矯正終了後の歯肉退縮について

相談者: はしぞうさん (37歳:女性)
投稿日時:2017-11-08 11:45:45
いつも丁寧なご回答をいただきありがとうございます。
このたび、矯正後の歯肉退縮についてご意見をいただきたく投稿いたしました。

29歳(7年前)から矯正を始め、昨年7月に矯正の全工程を終了いたしました。
今は、先生からの指示のもとリテーナーの装着もしていません。

リテーナーを完全にやめた頃から(おそらく1年ほど前)、右下奥歯の奥から二番目と三番目の歯の歯茎(ほっぺた側)が少しづつ下がっているようです。

歯の根元に、矯正前の歯茎の後と思われる薄い茶色い線があり、それより【3mm】ほど下がっています。


現在は矯正歯科ではなく、かかりつけの歯科医に3ヶ月おきに検診に行っており、そこで「該当の歯は比較的噛み合わせ時の負担が大きいのでは」との見解をいただき、経過観察をしています。

外からは見えにくい場所ですので、機能的に問題が生じなければよいとは思うのですが、このままどんどん下がり続けて、歯の根元の露出が極端に大きくなったり、歯が抜けてしまうことを恐れています。

つきましては、以下2点についてご意見をいただけますと幸いです。


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@仮に、噛み合わせ時に該当の歯に負担がかかることによって歯肉が下がっていた場合、このままどんどん下がり続ける(歯根が露出するまで)可能性があるのか。

A歯茎が下がり続けて歯根が露出してしまった場合でも、歯周病がなく機能的に問題なければ、放置していてよいのか。
-----------

なお、定期検診では歯周病の診断はありませんでした。


お忙しいところ大変申し訳ございません。
何卒よろしくお願いいたします。


回答 回答1
  • 回答者
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-11-08 11:59:35
こんにちは。

成人矯正では歯槽骨内で歯を動かすことをおこなうのですが、どうしても骨と歯の位置が理想的な位置に収まりきらない場合があると思います。

また、歯と歯槽に掛かる力のバランスも変化しますから周囲の組織にも変化が起こることはよくあります。
矯正治療前と後で歯茎の位置が変化するのはそういった理由が多いと思います。

矯正後の位置を維持するためにかみ合わせのチェックやマウスピースタイプのリテーナーナイトガードの役目も果たします)の使用や歯周病にならないように日頃のお手入れをちゃんとされるのがよいと思います。

かみ合わせの負担が大きいという場合、安静空隙がちゃんと維持できているのか?普段何かと歯が当たっていないか?なども気をつけられるとよいと思います。

TCHという歯を当ててしまう癖があれば改善法についても調べてみるとよいかもしれませんね。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: はしぞうさん
返信日時:2017-11-08 16:45:50
Dr. ふなちゃん

お忙しい中早々にご回答いただき誠にありがとうございます。

矯正後に歯茎の変化が生じるのはよくあることなのですね。

矯正をしたことで、せっかく歯並びがきれいになったのに別の不安が出てきていまい、矯正をして本当によかったのか悶々としていましたが、まずはご助言いただいたとおり、

噛み合わせのチェックをする
歯周病にならないよう気をつける
・くいしばりや、普段から歯が当たっていないか意識して気をつける

等、今できることをやっていくように致します。

ありがとうございました。



タイトル 矯正終了後の歯肉退縮について
質問者 はしぞうさん
地域 東京都下
年齢 37歳
性別 女性
職業 パート・アルバイト
カテゴリ 歯列矯正(矯正歯科)その他
矯正関連
歯茎が下がった(歯肉退縮)
回答者




  • 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
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