左下6番、セラミックインレー装着後の噛み合わせの調整について
相談者:
てるきさん (34歳:男性)
投稿日時:2017-11-30 00:15:21
先日、左下6番の銀歯をセラミックインレーに換えに歯科に行きました。
今は、銀歯を取り、仮歯の状態です。
仮歯の状態で、噛み合わせが少し高いような気がして、気になるのですが、あと数日もすれば、セラミックインレーに交換するので、まあいいや、と思っています。
しかし、セラミックインレーを装着後に、噛み合わせが気になった場合、どう対応してもらえば、いいのでしょうか?
とりあえず、様子見なのか、それとも、その場で、言えばいいのでしょうか。
その場で削った場合、せっかく型取りしたセラミックインレーを削ってしまっても大丈夫なのでしょうか?
削った事による、セラミックインレーの耐久性や、表面のザラザラ感などが気になります。
レジン充填などのダイレクトボンディングの場合は、削って調整するのが普通なのかなと思うのですが、
型取りした詰め物は、あとから、削って調整というのは一般的なものなのでしょうか?
ご回答よろしくお願い致します。
今は、銀歯を取り、仮歯の状態です。
仮歯の状態で、噛み合わせが少し高いような気がして、気になるのですが、あと数日もすれば、セラミックインレーに交換するので、まあいいや、と思っています。
しかし、セラミックインレーを装着後に、噛み合わせが気になった場合、どう対応してもらえば、いいのでしょうか?
とりあえず、様子見なのか、それとも、その場で、言えばいいのでしょうか。
その場で削った場合、せっかく型取りしたセラミックインレーを削ってしまっても大丈夫なのでしょうか?
削った事による、セラミックインレーの耐久性や、表面のザラザラ感などが気になります。
レジン充填などのダイレクトボンディングの場合は、削って調整するのが普通なのかなと思うのですが、
型取りした詰め物は、あとから、削って調整というのは一般的なものなのでしょうか?
ご回答よろしくお願い致します。
回答1
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-11-30 00:54:36
こんにちは。
セラミックインレーは割れやすいので、いったん装着後噛み合わせを調整して研磨摺る場合もあるでしょうし、対合の歯で調整する場合もあるでしょう。
ケースバイケースでしょう。
セラミックにもいろいろな種類があるのですが、研磨が効果的に行えるものもあります。
噛み合わせが高いと、割れるか歯が痛むのでちゃんと、その場で指示の通り咬んで不都合が生じないように調整してもらう必用があるでしょう。
セラミックインレーは割れやすいので、いったん装着後噛み合わせを調整して研磨摺る場合もあるでしょうし、対合の歯で調整する場合もあるでしょう。
ケースバイケースでしょう。
セラミックにもいろいろな種類があるのですが、研磨が効果的に行えるものもあります。
噛み合わせが高いと、割れるか歯が痛むのでちゃんと、その場で指示の通り咬んで不都合が生じないように調整してもらう必用があるでしょう。
回答2
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2017-11-30 09:46:19
ご相談ありがとうございます。
>セラミックインレーを装着後に、噛み合わせが気になった場合、どう対応してもらえば、いいのでしょうか?
治療のステップを一段か二段戻ることが最善です。
咬合を精確にすることは歯と身体を壊さない予防になるからです
そもそも噛み合わせに関係する部分の治療であれば、単なる虫歯の穴埋め治療ではなくて、補綴治療と言って咬合の検査・診断が必要だからです。
>その場で削った場合、せっかく型取りしたセラミックインレーを削ってしまっても大丈夫なのでしょうか?
できればしないほうが精確な治療ができます。
なぜならば型取りしたのは、口の外で精密に作るためだからです。
口の中は暗くて狭く、頬や舌や唾液が押し寄せ、またインレーを支える歯がすぐ接して存在するわけで、そこを傷つけないようにも用心しなければならない大変な作業となるからです。
さらにセラミックインレーの素材はいろいろありますが、丈夫なものほど削ること自体がなかなか削れずとても大変です。
そんな強く削ることに夢中になっていては、ちょうどよく精確に削ることはこれまた名人芸が必要になります。
>削った事による、セラミックインレーの耐久性や、表面のザラザラ感などが気になります。
口の中ではその点は性能が落ちてしまいます。
>レジン充填などのダイレクトボンディングの場合は、削って調整するのが普通なのかなと思うのですが、
ダイレクト・コンポジット・レジンの場合は、もともと咬合と関係ない部分の治療が原則の虫歯治療ですから、口の中で目分量で削ることは構いません。
>型取りした詰め物は、あとから、削って調整というのは一般的なものなのでしょうか?
巷ではよく行われています。
>セラミックインレーを装着後に、噛み合わせが気になった場合、どう対応してもらえば、いいのでしょうか?
治療のステップを一段か二段戻ることが最善です。
咬合を精確にすることは歯と身体を壊さない予防になるからです
そもそも噛み合わせに関係する部分の治療であれば、単なる虫歯の穴埋め治療ではなくて、補綴治療と言って咬合の検査・診断が必要だからです。
>その場で削った場合、せっかく型取りしたセラミックインレーを削ってしまっても大丈夫なのでしょうか?
