[写真あり] 再根管治療後、黄色いサラサラの鼻水が止まらない (米国)
相談者:
歯科相談(アメリカ)さん (41歳:女性)
投稿日時:2017-01-19 11:08:57
20年以上前に治療した右上3番の神経治療の再治療を薦められ、昨日の午後治療を行い、約30時間経過したところです。
(銀のアンレーをしていましたが、中で虫歯が進行していた様子もなく、歯根に炎症も無いですが、薬が十分に充填されていないとのことで、やり直しを薦められました。)
Endodontist(歯内治療専門医)が実施し、治療中、アルコールのような揮発剤が右鼻に入ったような感覚があり、その直後から薬品の匂いのするサラサラした透明の鼻水が右の鼻から出てきました。
そのまま治療は最後まで行い、歯根に薬を再充填して治療は1度で終了、次は一般歯科医のところに戻り、1週間後にコアの作成(ポストは不要)、その後クラウンを作成予定です。
帰宅後、夜寝ている間は喉の奥にも薬品の臭いを感じましたが、翌朝、鼻水は黄色〜薄い茶色(濁ってはいません)に色が変わり、薬品の臭いは感じなくなりましたが、頭を下に前屈みになるとサラサラと流れ出てくる状況が続いています。
治療した歯の付近の歯茎を押すと弱い痛みは感じますが、何もしなければ痛みはありません。
心配になり、別のEndodontistに緊急で受診したところ、治療後のレントゲンからは治療自体は問題が無いように見えるが、歯内を見た訳ではないので何とも言えない、黄色い鼻水は炎症を起こしバクテリアがいる証拠だから、抗生物質を1週間飲むようにと処方されました。
耳鼻咽喉科も念のため受診しましたが、CTを撮らない事には原因が分からないが、歯の神経治療後に黄色い鼻水が出るのは異常なので、やはり抗生物質を飲むようにとの指示でした。
一方で、神経治療を行ったEndodontistに連絡を取ると、
@治療中に私が鼻の異常を訴えていたことからも、予期された症状であり問題ない、2〜3日で鼻水は止まる。過去にもこのようなケースは見てきている。
A治療時に出血はなかったので、歯根からSinusにperforationが起こった可能性は低い、仮に起こっていたとしても、針は非常に細いもので穴は自然と塞がる。
B治療後すぐに(24時間以内に)鼻水の症状が現れてたということは、体が治療に対して反応した結果であり、感染によるものとは考えにくく、抗生物質は不要。代わりに、処方したETODOLAC 400mg (Inflammation抗炎症剤)を飲むように。
との指示でした。
そこでご相談ですが、
【1】この症状は、何が原因で起こっていると考えられますでしょうか?
【2】このような症状の場合、抗生物質は飲んだ方が良いのでしょうか?
【3】まずは鼻水が止まるのを待つしかありませんが、次の治療のステップ(コア作成)は、どれくらい時間を空けたらよいでしょうか?
