8020運動における「自分の歯」の定義について
相談者:
ほうじ茶さん (43歳:男性)
投稿日時:2017-04-28 23:34:41
回答1
山田歯科医院(兵庫県姫路市)の山田です。
回答日時:2017-04-29 00:39:19
こんばんは。
>「自分の歯」の定義がなかなか見当たらないのです。
インプラント、入れ歯、ブリッジのダミー以外でしょうか。
8020達成が確実な方 http://www.yamadashika.jp/8020.html
>「自分の歯」の定義がなかなか見当たらないのです。
インプラント、入れ歯、ブリッジのダミー以外でしょうか。
8020達成が確実な方 http://www.yamadashika.jp/8020.html
回答2
顕微鏡歯科シバタ(名古屋市守山区大森)の柴田です。
回答日時:2017-04-29 00:56:54
山田先生へ
>インプラント入れ歯ブリッジのダミーでしょうか。
それは逆に「自分の歯ではない歯」の定義だと思います。
日本歯科医師会のHPより引用します。
><参考>厚生省「成人歯科保健対策検討会中間報告」1989年(平成元年)―抜粋―
「残存歯数が約20本あれば食品の咀嚼が容易であるとされており、例えば日本人の平均寿命である80歳で20本の歯を残すという、いわゆる8020運動を目標の1つとして設定するのが適切ではないかと考えられる。」
この残存歯が「自分の歯」に当たると思います。
少なくとも歯根がなければ残存歯にならないと思います。
>インプラント入れ歯ブリッジのダミーでしょうか。
それは逆に「自分の歯ではない歯」の定義だと思います。
日本歯科医師会のHPより引用します。
><参考>厚生省「成人歯科保健対策検討会中間報告」1989年(平成元年)―抜粋―
「残存歯数が約20本あれば食品の咀嚼が容易であるとされており、例えば日本人の平均寿命である80歳で20本の歯を残すという、いわゆる8020運動を目標の1つとして設定するのが適切ではないかと考えられる。」
この残存歯が「自分の歯」に当たると思います。
少なくとも歯根がなければ残存歯にならないと思います。
回答3
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2017-04-29 13:18:24
ご相談ありがというございます。
柴田先生の回答どおり、ご自身の歯の根があることが条件です。
噛む部分が人工的な被せ物などだったり、神経を失っていたりしても、数に入れます。
私は個人的に、インプラントは人工歯根とも言いますから、数に入れても良いのではないかな〜、とは密かに思っています。
なお学会の考えでは大臼歯は咀嚼に絶対必要な歯と言われています。
したがって学問的には、基本的に生えた時の歯が28本あれば、それが健康には必要欠くべからざる本数です。
ちなみに、歯には一つ一つに大事な役割があります。
無くなれば入れ歯で元通りに、なんて絶対に戻せません。
身体に無駄な部分などは決してありません。
失えば障害が出ます。
足の指が10本あるから、8本残ればいいよ、なんて嫌ですよね。
靴履けばわからないでしょ?なんて嫌ですよね。
なので、当院では8028が目標であり、実際に達成もできています。
柴田先生の回答どおり、ご自身の歯の根があることが条件です。
噛む部分が人工的な被せ物などだったり、神経を失っていたりしても、数に入れます。
私は個人的に、インプラントは人工歯根とも言いますから、数に入れても良いのではないかな〜、とは密かに思っています。
なお学会の考えでは大臼歯は咀嚼に絶対必要な歯と言われています。
したがって学問的には、基本的に生えた時の歯が28本あれば、それが健康には必要欠くべからざる本数です。
ちなみに、歯には一つ一つに大事な役割があります。
無くなれば入れ歯で元通りに、なんて絶対に戻せません。
身体に無駄な部分などは決してありません。
失えば障害が出ます。
足の指が10本あるから、8本残ればいいよ、なんて嫌ですよね。
靴履けばわからないでしょ?なんて嫌ですよね。
なので、当院では8028が目標であり、実際に達成もできています。
回答4
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-04-30 13:54:40
相談者からの返信
相談者:
ほうじ茶さん
返信日時:2017-05-06 14:12:22
山田先生 柴田先生 さがら先生 Dr.ふなちゃん先生
ご回答、ありがとうございます。
「残存歯」の定義が自分の調査不足でなかなか確認できないなか、先生方のご指摘で残存歯の意味するところが、素人ながら私なりに理解できました。
過去の私の質問をご覧いただければお分かりいただけると思いますが、右上2番を神経を残したまま差し歯とする治療を受けました。
他の質問サイトで「差し歯は自分の歯ではない」という回答を見たことがあり「差し歯と言っても、私のような神経を残した差し歯や、神経まで取り除いた差し歯や千差万別ではないか」と疑問に思っておりました。
先生方にご教授いただいた定義によれば、私は幸いにも、全ての歯が「自分の歯」として残っておりますので、引き続き定期検診等を受けて、今後も大切にしていきたいと痛感した次第です。
重ねて、深く御礼申し上げます。
ご回答、ありがとうございます。
「残存歯」の定義が自分の調査不足でなかなか確認できないなか、先生方のご指摘で残存歯の意味するところが、素人ながら私なりに理解できました。
過去の私の質問をご覧いただければお分かりいただけると思いますが、右上2番を神経を残したまま差し歯とする治療を受けました。
他の質問サイトで「差し歯は自分の歯ではない」という回答を見たことがあり「差し歯と言っても、私のような神経を残した差し歯や、神経まで取り除いた差し歯や千差万別ではないか」と疑問に思っておりました。
先生方にご教授いただいた定義によれば、私は幸いにも、全ての歯が「自分の歯」として残っておりますので、引き続き定期検診等を受けて、今後も大切にしていきたいと痛感した次第です。
重ねて、深く御礼申し上げます。
タイトル | 8020運動における「自分の歯」の定義について |
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質問者 | ほうじ茶さん |
地域 | 愛知 |
年齢 | 43歳 |
性別 | 男性 |
職業 | その他 |
カテゴリ | その他(その他) |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。