>先生のおっしゃっている顎の位置は安静位のことですか?
そうですね。
咬合(顎位)は確かに重要ではあると思いますが、天然歯列の場合は「患者さん自身は意識しないほうが良い」と考えます。
入れ歯の場合はきちんと顎位を決める必要がありますが、それは歯科医師が考え、誘導するものであり、患者さん自身が行う事ではないように思います。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-01-05 12:30:17
機能的に問題がない位置が、その人にとって正しい位置ということになるでしょう。
機械で測って理想的な位置を算出しても、その人の機能時に問題があるならば、それはその人にとって正しくない位置ということになります。
歯のセンサーはとても鋭敏ですから、歯根膜が緩んでいない状態で歯があれば機能しているときに不自由でない位置、不具合がない位置、ということが精神衛生上も大切です。
歯が触れたというストレスはかなり、神経機構にストレスを与えますからね。
心地よい位置が様々な姿勢をとったとき、あるいは就寝時にもストレスフルでないこと。
それは成長とともに獲得していくものでしょう。
歯根膜感覚を緩めることなく咬合再構成を行うことは、かなり難易度が高い治療になります。
人為的に再構築させることを考えることは、歯科医にとっても技工士にとってもストレスフルな治療になりますから、ペタンペタンなフレキシブルな咬合を与えて終わりということになります。
健康な人はそういうことは考える必要はないですね。
機械で測って理想的な位置を算出しても、その人の機能時に問題があるならば、それはその人にとって正しくない位置ということになります。
歯のセンサーはとても鋭敏ですから、歯根膜が緩んでいない状態で歯があれば機能しているときに不自由でない位置、不具合がない位置、ということが精神衛生上も大切です。
歯が触れたというストレスはかなり、神経機構にストレスを与えますからね。
心地よい位置が様々な姿勢をとったとき、あるいは就寝時にもストレスフルでないこと。
それは成長とともに獲得していくものでしょう。
歯根膜感覚を緩めることなく咬合再構成を行うことは、かなり難易度が高い治療になります。
人為的に再構築させることを考えることは、歯科医にとっても技工士にとってもストレスフルな治療になりますから、ペタンペタンなフレキシブルな咬合を与えて終わりということになります。
健康な人はそういうことは考える必要はないですね。
タイトル | 下顎の正しい位置は下顎を一番後ろに引いた位置ですか? |
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質問者 | ddさん |
地域 | 兵庫 |
年齢 | 29歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 会社役員 |
カテゴリ | 口腔外科関連 |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。