(歯科医からは、1週間〜10日あければ十分だと言われています。)
ご参考までに、治療前と治療後のレントゲン写真を添付します。
宜しくお願い致します。
画像1 画像2
(銀のアンレーをしていましたが、中で虫歯が進行していた様子もなく、歯根に炎症も無いですが、薬が十分に充填されていないとのことで、やり直しを薦められました。)
Endodontist(歯内治療専門医)が実施し、治療中、アルコールのような揮発剤が右鼻に入ったような感覚があり、その直後から薬品の匂いのするサラサラした透明の鼻水が右の鼻から出てきました。
そのまま治療は最後まで行い、歯根に薬を再充填して治療は1度で終了、次は一般歯科医のところに戻り、1週間後にコアの作成(ポストは不要)、その後クラウンを作成予定です。
帰宅後、夜寝ている間は喉の奥にも薬品の臭いを感じましたが、翌朝、鼻水は黄色〜薄い茶色(濁ってはいません)に色が変わり、薬品の臭いは感じなくなりましたが、頭を下に前屈みになるとサラサラと流れ出てくる状況が続いています。
治療した歯の付近の歯茎を押すと弱い痛みは感じますが、何もしなければ痛みはありません。
心配になり、別のEndodontistに緊急で受診したところ、治療後のレントゲンからは治療自体は問題が無いように見えるが、歯内を見た訳ではないので何とも言えない、黄色い鼻水は炎症を起こしバクテリアがいる証拠だから、抗生物質を1週間飲むようにと処方されました。
耳鼻咽喉科も念のため受診しましたが、CTを撮らない事には原因が分からないが、歯の神経治療後に黄色い鼻水が出るのは異常なので、やはり抗生物質を飲むようにとの指示でした。
一方で、神経治療を行ったEndodontistに連絡を取ると、
@治療中に私が鼻の異常を訴えていたことからも、予期された症状であり問題ない、2〜3日で鼻水は止まる。過去にもこのようなケースは見てきている。
A治療時に出血はなかったので、歯根からSinusにperforationが起こった可能性は低い、仮に起こっていたとしても、針は非常に細いもので穴は自然と塞がる。
B治療後すぐに(24時間以内に)鼻水の症状が現れてたということは、体が治療に対して反応した結果であり、感染によるものとは考えにくく、抗生物質は不要。代わりに、処方したETODOLAC 400mg (Inflammation抗炎症剤)を飲むように。
との指示でした。
そこでご相談ですが、
【1】この症状は、何が原因で起こっていると考えられますでしょうか?
【2】このような症状の場合、抗生物質は飲んだ方が良いのでしょうか?
【3】まずは鼻水が止まるのを待つしかありませんが、次の治療のステップ(コア作成)は、どれくらい時間を空けたらよいでしょうか?
(歯科医からは、1週間〜10日あければ十分だと言われています。)
ご参考までに、治療前と治療後のレントゲン写真を添付します。
宜しくお願い致します。
画像1 画像2
回答1
歯科医師の松山です。
回答日時:2017-01-19 19:22:17
回答が付きにくいのは、写真を掲載されるとそれを見た上で、判断なり予想をすると、実際には診療をしたわけではないので、法律に違反することになりますから、本当のことを書けないということになります。
以前ハワイの日本人奥さんに、想像できることを書いて差し上げたのですが、旦那さんは、このようなことをしてもらえるということは、アメリカでは想像もつかないことだと言われたそうです。
訴訟大国ですから、大げさに言えば、回答者にまで及んでくる可能性無きにしもあらずです。
歯の上3番では、書かれたようなことは起こりにくいのですが(稀に上顎洞に近いことがあり、そうなると別)、実際のところ上3番はレントゲンに映っていません。
一番起きやすいのは、第一大臼歯です。
ここまで書いて、これ以上は筆ならずキーボードが重くなりました。
以前ハワイの日本人奥さんに、想像できることを書いて差し上げたのですが、旦那さんは、このようなことをしてもらえるということは、アメリカでは想像もつかないことだと言われたそうです。
訴訟大国ですから、大げさに言えば、回答者にまで及んでくる可能性無きにしもあらずです。
歯の上3番では、書かれたようなことは起こりにくいのですが(稀に上顎洞に近いことがあり、そうなると別)、実際のところ上3番はレントゲンに映っていません。
一番起きやすいのは、第一大臼歯です。
ここまで書いて、これ以上は筆ならずキーボードが重くなりました。
相談者からの返信
相談者:
歯科相談(アメリカ)さん
返信日時:2017-01-19 19:33:51
回答2
歯科医師の松山です。
回答日時:2017-01-19 19:58:08
タイトル | [写真あり] 再根管治療後、黄色いサラサラの鼻水が止まらない (米国) |
---|---|
質問者 | 歯科相談(アメリカ)さん |
地域 | 海外 |
年齢 | 41歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 会社員(事務系) |
カテゴリ |
根管治療の失敗・再治療 根管治療に関するトラブル 上顎洞炎(蓄膿症) その他(写真あり) アメリカ(米国) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。