1歳からフッ素予防、高濃度フッ素9000ppmの疑問
相談者:
ニカさん (39歳:女性)
投稿日時:2017-09-16 14:42:21
長文になってしまいました。
すみません。
教えてください。
子どもは、一歳ころから歯科医院で3ヶ月に1度高濃度フッ素で予防をしています。
歯のフッ素症や骨フッ素症などの慢性の副作用を生じることのない許容摂取上限値は、1〜3歳で1.3r、4〜8歳で2.2r、9歳以上で10rです。
また、副作用を生じることなく最大のむし歯予防を発揮するフッ化物の適正摂取量は体重1sあたり1日に0.05rとなっています。
北米の水道局ではヘキサフルオロ珪酸ナトリウム等のフッ化物を0.7〜1.2ppmの濃度で添加している。と、かいてありました。
水道水にフッ素を入れている地域では、フッ素の摂取については、気をつけなければいけないということは、わかります。
歯科医院での高濃度フッ素は、9000ppmです。
それに加え、家での歯磨きの際は、少しですが仕上げに少しジェル歯磨きでもみがいています。
今更ですが、子どもに、3ヶ月に1度の高濃度フッ素が大丈夫な理由がわからなくなってしまいました。
1日に9000ppmって、上限を超えてないのでしょうか。。超えてないから、予防として成り立っているのだろうけど。
頭が悪い。と、いわれそうですが、前回ご相談した子どもの白濁もあり、フッ素が原因の白濁ではないとはおもいますが、生えたときからということが完全に腑に落ちず考えていました。
私自身が、今までやってきた、子どもの虫歯予防に自信がなくなっています。
子どもは、大人と違い何倍もフッ素を体内に取り込んでしまうようですが、歯科医院での高濃度フッ素が大丈夫な範囲内だという理由がしりたいです。。よろしくお願いします。
すみません。
教えてください。
子どもは、一歳ころから歯科医院で3ヶ月に1度高濃度フッ素で予防をしています。
歯のフッ素症や骨フッ素症などの慢性の副作用を生じることのない許容摂取上限値は、1〜3歳で1.3r、4〜8歳で2.2r、9歳以上で10rです。
また、副作用を生じることなく最大のむし歯予防を発揮するフッ化物の適正摂取量は体重1sあたり1日に0.05rとなっています。
北米の水道局ではヘキサフルオロ珪酸ナトリウム等のフッ化物を0.7〜1.2ppmの濃度で添加している。と、かいてありました。
水道水にフッ素を入れている地域では、フッ素の摂取については、気をつけなければいけないということは、わかります。
歯科医院での高濃度フッ素は、9000ppmです。
それに加え、家での歯磨きの際は、少しですが仕上げに少しジェル歯磨きでもみがいています。
今更ですが、子どもに、3ヶ月に1度の高濃度フッ素が大丈夫な理由がわからなくなってしまいました。
1日に9000ppmって、上限を超えてないのでしょうか。。超えてないから、予防として成り立っているのだろうけど。
頭が悪い。と、いわれそうですが、前回ご相談した子どもの白濁もあり、フッ素が原因の白濁ではないとはおもいますが、生えたときからということが完全に腑に落ちず考えていました。
私自身が、今までやってきた、子どもの虫歯予防に自信がなくなっています。
子どもは、大人と違い何倍もフッ素を体内に取り込んでしまうようですが、歯科医院での高濃度フッ素が大丈夫な範囲内だという理由がしりたいです。。よろしくお願いします。
回答1
坂寄歯科医院(茨城県取手市藤代)の三木です。
回答日時:2017-09-16 16:02:11
ニカさん、こんにちは。
許容摂取上限量についてよくお調べになりましたね。
先ず前提として、フッ素の単位であるppmとは我々がよく使用する単位に直すと0.0001%になります。
その為、9000ppmは0.9%となります。
1回の歯磨き粉使用量が1〜2g程度と言われていますので、その中の0.9%がフッ素となります。
その為、0.0009〜0.0018gがその中に入っていることとなります。
さて、お書きになっている許容摂取上限量の単位はmgですのでそちらに直したいと思います。
1g=1000mgなので、歯磨き一回につき口の中に含まれるフッ素は0.9〜1.8mgとなります。
実際に口の中の歯磨剤を全て飲むのは困難で、余剰分は吐き出していることを考えると、口の中に残るフッ素量は0.1mgも無い程度でしょう。
そしてお書きになっているフッ素症などの慢性の副作用は、数か月以上の長期投与を行った場合に生じます。
例えば9000ppmのフッ素を毎回のブラッシング時に常用しているという事であれば、確かに明らかに超えていますが、「3か月に1度程度」という事であれば全く問題はないかと思いますよ。
高濃度フッ素で注意すべき問題は「慢性の副作用」ではなく、「急性の副作用」となりますが、それもまたオーバーするのは至難の業となります。
それこそチューブ一本まるまるを一気飲みするとかですかね。
どうでしょうか?
