歯列矯正中、虫歯になりやすい人の虫歯予防(ミラノールなど)について

相談者: Nana_さん (25歳:女性)
投稿日時:2017-09-26 21:34:57
虫歯になりやすい人の予防法について

20代ですが、大変恥ずかしながら虫歯(治療済み)が複数あります。
ほとんどが歯と歯の間にできていて、そのため多くが大きく削った上でのインレーです。

診て頂いた医師の方には、

唾液の質が悪いんだと思う」
「どうしようもない」

と言われました。

そんな中、現在矯正中でハイリスクなこともあり食後すぐの歯磨きを徹底し、ソニッケアー・ワンタフト・ワイヤーの下磨き用に歯間ブラシフロスを使っていたのですが、つい先ほど白濁した部分を見つけてしまいました。

歯の間が白濁しており、位置的にあまりよく見えないのですが、その一部が黒くなっており虫歯のようで大変ショックです。

なってしまったものは仕方ないので明日朝にでも歯科の予約を取ろうと思うのですが、「虫歯になりやすい人」でもできる対策はあるのでしょうか?

正直、虫歯になったことそれ自体よりも、
「これだけやっていたのにまた虫歯になってしまった」
「しかもまた歯の間」
「次に虫歯になってもまた歯の間だったら、今度は気付けず進行してしまうかもしれない(今回下の歯の見やすい位置でした)」
というのがとてもショックでした。

またミラノールは、お願いすればどこの歯科でも取り寄せて頂ける、一般的なものなのでしょうか?

一度矯正前に虫歯が怖く、対策について調べた際に存在を知ったのですが入手の困難さから使わなかったことを大変後悔しています。

現在しているのは、
・食後すぐの歯磨き
歯ブラシのほかワンタフト、歯間ブラシを使用
・最低でも二日に一度のフロス
歯磨き粉は1450ppmのフッ素配合
・三ヶ月に一度の定期健診
です。

最後にかかりつけの歯科に定期健診へ行ったのは先月末でした。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2017-09-27 08:35:55
ご相談ありがとうございます。

ミラノールは、お願いすればどこの歯科でも取り寄せて頂ける、一般的なものなのでしょうか?

その通りです。


>「虫歯になりやすい人」でもできる対策はあるのでしょうか?

あります。
もう虫歯から解放されます。


>現在しているのは、

自己診断に基づく、世間でありふれた民間療法です。

本当の予防医療を受けましょう。

それはなぜくりかえし虫歯になるのか、という原因から検査・診断する方法です。
原因から変えれば健康に戻せます。

虫歯も病気です。
しょっちゅう病気をくりかえす、って異常です。

きっと変われます。
きちんと予防しましょう。

1人の専門家がこの回答を支持しています  
回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2017-09-27 09:08:53
Nana_ さんこんにちは。

虫歯になりやすい人の予防法について知りたいのですね。

虫歯(治療済み)が複数あり、ほとんどが歯と歯の間にできていて、そのため多くが大きく削った上でのインレー治療をされているのですね。

最近では歯磨きの問題よりもコンタクトカリエスは(歯と歯の間)クラックが入りそこから虫歯になることも分かってきており、力のコントロールも大事だと個人的には思っています。

もちろん唾液の質もありますが、間食やドリンクによる糖分の摂取も問題になると思います。

現在矯正中でハイリスクなこともあり食後すぐの歯磨きを徹底し、ソニッケアー・ワンタフト・ワイヤーの下磨き用に歯間ブラシフロスを使っていたのですが、つい先ほど白濁した部分を見つけてしまいショックなのですね。

よく頑張って歯磨きをしているようですので、このままそれは続けていくと良いでしょうね。

現在虫歯に有効なのはフッ素ですから、歯磨き粉は1450ppmのフッ素配合はいいですね。
またミネラル入りの歯磨き粉であれば、白濁した初期虫歯は改善されやすいですね。

またミラノールの方が歯磨き粉よりも効果はあると思います。
薬事法の問題で、歯科医院で説明を受けて購入するか処方されないと手に入れることは無理です。

参考までに。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Nana_さん
返信日時:2017-09-30 16:53:00
>さがら先生

ご回答ありがとうございます。
ミラノールの件、勉強になりました。
さっそくかかりつけ医にお願いしてみようと思います。

ところで、さがら先生の仰る「本当の予防治療」「なぜ繰り返し虫歯になるのかという原因から検査・診断する方法」とは具体的にはどのようなものなのでしょうか。

先生の病院では虫歯治療の際に「まったく、削ったり、抜いたりは致しません。」とのことで大変興味深く思っております。
本当ならば先生のクリニックへ伺えれば一番いいのかと思いますが、生憎遠方のため難しい状況です。

現状では原因としてフロス不使用・唾液の質・間食の可能性を指摘され、対策として間食をしない・食後すぐの歯磨きを徹底する・フッ素濃度の高い歯磨き粉の使用・フロスを勧められているのみです。
(補足になりますが、虫歯はどれもその重要性を知らず、フロスをほとんど使用していなかった頃にできたものです)

