右上7番抜歯後のブリッジについて

相談者: ばらくまさん (62歳:女性)
投稿日時:2018-09-12 20:53:13
右上6番の歯が根が割れているということで3年ぐらい前に抜歯しました。

5番の歯も神経がありません。
歯周病がひどいらしく、4年ぐらい通って、歯肉の移植もしましたが、あまり改善されないようです。

1年前に保険適応ではない、セラミックの歯でブリッジをかぶせました。


ところが7番目の歯肉がはれてきて、痛くなりました。
この歯には長いあいだ歯茎炎症に悩まされてきたので、セラミックの歯はもったいないけれど、抜歯しようと、セラミックのかぶせものを外してもらったことろ、簡単に外れて、装着するときにきちんとはまっていなかったので、浮き上がって歯肉に炎症をおこしたのでは?
7番目の歯はぐらつきもなく、もったいないので、残した方がよいといわれました。

その場合はブリッジをまた作り直すとのことです。
いれたブリッジが高額なため、また作りなおすのはもったいなく。


7番目の歯だけ、抜歯して、6番目ブリッジの真ん中部分を残してもらっても差し支えないのではと思うのですが、他の先生のご意見も聞きたいです。

ちなみに、ブリッジを装着した医師と、今回の医師は別の医師です。
歯周ポケットは5〜6mということでした。


回答 回答1
  • 回答者
回答日時:2018-09-13 07:47:31
歯周ポケットは5〜6mmということでした

基本的なことになりますが、修復物をどうするか云々よりも、まずは、歯周病に対し徹底的に対峙することを勧めます。

文面を読む限り、説明か理解、或いは、双方が不足しているように思います。

現状のまま修復を進めてたとしても、良い経過は得られないように思えます。


>7番目の歯だけ、抜歯して、6番目ブリッジの真ん中部分を残してもらっても差し支えないのではと思うのです

早期に5番も失うことになりかねません。

回答 回答2
  • 回答者
回答日時:2018-09-13 08:27:46
ご相談ありがとうございます。

>簡単に外れて、装着するときにきちんとはまっていなかったので、浮き上がって歯肉炎症をおこしたのでは?

それは原因となりえます。
人工的に歯周病を起こされてしまったとも言えます。


>7番目の歯はぐらつきもなく、もったいないので、残した方がよいといわれました。

7番はこれからの人生に極めて重要な歯です。
健康のためには、残す意味が大きいと言われています。


>いれたブリッジが高額なため、また作りなおすのはもったいなく、

構いません。

健康よりも、お金やてまひまを節約したいという真逆の考えですが、巷ではよく聞くお考えだからです。


>7番目の歯だけ、抜歯して、6番目ブリッジの真ん中部分を残してもらっても差し支えないのではと思うのですが、

差し支えありません。

その選択のデメリットによって、いずれ近いうちに支えの5番も急速に失いますが、目先は簡単で楽ができる、というメリットがあるからです。


歯周ポケットは5〜6mということでした。

それは決して軽くない病態です。
もし歯を残すためには、きちんとした歯周病治療が必要です。


ちなみに、6番や7番がこれからなぜ大事なのかを説明しておきます。

現代では、人生100年時代になり、あらかじめこれからの生き様を考えるようになったからです。

奥歯は硬いものを噛める、咀嚼に役立ち、健康長寿につながるからです。
6番1本を失うだけで40%も咀嚼能率を減らしてしまいます。

それでも、今私なんでも美味しく食べてます、とか、今元気に楽しく生きています、という方たちもいらっしゃいます。
これからもそれが続くのでしょうか。

それでは咀嚼って、なぜ大事かというと、硬いものを、そしてこれが大事ですが、美味しく!噛める、ことによって、高齢期の問題を予防することができる、という幾つもの研究で証明され始めているからです。

それは、認知症、寝たきり、がん、長期入院、かさむ治療費、介護、早く老ける、などなどです。

柔らかい物を流し込んで食べていては、奥歯がない場合と同じで予防効果がないことも証明されているからです。


それほど高齢期の問題を予防するため大事な咀嚼です。

今年から咀嚼能力検査が、歯科保険に正式に採用されました。
グミやピーナッツを噛む検査だけでも健康状態がわかります。

奥歯で硬いものが噛めて、元気で楽しく暮らすためのお手伝いが歯科医院の仕事です。
よく相談しましょう。

相談者からの返信 相談者からの返信
相談者: ばらくまさん
返信日時:2018-09-13 23:38:47
小林先生、さがら先生回答ありがとうございました。


今回の歯は右側ですが、私は左の上7番の炎症にも長い間悩まされており、口蓋からの歯肉の移植も、フラップ手術もしましたが、歯茎の炎症がおさまらず、抜歯しました。

ちなみに、抜歯後はコーヌス義歯にしました。
右側もコーヌス義歯にするようにすすめられましたが、私が保険外ブリッジを希望したために、ブリッジにしていただきました。

左側の7番を抜歯したら、悩まされていた肩こりがなくなったので、長い間、右側の非定型顔面痛にも悩ませれているので、右側上7番も抜歯したら、それが治るのかなと思ったのでした。

さがら先生の回答でかむことの大切さがわかりました。


右上7番の歯周病はいろいろやったので、これ以上改善するのは無理というようなことをいわれて、他にも5〜6mの歯周病があるらしいです。

もう一度、私の歯周病について先生によく聞いてみたいと思います



タイトル 右上7番抜歯後のブリッジについて
質問者 ばらくまさん
地域 非公開
年齢 62歳
性別 女性
職業 非公開
カテゴリ 抜歯:7番(第二大臼歯)
ブリッジ治療法
歯周病その他
回答者




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  • 歯科医療は日々発展しますので、回答者の考え方が変わることもあります。
  • 保険改正により、保険制度や保険点数が変わっていることもありますのでご注意ください。

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