不安は少しは拭えましたでしょうか?
許容摂取上限量についてよくお調べになりましたね。
先ず前提として、フッ素の単位であるppmとは我々がよく使用する単位に直すと0.0001%になります。
その為、9000ppmは0.9%となります。
1回の歯磨き粉使用量が1〜2g程度と言われていますので、その中の0.9%がフッ素となります。
その為、0.0009〜0.0018gがその中に入っていることとなります。
さて、お書きになっている許容摂取上限量の単位はmgですのでそちらに直したいと思います。
1g=1000mgなので、歯磨き一回につき口の中に含まれるフッ素は0.9〜1.8mgとなります。
実際に口の中の歯磨剤を全て飲むのは困難で、余剰分は吐き出していることを考えると、口の中に残るフッ素量は0.1mgも無い程度でしょう。
そしてお書きになっているフッ素症などの慢性の副作用は、数か月以上の長期投与を行った場合に生じます。
例えば9000ppmのフッ素を毎回のブラッシング時に常用しているという事であれば、確かに明らかに超えていますが、「3か月に1度程度」という事であれば全く問題はないかと思いますよ。
高濃度フッ素で注意すべき問題は「慢性の副作用」ではなく、「急性の副作用」となりますが、それもまたオーバーするのは至難の業となります。
それこそチューブ一本まるまるを一気飲みするとかですかね。
どうでしょうか?
不安は少しは拭えましたでしょうか?
相談者からの返信
相談者:
ニカさん
返信日時:2017-09-16 16:38:42
回答2
坂寄歯科医院(茨城県取手市藤代)の三木です。
回答日時:2017-09-16 17:12:57
>、9000ppmのチューブに入っているフッ素のことと、理解して良いでしょうか。
失礼しました。
説明が不足しておりました。
書かれている通り、9000ppmのチューブ入りのフッ素の事です。
>3ヶ月に1度のフッ素では、含まれるフッ素は、0.9〜1.8mgだから、3ヶ月に1度位なら大丈夫ですよ。と、いう意味でしょうか。
>余分な分は、吐き出していれば、0.1mgもない程度。と、いう解釈で大丈夫でしょうか?
その通りです。
例え全て飲んでいたとしても、問題にはならない程度の量であるとお考え下さい。
>かかりつけ医院では、吐き出してなく、子どもはそのまま飲み込んでいます。
基本的にフッ素は嗽が出来る=唾を吐きだせる子に用いると記憶しております。
その為、1歳ころからの使用は少し早い様に思いますが、上で書いている通り、問題はないかと思いますよ。
失礼しました。
説明が不足しておりました。
書かれている通り、9000ppmのチューブ入りのフッ素の事です。
>3ヶ月に1度のフッ素では、含まれるフッ素は、0.9〜1.8mgだから、3ヶ月に1度位なら大丈夫ですよ。と、いう意味でしょうか。
>余分な分は、吐き出していれば、0.1mgもない程度。と、いう解釈で大丈夫でしょうか?
その通りです。
例え全て飲んでいたとしても、問題にはならない程度の量であるとお考え下さい。
>かかりつけ医院では、吐き出してなく、子どもはそのまま飲み込んでいます。
基本的にフッ素は嗽が出来る=唾を吐きだせる子に用いると記憶しております。
その為、1歳ころからの使用は少し早い様に思いますが、上で書いている通り、問題はないかと思いますよ。
相談者からの返信
相談者:
ニカさん
返信日時:2017-09-16 18:39:28
タイトル | 1歳からフッ素予防、高濃度フッ素9000ppmの疑問 |
---|---|
質問者 | ニカさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 39歳 |
性別 | 女性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
フッ素 子供の虫歯予防 |
回答者 |
|
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。