できればしないほうが精確な治療ができます。
なぜならば型取りしたのは、口の外で精密に作るためだからです。
口の中は暗くて狭く、頬や舌や唾液が押し寄せ、またインレーを支える歯がすぐ接して存在するわけで、そこを傷つけないようにも用心しなければならない大変な作業となるからです。
さらにセラミックインレーの素材はいろいろありますが、丈夫なものほど削ること自体がなかなか削れずとても大変です。
そんな強く削ることに夢中になっていては、ちょうどよく精確に削ることはこれまた名人芸が必要になります。
>削った事による、セラミックインレーの耐久性や、表面のザラザラ感などが気になります。
口の中ではその点は性能が落ちてしまいます。
>レジン充填などのダイレクトボンディングの場合は、削って調整するのが普通なのかなと思うのですが、
ダイレクト・コンポジット・レジンの場合は、もともと咬合と関係ない部分の治療が原則の虫歯治療ですから、口の中で目分量で削ることは構いません。
>型取りした詰め物は、あとから、削って調整というのは一般的なものなのでしょうか?
巷ではよく行われています。
回答3
船橋歯科医院(岡山市北区)の船橋です。
回答日時:2017-11-30 10:18:22
さがら先生のお書きになっている治療は最上の治療ですから、普通の歯科医院で同じことを求めることが出来るかどうかは運次第でしょうか。
通常はお口の外で精密な咬合を作り込んで、それを上手くセットするためには運動路を再現するなど技工上手間隙が必要ですから、高額な治療と技工代が上乗せされるのではないかと思います。
噛ませない当てないように作られてしまうとまた問題でしょうし、並みの治療費設定でセラミックを上手く行ってもえらおうとすると、セット時の調整がセットになることがよく行われていると思います。
(金属でも同じです)
治療にはグレードがありますから、グレードの高い治療を受けたければそれ相応の費用負担が必要でしょう。
仮のもので高いならば期待薄ではないかと思います。
通常はお口の外で精密な咬合を作り込んで、それを上手くセットするためには運動路を再現するなど技工上手間隙が必要ですから、高額な治療と技工代が上乗せされるのではないかと思います。
噛ませない当てないように作られてしまうとまた問題でしょうし、並みの治療費設定でセラミックを上手く行ってもえらおうとすると、セット時の調整がセットになることがよく行われていると思います。
(金属でも同じです)
治療にはグレードがありますから、グレードの高い治療を受けたければそれ相応の費用負担が必要でしょう。
仮のもので高いならば期待薄ではないかと思います。
相談者からの返信
相談者:
てるきさん
返信日時:2017-12-02 06:02:43
Dr.ふなちゃん先生、さがら先生、ご回答有り難うございます。
セラミックインレーをセットした時に噛んでみて、違和感がが無い場合はそのままで、違和感があるなら、
「なんか歯と歯があたる感じがします。。」
「とりあえず、このまま様子を見た方がいいですか。」
等を、先生にそれとなく言ってみようと思います。
セラミックインレーをセットした時に噛んでみて、違和感がが無い場合はそのままで、違和感があるなら、
「なんか歯と歯があたる感じがします。。」
「とりあえず、このまま様子を見た方がいいですか。」
等を、先生にそれとなく言ってみようと思います。
回答4
国際ビル歯科(千代田区丸ノ内)のさがらです。
回答日時:2017-12-02 08:26:05
ご返信ありがとうございます。
歯の治療とは目的が二つあります。
痛みや違和感を止めたり、穴を埋める治療と、それは当然するとして大事なことはその治療を通じて歯を残すためという治療の二つです。
前者には大きなメリットがあります。
今は、早く・簡単に・楽して・安く、終われることです。
何しろ将来のことは考えなくて良いからです。
後者は、とても安心できますが、治療はとてもとても面倒です。
目標は自然で健康な歯です。
しかし、それは精密で完璧にできている、何十億年もの進化の末の完成形であるため、人工的に限りなく近づける努力はできますけれど、100%再現することは絶対に不可能だからです。
一生はとても長い年月です。
でも一生歯を残すことは可能です。
しかし、とても周到な準備と精密な治療が必要で時間も回数も期間もかかり、超大変です。
前者の選択にはその目的があるのかないのかよく考えましょう。
歯の治療とは目的が二つあります。
痛みや違和感を止めたり、穴を埋める治療と、それは当然するとして大事なことはその治療を通じて歯を残すためという治療の二つです。
前者には大きなメリットがあります。
今は、早く・簡単に・楽して・安く、終われることです。
何しろ将来のことは考えなくて良いからです。
後者は、とても安心できますが、治療はとてもとても面倒です。
目標は自然で健康な歯です。
しかし、それは精密で完璧にできている、何十億年もの進化の末の完成形であるため、人工的に限りなく近づける努力はできますけれど、100%再現することは絶対に不可能だからです。
一生はとても長い年月です。
でも一生歯を残すことは可能です。
しかし、とても周到な準備と精密な治療が必要で時間も回数も期間もかかり、超大変です。
前者の選択にはその目的があるのかないのかよく考えましょう。
相談者からの返信
相談者:
てるきさん
返信日時:2017-12-03 09:48:28
さがら先生、ご回答有り難うございます。
仰ってる事が理解できませんでしたが、アドバイス有り難うございました。
仰ってる事が理解できませんでしたが、アドバイス有り難うございました。
タイトル | 左下6番、セラミックインレー装着後の噛み合わせの調整について |
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質問者 | てるきさん |
地域 | 非公開 |
年齢 | 34歳 |
性別 | 男性 |
職業 | 非公開 |
カテゴリ |
セラミックインレー(陶器の詰め物) 噛み合わせに関するトラブル |
回答者 |
- 上記書き込みの内容は、回答当時のものです。
- 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
- 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。