「本当の予防治療」なるものを受けられる医院を探す手掛かりに、「原因の検査・診断」とは具体的にそれがどのようなものか教えて頂ければ幸いです。

あちこちの医院に問い合わせて、「そちらで”本当の予防治療”が受けられますか」と聞くわけにもいきませんので…。
相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Nana_さん
返信日時:2017-09-30 17:07:00
>加藤先生

ご回答ありがとうございます。

力の加減、ですか。勉強になります。
少し噛む力が強い(歯ぎしりには至っていなくても食いしばりがあるのではないか)ということは指摘されており、矯正が終わった後にマウスピースを使用することを検討してはと言われています。

ただ現在はまだブラケットがついた状態でどうしようもないので、将来リテーナーを作る際はマウスピース型(ものによって多少ナイトガード的効果もあるようなので)を希望しようかと思っています。

矯正器具のため歯磨きに時間がかかるので間食・飴などは現在控えており、飲み物も無糖のお茶か水のみにしています。

ミネラル入りの歯磨き粉については初めて知りました。
今までは歯磨きの後たまにMIペーストを使っていたのですが、歯磨き粉についても少し調べつつ、ミラノールの取り寄せをかかりつけ医にお願いしてみようかと思います。
回答 回答3
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-10-01 12:17:13
こんにちは。

隣接面虫歯は、フロスの習慣化の有無によってなりやすさがまったく異なってくるでしょう。

唾液の自浄作用も効気にくい部位ですし、フロスをする習慣を歯が生えた頃から身につけていたか?いなかったか?で、まったく異なってくるでしょう。

ハブラシの毛先だって隣接面には入りこみませんからね。

人間は習慣を変えるばあいは非常にストレスを感じることになりますが、一旦習慣化に成功すればストレスを感じる必要がなくなります。

習慣を変えるための指導(気づきや反省や納得がないうちに指導をうけ評価されると大変なストレスになるので多くの方は指導をされ続けると歯科から足が遠のくでしょう)を根気よくおこなってくれる歯科医院は少ないでしょう。

フロスを習慣化できない方や、本来は習慣化に適した時期である幼少期の習慣化獲得に失敗している人に対しては、虫歯に2度とならないように修復物で修復しておくということをおこなったほうが好まれる場合があります。


ですから担当の先生は後者をされたわけでしょう。
ストレスは一時的ですんでいませんか?

>「これだけやっていたのにまた虫歯になってしまった」
>「しかもまた歯の間」

これは現在矯正治療中ということのようですから、歯が動いたことによって慢性に進行していた隣接面虫歯が、一般の方にも発見できる位置になったのを発見されたのだと思います。

歯並び矯正され、咬合のバランスをよくし掃除もしやすくなり更に予防法もみにつけられたならば、新たな虫歯の罹患率は低減するはずです。

なってしまっていた虫歯は修復してもらい、上手に清掃をおこなうようになられると、これからの長い人生にとってプラスに働くものと思われます。


ミラノールは矯正治中によく薦められるものだと思います。
担当医に問い合わせてみてください。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: Nana_さん
返信日時:2017-10-02 16:36:28
>船橋先生

ご回答ありがとうございます。

歯の間の虫歯フロスをしていない頃に出来(ある時久々に歯科医院に行くと複数の歯間虫歯を指摘され一気に治療しました)、その際に正しいブラッシングの仕方などと共にフロスを勧められました。

それ以来フロスを使用しており、その後矯正を始めてから更に虫歯対策に気を配るようになりました。
虫歯らしきものができたのは、前記の複数箇所治療以後これが初めてです。


>「人間は習慣を変えるばあいは非常にストレスを感じることになりますが、一旦習慣化に成功すればストレスを感じる必要がなくなります。
>習慣を変えるための指導(気づきや反省や納得がないうちに指導をうけ評価されると大変なストレスになるので多くの方は指導をされ続けると歯科から足が遠のくでしょう)を根気よくおこなってくれる歯科医院は少ないでしょう。
>フロスを習慣化できない方や、本来は習慣化に適した時期である幼少期の習慣化獲得に失敗している人に対しては、虫歯に2度とならないように修復物で修復しておくということをおこなったほうが好まれる場合があります。

>ですから担当の先生は後者をされたわけでしょう。
>ストレスは一時的ですんでいませんか?」

という部分の正確な意味を把握しかねますが、「フロスを使用することに対し現在ストレスを感じていないか?」とお尋ね、ということでよろしいでしょうか?

それでしたら全く感じておりません。

また、「修復物で修復しておくということをおこなったほうが」と仰っていますが、再石灰化で治る見込みのある初期虫歯以外でも、「修復物で修復しておく」以外の治療方法がありうるということでしょうか?

虫歯の基本治療は初期でない限り、「削る(削った後、修復物で修復)」しかないと思っていたのですが…。

ミラノールは、上記虫歯らしきものを明日見ていただく際にお願いしてみようかと思います。



タイトル 歯列矯正中、虫歯になりやすい人の虫歯予防(ミラノールなど)について
質問者 Nana_さん
地域 非公開
年齢 25歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 虫歯予防
歯磨きに関する疑問
予防関連
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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